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みんなのGood

良質:15票トリック:1票物語:3票納得感:3票
クラスいち地味で目立たないミサト。

いたずらっ子のタケシは、そんな彼女によくちょっかいをかけている。

ある日の放課後、二人きりの教室でタケシはいつものようにミサトのことをからかっていた。
「ミサトって地味な顔だよな!」

それを聞いて少しムッとした様子の彼女は唐突に、学校では滅多に外さないビン底メガネを外した。

突然のことに驚いたタケシだが、メガネを外したミサトの顔を見て思わずつぶやく。
「嘘だろ、ミサトが可愛く見えるなんて…」

照れるあまりうつむいた彼女は、もう二度と人前でこのメガネを外すまい、と心に決めた。

一体なぜ?
20年11月21日 21:00
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]

SP…るょさん、ダニーさんと挿絵提供フェルンヴェーに全力感謝!




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『簡易解説』
ちょっかいをかけられた仕返しに、タケシがかけているメガネをさっと外したミサト。
どこにでもいる地味な顔だと思っていたタケシは、実は野暮ったいメガネを外すと抜群にイケメンだということにその時気がついた。
彼の素顔がみんなに見られると恋のライバルが増えてしまうと思ったミサトは、人がいる所では彼のメガネを外さないことを決めた。




拝啓

枯葉舞う季節となり冬の気配を感じるこの頃、谷本タケシ様におかれましては、平素とお変わりなく……
みたいなことを本当は書かなきゃいけないみたいなんだけど、タケシ君はきっとそういうの気にしないと思うからやめちゃいます。手紙なんて初めて渡すのに、最初からこんな調子でごめんね。

突然だけど、私たちが今みたいによく話すようになったのって、いつ頃からか覚えてる?
きっと忘れてるだろうけど、ちょうど一年前の今頃からだったんだよ。
去年は高校に入って最初の年だったから友達も全然いなかったし、あんまり誰かと関わろうっていう気にもなれなかったから、ずっと教室で本を読んでたんだ。影の薄さで言えば、私、クラスでも一番だったんじゃないかな?

隣のクラスのヒロナちゃんってわかる?
前にちょっとだけ話したけど、この学校で一人だけ私と中学校が同じでね、毎日授業の愚痴とか全部聞いてもらってて、あの子さえいれば友達なんていらないやーって思ってたの。お互いに知らないことなんてないくらい何でも話してたからさ。

それで、ヒロナちゃんに愚痴る内容が増えたのが夏休み明けくらいかな。なんでだと思う?
そう、その頃からだよ、タケシ君が私にちょっかいかけ始めたのは。
その頃ですらクラスの人の半分くらいしか名前知らなかったけど、さすがにタケシ君は知ってました。だっていっつも小学生みたいなイタズラして、先生に怒られてるんだもん。見た目はガリ勉っぽいのに変なのって思ってたのは内緒だよ。

そんなタケシ君が、どういうわけだか私に毎日いたずらしてくるようになったもんだから、すごく驚いたし、正直迷惑だなって思ってた。別に面白いリアクションするわけでもないし、なんで私なの?って。
まあ無視すれば済む程度だったから、うっとうしいってだけだったけどね。

だからあの日の放課後、いつもみたいに絡んでくるタケシ君をスルーできなかったのは、前の日にヒロナちゃんが顔がかわいいとどうのこうのって話をしてたからかな。もしかしたらそのとき読んでた小説が面白くて、邪魔されたくなかったのかもしれないけど。

「ミサトって地味な顔だよな。」
たぶんそんな感じだったと思うんだけど、なぜかいつもよりイラッとしちゃって。気づいたら手が動いて、タケシ君のメガネ、取っちゃってたんだよね。
タケシ君がメガネ外してるとこなんて見たことなかったからさ、いつものイタズラの仕返しをしてやったって心の中で叫んでたんだ。

どうだ!見たか!ってにやにやしながら見上げたら案の定びっくりしてるみたいだったけど、たぶん驚くポイントが違ったと思う。
「ミサトが可愛く見えるなんて…」って、タケシ君そう言ったんだよ? 私がびっくりするよ。
いや、確かに言われたその時は嬉しかったよ、そんな風に言われたことなかったから。でもよくよく考えたらひどくない? タケシ君まあまあ目が悪いじゃん。メガネ外した方が可愛く見えるって、よく見たら可愛くないってことでしょ? まったく失礼しちゃう。

