「募る想いは雪に似て」「25Good」
良質:9票トリック:3票物語:8票納得感:5票
幼馴染のタカフミに、密かに想いを寄せているハルカ。
いつか告白しようと心に決めながらも、恋愛には奥手な彼女はなかなか気持ちを伝えられずにいた。
そんなある日のこと。
部活中に不慮の事故で足を捻挫してしまったハルカを、たまたま居合わせたタカフミが家まで送ってくれることになった。
幼馴染ゆえ家が近い二人だが、一緒に登下校することはほとんどなかった。
この機会を逃したら、二人きりの時間はそうそう訪れない。
ハルカは、この機会に勇気を振り絞って告白することを決意した。
さて、ハルカが告白の際に{Aに少し力を込めた}のは、今日が肌寒い冬の日であったからだという。
{A}とは何か?
状況を踏まえて答えて欲しい。
いつか告白しようと心に決めながらも、恋愛には奥手な彼女はなかなか気持ちを伝えられずにいた。
そんなある日のこと。
部活中に不慮の事故で足を捻挫してしまったハルカを、たまたま居合わせたタカフミが家まで送ってくれることになった。
幼馴染ゆえ家が近い二人だが、一緒に登下校することはほとんどなかった。
この機会を逃したら、二人きりの時間はそうそう訪れない。
ハルカは、この機会に勇気を振り絞って告白することを決意した。
さて、ハルカが告白の際に{Aに少し力を込めた}のは、今日が肌寒い冬の日であったからだという。
{A}とは何か?
状況を踏まえて答えて欲しい。
25年07月21日 21:12
【20の扉】 [だだだだ3号機]
【20の扉】 [だだだだ3号機]

7/27(日)23:59頃に〆!
解説を見る
【{A、人差し指}】
部活中に足を捻挫したハルカは、タカフミに自転車で家まで送って貰うことになった。
帰り道、タカフミに告白をしようと決め、{タカフミの背中に指文字で「スキ」と書く}ことで想いを伝えようとしたが、{その日は肌寒くタカフミは厚着をしていたため}、伝わり損なうことが無いように指に力を込めた。
【読まなくていいやつ】
「やっちゃったなぁ…」
肌を撫ぜる風が冷たい冬のある日のこと。
放課後のウミガメ高校のグラウンドでは、運動部の生徒たちの掛け声が響き渡っている。
その様子を横目に、学校から少し離れた広場のベンチで、座り込んで足首を擦る女子生徒がいた。
ハルカである。
陸上部に所属する彼女は、先ほど練習中に足首を捻ってしまい、左足をひどく痛めてしまった。
「…本当に、大丈夫なのね?」
さっき、心配そうにハルカを送り出した保健室の先生の表情を思い出した。
基本的に気が強くプライドの高い彼女は、一人で帰れるか、としつこく尋ねる先生を半ば強引に説得して帰路についてしまったのだ。
そのときは『大して痛んでいないから』と強がったが、アドレナリンが切れてきたのか、今になって鋭い痛みが強くなってきた。
「今からでも戻るか…?」
陸上部の彼女は、基本的に毎日の登下校をランニング代わりにしている。実際学校からハルカの家までの距離は朝練のウォームアップにもちょうど良く、着替えの手間も省けるのでお得だった。
だがそのストイックさが、ここにて彼女の首を締める。
ランニング代わりにはちょうど良い距離でも、普通に歩くにはやや遠く、足を痛めたハルカには厳しい道のりであった。
───普通なら自転車で通ってちょうど良い距離だ。実際アイツも…
「何してんの?」
唐突な声掛けに顔を上げたハルカの前に立っていたのは、幼馴染のタカフミであった。
「…怪我か?」
傍らに止めたグレーの自転車から跳ねるように、タカフミが側に寄ってきた。
「お前これ歩いていいやつじゃないだろ。何一人で帰ろうとしてんの。」
「だってさっきまでそんな痛くなかったし…ゴニョゴニョ」
「アホか」
そう言ってため息をついたタカフミは、何やら少し思案した後、不意に意を決したように呟いた。
「送ってくよ。後ろに乗れ。」
「………はぁっ!?」
「家近いしちょうど良いだろ。早よ乗れ。」
「いや、2ケツはさすがに見つかったらマズい…」
「緊急事態だろ。つべこべ言うな。」
半ば強引に促されるまま、ハルカはタカフミの自転車の後ろに乗せられた。
「よし、しっかり掴まってろよ。」
ハルカのスクールバッグを籠に入れつつタカフミがそう言うと、二人をのせた自転車が勢いよく走り出した。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
