みんなのGood

細く長く「26Good」
良質:12票トリック:1票納得感:13票
蕎麦屋の駐車場が満車なのを見て「今日はお客さんが少ないんだろうねぇ」というカメコの母。
一体なぜ?



某所で出題済みです。色々ご存じの方は色々スルーで。お願いします。
24年01月13日 17:47
【ウミガメのスープ】 [ぴよすけ]

好奇心を抑えられませんでした




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昼下がり。
あの蕎麦屋は{いつもこの時間なら}とっくに{そばが売り切れていてお客が誰もいない状態のはず}だから。






らてらての皆様の場合真相解明にどのくらいかかるのかなぁという好奇心を抑えられずに出題してしまいました。
そこそこげんきにしてます。さらば!
λ............トボトボ
本命と建前「26Good」
良質:12票トリック:8票物語:6票
2月14日、バレンタインデー当日のこと。

カンタは大好きなサツキからチョコをもらった。
「義理チョコだからね!」
チョコを渡して走り去るサツキ。

「義理で良かった…」とカンタは思った。
なぜだろう?
19年03月14日 20:02
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]

ホワイトデーにバレンタイン問題を




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【解説】※要約は下に
2年前、カンタの母はサツキの父と再婚した。
カンタが高校2年、サツキが中学3年のこと。
二人はそれぞれ連れ子で、その日から義理の兄妹となった。
カンタは初めて出来た妹をとても可愛がり、サツキも兄のカンタを心から慕っていた。

次第に二人には恋愛感情が芽生え、相手も自分と同じ気持ちだと気づいていた。
しかし二人は兄妹。許されない恋だと思っていたので、互いの気持ちは胸に秘めるしかなかった。

そんな時、カンタは「血縁関係が無い義理の兄妹であれば法律上結婚できる」ということを知る。
そのことをサツキに話すと、サツキも目に涙を浮かべて喜んでくれた。
今すぐは無理だけど、自分たちが自立出来たら、親を説得して結婚しよう。
それまではあくまで兄妹としての関係を続けよう。そう約束した。

「義理チョコだからね!」
そう言って渡されたチョコに込められた本当の想いは、二人だけが知っていた。

実の妹だったら絶対に叶わない恋だったが、義理の妹ならば結ばれる可能性がある。
「義理(の妹)で良かった…」カンタは心からそう思った。


【FA要約】チョコは本命で2人は義理兄妹。カンタは大好きなサツキが実の妹でなく義理(の妹)で良かったと思った。

※「義理兄妹は法律上結婚可能」という点は要知識だったかもしれません。すみません。
良質:12票物語:13票納得感:1票
葬式の香典は、急なことで十分な用意ができなかったことを表すため、あえて新札ではなく使用済みの紙幣を使うのが礼儀とされている。
このマナーを忘れていなかった男は、病気で余命一年の親友の葬儀に使うために、今のうちから新札を用意することにした。
なぜ?
20年01月19日 23:15
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

音をたてて飲むスープ




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【新札であれば前から準備していたことになるため、認知症の男が記憶を失いまともな判断ができなくなる前に、自分自身で大切な友人の香典を用意したことが、友人の家族に伝わるだろうと考えたから。】


