みんなのGood

空箱に愛「21Good」
良質:9票トリック:2票物語:3票納得感:7票
息子が自由帳にかいた奇妙な文章とイラスト。
そのイラストは猫や熊に見えないこともないが、明らかにXが多いので、きっとYのイラストなのだろう。

X、Yに入る文字をそれぞれ一字で当ててください。
23年10月27日 21:38
【20の扉】 [tsumugu]

 




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X= た
Y= 狸

Cindy :https://www.cindythink.com/puzzle/8872
良質:6票トリック:2票物語:6票納得感:7票
我が家の裏の空き地は、
野良猫の溜まり場になっている。

あまり褒められた行為ではないが、
都会の生活で心が疲れた時、
私は、猫たちにエサをやって癒やされていた。

ある日。
外から仔猫の鳴き声がすることに気づいた私は、
いつものように、煮干しの入った袋を手に空き地に向かった。

…結論から言うと、仔猫はいなかった。
空き地には、いつも集まっている猫たちの姿すらない。

代わりに、小太りのおじさんがいた。
おじさんは口を開く。

「ンニャアオ…ニャアオ……🐾」

……なんてことだ。
仔猫の鳴き声だと思っていた声は、
小太りのおじさんの口から発せられていたのだった。


私は、
猫にあげるために持ってきた煮干しを、
小太りのおじさんに与えた。

一体なぜ?
24年01月21日 21:35
【ウミガメのスープ】 [るょ]



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四つん這いで草むらに鳴き続けるおじさん。
私は彼の肩に手を置くと、静かに首を振った。

「ここらの猫は現金でね。エサでも無いと触らせてくれないよ。」

煮干しの袋を渡す。

手のひらに煮干しを出して呼ぶと、
ものの数分で、隠れていた猫たちが集まってきた。

「地元の猫たちなら、鳴きマネに釣られて集まってくるんですがね…。」

猫ちゃんも都会っ子なんですね。
そう言って苦笑いするおじさん。
彼もまた、都会のストレスを猫で癒やそうとしていたのだった。

・・・
都会では、隣人のことなど気にかけていられない。

いつもの電車であなたの隣に座るそのおじさんも、
実は生活の中で、ストレスを感じていたりするのかもしれない。

…或いは、異様に猫の鳴きマネが上手だったりするかもしれない。


答え:
隠れている猫を呼んで触らせてあげるため
永久凍土の地「21Good」
良質:9票トリック:5票物語:3票納得感:4票
ラテラテ町の糖尿病患者が今年になって急激に数を減らし、もう殆どいないことを知った甘党のカメオ医師は来年にはラテラテ町から別の町へ引っ越すことに決めた。

以上の出来事からカメオの好きな飲み物を正確に特定した後、カメオの嫌いな食べ物まで考察せよ。
24年02月29日 22:44
【20の扉】 [松神]



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A.甘党の吸血鬼カメオの好きな飲み物は糖尿病罹患者の血液である。また、吸血鬼の嫌いな食べ物は当然にんにくだろう。
憂鬱の朝「20Good」
良質:9票物語:5票納得感:6票
カメコは学校でも有名な遅刻の常習犯だ。昔から遅刻は多かったが、母が朝に起こしてくれなくなってから、カメコはほとんど毎日のように寝坊し、遅刻する。教師ももはや注意するのを諦めているらしい。
そんなカメコだが、珍しく遅刻しなかった日はいつも憂鬱な気持ちになるのだという。一体なぜ?
23年05月03日 10:25
【ウミガメのスープ】 [うつま]

問題の量産体制に入ってま…したが忙しいのでそんなに出題できなさそう




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カメコの母は、ホームから転落して死亡した。事故なのか事件なのか、はたまた自殺なのか。警察はただの事故だと判断したが、それはカメコの心に影を落とすには十分だった。
母に限って自殺なんてするはずがないという気持ちと、母はいつも家族の前では無理をしていたのかもしれないという疑いと、いろいろごちゃまぜになって、カメコはなぜだか眠るということがコントロールできなくなってしまった。
その事情を知っている教師はカメコの遅刻を注意せず、学校に来ようとしているだけ偉いと思って黙認していた。
そんなカメコだが、まれに遅刻しない日がある。それは、始業が遅れた日だ。電車を利用して登校する生徒も多いため、電車が止まると授業が始まるのも遅くなり、いつも遅刻する時間にくるカメコも遅刻を免れることになる。
「人身事故に伴う電車の運転見合わせのため、本日の始業は9:30からとします」
そんな張り紙を見る度に、事故の被害者に思いを馳せて、そして母を思い出して、カメコは気が重くなるのだ。

簡易解説
電車で遅延が発生した日は、授業の開始が遅れてカメコは遅刻を免れる。遅延の原因となった人身事故の情報を聞く度に、その人の気持ちを思って気が重くなるのだ。
禁断の香り「20Good」
良質:9票トリック:4票物語:1票納得感:6票
ラテバラはラテラル国の全土で栽培されていた鮮やかな赤色の薔薇である。濃厚でとろけるような独特な香りから、遥か昔から香水として国民に親しまれてきた。
しかし近年、ラテバラウイルスという致死性の高いウイルスが発見され、ラテバラ香水の使用は法律で禁止されるようになった。

そんなラテバラ香水だが、現在、{若い既婚女性を中心に}少量ながら流通しているのだという。それは一体どうしてだろうか。
23年05月06日 22:45
【ウミガメのスープ】 [うつま]



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LAVID-20は発熱や強い吐き気を催し、治療が遅れた場合の致死率が非常に高い凶悪なウイルスである。このウイルスを何より特徴づけているのは、初期症状の嗅覚障害であり、罹患者は僅かにラテバラの独特な香りを感じるようになる。その特徴からこのウイルスは一般にラテバラウイルスと呼ばれている。
人々がラテバラ香水を使用することで、感染の発覚が遅れたり、逆に感染してない人が症状が出たと誤解したり、社会に混乱をもたらすと判断され、ラテバラ香水を服などにかけて使用することが法律で禁じられるようになった。なお、香水そのものに違法性はないため、生産や所持自体は禁じられておらず、また単に香水の匂いを嗅ぐだけであれば問題はない。

初期症状が確認された段階で適切な処置をすることで死亡率は大きく下がり、ラテバラウイルスで死亡する人の数は次第に減っていった。
ラテバラ香水の使用が禁止されて数年経ってから、ラテバラの匂いを知らない子供が増えてきた。そもそもラテバラの匂いを知らなければ、「ラテバラの匂いが病気のサイン」と教えられても、少し変な匂いがするというだけで病気に気づくことは難しい。そのため子供にラテバラの匂いを教えようと、ラテバラ香水を購入する母親達が増えているのだった。