煙のようにゆっくり後方へ流れる家々。
走り出しこそ勢いがあったが、タカフミの漕ぐ自転車の速度はそれなりに緩やかであった。
二人分の体重を乗せているからというのもあるだろうが、一番はハルカを気遣ってのことだろう。
心地の良い風を感じながら、ハルカは久方ぶりの時間に想いを馳せていた。
二人きりで帰るなんて、一体いつぶりだろうか。
高校生になってハルカが陸上部に入ってからすぐ、登下校はランニングの時間になり、タカフミはずっと自転車通学をしているから、こうして二人で帰るなんて久しぶりのことだった。
クラスは違うし、たまに学校で話もするが、お互いに別の友達だっている。
避けているわけではないが、示し合わせたかのように二人きりの時間は全く無かった。
…いつしかその空白が淡い恋心に化けてからも、その想いを伝えられる機会はなかった。
「重くない?」
「毎朝の通学で鍛えられた健脚をナメんな」
「ってことは私の方が鍛えられてるよね」
──いや、それは言い訳かもしれない。
別に何かとつけて二人きりの時間を作ることだって出来たはず。私がそれをしなかったのは、私にそれだけの勇気が無かっただけのことだ。
高校生になってから陸上一筋。
恋愛なんて大して考える余裕はなくて。
いつしか慣れないものになってしまったその感情は、生来の気の強さと相容れなくなったのだ。
「あのさ」
「何?」
ぶっきらぼうに返すタカフミ。
自転車が切り裂いた風が唸って、声が少し聞こえづらい。
「今から背中に文字書くからさ、なんて書いたか当ててよ」
「暇かよ…こっちは親切で送ってやってんだぞ」
そう言いつつタカフミは拒絶しない。
昔からなんやかんや付き合ってくれる、優しいところが好きだった。
「今日は寒いね」
「あーもう12月だしなー、来週雪降るらしいぜ」
「うへ~練習失くなるかなぁ…いやこの足じゃ関係無いか~」
重く聞こえないよう少し笑いながら、タカフミの背中に指を置いた。
ふわっとしたコートの感触がして、指が少し生地に沈む。
───こんなに大きかったっけな。
ああ、でもこの気温でこの厚着だ。
しっかり書かないと伝わらないかもしれない。
そう思ったハルカはほんの少しだけ、人差し指に力を込めた。
「じゃあ集中してよね、外したから罰ゲームだから」
「聞いてないんだが」
───二度も伝えられる勇気は無いから。
少し深呼吸をして。
耳の先まで熱くなるのを感じながら、ハルカはしっかりとタカフミの背中に「スキ」の2文字をなぞった。
静寂。
時が止まったような感覚の中、景色が揺れ、視界がキラキラと光った。
頭が真っ白になっていたハルカは、慌てて口を開いた。
「さて」
【「…なんて、書いたでしょうか?」】
部活中に足を捻挫したハルカは、タカフミに自転車で家まで送って貰うことになった。
帰り道、タカフミに告白をしようと決め、{タカフミの背中に指文字で「スキ」と書く}ことで想いを伝えようとしたが、{その日は肌寒くタカフミは厚着をしていたため}、伝わり損なうことが無いように指に力を込めた。
【読まなくていいやつ】
「やっちゃったなぁ…」
肌を撫ぜる風が冷たい冬のある日のこと。
放課後のウミガメ高校のグラウンドでは、運動部の生徒たちの掛け声が響き渡っている。
その様子を横目に、学校から少し離れた広場のベンチで、座り込んで足首を擦る女子生徒がいた。
ハルカである。
陸上部に所属する彼女は、先ほど練習中に足首を捻ってしまい、左足をひどく痛めてしまった。
「…本当に、大丈夫なのね?」
さっき、心配そうにハルカを送り出した保健室の先生の表情を思い出した。
基本的に気が強くプライドの高い彼女は、一人で帰れるか、としつこく尋ねる先生を半ば強引に説得して帰路についてしまったのだ。
そのときは『大して痛んでいないから』と強がったが、アドレナリンが切れてきたのか、今になって鋭い痛みが強くなってきた。
「今からでも戻るか…?」
陸上部の彼女は、基本的に毎日の登下校をランニング代わりにしている。実際学校からハルカの家までの距離は朝練のウォームアップにもちょうど良く、着替えの手間も省けるのでお得だった。
だがそのストイックさが、ここにて彼女の首を締める。
ランニング代わりにはちょうど良い距離でも、普通に歩くにはやや遠く、足を痛めたハルカには厳しい道のりであった。
