「困った先住民」「20Good」
良質:9票トリック:9票物語:2票
あなたが新しくこのマンションに入居する方ですね?
ようこそいらっしゃいました。私がここの大家でございます。
早速ですがお部屋のご案内を・・・と行きたいところなのですが、実は今トラブルが発生していまして。
軽く掃除をしようとしたところ、いつの間にか人が勝手に住み着いていたんです。
何度も注意をしているんですが、ずっと無視され続けていまして。
電気や水道を止めてもまったく動じないので、もうどうすればいいのか困ってしまいまして・・・
いくらホームレスだとはいえ、さすがにこうも居座られると、近隣の住民が迷惑してしまいます。
代わりの部屋をご用意しようにも、人気のマンションですから空きが全然なくて・・・
ですので、あなたから勝手に住み着いている男「カメオ」に直接言って、どうにか追い出してくれませんか?
※話しかけられる相手は「カメオ」のみです。あらかじめご了承ください。
ようこそいらっしゃいました。私がここの大家でございます。
早速ですがお部屋のご案内を・・・と行きたいところなのですが、実は今トラブルが発生していまして。
軽く掃除をしようとしたところ、いつの間にか人が勝手に住み着いていたんです。
何度も注意をしているんですが、ずっと無視され続けていまして。
電気や水道を止めてもまったく動じないので、もうどうすればいいのか困ってしまいまして・・・
いくらホームレスだとはいえ、さすがにこうも居座られると、近隣の住民が迷惑してしまいます。
代わりの部屋をご用意しようにも、人気のマンションですから空きが全然なくて・・・
ですので、あなたから勝手に住み着いている男「カメオ」に直接言って、どうにか追い出してくれませんか?
※話しかけられる相手は「カメオ」のみです。あらかじめご了承ください。
19年11月11日 19:00
【亀夫君問題】 [とろたく(記憶喪失)]
【亀夫君問題】 [とろたく(記憶喪失)]

ゆる~く亀夫君です。
解説を見る
ああ、本当にありがとうございます!
なにぶんここは【幽霊しか住めないマンション】ですので、生きている人間がいらっしゃると近隣の住民が怖がって【ポルターガイスト】を起こしてしまうんですよ。
ですので直接ちゃんと話したかったんですけど、どうも幽霊は見えない上に信じない類の人間で、とても困っていたんです。
【死んだばかりのあなた】でしたら、まだあの人には"{見える}"し【壁をすり抜けて】幽霊であることも証明できるんじゃないかと思いましたが・・・いやはや、なんとお礼を言ったらいいのか。
そうだ、せっかくの1000人目のお客様ですし、今月の家賃は無料にさせていただきます。
いえいえ、これぐらい、生きているときの苦しみに比べれば屁でもございません。
{死亡証明書}はお持ちですか? ――はい、ご提示ありがとうございます。
それでは、ようこそ――{ホーンテッドマンション}へ。
住民全員が、あなたを歓迎いたします!
なにぶんここは【幽霊しか住めないマンション】ですので、生きている人間がいらっしゃると近隣の住民が怖がって【ポルターガイスト】を起こしてしまうんですよ。
ですので直接ちゃんと話したかったんですけど、どうも幽霊は見えない上に信じない類の人間で、とても困っていたんです。
【死んだばかりのあなた】でしたら、まだあの人には"{見える}"し【壁をすり抜けて】幽霊であることも証明できるんじゃないかと思いましたが・・・いやはや、なんとお礼を言ったらいいのか。
そうだ、せっかくの1000人目のお客様ですし、今月の家賃は無料にさせていただきます。
いえいえ、これぐらい、生きているときの苦しみに比べれば屁でもございません。
{死亡証明書}はお持ちですか? ――はい、ご提示ありがとうございます。
それでは、ようこそ――{ホーンテッドマンション}へ。
住民全員が、あなたを歓迎いたします!
「まほうのホットケーキ」「20Good」
良質:9票トリック:8票物語:3票
ある日、ふじいちゃんは迷子になっちゃった。
知らない公園に辿り着いたふじいちゃんはしばらく泣いていたんだけど、やがて泣きやむとリュックに入っていたおやつのホットケーキを取りだした。
ホットケーキでおうちの方向が分かるんじゃないか?って思ったんだって。
結局ふじいちゃんは、ママが迎えにくるまでその公園を離れることはなかったらしいんだけど……。
あれ?じゃあ、ふじいちゃんはどうやっておうちの方向を探ろうと思ったんだろう?
