「囚われの姫とチョコレート戦争」「21Good」
良質:18票物語:3票
ウミコは入院中、手持ちのお金を全て使って売店のチョコレートを買い漁った。
一体なぜ?
一体なぜ?
19年04月04日 20:16
【ウミガメのスープ】 [弥七]
【ウミガメのスープ】 [弥七]
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<解説>
入院生活が、こんなに退屈なものとは思わなかった。
最初の頃はお見舞いに来てくれた友達も、すっかり顔を見なくなったし、看護師さんも忙しそうにしていて構ってくれない。今では何日かに1回の母との面会しか楽しみがなくなった。
母「これで、売店に行って好きなお菓子を買っていらっしゃいな^ ^」
私のことを心配して、母は病院に来るたびにお小遣いを渡してくれた。
でも、私が欲しいのはお金じゃない、お菓子でもない。
私が本当に欲しいもの、それは…
私はもらったお金を全部使って、売店にある『ラム酒入りのチョコレート』を買い占めた。そして母に全部食べるように命令した。
ウミコ「これも、これも、これも食べてね?全部食べないと許さないんだから…え?『帰りの運転ができなくなる』って??もう!!文句言わないで全部食べるの!!...><...」
私は少しでも母に一緒にいて欲しかったのだ。
だってひとりは心細いから。寂しいから。
どうか神様、1日でも早く退院できますように。
(おしまい)
簡易解答:ひとりで入院するのが心細かった小学生のウミコは、母親に『ラム酒入りのチョコレート』を大量に食べさせることで、車の運転をできないようにさせ、面会から帰ることができないように計画した。
入院生活が、こんなに退屈なものとは思わなかった。
最初の頃はお見舞いに来てくれた友達も、すっかり顔を見なくなったし、看護師さんも忙しそうにしていて構ってくれない。今では何日かに1回の母との面会しか楽しみがなくなった。
母「これで、売店に行って好きなお菓子を買っていらっしゃいな^ ^」
私のことを心配して、母は病院に来るたびにお小遣いを渡してくれた。
でも、私が欲しいのはお金じゃない、お菓子でもない。
私が本当に欲しいもの、それは…
私はもらったお金を全部使って、売店にある『ラム酒入りのチョコレート』を買い占めた。そして母に全部食べるように命令した。
ウミコ「これも、これも、これも食べてね?全部食べないと許さないんだから…え?『帰りの運転ができなくなる』って??もう!!文句言わないで全部食べるの!!...><...」
私は少しでも母に一緒にいて欲しかったのだ。
だってひとりは心細いから。寂しいから。
どうか神様、1日でも早く退院できますように。
(おしまい)
簡易解答:ひとりで入院するのが心細かった小学生のウミコは、母親に『ラム酒入りのチョコレート』を大量に食べさせることで、車の運転をできないようにさせ、面会から帰ることができないように計画した。
「頭脳プレーが光る」「21Good」
良質:9票トリック:2票納得感:10票
小学校でかけ算を習ったカメオは、これでサッカー選手になれるのではないかと思った。
いったいなぜだろうか?
いったいなぜだろうか?
19年10月14日 22:10
【ウミガメのスープ】 [えいみん]
【ウミガメのスープ】 [えいみん]

SP:アルバートさんです!ありがとうございました!
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【☆彡】←流れ星
カメオ「サッカー選手になれますように{【かける3!】}【......間に合わなかった〜(´;Д;`)】」
かけ算という考え方を覚えたカメオは、かけ算を駆使して{流れ星に願い事を3回言う時間を短縮しようと考えた}。
しかし、カメオの光る頭脳プレーも、流れ星の輝きの前では無力であった。
カメオ「サッカー選手になれますように{【かける3!】}【......間に合わなかった〜(´;Д;`)】」
かけ算という考え方を覚えたカメオは、かけ算を駆使して{流れ星に願い事を3回言う時間を短縮しようと考えた}。
しかし、カメオの光る頭脳プレーも、流れ星の輝きの前では無力であった。
「【BS】あたたかなスープ」「21Good」
良質:15票物語:6票
ある日、男は女の自宅に食事に招かれた。
テーブルに置かれたウミガメのスープを前にした男は、少し考えた後、「温めてくれないか」と遠慮がちに女に告げた。
「どうして?」と女が問うと、男は「いろんなことを話せるようになったから」と答えた。
女はなぜ、「どうして?」と問うたのだろう?