───普通なら自転車で通ってちょうど良い距離だ。実際アイツも…
「何してんの?」
唐突な声掛けに顔を上げたハルカの前に立っていたのは、幼馴染のタカフミであった。
「…怪我か?」
傍らに止めたグレーの自転車から跳ねるように、タカフミが側に寄ってきた。
「お前これ歩いていいやつじゃないだろ。何一人で帰ろうとしてんの。」
「だってさっきまでそんな痛くなかったし…ゴニョゴニョ」
「アホか」
そう言ってため息をついたタカフミは、何やら少し思案した後、不意に意を決したように呟いた。
「送ってくよ。後ろに乗れ。」
「………はぁっ!?」
「家近いしちょうど良いだろ。早よ乗れ。」
「いや、2ケツはさすがに見つかったらマズい…」
「緊急事態だろ。つべこべ言うな。」
半ば強引に促されるまま、ハルカはタカフミの自転車の後ろに乗せられた。
「よし、しっかり掴まってろよ。」
ハルカのスクールバッグを籠に入れつつタカフミがそう言うと、二人をのせた自転車が勢いよく走り出した。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
煙のようにゆっくり後方へ流れる家々。
走り出しこそ勢いがあったが、タカフミの漕ぐ自転車の速度はそれなりに緩やかであった。
二人分の体重を乗せているからというのもあるだろうが、一番はハルカを気遣ってのことだろう。
心地の良い風を感じながら、ハルカは久方ぶりの時間に想いを馳せていた。
二人きりで帰るなんて、一体いつぶりだろうか。
高校生になってハルカが陸上部に入ってからすぐ、登下校はランニングの時間になり、タカフミはずっと自転車通学をしているから、こうして二人で帰るなんて久しぶりのことだった。
クラスは違うし、たまに学校で話もするが、お互いに別の友達だっている。
避けているわけではないが、示し合わせたかのように二人きりの時間は全く無かった。
…いつしかその空白が淡い恋心に化けてからも、その想いを伝えられる機会はなかった。
「重くない?」
「毎朝の通学で鍛えられた健脚をナメんな」
「ってことは私の方が鍛えられてるよね」
──いや、それは言い訳かもしれない。
別に何かとつけて二人きりの時間を作ることだって出来たはず。私がそれをしなかったのは、私にそれだけの勇気が無かっただけのことだ。
高校生になってから陸上一筋。
恋愛なんて大して考える余裕はなくて。
いつしか慣れないものになってしまったその感情は、生来の気の強さと相容れなくなったのだ。
「あのさ」
「何?」
ぶっきらぼうに返すタカフミ。
自転車が切り裂いた風が唸って、声が少し聞こえづらい。
「今から背中に文字書くからさ、なんて書いたか当ててよ」
「暇かよ…こっちは親切で送ってやってんだぞ」
そう言いつつタカフミは拒絶しない。
昔からなんやかんや付き合ってくれる、優しいところが好きだった。
「今日は寒いね」
「あーもう12月だしなー、来週雪降るらしいぜ」
「うへ~練習失くなるかなぁ…いやこの足じゃ関係無いか~」
重く聞こえないよう少し笑いながら、タカフミの背中に指を置いた。
ふわっとしたコートの感触がして、指が少し生地に沈む。
───こんなに大きかったっけな。
ああ、でもこの気温でこの厚着だ。
しっかり書かないと伝わらないかもしれない。
そう思ったハルカはほんの少しだけ、人差し指に力を込めた。
「じゃあ集中してよね、外したから罰ゲームだから」
「聞いてないんだが」
───二度も伝えられる勇気は無いから。
少し深呼吸をして。
耳の先まで熱くなるのを感じながら、ハルカはしっかりとタカフミの背中に「スキ」の2文字をなぞった。
静寂。
時が止まったような感覚の中、景色が揺れ、視界がキラキラと光った。
頭が真っ白になっていたハルカは、慌てて口を開いた。
「さて」
【「…なんて、書いたでしょうか?」】
「私は、その桜の写真を三葉、見たことがある。」「24Good」
良質:18票トリック:2票物語:3票納得感:1票
男が自宅で思い出の品の整理をしていると、写真がはらりと舞い落ちた。
拾いあげて見ると、子供たちが通っていた高校の卒業式の日に撮られたものだった。
校門前で2人が仲良さげにポーズを決めている。
(2人とも制服だから、お姉ちゃんの方の卒業式だな……)
懐かしそうな笑みを浮かべた男だったが、やがて声をあげて泣き出した。
どうしたのだろう?