でもタケシ君以上に、私の方が驚いてたと思う。正直言って、普段のタケシ君って全然かっこよくないの。ビン底メガネの印象が強すぎて、みんなしっかり顔を見てないんじゃないかな。
どうしてこんな悪口言うのかって怒るかもしれないね。でも、でもね、自分では気づいてないだろうけど、メガネを外したタケシ君は、すごくかっこいいんだよ。

あの時初めてタケシ君の素顔を見て、こんなにかっこいい人本当にいるんだって思った。目がぱっちりしてて、鼻立ちもシュッとしてて。そんなイケメンから「可愛く見える」なんて言われたら、そりゃ照れるし目もそらすよ。
もしもタケシ君がメガネじゃなくてコンタクトだったら、今ごろモテすぎてファンクラブができてるんじゃないかって本気で想像してる。

だからその時、不意に思ったの。
タケシ君の素顔は、誰にも見せちゃいけないって。
みんなの前でメガネを外したら大騒ぎになって、きっと今までみたいに絡んでくれなくなるだろうなって。

私がタケシ君のメガネを外すのは、誰にも見られてない時にしようって、その瞬間に決めたんだ。


ヒロナちゃんにも言えない気持ちは、初めてだったんだよ。


その日から私は、学校に行くのが楽しくなったの。タケシ君に会えるってだけで、勉強も全然大変じゃなかった。
タケシ君がいつもいたずらばっかりなのも、みんなを笑顔にしたいからなんだってわかったし、一緒に話しててこんなに楽しい相手がいるなんて思いもしなかったよ。
今年も同じクラスになれた時は、涙が出るほど嬉しかった。いつも本当にありがとう。


さて、ここまで来ればものすごーく鈍感なタケシ君でもわかったかな?
そう、この手紙はいわゆるラブレターってやつなんです。びっくりした?

できれば直接伝えたかったんだけど、そんな勇気私にはないので、この手紙に託します。
書くだけでもすごく緊張するけど、聞いてください。


私、寺澤ミサトは、タケシ君のことが好きです。

{私と、付き合ってくれませんか?}


良質:21票物語:1票
「サンタさんへ
かいとうエマノンに あえますように!」

昨日の聖夜、息子の晴輝が靴下に貼り付けたメモを見てしまった私、雪子。

今日はクリスマス。母親として、なんとか願いを叶えてあげたいのだけど…。

【目的・ルール説明】
{※}皆さんには母・雪子として、晴輝に質問をし、願いを叶えてもらいます!
{※}本問は亀夫君問題ですので、晴輝に{YesNoでは答えられない質問}もできます。但し、晴輝は自身の知っていることしか回答しません。
{※}今日の日付や晴輝の年齢など雪子自身が知っていることも、思い出すことで掘り下げられます。
{※}飽くまでも、晴輝が{生身の子供であること}をお忘れなきように…。
{※}制限時間は、晴輝が眠りにつくまでの3時間です。宜しくお願いします!
20年11月22日 19:00
【亀夫君問題】 [さなめ。]

今日のショーはここまで! 次回の怪盗エマノンも、お楽しみに!




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【{「月光の下に今宵、いざ行かん!怪盗エマノン、参上!」}】

「か、か、怪盗エマノンだぁ…!」

黒いローブに、{白い仮面}。普段の私には着なれない服装に身を包み、声も意識して変えると、案外気づかれないものである。怪盗のキャラデザインとマッチしていた自分の細身をありがたがった。

(実際は予想を外したが)晴輝が要求するだろうと思って予め買っておいた怪盗エマノンのグッズをまとった母親に、晴輝は全く釘付けだ。口もあんぐりと開いている。
そういえば、子供向けアニメのグッズにしては、随分サイズが大きいな…。これが原作再現か。

「か、怪盗エマノン!いつも悪い奴らを退治してくれてありがとう!僕、エマノンのことが大好きなんだ!」

{テレビから飛び出してきたかのような}タイミングで表れた怪盗に、臆することなく会話する晴輝。この適応性、ひょっとしてちょっと凄いか。

…いやいや、そんなことより。アニメ「怪盗エマノン」はどうやら悪漢を挫くヒーロー的な怪盗らしい。悪役とはさしずめ、違法ブローカーの類いであろう。そうさ雪子、ここは怪盗らしく、エマノンらしく…!


「ありがとう、少年!
君も将来、圧倒されるような巨大な悪に立ち向かわん時が来るかも知れない。
そんな時でも、弱きを助け、悪を挫く正義を忘れないでいて欲しい。
いつか私のように、誰かの憧れを背負う人間となれ!」


…あれ?
怪盗って、こんなこという子だっけ?
レディースエーンドジェントルメーン!とか言わなくて良いのかな…??

