みんなのGood

良質:9票トリック:10票納得感:3票
私は彼女の目を見
20年04月26日 19:18
【新・形式】 [休み鶴]

……。




解説を見る
(るとたちまち石にされてしまった。メデューサって怖い。)
良質:15票トリック:1票物語:5票納得感:1票
う〜、二日酔いで頭が痛い…
おう、悪い悪い、俺はよくここで遊ばせてもらってる西田ってもんだけどよ、今日はちょっくららてらてのみんなに助けてほしいことがあるんだ。

昨日の晩は久しぶりに酒を飲んでたんだけどよ、どうやら飲みながらウミガメのことでも考えてたのかな、スマホにメモが残ってたんだ。
ほら、これだ。

-----------------------------------

ウミガメ高校に通う女子高生カメコは、読書があまり好きではなく、小説の類いは今までにもほとんど読んだことがなかった。

そんなカメコがある日、本屋でできるだけ長いシリーズ物の小説を探していたのだが、

彼女が突然読書好きになったのでなければ、一体どういう目的があったのだろう?

------------------------------------

「どうやら」ってのがどういう意味かと言えば、そうだな、やっぱ勢い余って飲みすぎたのがいけなかったのかな……どうにも昨夜遅くになってからの記憶がねえんだ。
どんな答えだったかも全然覚えてねえんだよな・・・しかもこの問題、なぜか『出題済み』フォルダに入ってて、ご丁寧にお気に入りチェックまでされてるんだぜ?

なあ頼むよみんな、この問題の謎を、一緒に解き明かしてくれねえか?


◇◇注意◇◇
・この問題は亀夫君問題です。語り手の西田に問いかけたり指示を出したりして彼を助けてください。
・YES NOで答えられない質問も可能です。ただし登場人物が知らないことは答えられません。
・正解マーカーが付く条件は3つあり、それぞれを満たすと正解①②③と表示されます。正解③が出た時点で終了の予定です。
20年08月27日 20:03
【亀夫君問題】 [「マクガフィン」]

亀夫君問題は初めてにつき、回答遅くなりがちなのです(^◇^;)




解説を見る
どうもこんにちは。水谷です。

西田から聞いたけれど、この度はらてらての皆さんに迷惑をおかけしてごめんなさいね。
皆さんの言う通り、私は高校生の頃からずっと西田のことが好きだったの。でも、告白する勇気がなくてね…
彼はそのとき読書にハマってたから、小説なんて興味のない私も、本の貸し借りをすれば話すことも会うこともできると思って本屋をうろついてたのよ。長いシリーズ物ならそれだけたくさん話せるし。

昨日2人で久しぶりに飲みに行った時に、ウミガメのスープにかこつけてそれとなく気持ちを伝えようと思ったんだけど、西田ったら全然気づかないのよ?あの頃のことなんてまったく思い出さないみたいで、水谷のスープだーとか言ってスマホにメモして満足気なんだもの。

今日になって連絡してきたと思ったら、あの問題のこと自体忘れてるって言うじゃない。変なタイミングで私の想いに気づかれても困るし、あの恥ずかしい問題は思い出してくれない方が都合が良いもの。答えなんて教えてあげないわ。

でも、もっと早く勇気を出して告白してしまえば良かったかもしれないわね。あの後、西田からの告白してくれたの。とても、とーーっても嬉しかった。みなさんが背中を押してくれたんでしょう?本当にありがとう。

2人で幸せな時間を過ごすつもり。もちろんこれからもらてらてにはお邪魔するから、その時はよろしくね!



正解①この問題は西田の問題じゃなくて水谷が出題したもの

正解②問題の解説は「片思い中の男子とできるだけたくさん会って話す理由を作るため」だということを、自分の高校時代の記憶から解き明かす

正解③水谷がこの問題を出したのは、西田に想いを伝えるため
→告白に答えるよう指示すれば終了
良質:21票物語:1票
「サンタさんへ
かいとうエマノンに あえますように!」