拾いあげて見ると、子供たちが通っていた高校の卒業式の日に撮られたものだった。
校門前で2人が仲良さげにポーズを決めている。
(2人とも制服だから、お姉ちゃんの方の卒業式だな……)
懐かしそうな笑みを浮かべた男だったが、やがて声をあげて泣き出した。
どうしたのだろう?
22年06月26日 20:50
【ウミガメのスープ】 [はなうた]
【ウミガメのスープ】 [はなうた]

よろしくお願いします!
解説を見る
最愛の妻の死後、遺品整理で見覚えのない写真を見つけた男。
一目見て子供たちの写真だと思った。写っている少年少女は確かに息子と娘の顔だったから。
しかし程なくして、校門前におかれた看板に目が釘付けになった。
-------------------------------
昭和六十年度 海亀高等学校
卒業証書授与式
-------------------------------
昭和……、子供たちはまだ生まれていない。
写真に写っているのは娘ではなく、同じ高校の卒業生である妻の少女時代だったのだ。親子なだけあって娘そっくりである。
{では、息子とあまりに瓜二つのこの男は……?}
妻が学生時代の恋人と不倫していたことを知り、彼はやりきれない思いで慟哭した。
一目見て子供たちの写真だと思った。写っている少年少女は確かに息子と娘の顔だったから。
しかし程なくして、校門前におかれた看板に目が釘付けになった。
-------------------------------
昭和六十年度 海亀高等学校
卒業証書授与式
-------------------------------
昭和……、子供たちはまだ生まれていない。
写真に写っているのは娘ではなく、同じ高校の卒業生である妻の少女時代だったのだ。親子なだけあって娘そっくりである。
{では、息子とあまりに瓜二つのこの男は……?}
妻が学生時代の恋人と不倫していたことを知り、彼はやりきれない思いで慟哭した。
「8012 ※12468?」「24Good」
良質:18票トリック:3票物語:1票納得感:2票
<{3229}>
①4483
③2726
⑥7485
⑧6322
⑨10912
⑩7622
⑫10250
⑬880
⑮13118
⑯5730
⑰7874
⑲17583
⑳15407
㉑11111
②16051
③8701
④8077
⑤16672
⑦638
⑧7215
⑪10056
⑬10839
⑭11557
⑱15476
①4483
③2726
⑥7485
⑧6322
⑨10912
⑩7622
⑫10250
⑬880
⑮13118
⑯5730
⑰7874
⑲17583
⑳15407
㉑11111
②16051
③8701
④8077
⑤16672
⑦638
⑧7215
⑪10056
⑬10839
⑭11557
⑱15476
22年12月21日 18:07
【新・形式】 [たけの子]
【新・形式】 [たけの子]

1920!!(14540)
解説を見る
<解いてくださった皆様に。{9453}>
「えんじぇるかでびるか」「24Good」
良質:9票トリック:11票物語:2票納得感:2票
ある日、悩める人間の前に現れた天使と悪魔がそれぞれこう言った。
悪魔「俺は絶対に〇〇するぜ。悪魔は悪の象徴だからな。」
天使「私は〇〇しませんよ。天使は善の象徴ですからね。」
さて、善悪どちらの象徴でもない人間さんは、〇〇すべきでしょうか?
理由とともに、ぜひあなたの答えを聞かせてください。
ちなみにこの問題は、
理由次第で「すべき」「すべきでない」のどちらも正解になり得ます。
○○の文字自体を特定する質問は禁止とします。
例:「あ」から始まりますか? など
悪魔「俺は絶対に〇〇するぜ。悪魔は悪の象徴だからな。」
天使「私は〇〇しませんよ。天使は善の象徴ですからね。」
さて、善悪どちらの象徴でもない人間さんは、〇〇すべきでしょうか?
理由とともに、ぜひあなたの答えを聞かせてください。
ちなみにこの問題は、
理由次第で「すべき」「すべきでない」のどちらも正解になり得ます。
○○の文字自体を特定する質問は禁止とします。
例:「あ」から始まりますか? など
23年09月29日 21:40
【ウミガメのスープ】 [るょ]
【ウミガメのスープ】 [るょ]

ご参加ありがとうございました!