余命一年だという話は、奴にはもったいないくらい気立ての良い奥方から聞いた。
彼女だって私にそんな話をするのは辛かろう。それでも穏やかに笑って、「きっと泣きそうになる自分を見せたくないのよ、あの人」と、からかうような口調で、奴が病気で先が長くないことを伝えに来てくれた。そうだ、「私や子ども達の前でも無理して平気な顔をしているけれど、何十年も付き合いのある親友相手じゃ、本音を隠していられる自信がないのね」などとも言っていた。一度も結婚せずにきたことを今更後悔なんぞしないが、自分の想いを託せる誰かがいるというのは、まあ、少々羨ましさを感じなくもない。
そうか、あいつは死ぬのか。彼女が帰ってから、今聞いたばかりの話を丁寧に思い出しながら、なるべく言葉そのままを手帳に記録した。そして一年後の自分を想像してみた。
一年後、奴の見舞いに行く自分。
奴が死んでから、葬式に向かう自分。
あのよくできた奥方と、子ども達、孫達に出迎えられる自分。
つまるところ、家族のいない自分にはその手が使えないのだ。誰かに伝言を頼むにしても、名前も覚えられていないヘルパーあたりに依頼するしかないだろう。事務的に処理されるのならまだいい。勝手な感情移入をされて美談のように語られたら、たまったものじゃない。
そのときふと、思い付いたのだ。
奴はよく、私の頭が固いだとか、時代遅れだとかで、何かにつけて私の昔の話を思い出しては、奥方や子ども達の前でもよく話していた。私から言わせれば奴がいい加減過ぎるのだが、しかし世間からすれば確かに私は頑固者のじいさんなのだろう。奴に対してだって、最低限の礼儀は守ってきた。そんな私が礼儀知らずな振る舞いをしたら……きっとその意図を理解してくれるに違いない。
奥方は確か言っていた……そう、「泣きそうになる自分を見せたくないのよ、あの人」だったか。奴とは考えが合わないことが多いのだが、これは同意できる。見せたくはない。しかし何も伝えられないのももどかしい。だからあいつは彼女を寄越したのだろう。寄越したのではなく、私に話すと決めたのは彼女の方なのかもしれないが、それを奴は止めなかったのだろうから、同じことだ。独り身の自分にはよくわからないが、そうやって託せる相手がいるというのはどういう感覚なのだろうな。まあ、ないものを望んでも仕方ないので、私は自分でやるしかない。
葬儀などの不祝儀の場合、急なことで十分な用意ができなかったことを表すために、あえて新札ではなく使用済みの紙幣を香典に使う。つまり、逆に新札だと前もって準備していたことになり、故人の死を待っていたという意味になってしまうので、失礼にあたる、と聞く。マナーというのは多種多様で、覚えていられないものもあるのだが、この歳になると葬式も多い。さすがにこのマナーは忘れていない。
だから、新札を用意しようと考えたのだ。今から新札を用意して、不祝儀袋の宛名も書いて、すべてを準備しておくのだ。
きっと、家族は疑問に思うだろう。頑固者の私が、あえて礼儀知らずに振る舞うとは、何か理由があるはずだと。そして私自身の姿を見て……きっと、理解してくれるに違いない。一年後にどうなっているかは正直、はっきりしないのだが、少なくとも今よりは悪化しているだろうし、そのときすぐにはわからずとも、その後の私の変化を見て、察することはできるのではないか。奴にはもったいないような、よくできた奥方だ。子ども達も聡明で、幼い頃から付き合いがあるから、私のこの性格もわかっているだろう。誰か一人でも気づいてくれれば、もしかしてそうかもしれないと思ってくれれば、それでいい。もしかしたら誰にも気付かれず、私自身すらその意図がわからなくなってしまっているのかもしれないが、少なくとも今現在の私の自己満足にはなる。よく知らない誰かに勝手に代弁されるよりはマシだ。
ああ、そうだ。新札を用意しよう。これは良い考えだ。不祝儀では新札はご法度、なぜなら……ああ、いや、それはもうさっき手帳に書いたな。そうだそうだ、「故人の死を待っていたという意味になってしまう」からだ。普通なら、早く亡くなって欲しかったから準備した、ということになろう。しかし、奴の家族がまさかそう受け取りはすまい。何かあるはずだと考えてくれるに違いない。あえて礼儀知らずに別れを告げるのはなぜか。万が一まだ正気を保っていられたら、そのときはきちんと使用済みの紙幣で香典を渡す。これはいわば保険だ。新札であいつあての香典を用意して、誰でもわかる場所に普段から置いておこう。普通なら縁起でもないことだが……いや、そこまでするのはやはりおかしいのだろうか? すでに少々おかしいのかもしれないな。まあ仕方ない。奴にもよく言われるが、私は頑固者なのだ。私の好きなようにやらせてもらおう。いつまでまともな判断ができるかわからんのだから、今のうちにきちんと考えておかねば。いやもうできていないのかもしれないのか。こういうとき、家族がいないと判断が難しいから不便に思ってしまう。今更、結婚しなかったことを後悔することはないが。
本来、香典に新札を使うのは、礼儀知らずだ。新札というのは、すぐに手に入るものじゃない。わざわざ新札を手に入れる暇があったということは、前々からそいつが死ぬのを待っていた、準備していた、という意味になるからだ。
つまり、私が新札で香典を渡したら、前々から準備していたことが伝わるだろう。
もうこの歳だ、周りの人間が死ぬことはそう珍しい話じゃない。今年だけで何回葬式に行ったことか。奴が死ぬのも、病気で少々早くなったというだけだ。幼少期からの付き合いだ、もう飽きるぐらいの時間を過ごした。もし今奴が死んでも、私は泣かないだろう。一年後でも同じことだ、泣かないのではなく泣けないのだけれども、周りから見れば同じことだろう。誰だったかな、泣きそうな自分を見せたくないとか言っていたのは……まあ、そういう気持ちもなくはないが。泣かない薄情な男だと思われるのは構わないのだ。ただ、奴が死んで、私の気持ちが私の意図とは違うように伝えられてしまったらたまらないというだけだ。もはやそんなことすら理解できなくなっているのだとしても、それでも嫌なものは嫌なのだ。一年後の私が、もはや私でなくても、勝手に悲しんでいることにされてしまうのは耐えがたい。どうせ、偶然正気に戻った瞬間があったとか、ふと奴の名前を口にしたとか、何も関係ない出来事をこじつけに繋げられて、「きっと大切なご友人が亡くなられたのがわかるのね、悲しいのね」などと良い話のようにまとめられるのだろう。まったく、なんでも陳腐な感動物語にしてありがたがるのは、勘弁願いたい。
余命一年か。まあ、奴のことだから意外と五年十年と生き延びる可能性もあるが、私より先に死ぬと考えた方がいいだろう。私の方が先に私でなくなるだろうに、おかしなもんだ。奴も死ぬ前に気付くかもしれんが、私から何か言うことはない。残念ながら、私には代わりに伝えてくれる家族がいないのだ。
ああ、新札を用意することを書いておかねば……おや、もう手帳に書いてあったか。まあ、人間、死ぬときは死ぬ。奴の方が少しだけ先にいなくなるというだけのこと。
ただ、まあ、香典くらいは用意しておいてやる。
奴の死を理解できなくなった私ではなく、私の意思を勝手に解釈する第三者でもなく、今の私が用意してやる。少しばかり早いが、年寄りの一年なんぞあっという間で誤差みたいなものだろう。なあ?

