みんなのGood

良質:9票トリック:5票納得感:4票
中央に入る漢字1文字は何?
1度間違えるとヒントが出ます。
22年08月08日 13:22
【20の扉】 [びーんず]

検索可




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磁歪
電歪
歪曲
不正解

の4つの熟語ができる。



1度間違えると【不正解】というヒントが出る予定でしたがヒント無しで解かれました。お見事です。
お花畑だった「18Good」
トリック:7票物語:7票納得感:4票
花田ハナコは小学生の時母親に「花田ハナコって名前変じゃない?」と訊いたことを後悔している。何故?
23年02月18日 01:03
【ウミガメのスープ】 [るぐら]



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「この子ったら小学生の頃から花田君の事が好きだったのよ」とずっとイジられるから。
蚊のごとく「18Good」
良質:9票トリック:4票納得感:5票
宗教に対しての信仰心が特に強いとは言えないマモル。ある日、何度も何度も神社の境内を訪れた。
そして翌日。マモルは何も悪いことをしてないにも関わらず、友人のゲンジに思い切り叩かれた。

マモル「【{……}】っ!」

ゲンジを含め、周りにいた誰もがマモルの発した言葉をきちんと聞き取れなかった。



さて、何度も神社を訪れた翌日。マモルは一体何を口にしたのだろうか?
23年02月19日 00:43
【20の扉】 [山椒家]

はえー…




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「50gオーバーです」
ボクシング・モスキート級タイトルマッチ前日の軽量。カモガワジム所属の{プロボクサー}・マモルは僅かに体重が落としきれなかった。

マモル「すいません、ちょっと走ってきます」
体重をもうひと絞りするため、マモルは会場の近くにあった神社に向かった。
境内までは長い階段があり、ここを何度か往復すればなんとか汗はかけそうだ。

再計量の結果、なんとかクリア。タイトルマッチは予定通り行われることとなった。
翌日。リング上のマモルの背中を、友人であり{セコンド}のゲンジがバチーンと叩いた。

ゲンジ「キサマがいつも通りやれば負けることはないわい!日頃の鍛錬の成果を見せてこい!」
マモル「…………っ!(わかってるぜゲンジ!まかせろ!)」

マモルが口にした【{マウスピース}】のせいで、何を言ってるかは誰もがはっきり聞き取れない。

気合をみなぎらせたマモルはリングの中央に向かった。



簡易解説・ボクシングの試合なのでマウスピースを口にした
背中押す夏疾風「18Good」
良質:6票トリック:4票物語:3票納得感:5票
吹奏楽部の1年生のカメコは、同じく1年生の野球少年ウミオに思いを寄せている。中学の頃、野球部のマネージャーとして訪れた大会でウミオの姿を見て、一目惚れした。ウミオを追うように同じ高校に入ったが、もちろんウミオはそんなことは知らない。
しかしウミオの先輩が調子よく活躍しすぎるせいで、ここのところウミオがバッターボックスに立つ姿が見られなくなってしまっていて、カメコにはそれが少し不満だった。

そんなカメコが、最近吹奏楽の練習に集中して取り組むようになったのは一体なぜだろうか。
23年07月13日 15:51
【ウミガメのスープ】 [うつま]

祝 マクガフィンさん大記録達成!




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簡易解説
カメコはいつも、吹奏楽部の練習場所である音楽室の窓から、野球部の様子を見ていた。しかし野球部OBのマクガフィンが大記録を達成したことで、それを祝う垂れ幕が校舎にかかり、音楽室から外の景色が見られなくなってしまった。
その結果カメコは外の景色が目に入らなくなり、今までより吹奏楽の練習に集中できるようになった。


以下長い解説

あれは、一目惚れだった。
中学三年生の夏。私がマネージャーとして所属していた野球部は、悲願の県大会出場を果たした。県大会の成績は散々なものだったが、そこで私は、ウミオに出会った。自販機に飲み物を買いに行く途中、打球のイメージトレーニングをしているウミオの姿を見た。野球にひたむきな彼の姿は輝いていて、まるで夏の太陽のようだった。
あの日から、私の世界はウミオを中心に回り始めた。

ウミオについて、県選抜に選ばれるくらい優秀な選手だと聞いたことはあった。だけど、それ以外何も知らなかった。だから私は、今にして思えば少しストーカーじみていたと思うような方法で、ウミオについて調べた。彼が既にスポーツ推薦で高校を決めているという情報を仕入れるまで、ほとんど時間はかからなかった。
彼に近づくためだと思ったら、勉強も苦ではなかった。夏からの追い込みで学力を上げた私は見事同じ高校に合格し、中学でそうであったように野球部のマネージャーになろうと、野球部の部室のドアの前に立った。
野球部の部室では、ウミオはすぐに新しい仲間と打ち解けていた。そして、新入生と思われる女の子達がそんなウミオを囲んでいて、彼も満更でない様子だった。考えてみればあたりまえの話だった。あんなに強くてかっこいいウミオに、私の他にファンがいないはずがなかった。
私はそっと野球部から離れた。夢に向かってまっすぐなウミオは眩しすぎて、これ以上近づくと、炎に誘われた夏の虫のように死んでしまいそうな気がしたからだ。