解説を見る
高校で運命的な出会いを果たした友人たち。
島田 悪魔くん、吉田 天使さん、
彼らは自らの特徴的な名前に、それぞれ思うところがあるのだった。
悪魔「俺は絶対に改名するぜ。悪魔は悪の象徴だからな。」
名前にマイナスのイメージを抱える彼の決心は固い。
天使「私は改名しませんよ。天使は善の象徴ですからね。」
プラスのイメージな名前の彼女は、それもまた個性であると受け入れるらしい。
僕はどうしよう。
『人間』という名前と、僕はどう向き合っていこうか。
確かに紛らわしい名前で、今まで困ったこともあった。
けれど、この名前に奇妙な愛着が湧いている自分がいることも確か。
親が付けてくれた唯一無二の大事な名前。
けれど、名前が原因で色眼鏡で見られることも少なくない。
この僕『田中 人間』は、
いま一世一代の大決断に差し掛かっているのだった。
・・・
答え:
・変な名前なので改名すべき ←わかる
・苦しむくらいなら改名すべき ←わかる
・いい名前なのでしなくてもいい ←わかる
・入間人間先生のファンなのですべきじゃない ←?
島田 悪魔くん、吉田 天使さん、
彼らは自らの特徴的な名前に、それぞれ思うところがあるのだった。
悪魔「俺は絶対に改名するぜ。悪魔は悪の象徴だからな。」
名前にマイナスのイメージを抱える彼の決心は固い。
天使「私は改名しませんよ。天使は善の象徴ですからね。」
プラスのイメージな名前の彼女は、それもまた個性であると受け入れるらしい。
僕はどうしよう。
『人間』という名前と、僕はどう向き合っていこうか。
確かに紛らわしい名前で、今まで困ったこともあった。
けれど、この名前に奇妙な愛着が湧いている自分がいることも確か。
親が付けてくれた唯一無二の大事な名前。
けれど、名前が原因で色眼鏡で見られることも少なくない。
この僕『田中 人間』は、
いま一世一代の大決断に差し掛かっているのだった。
・・・
答え:
・変な名前なので改名すべき ←わかる
・苦しむくらいなら改名すべき ←わかる
・いい名前なのでしなくてもいい ←わかる
・入間人間先生のファンなのですべきじゃない ←?
「言ってしまっちゃいけないこと」「24Good」
良質:15票トリック:1票物語:1票納得感:7票
「新進のテーマパーク『らてらんど』のしゃべる公式マスコットゆるキャラ・ラッテーの体内では常に濃厚な抹茶クリームが作られている。」
ことになったのは一体なぜ?
ことになったのは一体なぜ?
23年10月24日 22:16
【ウミガメのスープ】 [さなめ。]
【ウミガメのスープ】 [さなめ。]
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ラッテーのゆるキャラの声優は公式に発表されていないが、その特徴的な声質から、一部の人間からは尤もな予想が飛び交う可能性が懸念された。
「ラッテーの{中身}って〇〇なんじゃね?」
「{中身}、配信者の〇〇かも!?」
「ラッテーの{中身}、考察しがいがあるな」
テーマパーク側としては、そうした夢のない噂が散見されるのは好ましくない。ということでお披露目の際、こんなことを発表した。
【{「ラッテーの体の中身には、なんとらてらんど名物ウミガメソフトの抹茶クリームがあるんだって〜!!」}】
「{中身}が抹茶…!メルヘンすぎる!」
「抹茶クリーム、体の{中身}を支配してると胃もたれしそう」
「抹茶色とかじゃなくまじの抹茶なの?しかも{中身}??」
要約:マスコットの声優(いわゆる中の人)を予想する予測変換汚染の防止・SNS等の検索避けと、園内名物の宣伝を兼ねるために奇抜な設定を用意した。
「ラッテーの{中身}って〇〇なんじゃね?」
「{中身}、配信者の〇〇かも!?」
「ラッテーの{中身}、考察しがいがあるな」
テーマパーク側としては、そうした夢のない噂が散見されるのは好ましくない。ということでお披露目の際、こんなことを発表した。
【{「ラッテーの体の中身には、なんとらてらんど名物ウミガメソフトの抹茶クリームがあるんだって〜!!」}】
「{中身}が抹茶…!メルヘンすぎる!」
「抹茶クリーム、体の{中身}を支配してると胃もたれしそう」
「抹茶色とかじゃなくまじの抹茶なの?しかも{中身}??」
要約:マスコットの声優(いわゆる中の人)を予想する予測変換汚染の防止・SNS等の検索避けと、園内名物の宣伝を兼ねるために奇抜な設定を用意した。