昨日の聖夜、息子の晴輝が靴下に貼り付けたメモを見てしまった私、雪子。

今日はクリスマス。母親として、なんとか願いを叶えてあげたいのだけど…。

【目的・ルール説明】
{※}皆さんには母・雪子として、晴輝に質問をし、願いを叶えてもらいます!
{※}本問は亀夫君問題ですので、晴輝に{YesNoでは答えられない質問}もできます。但し、晴輝は自身の知っていることしか回答しません。
{※}今日の日付や晴輝の年齢など雪子自身が知っていることも、思い出すことで掘り下げられます。
{※}飽くまでも、晴輝が{生身の子供であること}をお忘れなきように…。
{※}制限時間は、晴輝が眠りにつくまでの3時間です。宜しくお願いします!
20年11月22日 19:00
【亀夫君問題】 [さなめ。]

今日のショーはここまで! 次回の怪盗エマノンも、お楽しみに!




解説を見る
【{「月光の下に今宵、いざ行かん!怪盗エマノン、参上!」}】

「か、か、怪盗エマノンだぁ…!」

黒いローブに、{白い仮面}。普段の私には着なれない服装に身を包み、声も意識して変えると、案外気づかれないものである。怪盗のキャラデザインとマッチしていた自分の細身をありがたがった。

(実際は予想を外したが)晴輝が要求するだろうと思って予め買っておいた怪盗エマノンのグッズをまとった母親に、晴輝は全く釘付けだ。口もあんぐりと開いている。
そういえば、子供向けアニメのグッズにしては、随分サイズが大きいな…。これが原作再現か。

「か、怪盗エマノン!いつも悪い奴らを退治してくれてありがとう!僕、エマノンのことが大好きなんだ!」

{テレビから飛び出してきたかのような}タイミングで表れた怪盗に、臆することなく会話する晴輝。この適応性、ひょっとしてちょっと凄いか。

…いやいや、そんなことより。アニメ「怪盗エマノン」はどうやら悪漢を挫くヒーロー的な怪盗らしい。悪役とはさしずめ、違法ブローカーの類いであろう。そうさ雪子、ここは怪盗らしく、エマノンらしく…!


「ありがとう、少年!
君も将来、圧倒されるような巨大な悪に立ち向かわん時が来るかも知れない。
そんな時でも、弱きを助け、悪を挫く正義を忘れないでいて欲しい。
いつか私のように、誰かの憧れを背負う人間となれ!」


…あれ?
怪盗って、こんなこという子だっけ?
レディースエーンドジェントルメーン!とか言わなくて良いのかな…??

…あ、でもなんか刺さってる、刺さってるぞ。これがエマノン力か、凄い効いてるね。

「うん!僕、エマノンみたいなすっげえ怪盗になる!絶対になってやる!」

「さあ、その意気だ!
君の健闘を、これからも祈ろう。

いざ、さらば!」

そういって、晴輝に頭から黒ローブをばっと被せる。なんだなんだ!と急な出来事に慌てる晴輝をよそに、急いで仮面などを外し隠すと、呆けた晴輝の顔がよく見えるようになった。

「…晴輝? どうしたの、そんな顔して?」

「あ、お母さん!今、本物の怪盗エマノンが来たんだよ!黒いマントに、白い仮面!サンタさんが叶えてくれたのかな!?てか、こんな時にどこいってたんだよー!」

次々、興奮覚めやらぬように捲し立てる晴輝に、素知らぬ顔を保ったままこう言った。

「怪盗エマノンかぁ~。お母さんも会いたかったな。

でもさ、ここに来てくれた怪盗エマノンのことだから、いつも晴輝のこと、見守ってくれてるんじゃない?」

「うん!きっとそうだよ!」

そう言って無邪気に笑う晴輝を、そっと撫でてあげる。
…一悶着、いやそれ以上の苦労こそあったが、息子の願いを無事叶えられ、私はやっと一安心したのであった。

…そういえば、今さっき遠く窓を颯爽と通り過ぎた影は、一体何だったのだろう?

空き巣、いや野良猫?さてはカラスか、それともまさか…?