…あ、でもなんか刺さってる、刺さってるぞ。これがエマノン力か、凄い効いてるね。

「うん!僕、エマノンみたいなすっげえ怪盗になる!絶対になってやる!」

「さあ、その意気だ!
君の健闘を、これからも祈ろう。

いざ、さらば!」

そういって、晴輝に頭から黒ローブをばっと被せる。なんだなんだ!と急な出来事に慌てる晴輝をよそに、急いで仮面などを外し隠すと、呆けた晴輝の顔がよく見えるようになった。

「…晴輝? どうしたの、そんな顔して?」

「あ、お母さん!今、本物の怪盗エマノンが来たんだよ!黒いマントに、白い仮面!サンタさんが叶えてくれたのかな!?てか、こんな時にどこいってたんだよー!」

次々、興奮覚めやらぬように捲し立てる晴輝に、素知らぬ顔を保ったままこう言った。

「怪盗エマノンかぁ~。お母さんも会いたかったな。

でもさ、ここに来てくれた怪盗エマノンのことだから、いつも晴輝のこと、見守ってくれてるんじゃない?」

「うん!きっとそうだよ!」

そう言って無邪気に笑う晴輝を、そっと撫でてあげる。
…一悶着、いやそれ以上の苦労こそあったが、息子の願いを無事叶えられ、私はやっと一安心したのであった。

…そういえば、今さっき遠く窓を颯爽と通り過ぎた影は、一体何だったのだろう?

空き巣、いや野良猫?さてはカラスか、それともまさか…?

【FA・要約:】
晴輝が会いたがったのは、アニメの主人公キャラクター、怪盗エマノン。
彼女のトレードマークは白い仮面なので、{名無し質問機能}を用いることで、雪子にエマノンの仮装をさせることができる。そしてその姿で決め台詞(途中のヒントで出現)を叫ぶなどすることで、目標通り晴輝の願いは形となる。

{但し}、晴輝は日曜午後7時開始のアニメ「怪盗エマノン」を{正にその時間、見ている}(本問出題のリアルタイムと連動)。依って(テレビ越しとはいえエマノン本人が晴輝の前にいる間、)30分のアニメが終わるまでは{変装しても無効}であるし、開始から20分~30分(アニメの山場)は晴輝はエマノンの応援に回るので、{質問が上手く回答されない}。

【余談:】
怪盗エマノン=Emanon←{no name}←名無し質問機能
良質:6票トリック:13票物語:2票納得感:1票
ある殺人事件の裁判での出来事。

「罪人よ。そなたが何者であるか、自分の口から言うがよい。」

裁判長が命令すると、罪人は重い口を開いた。

「名はカメオ。生まれはウミガメ村…。
 今はこのラテラル市の3番地に病気の妻と娘とともに住んでいる…。
 妻の名はカメコ。娘はウミコ。ペットの猫の名は…」

他の裁判官がキョトンとする中、

「もうよい。」
発言を続けようとするのを静止し、裁判長が言う。

「そなたが罪を犯していないことはよく分かった。これは冤罪じゃ。」

・・・
さて、カメオが無罪であると判定を下した理由は何だろう?
22年01月05日 00:50
【ウミガメのスープ】 [るょ]

新・深夜の小ネタ集18




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裁判長である私が本日裁くのは、有名な殺し屋集団のボスである。

「罪人よ。そなたが何者であるか、自分の口から言うがよい。」

言わずとも分かっている。彼の名はラテオ。
これは、罪人自身に罪の意識を背負わせるためにやる儀式なのだ。

しかし、ラテオは薄ら笑いを浮かべ、口を歪めてこう言うではないか。

「…名はカメオ。生まれはウミガメ村…。」
私の名。私の故郷。

「今はこのラテラル市の3番地に病気の妻と娘とともに住んでいる…。」」
私の今の住所、そして家族。

「妻の名はカメコ。娘はウミコ。ペットの猫の名は…」
妻と娘の名前。ペットの名前すら…!