知らない公園に辿り着いたふじいちゃんはしばらく泣いていたんだけど、やがて泣きやむとリュックに入っていたおやつのホットケーキを取りだした。
ホットケーキでおうちの方向が分かるんじゃないか?って思ったんだって。
結局ふじいちゃんは、ママが迎えにくるまでその公園を離れることはなかったらしいんだけど……。
あれ?じゃあ、ふじいちゃんはどうやっておうちの方向を探ろうと思ったんだろう?
20年01月25日 21:46
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]

今日、ほとけきの日らしい。
解説を見る
【解説】
まいごのまいごのふじいちゃん。
ひとりで歩いてたら、見たこともない公園にたどり着いた。
ここはどこ?って、さびしくて心細くてわんわん泣いた。でも、だれもいない。
ブランコをキィキィ揺らしながら、そろそろ涙も枯れはてるころ。
ふと、足元を行くありさんの行列に気がついた。
ふじいちゃんは思いついたように、リュックからおやつのホットケーキを取り出して、ちいさくちぎって足元にまいたの。
そして、しゃがみこんでじっと観察してたんだって。
ありさんがホットケーキをよいしょ、よいしょって運ぶ様子を目で追いながら、ありさんのおうちの場所を探ってたんだね。
そうやって夢中になってたら、聴き慣れたママの声。
ふじいちゃん、残りのホットケーキを投げ出してママの方に駆けていったよ。
ありさん、そんなにたくさん食べれないし、運べないってさ。
【要約解答】
ふじいちゃんが探ろうとしていたのは、ありさんのおうちの場所。
ホットケーキをちいさくちぎって、足元にまいたんだ。
そしたらそれをありさんが運ぶから、追いかけたらおうちの場所がわかると思ったよ。
まいごのまいごのふじいちゃん。
ひとりで歩いてたら、見たこともない公園にたどり着いた。
ここはどこ?って、さびしくて心細くてわんわん泣いた。でも、だれもいない。
ブランコをキィキィ揺らしながら、そろそろ涙も枯れはてるころ。
ふと、足元を行くありさんの行列に気がついた。
ふじいちゃんは思いついたように、リュックからおやつのホットケーキを取り出して、ちいさくちぎって足元にまいたの。
そして、しゃがみこんでじっと観察してたんだって。
ありさんがホットケーキをよいしょ、よいしょって運ぶ様子を目で追いながら、ありさんのおうちの場所を探ってたんだね。
そうやって夢中になってたら、聴き慣れたママの声。
ふじいちゃん、残りのホットケーキを投げ出してママの方に駆けていったよ。
ありさん、そんなにたくさん食べれないし、運べないってさ。
【要約解答】
ふじいちゃんが探ろうとしていたのは、ありさんのおうちの場所。
ホットケーキをちいさくちぎって、足元にまいたんだ。
そしたらそれをありさんが運ぶから、追いかけたらおうちの場所がわかると思ったよ。
「キビヤックレストラン」「20Good」
良質:6票トリック:6票納得感:8票
「お待たせしました。名物の鶏刺しです!」
店員が持って来た美味そうな鶏刺しを見て、男は吐き気を催した。
自分で注文したというのに、一体何故だろうか?
店員が持って来た美味そうな鶏刺しを見て、男は吐き気を催した。
自分で注文したというのに、一体何故だろうか?
20年04月04日 09:18
【ウミガメのスープ】 [ゴリリーマン]
【ウミガメのスープ】 [ゴリリーマン]
解説を見る
一人でちょっと高めの焼肉屋に来た男は、先ずはビールを注文し、カルビやハラミ、鶏ももやせせりなど適当に色々な肉を注文しつつ、名物の鶏刺しも美味そうだと思い一つ注文した。
待っている間男はトイレに行くため席を立ったが、席に戻ると肉が並んでいたので食べ始めた。
「楽しみにしてた鶏刺しはどれかな…お、これか。美味そうだ。醤油をつけて…うん、弾力があって美味い!」
しばらく食べていると、店員がやってきて
【「お待たせしました。名物の鶏刺しです!」】と言った。
(今店員が鳥刺しを持って来たってことは、今俺が食ってるこれは…【加熱用の鶏もも肉じゃねーか!!】)
男は吐き気を催した。
待っている間男はトイレに行くため席を立ったが、席に戻ると肉が並んでいたので食べ始めた。
「楽しみにしてた鶏刺しはどれかな…お、これか。美味そうだ。醤油をつけて…うん、弾力があって美味い!」
しばらく食べていると、店員がやってきて
【「お待たせしました。名物の鶏刺しです!」】と言った。
(今店員が鳥刺しを持って来たってことは、今俺が食ってるこれは…【加熱用の鶏もも肉じゃねーか!!】)
男は吐き気を催した。
「名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか?」「20Good」
良質:12票トリック:4票物語:1票納得感:3票
あるアパートで、殺人事件が発生した。
そのアパートの住人の1人であるカメオは、とても優秀な名探偵である。
事件が起きたのならば解決してみせようと決意したカメオは、アパートに住んでいる全ての住人を集めるように指示した。
そして、集まった住人を一目見たカメオは、なんと初対面であるウミオを犯人だと推理した!