【FA・要約:】
晴輝が会いたがったのは、アニメの主人公キャラクター、怪盗エマノン。
彼女のトレードマークは白い仮面なので、{名無し質問機能}を用いることで、雪子にエマノンの仮装をさせることができる。そしてその姿で決め台詞(途中のヒントで出現)を叫ぶなどすることで、目標通り晴輝の願いは形となる。

{但し}、晴輝は日曜午後7時開始のアニメ「怪盗エマノン」を{正にその時間、見ている}(本問出題のリアルタイムと連動)。依って(テレビ越しとはいえエマノン本人が晴輝の前にいる間、)30分のアニメが終わるまでは{変装しても無効}であるし、開始から20分~30分(アニメの山場)は晴輝はエマノンの応援に回るので、{質問が上手く回答されない}。

【余談:】
怪盗エマノン=Emanon←{no name}←名無し質問機能
アルテミスの紅涙「22Good」
良質:9票物語:6票納得感:7票
二児の母である五十嵐詩織は、内気な性格である長女の美月が初めて自宅に連れて来た、クラスメイトの池崎みゆきを歓迎した。
挨拶もそこそこに二人が美月の自室に入ったのを確認すると、詩織は堪えていた涙を流しはじめた。

詩織の次女(=美月の妹)の名前は何か?

※最終解答は漢字表記でお願いします。
※出題者として積極的には推奨しませんが、名前の構成要素を総当たり的に特定しようしても構いません。
 (この場合、[良い質問]マークは付けません。)
※ヒントを希望される場合は質問欄でお伝えください。
21年06月05日 19:04
【20の扉】 [炎帝]

6/8(火) 20:00までの出題を予定しています。




解説を見る
答: 美花

初冬。詩織が初めて授かった命は、生まれてくる前に散ってしまった。
悲しみを乗り越えるために、詩織はその子に「美雪(みゆき)」と名付けて水子供養をしていた。
その後、二人の子宝に恵まれた詩織は、二人の娘にそれぞれ「美月」「美花」と名付けた。
「美雪はこの世に生まれてくることができなかったが、それでも美月と美花のお姉ちゃんなのだ」という想いを、{雪月花}に託したものだった。


月日は流れ、十数年後のとある朝。


「ねぇお母さん。今日、友達を家に連れてきてもいい?」

美月からそんな申し出を受けた詩織は驚いた。美月は内気な性格で、今まで友達を家に呼んだことなんてなかったからだ。

「池崎さんって言うんだけど、その子も本好きなんだ。だから、私の本棚を見せてほしいって・・・」

たどたどしく話す美月の顔は、しかしとても嬉しそうだったので、詩織も快諾した。
その日の午後、美月が連れて来た快活そうな女の子は、「お邪魔します」と丁寧にお辞儀をしてからこう続けた。

「はじめまして!美月さんの友達の、池崎みゆきと申します!」

美月からは「池崎さん」とだけ聞いていたクラスメイトの下の名前が「みゆき」であることに、詩織は不意を突かれた。
美雪が生きていたらこんな風に成長していただろうかと、無意識のうちにみゆきと美雪を重ね合わせてしまう。

悲しいわけじゃないはずなのに。つらいわけじゃないはずなのに。どうしても目頭が熱くなる。
しかし、ここで涙を流したら美月にもみゆきにも不審に思われてしまうだろう。込み上げる感情を押し殺しながら、詩織も精一杯の笑顔で挨拶を返した。

なんとか表情を崩さないまま挨拶を済ませた詩織だったが、美月とみゆきが部屋に入ったのを見届けると、もはや涙が頬を伝うに任せるしかなかった。
良質:12票トリック:6票物語:2票納得感:2票
カメオはファンレターを貰った。
いつもはファンレターを読むと、マネージャーに渡して大切に保管しておくように言う。
しかし、その日受け取った手紙は、燃やすことにした。
いったいなぜ?
21年08月30日 00:12
【ウミガメのスープ】 [時野洋輔]



解説を見る
カメオは元アイドルで、現在は有名な{作家}である。
処女作「ラテラテの花」が大ヒットし、いまやテレビに引っ張りだこの状態だ。
しかし、実際にはマネージャーのウミオが代わりに小説を書いていた。そう、ウミオは{ゴーストライター}だったのだ。

いまやファンレターの大半は小説の内容に関するものばかりなので、小説を書いたウミオに渡して大事にするように言っていた。
しかし、ある日、そのウミオが亡くなった。
カメオはその日に届いたファンレターを、彼の{棺に入れて}一緒に燃やすことにした。