なんて事だ。彼にはすべて調べがついているのだ。
彼のこの発言は、私に対する脅しなのだ。

妻と娘が危ない。
この男を有罪にしてはならない。

私は、裁判の公平性などかなぐり捨てて、妻と娘を助けることにしたのだった。


答え:
妻と娘を助けるため。
罪人は裁判長であるカメオの詳細なプロフィールを調べ上げ、
いつでも家族を殺せると暗に脅しを掛けていた。
毎週[金 土 日]の21:00~00:00は広告無しのらてらてタイム
良質:12票トリック:2票物語:2票納得感:6票
【「大変申し訳ございません。ワロタウイルスのオモシロイ株蔓延防止のために、現在新規会員は募集しておりません。」】
スポーツジム「カ・ラテ」受付であるカメミが入会希望者にそう説明している。
ジムにはしっかりと{新規会員を募集していない旨}が貼り出してあるのだが、それでもこういった問い合わせが後をたたないのは一体なぜだろう?
22年02月27日 21:14
【ウミガメのスープ】 [ぎんがけい]

Special Tanks:オリオンさん、きの子さん、マクガフィンさん




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挿絵に記す通りジムの窓1枚ずつに{「新規会員募集中止」}と貼ってあったのだが、換気の際に{「止」}と書かれた窓を開けていたところ、外にいる人には{「新規会員募集中」}に見えてしまったため、これを見た人は会員を募集しているのだと勘違いしてカメミらの受付の人に入会希望をしていたのだ。

コロナ禍ではありますが、適度な運動は忘れないようにしましょう!!もちろん私もです。
疑心暗鬼「21Good」
良質:21票
出題者があるものを思い浮かべています。YesかNoで答えられる質問をして、それはなにか当ててください。

ルール
・質問は1人1回まですることができます。この制限は参加人数や様子を見ながら調節します。
・回答権は質問1回に含みません。回答は1人につき、1日5回まで可能です。回答と質問を区別するため、回答する場合は頭に【回答】とつけてください。
・相談欄で情報を共有することができます。ただし、自分がどんな質問をしたのかバレないようにする必要があります。

・参加者の中から「誰がどんな質問したかを当てる人」を選びます。(「当てる人」を以後「鬼」と呼びます。)
・鬼は「○○さんは××という質問をしましたか?」と質問することができます。(この質問には回数制限はありません)
・今回は鬼が相談欄で嘘をついてミスリードすることは禁止します。

・ゲーム中1人につき1度だけ鬼の正体を指摘することができます。この場合、通常の質問と区別するために「鬼は○○」という形で回答してください。

正解を付ける条件
①出題者が思い浮かべているものを当てること。
②鬼が他の参加者のした質問内容を当てること。
③鬼の正体を当てること。

上記3つのうちいずれかが満たされた場合に正解を付けます。ただし、以下の条件に当てはまる場合は正解を取り消します。
①制限時間内に誰も「出題者が思い浮かべているもの」を当てられなかった。
②自分のした質問内容が鬼にバレてしまった。
③鬼が「自分が鬼であること」を指摘されてしまった。

その他
・鬼になった人には、最初の質問に答えるタイミングで、そのことを知らせます。
・11/25(日) 0:00まで参加者を募集します。ゲーム開始は11/25(日)0:00からになります。
・「出題者の思い浮かべたもの」を何人かが当てた時点でゲーム終了とします。
・よく似たルールで開催したときの例→https://late-late.jp/mondai/show/2902。前回の参加者は、以前とルールが変わっている部分もありますのでご注意ください。
18年11月23日 23:26
【新・形式】 [seaza]

参加者の募集を締め切りました。




解説を見る
出題者が思い浮かべているもの:「布団」
鬼の正体:「参加者全員」(ちなみにこの回答にたどり着いた参加者がいた場合でも、他の参加者が勝利条件を満たさなくなることはありません。あくまで「鬼は○○さんですか?」と名前を指摘された場合のみ勝利条件が満たされなくなります。)

鬼の正体に気づくためのポイント
①他の参加者の挙動
鬼は自分が「質問を当てる側」だと思っています。ゆえに「自分が質問を当てられること」を警戒する意識が薄れます。
また、自分の正体がバレないようにふるまう必要もあります。
このあたりから、挙動が「質問内容を当てられる側」とは異なってくると考えられます。
その違和感に気づくことができれば、鬼の正体に気づくきっかけになるのではないかと思います。

例えば、今回の場合以下のような視点漏れがありました。
・「鬼ってひとりなのでしょうか?」
鬼は無限に質問できるわけですから、鬼でない参加者視点「質問数が多い=鬼が2人以上いる」とはなりません。
「自分が鬼でそんなにたくさん質問していないのに」という意識があったから出た発言でしょう。