ウミオが犯人であるという証拠は一切無かったというのに、カメオは何故ウミオを犯人だと考えたのだろうか?
そのアパートの住人の1人であるカメオは、とても優秀な名探偵である。
事件が起きたのならば解決してみせようと決意したカメオは、アパートに住んでいる全ての住人を集めるように指示した。
そして、集まった住人を一目見たカメオは、なんと初対面であるウミオを犯人だと推理した!
ウミオが犯人であるという証拠は一切無かったというのに、カメオは何故ウミオを犯人だと考えたのだろうか?
20年04月21日 20:00
【ウミガメのスープ】 [キャノー]
【ウミガメのスープ】 [キャノー]

SP:天童 魔子さん、「マクガフィン」さんです!お二人に感謝!4/22 2:00に終了です。
解説を見る
名探偵のカメオがアパートに引っ越してきてから、カメオの存在は直ぐにアパートに知れ渡った。
難事件の数々を解決してきたカメオが、同じアパートの住人になったのだから、住人は騒ぎ立てたくなるのだろう。
さて、そんなカメオは自分が名探偵であるという事、そして自分の名声や知名度に自信を持っていた。
だからこそ、「名探偵の自分がいるアパートで、殺人という愚行を犯す人は居ない」と考えていた。カメオの前では全ての隠し事が暴かれるからだ。
にも関わらず、「現実問題として殺人は起きた」。
だが、カメオはこの謎に見当が付いていた。そして住人達にこう指示したのだ。
「このアパートの住人を全員集めよ…」
そして、集まった住人達の顔を見ると、すぐに「初対面」のウミオが犯人であると推理した。
(このアパートに引っ越して十数日。私は、このアパートのほとんどの住人達と良い人間関係を築けていると思っている。
だが、今日全ての住人を集めて分かった事がある…ウミオ君とだけは顔を合わせた事が無い!
つまりだ、このアパートの住人の内、ウミオ君だけは、この名探偵カメオが住んでいる事を知らなかったのだ!
名探偵の私の近くで殺人を犯したのは、私の存在をそもそも知らなかったからだ!)
自分の名声に自信を持っているカメオだからこそ、出来た推理である。
難事件の数々を解決してきたカメオが、同じアパートの住人になったのだから、住人は騒ぎ立てたくなるのだろう。
さて、そんなカメオは自分が名探偵であるという事、そして自分の名声や知名度に自信を持っていた。
だからこそ、「名探偵の自分がいるアパートで、殺人という愚行を犯す人は居ない」と考えていた。カメオの前では全ての隠し事が暴かれるからだ。
にも関わらず、「現実問題として殺人は起きた」。
だが、カメオはこの謎に見当が付いていた。そして住人達にこう指示したのだ。
「このアパートの住人を全員集めよ…」
そして、集まった住人達の顔を見ると、すぐに「初対面」のウミオが犯人であると推理した。
(このアパートに引っ越して十数日。私は、このアパートのほとんどの住人達と良い人間関係を築けていると思っている。
だが、今日全ての住人を集めて分かった事がある…ウミオ君とだけは顔を合わせた事が無い!
つまりだ、このアパートの住人の内、ウミオ君だけは、この名探偵カメオが住んでいる事を知らなかったのだ!
名探偵の私の近くで殺人を犯したのは、私の存在をそもそも知らなかったからだ!)
自分の名声に自信を持っているカメオだからこそ、出来た推理である。
「アルテミスの紅涙」「20Good」
良質:9票物語:5票納得感:6票
二児の母である五十嵐詩織は、内気な性格である長女の美月が初めて自宅に連れて来た、クラスメイトの池崎みゆきを歓迎した。
挨拶もそこそこに二人が美月の自室に入ったのを確認すると、詩織は堪えていた涙を流しはじめた。
詩織の次女(=美月の妹)の名前は何か?