テーブルに置かれたウミガメのスープを前にした男は、少し考えた後、「温めてくれないか」と遠慮がちに女に告げた。
「どうして?」と女が問うと、男は「いろんなことを話せるようになったから」と答えた。
女はなぜ、「どうして?」と問うたのだろう?
19年11月01日 22:00
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]

たくさんのらてらてメンにお祝いしていただけて超幸せでした。ありがとう。ラブ!
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【解答】
男が猫舌であると思っていたから。
【解説】
初めてのデートは喫茶店だった。
二人は互いに緊張しており、会話はなかなか続かない。
「僕、猫舌なんだ」
そう男は告げた。そうなんですね、と女は微笑む。
テーブルに置かれたホットコーヒーを男はゆっくりと時間をかけて飲んだ。
二回目のデートはレストランだった。
前回よりは少しほぐれたものの、二人の間にはまだぎこちなさが残る。
男は注文したウミガメのスープを、これまた時間をかけてゆっくりと飲んだ。
そんな調子で幾度かデートを重ね、二人の距離はずいぶんと縮まったようだった。
ある日、女は男を自宅に招き手料理を振る舞うことにした。
男の好物であるウミガメのスープを作った女は、猫舌の彼に配慮し、軽く冷ましてあるスープを差し出した。
器に触れた男は一瞬動作を止めた。そして顔を上げると、やや遠慮がちに女にこう告げた。
「……このスープ、温めてくれないか?」
女は少し驚いた。
「どうして?あなた、猫舌でしょう?」
「本当のことを言うと、僕……猫舌なんかじゃないんだ」
申し訳なさと気恥ずかしさの入り交じる表情で男は言う。
「猫舌だって言ったのは、そう言い訳してゆっくり食べることで少しでも長く君と一緒にいたかったんだ」
うまく話せなくても、会話が続かなくても、ただ一緒にいたかったのだと。
男は伏し目がちに笑って、それからまっすぐに女の目を見た。
「でも、もう猫舌だなんて誤魔化して時間を稼がなくても、君とはいろんなことを話せるようになったから。せっかく作ってくれたこのスープも、熱々の一番おいしい状態で食べてみたい」
女は頬を染め、嬉しそうに頷いた。
●○●○●○●○
いつも遊んでくださる皆さん、ありがとうございます。藤井です。
ラテシンに登録したのが約9年前。以来、ウミガメを介してたくさんの方々と交流をさせていただきました。
私にとってのウミガメのスープは、大切なコミュニケーションツールのひとつです。
登場人物の心情が溶け込んでいる奥行きのあるスープが好きで、そういったスープ作りを目指しています。
記念すべき100問目のスープには『うまく話せないけど、それでも一緒にいたい』…そんな思いを溶かしました。
どうかこれからも気ままに遊んでいただけると嬉しいです!ラブ!