少し早いが、さようなら。
先にそっちで待っていろ。

END
良質:15票トリック:5票物語:1票納得感:5票
あるアパートで、殺人事件が発生した。
そのアパートの住人の1人であるカメオは、とても優秀な名探偵である。
事件が起きたのならば解決してみせようと決意したカメオは、アパートに住んでいる全ての住人を集めるように指示した。
そして、集まった住人を一目見たカメオは、なんと初対面であるウミオを犯人だと推理した!
ウミオが犯人であるという証拠は一切無かったというのに、カメオは何故ウミオを犯人だと考えたのだろうか?
20年04月21日 20:00
【ウミガメのスープ】 [キャノー]

SP:天童 魔子さん、「マクガフィン」さんです!お二人に感謝!4/22 2:00に終了です。




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名探偵のカメオがアパートに引っ越してきてから、カメオの存在は直ぐにアパートに知れ渡った。
難事件の数々を解決してきたカメオが、同じアパートの住人になったのだから、住人は騒ぎ立てたくなるのだろう。

さて、そんなカメオは自分が名探偵であるという事、そして自分の名声や知名度に自信を持っていた。
だからこそ、「名探偵の自分がいるアパートで、殺人という愚行を犯す人は居ない」と考えていた。カメオの前では全ての隠し事が暴かれるからだ。
にも関わらず、「現実問題として殺人は起きた」。

だが、カメオはこの謎に見当が付いていた。そして住人達にこう指示したのだ。
「このアパートの住人を全員集めよ…」

そして、集まった住人達の顔を見ると、すぐに「初対面」のウミオが犯人であると推理した。


(このアパートに引っ越して十数日。私は、このアパートのほとんどの住人達と良い人間関係を築けていると思っている。
だが、今日全ての住人を集めて分かった事がある…ウミオ君とだけは顔を合わせた事が無い!

つまりだ、このアパートの住人の内、ウミオ君だけは、この名探偵カメオが住んでいる事を知らなかったのだ!
名探偵の私の近くで殺人を犯したのは、私の存在をそもそも知らなかったからだ!)


自分の名声に自信を持っているカメオだからこそ、出来た推理である。
良質:9票トリック:14票物語:1票納得感:2票
写真家の離小島君が10年以上使用しているカメラ。

離小島君はこのカメラで数百万円という価値がつくような写真を撮り続けてきた。

ある日、そんな離小島君の写真を見たいと彼の家を訪れた田中。

田中は離小島君の写真の為にこのカメラを壊してしまおうと考えた。

一体なぜ?
20年09月13日 22:38
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

SPの皆さん、長きにわたりありがとうございました!




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離小島君は写真家であり写真コレクターとしても有名。

離小島君は数百万円の価値がつくような写真を何枚も所有しており、それが安全に飾れるよう家を建てる際に備え付けの監視カメラも準備した。

以降10年間の長きにわたり離小島君のコレクションである写真を撮り続けてきた監視カメラ。


「写真家の離小島ってやつの家にゃあ数百万円もする写真が沢山あるんだって? ちょっと見せてもらおうか」

ある日、そんな写真の話を聞きつけた泥棒の田中が離小島家に忍び込んだ。

そこでこの監視カメラの存在に気付く。

「まずはこの監視カメラを壊さないとな… 」

死角からバールのようなもので監視カメラぶん殴った田中。
しかし監視カメラに設定されていた自動報復装置が作動。

「キガイヲクワエルモノヲメッサツシマス」

監視カメラから放たれたレーザービームが田中の体を貫通するのでした。

めでたし。