「まほうのホットケーキ」「20Good」
良質:9票トリック:8票物語:3票
ある日、ふじいちゃんは迷子になっちゃった。
知らない公園に辿り着いたふじいちゃんはしばらく泣いていたんだけど、やがて泣きやむとリュックに入っていたおやつのホットケーキを取りだした。
ホットケーキでおうちの方向が分かるんじゃないか?って思ったんだって。
結局ふじいちゃんは、ママが迎えにくるまでその公園を離れることはなかったらしいんだけど……。
あれ?じゃあ、ふじいちゃんはどうやっておうちの方向を探ろうと思ったんだろう?
知らない公園に辿り着いたふじいちゃんはしばらく泣いていたんだけど、やがて泣きやむとリュックに入っていたおやつのホットケーキを取りだした。
ホットケーキでおうちの方向が分かるんじゃないか?って思ったんだって。
結局ふじいちゃんは、ママが迎えにくるまでその公園を離れることはなかったらしいんだけど……。
あれ?じゃあ、ふじいちゃんはどうやっておうちの方向を探ろうと思ったんだろう?
20年01月25日 21:46
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]
今日、ほとけきの日らしい。
解説を見る
【解説】
まいごのまいごのふじいちゃん。
ひとりで歩いてたら、見たこともない公園にたどり着いた。
ここはどこ?って、さびしくて心細くてわんわん泣いた。でも、だれもいない。
ブランコをキィキィ揺らしながら、そろそろ涙も枯れはてるころ。
ふと、足元を行くありさんの行列に気がついた。
ふじいちゃんは思いついたように、リュックからおやつのホットケーキを取り出して、ちいさくちぎって足元にまいたの。
そして、しゃがみこんでじっと観察してたんだって。
ありさんがホットケーキをよいしょ、よいしょって運ぶ様子を目で追いながら、ありさんのおうちの場所を探ってたんだね。
そうやって夢中になってたら、聴き慣れたママの声。
ふじいちゃん、残りのホットケーキを投げ出してママの方に駆けていったよ。
ありさん、そんなにたくさん食べれないし、運べないってさ。
【要約解答】
ふじいちゃんが探ろうとしていたのは、ありさんのおうちの場所。
ホットケーキをちいさくちぎって、足元にまいたんだ。
そしたらそれをありさんが運ぶから、追いかけたらおうちの場所がわかると思ったよ。
まいごのまいごのふじいちゃん。
ひとりで歩いてたら、見たこともない公園にたどり着いた。
ここはどこ?って、さびしくて心細くてわんわん泣いた。でも、だれもいない。
ブランコをキィキィ揺らしながら、そろそろ涙も枯れはてるころ。
ふと、足元を行くありさんの行列に気がついた。
ふじいちゃんは思いついたように、リュックからおやつのホットケーキを取り出して、ちいさくちぎって足元にまいたの。
そして、しゃがみこんでじっと観察してたんだって。
ありさんがホットケーキをよいしょ、よいしょって運ぶ様子を目で追いながら、ありさんのおうちの場所を探ってたんだね。
そうやって夢中になってたら、聴き慣れたママの声。
ふじいちゃん、残りのホットケーキを投げ出してママの方に駆けていったよ。
ありさん、そんなにたくさん食べれないし、運べないってさ。
【要約解答】
ふじいちゃんが探ろうとしていたのは、ありさんのおうちの場所。
ホットケーキをちいさくちぎって、足元にまいたんだ。
そしたらそれをありさんが運ぶから、追いかけたらおうちの場所がわかると思ったよ。
「【要知識】視線の先に」「20Good」
「究極の疑問の答え」「20Good」
良質:12票トリック:6票物語:1票納得感:1票
なぜ人を殺してはいけないのか。
それは、法律があるから、である。
では、何故そのような法律ができたのか?
それは、法律があるから、である。
では、何故そのような法律ができたのか?