結局、私は吹奏楽部に入った。勧誘していた先輩が気さくな人で、楽しそうだと思ったのが理由の一つ。もう一つは、甲子園のアルプススタンドに立ってみたい、そう思ったからだ。
吹奏楽部の練習は厳しくて大変だった。野球の強豪校であるこの高校は、同時に吹奏楽の強豪校でもあり、高校で吹奏楽を始めた私は周囲のレベルの高さに圧倒されるだけだった。でも、吹奏楽部に入って良いこともあった。練習場所である音楽室の窓からは野球部のグラウンドがよく見えた。ウミオがまっすぐな目をしてバッターボックスに立つ姿を、遠くから眺めていることができた。
ウミオが太陽だとすれば、私は惑星だな。そう思った。土星のような、確固としたものがない、虚ろな惑星。ただ太陽を眺めることしかできない、哀れな惑星。

そんな身の程をわきまえた毎日に満足していたはずなのに、ある日から、私は太陽を眺めることすら許されなくなった。
この高校の野球部のOBで、今や日本中の誰もが知るスーパースター、マクガフィンが日米通算1000安打という大記録を達成した。『祝 マクガフィン選手 大記録達成!』と校舎にはそれを祝うための垂れ幕がでかでかと掲げられ、音楽室からは外の景色が見られなくなってしまった。
当然、練習中にグラウンドを眺めることはもうできない。どうしてそうやって私の楽しみを奪うの? 私は会ったこともないマクガフィンに腹さえ立った。

それでも、私は練習を休むことはなかった。今更吹奏楽を辞めても他にすることもないし、部活のみんなのことは嫌いじゃなかった。
グラウンドを眺める時間が減ったことで、前よりも真面目に練習に打ち込めるようにもなった。
「カメコちゃん、前よりも集中して練習に取り組めるようになってきたね。いいね、その調子!」と先輩にも褒められた。悪い気分はしなかった。

強い風が吹いた。窓の外で垂れ幕がはためく。
「君も輝いてみなよ」
マクガフィンにそう語りかけられた、ような気がした。
涙喰らい「18Good」
良質:3票トリック:7票物語:8票
夜、浮気性のジョンが寝室で枕を濡らしていたのは、{あること}への恐怖からである。

状況を補完した上で、{あること}の詳細を答えて欲しい。

※{あること}とは「妻に浮気がバレること」や「離婚を言い渡されること」ではありません。
24年02月27日 22:36
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



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【A、窒息死すること】








ジョンの様子がおかしいのは、なんとなく気付いていたの。
帰りが遅い日が続いたり、突然の出張が増えたり。

当然、彼を疑いたくはなかった。
でも、夕食の際にトイレに行った隙に、つい彼の携帯を見てしまった。

知らない女とのツーショット。知らない女とのやり取り。知らない女に向けた、愛の言葉まで。
しかも一人じゃない。複数人と似たようなやり取りをしてた。
ずっと前からよ。ここ一年や二年に限った話じゃなかった。
後頭部を殴られたような衝撃だったわ。

勝手に見たのは悪いと思ったけど、平静を保つなんて出来なかった。
戻ってきた彼に写真を突きつけて、問い詰めたの。

そしたら彼、開き直った様子で、「君にも原因がある」って言ったのよ。
いつも家事で忙しそうにしていて、家にいても安らげないし、ちっとも気を使ってくれなかったって。

私が悪いんだって。

許せなかった。浮気をしておいて、問い詰められても開き直って、厚かましくも他人のせいにする態度が。

もうこの人とは、やっていけないと思った。
好きなところは沢山あった。でももう無理だった。
たった一回の裏切りだけど、どうしようもない侮辱でしかなかった。

だから言った、離婚しようって。

でも彼、全然まともに受け取ってくれなかった。
本気だって言っても、「エマ、君は冷静じゃないね。だから勝手に人の携帯を見たりするんだ。明日になれば落ち着いて話もできるだろう。」って。

そう言って、一人で寝室に行ってしまったの。


その後は、よく覚えてない。

暫く一人で色々なことを逡巡して、気付けば1時間くらい経ってたと思う。

自分でも何を考えてるか解らなかったけど、そのままふらふらと彼の寝てる寝室に向かったの。

起こさないようにそっと扉を開けて中に入ると、ぐっすりと眠ってる彼がいたわ。
今日のことなんて、何もショックを受けてないみたいだった。

その時、強烈に彼のことが憎くなった。
絶対に許せなかった。絶対に。

{隣にあった私の枕を手にとって、仰向けで寝ている彼の顔に押し付けたの。}
当然彼は暴れたわ。でも、全体重をかけて必死に押さえ込んだ。凄く長い間そうしていたと思う。実際は、もっとずっと短い時間だったんだろうけど。

いっとう身体が跳ねたと思ったら、そのうち彼は動かなくなった。

{恐る恐る枕をどかすと、彼の顔と枕は涙で濡れていた。}

泣いていたのよ。彼。
息ができない苦しさと、死ぬことへの恐怖で。

でもそれを見て、「咄嗟に枕にしてよかった」って思ったの。
殺すときに泣いている彼の顔を見たら、正気に戻ってしまいそうだったから。

私はそのまま、気絶するようにソファで眠った。それで朝になって、冷静になってここに来たの。

別に後悔は無いわ。
でも…そうね。ジョンの言う通りだった。

一晩経てば、落ち着いて話せてしまえるものね、刑事さん。