・「全体の勝利条件のためには正解して欲しいですが、怖いw」
誰かが正解すれば正解が取り消される条件①は満たされることが無くなります。しかし、鬼でない人物であれば結局「正解」を手に入れるためには「自分が物をあてる」か「鬼の正体を当てる」必要があります。この発言は「思い浮かべているものを当てなくても正解を手に入れられる者」の視点です。鬼でない場合でも「鬼の正体を当てる」ことができれば「正解」を手に入れることはできますが、あまり一般的な方法とは言えず、鬼の可能性が高い発言と言えるでしょう。

②問題文の違和感
問題文に所々、違和感を覚えるように作ってあります。違和感の例は以下の通りです。
・鬼が質問を当てるときは「○○さんは××という質問をしましたか?」とさん付けになっているのに、鬼を当てるときは「鬼は○○」と呼び捨てになっている。
・「正解をつける条件」の説明において、主語が省略されている箇所がある。②では「鬼が」と主語がついているが、①②では「誰に適用されるのか」が書かれていない。よって参加者全員に適用されるルールと考えられるが、①はともかく③が鬼にも適用されるのは、「鬼が1人だけであるなら」違和感がある。
・「正解を取り消す条件」でも同様に、意図的に主語を省略している箇所がある。「鬼が1人だけであるなら」②が鬼に適用されるのは違和感がある。

③ルールの違和感
これについては「不自由な相談」の問題文と比較しないとわからない部分ではあります。「不自由な相談」へのリンクを張ったのはそのためでもありました。違和感の例は以下の通りです。
・鬼の人数が1人とは書かれていない。「不自由な相談」では鬼の人数は「1人」と明言されていたが、その記述が消えている。
・「不自由な相談」では「鬼をランダムに選ぶ」と書かれていたが「ランダムに」の記述が消えている。
・鬼と区別するために「不自由な相談」では「一般の参加者」という言葉を使っていたが、今回は使用されていない。
・不必要なルールが追加されている。鬼を当てる要素を追加するだけであれば「鬼の嘘禁止」というルールの追加は特に必要ないはずである。これを禁止したのは全員が鬼で相談欄が嘘だらけになると答えを当てることが著しく困難になるためである。
・役の希望を聞く旨が省略された。「不自由な相談」では、鬼、一般の参加者のどちらか希望を言えば考慮することがルールに書かれていたが、今回はなくなっている。これについては「鬼を当てるルールが追加されたため」とも考えられるが、出題者のみに見える形で希望を出せば希望を聞くことは可能なのにそれを行っていない。

さて、ここまでの要素は、どれも気づいたとしても「鬼が複数いる」という決定的な根拠にはなり得ないでしょう。
多少違和感を覚えたとしても、鬼が複数いるという発想に至れるかというと難しいと思います。
しかし、論理的に「鬼が複数いること」を見つけ出す方法が1つありました。

④質問の回数
鬼は「○○さんは××という質問をしましたか?」という質問を何度でも行うことができます。
一方、鬼でない参加者は最大でも1日7回までしか質問・回答を行うことができません。通常の質問・鬼の指摘・5回の回答です。
よって、表示されている質問回数から自分の質問した回数を除いて、1日に(参加人数ー1)×7回以上の質問が出た時点で「鬼が自分だけでないこと」が論理的に確定します。

ここまで確実ではなくとも、質問数の増え方が多いことにはみなさん気づかれたかと思います。特に序盤で、ほぼヒントが出ていない状態で回答を連発する不自然さを感じた方も多いでしょう。

鬼が複数いることに気づければ、鬼の正体まであと一歩です。
参加者全員が回答を使い切ったうえで、何度か質問内容を当てに言った場合、不自然なほど質問回数が増えることになります。

参加者10人で「回答5回」「他人の質問当てを5回行った」場合1日に100回の質問がされることになります。
実際には最大でも、本人を除けば63回しか質問はされないはずなのに、これは異常な数です。もちろん、もう一匹の鬼が大量に質問をしている可能性はありますが、もう1人いる程度では、このような現象はおきるとは考えにくいでしょう。
「鬼が大量にいる」ことに気が付けば、①②③の違和感等も合わせて、「実は全員が鬼なのでは・・・」という発想に至ることは不可能ではないでしょう。

ちなみに、これが出たのは偶然ですが「間違って、参加表明を質問欄に書き込んでしまった方は、それを編集して質問していただくようお願いします。」も「質問数に意味がある」というヒントになり得ます。

・・・などと考えていましたが「相談欄で回答した回数を聞く」という裏技が発見されました。
これによって、すぐに質問数が異常に多いことに気づいたことでしょう。
質問が想像以上に伸びたのも想定外でした。「よく見ていたら気づく」くらいの難易度を目指していたのですが鬼が複数いることは露骨にわかりやすくなってしまいました。