20年05月11日 20:28
【ウミガメのスープ】 [イトラ]
【ウミガメのスープ】 [イトラ]
「42」
解説を見る
A:人は絶滅危惧種だから
遠い未来、人類は衰退し、地球は頭脳が超進化したウミガメに支配されていた。
人類はかつての繁栄とは裏腹にその個体数を大きく減らし、絶滅の危機に瀕していた。
ウミガメたちは人を絶滅の危機から救うため、ヒトの乱獲の禁止や居住地域の保護を決め、
種の保存を図る法律を作ったのだ。
「野生動植物が、生態系の重要な構成要素であるだけでなく、自然環境の重要な一部として
ウミガメ類の豊かな生活に欠かすことのできないものであることに鑑み、絶滅のおそれのある
野生動植物の種の保存を図ることにより、生物の多様性を確保するとともに、良好な自然環境を
保全し、もって現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与することを目的とする」
(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律 第1条)
遠い未来、人類は衰退し、地球は頭脳が超進化したウミガメに支配されていた。
人類はかつての繁栄とは裏腹にその個体数を大きく減らし、絶滅の危機に瀕していた。
ウミガメたちは人を絶滅の危機から救うため、ヒトの乱獲の禁止や居住地域の保護を決め、
種の保存を図る法律を作ったのだ。
「野生動植物が、生態系の重要な構成要素であるだけでなく、自然環境の重要な一部として
ウミガメ類の豊かな生活に欠かすことのできないものであることに鑑み、絶滅のおそれのある
野生動植物の種の保存を図ることにより、生物の多様性を確保するとともに、良好な自然環境を
保全し、もって現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与することを目的とする」
(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律 第1条)
「母と娘のプリン戦争」「20Good」
良質:12票トリック:7票物語:1票
「ママー、冷蔵庫にあった私のプリン知らない?」
「・・・知らないよ? どこかに別の所に置いたんじゃないの?」
「だってどこにもないんだもん。・・・ママが食べたんじゃないの?」
「食べてません! 私は本当に知らないからあっち行って!」
娘は母親のことを疑っていたが、今の母親とのやりとりで確信した。
(きっとママがプリンを食べたのだろう)
確実な証拠がある訳ではないのに娘がそう思った根拠とは?
「・・・知らないよ? どこかに別の所に置いたんじゃないの?」
「だってどこにもないんだもん。・・・ママが食べたんじゃないの?」
「食べてません! 私は本当に知らないからあっち行って!」
娘は母親のことを疑っていたが、今の母親とのやりとりで確信した。
(きっとママがプリンを食べたのだろう)
確実な証拠がある訳ではないのに娘がそう思った根拠とは?
20年07月18日 22:20
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
解説を見る
自室に居るとママがドアを開けて入ってきた。
「ママー、冷蔵庫にあった私のプリン知らない?」
マ、ママ? え? 今、私のことママって言った?
確かに最近物忘れがひどくて娘の私の顔も忘れることさえあった。
認知症を疑っていたが、まさか幼児帰りするなんて・・・
「・・・知らないよ? どこかに別の所に置いたんじゃないの?」
「だってどこにもないんだもん。・・・ママが食べたんじゃないの?」
「食べてません! 私は本当に知らないからあっち行って!」
ママは訝しげな顔をして「プリン、プリンどこー」と言いながらまた台所に戻っていった。
・・・どうやらふざけてる訳じゃないみたい。
これは間違いなく認知症だな…
確かに冷蔵庫にプリンはあったけれど、きっとママが食べて忘れてるんだろうなあ。
「ママー、冷蔵庫にあった私のプリン知らない?」
マ、ママ? え? 今、私のことママって言った?