※最終解答は漢字表記でお願いします。
※出題者として積極的には推奨しませんが、名前の構成要素を総当たり的に特定しようしても構いません。
(この場合、[良い質問]マークは付けません。)
※ヒントを希望される場合は質問欄でお伝えください。
挨拶もそこそこに二人が美月の自室に入ったのを確認すると、詩織は堪えていた涙を流しはじめた。
詩織の次女(=美月の妹)の名前は何か?
※最終解答は漢字表記でお願いします。
※出題者として積極的には推奨しませんが、名前の構成要素を総当たり的に特定しようしても構いません。
(この場合、[良い質問]マークは付けません。)
※ヒントを希望される場合は質問欄でお伝えください。
21年06月05日 19:04
【20の扉】 [炎帝]
【20の扉】 [炎帝]

6/8(火) 20:00までの出題を予定しています。
解説を見る
答: 美花
初冬。詩織が初めて授かった命は、生まれてくる前に散ってしまった。
悲しみを乗り越えるために、詩織はその子に「美雪(みゆき)」と名付けて水子供養をしていた。
その後、二人の子宝に恵まれた詩織は、二人の娘にそれぞれ「美月」「美花」と名付けた。
「美雪はこの世に生まれてくることができなかったが、それでも美月と美花のお姉ちゃんなのだ」という想いを、{雪月花}に託したものだった。
月日は流れ、十数年後のとある朝。
「ねぇお母さん。今日、友達を家に連れてきてもいい?」
美月からそんな申し出を受けた詩織は驚いた。美月は内気な性格で、今まで友達を家に呼んだことなんてなかったからだ。
「池崎さんって言うんだけど、その子も本好きなんだ。だから、私の本棚を見せてほしいって・・・」
たどたどしく話す美月の顔は、しかしとても嬉しそうだったので、詩織も快諾した。
その日の午後、美月が連れて来た快活そうな女の子は、「お邪魔します」と丁寧にお辞儀をしてからこう続けた。
「はじめまして!美月さんの友達の、池崎みゆきと申します!」
美月からは「池崎さん」とだけ聞いていたクラスメイトの下の名前が「みゆき」であることに、詩織は不意を突かれた。
美雪が生きていたらこんな風に成長していただろうかと、無意識のうちにみゆきと美雪を重ね合わせてしまう。
悲しいわけじゃないはずなのに。つらいわけじゃないはずなのに。どうしても目頭が熱くなる。
しかし、ここで涙を流したら美月にもみゆきにも不審に思われてしまうだろう。込み上げる感情を押し殺しながら、詩織も精一杯の笑顔で挨拶を返した。
なんとか表情を崩さないまま挨拶を済ませた詩織だったが、美月とみゆきが部屋に入ったのを見届けると、もはや涙が頬を伝うに任せるしかなかった。
初冬。詩織が初めて授かった命は、生まれてくる前に散ってしまった。
悲しみを乗り越えるために、詩織はその子に「美雪(みゆき)」と名付けて水子供養をしていた。
その後、二人の子宝に恵まれた詩織は、二人の娘にそれぞれ「美月」「美花」と名付けた。
「美雪はこの世に生まれてくることができなかったが、それでも美月と美花のお姉ちゃんなのだ」という想いを、{雪月花}に託したものだった。
月日は流れ、十数年後のとある朝。
「ねぇお母さん。今日、友達を家に連れてきてもいい?」
美月からそんな申し出を受けた詩織は驚いた。美月は内気な性格で、今まで友達を家に呼んだことなんてなかったからだ。
「池崎さんって言うんだけど、その子も本好きなんだ。だから、私の本棚を見せてほしいって・・・」
たどたどしく話す美月の顔は、しかしとても嬉しそうだったので、詩織も快諾した。
その日の午後、美月が連れて来た快活そうな女の子は、「お邪魔します」と丁寧にお辞儀をしてからこう続けた。
「はじめまして!美月さんの友達の、池崎みゆきと申します!」
美月からは「池崎さん」とだけ聞いていたクラスメイトの下の名前が「みゆき」であることに、詩織は不意を突かれた。
美雪が生きていたらこんな風に成長していただろうかと、無意識のうちにみゆきと美雪を重ね合わせてしまう。
悲しいわけじゃないはずなのに。つらいわけじゃないはずなのに。どうしても目頭が熱くなる。
しかし、ここで涙を流したら美月にもみゆきにも不審に思われてしまうだろう。込み上げる感情を押し殺しながら、詩織も精一杯の笑顔で挨拶を返した。
なんとか表情を崩さないまま挨拶を済ませた詩織だったが、美月とみゆきが部屋に入ったのを見届けると、もはや涙が頬を伝うに任せるしかなかった。