男が猫舌であると思っていたから。
【解説】
初めてのデートは喫茶店だった。
二人は互いに緊張しており、会話はなかなか続かない。
「僕、猫舌なんだ」
そう男は告げた。そうなんですね、と女は微笑む。
テーブルに置かれたホットコーヒーを男はゆっくりと時間をかけて飲んだ。
二回目のデートはレストランだった。
前回よりは少しほぐれたものの、二人の間にはまだぎこちなさが残る。
男は注文したウミガメのスープを、これまた時間をかけてゆっくりと飲んだ。
そんな調子で幾度かデートを重ね、二人の距離はずいぶんと縮まったようだった。
ある日、女は男を自宅に招き手料理を振る舞うことにした。
男の好物であるウミガメのスープを作った女は、猫舌の彼に配慮し、軽く冷ましてあるスープを差し出した。
器に触れた男は一瞬動作を止めた。そして顔を上げると、やや遠慮がちに女にこう告げた。
「……このスープ、温めてくれないか?」
女は少し驚いた。
「どうして?あなた、猫舌でしょう?」
「本当のことを言うと、僕……猫舌なんかじゃないんだ」
申し訳なさと気恥ずかしさの入り交じる表情で男は言う。
「猫舌だって言ったのは、そう言い訳してゆっくり食べることで少しでも長く君と一緒にいたかったんだ」
うまく話せなくても、会話が続かなくても、ただ一緒にいたかったのだと。
男は伏し目がちに笑って、それからまっすぐに女の目を見た。
「でも、もう猫舌だなんて誤魔化して時間を稼がなくても、君とはいろんなことを話せるようになったから。せっかく作ってくれたこのスープも、熱々の一番おいしい状態で食べてみたい」
女は頬を染め、嬉しそうに頷いた。
●○●○●○●○
いつも遊んでくださる皆さん、ありがとうございます。藤井です。
ラテシンに登録したのが約9年前。以来、ウミガメを介してたくさんの方々と交流をさせていただきました。
私にとってのウミガメのスープは、大切なコミュニケーションツールのひとつです。
登場人物の心情が溶け込んでいる奥行きのあるスープが好きで、そういったスープ作りを目指しています。
記念すべき100問目のスープには『うまく話せないけど、それでも一緒にいたい』…そんな思いを溶かしました。
どうかこれからも気ままに遊んでいただけると嬉しいです!ラブ!
毎週[金 土 日]の21:00~00:00は広告無しのらてらてタイム!
「金曜日の扉」「21Good」
良質:15票トリック:3票納得感:3票
女は、13日が金曜日であることを、ひそかに喜んでいた。
彼女が失うことを恐れていたものは、何?
答えは漢字一文字。理由もあわせて答えよ。
彼女が失うことを恐れていたものは、何?
答えは漢字一文字。理由もあわせて答えよ。
19年12月13日 22:00
【20の扉】 [とかげ]
【20の扉】 [とかげ]

ジェイソンの扉
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<金>
13日が金曜日ということは、翌日の14日は土曜日で休日。
2月14日のバレンタインデーが休日のため、職場で配る義理チョコを用意しなくて済む理由ができて喜んでいた女は、義理チョコをたくさん買って{金欠}になることを恐れていた。
つまり、失うことを恐れていたものは、{金}である。{金}曜日なだけに。
※以下、爬虫類による蛇足的な豆知識です。
現在使われている暦はグレゴリオ暦というもので、400年のうち閏年が97回あります。
366×97+365×(400-97)=146097
400年で146097日。
これを7で割ると、
146097÷7=20871
つまり割りきれるので、7種類ある曜日は400年ですべて同じ数だけあって偏りはないわけです。
そんな中、13日が何曜日になるかを調べてみると、実は金曜日になる回数が一番多くなります。
また、13日が金曜日になるのは1年で最低1回、最高3回です。
実はわりといっぱいある「13日の金曜日」なわけです。
13日が金曜日ということは、翌日の14日は土曜日で休日。
2月14日のバレンタインデーが休日のため、職場で配る義理チョコを用意しなくて済む理由ができて喜んでいた女は、義理チョコをたくさん買って{金欠}になることを恐れていた。
つまり、失うことを恐れていたものは、{金}である。{金}曜日なだけに。
※以下、爬虫類による蛇足的な豆知識です。
現在使われている暦はグレゴリオ暦というもので、400年のうち閏年が97回あります。
366×97+365×(400-97)=146097
400年で146097日。
これを7で割ると、
146097÷7=20871
つまり割りきれるので、7種類ある曜日は400年ですべて同じ数だけあって偏りはないわけです。
そんな中、13日が何曜日になるかを調べてみると、実は金曜日になる回数が一番多くなります。
また、13日が金曜日になるのは1年で最低1回、最高3回です。
実はわりといっぱいある「13日の金曜日」なわけです。
「【要知識】視線の先に」「21Good」