確かに最近物忘れがひどくて娘の私の顔も忘れることさえあった。
認知症を疑っていたが、まさか幼児帰りするなんて・・・
「・・・知らないよ? どこかに別の所に置いたんじゃないの?」
「だってどこにもないんだもん。・・・ママが食べたんじゃないの?」
「食べてません! 私は本当に知らないからあっち行って!」
ママは訝しげな顔をして「プリン、プリンどこー」と言いながらまた台所に戻っていった。
・・・どうやらふざけてる訳じゃないみたい。
これは間違いなく認知症だな…
確かに冷蔵庫にプリンはあったけれど、きっとママが食べて忘れてるんだろうなあ。
「愛円奇縁」「20Good」
良質:12票トリック:4票物語:4票
①密かに想いを寄せている信也が微睡んでいるのを見て、やや不満そうな様子の美優。
②そんな美優の想い人が信也であると、確信を持った様子の遥と花奈。
上記2つの場面において、{合計で使用した金額}はおおよそいくらであるか推理せよ。
②そんな美優の想い人が信也であると、確信を持った様子の遥と花奈。
上記2つの場面において、{合計で使用した金額}はおおよそいくらであるか推理せよ。
22年01月22日 20:57
【20の扉】 [だだだだ3号機]
【20の扉】 [だだだだ3号機]
(今年)初出題です。1/24(月)23:59まで。
解説を見る
{簡易解説}
①催眠術で五円玉、②こっくりさんで十円玉。
よって合計は{十五円}である。
(①は穴の空いた硬貨であればなんでもよいという記事もあります。)
以下、大変冗長な解説
①
ある日の休み時間のこと。
「あのね信也!私催眠術使えるんだよ!」
「え、どうした急に。」
この間お婆ちゃんに教えて貰った催眠術。
五円玉を吊るした糸を目の前でブラブラさせながら~というお決まりのアレだが、まあ正直下らないのは承知の上。
驚くのはなんと、お婆ちゃんはこの催眠術でお爺ちゃんとお付き合いをすることになったらしいのだ!
(まあ若干ボケ入ってるお婆ちゃんの言うことだけど……試してみる価値はあるよね。)
私と信也は10年以上の付き合いがある幼馴染。つい最近までは、家が近いからなんとな~く一緒に遊んだり一緒に帰ったりする程度の感覚だったのだが、つい最近になって私は信也を猛烈に異性として意識するようになってしまった。
「この間ね、お婆ちゃんに教えて貰ったんだかど、試す人居なくてさ。」
「遥とか花奈で試せば良いだろ、お前らいつも一緒にいるじゃん。」
「いや、あんたアホだからこういうの効きそうじゃん?」
「あんまりでは。」
これだけ長い間一緒にいると、お互い一緒にいるのが当たり前になってしまって、恋愛がどうのとかそういう目では見れなくなってしまう。
ましてや勝ち気で男っぽいと言われる私だ。クラスの皆も信也も、私達をそういう関係とは見ていないだろう。
…私もそのつもりだったんだけどな。
「じゃあいくよ?五円玉から目を離さないでね。…コホン。あなたは段々私のことが好きにな~る。」
「えっなにそれ」
「そっちの方があり得なさそうで成功したとき分かりやすいでしょ!黙って集中して。あなたは段々私のことが好きにな~る……」
「……。」
自分でも苦しい言い訳だが、「そういうもんか。」という顔をして信也は五円玉を見つめている。馬鹿で助かった。
……ん?
「スー……」
「嘘でしょ……?」
寝やがった。ものの数秒で信也は嘘のように眠りこけていた。
(意外とこういう才能あるのか、私)
あんまりにも気持ち良さそうだったので起こすことはしなかった。それにしてもこの状況で寝れるとはなんという朴念仁だろうか。
「……ま、このまま眺めてるのも悪くないかもね。」
本の少しの恨みを込めて、そう呟いた。
②
「今日放課後空いてるか、なんて言うから何かと思ったら…なに?これ。」
「こっくりさんだよ。」
「見りゃわかるわよ!!何でこっくりさんなんてやらされなきゃなんないのよ!!」
私の反論も意に介さず、遥は粛々とこっくりさんの準備を進める。
机の上に五十音とYESNO、そして鳥居が書かれた紙を拡げると、財布から十円玉を取り出し鳥居の当たりに置いた。
「さ、二人とも座って座って。」
「いや、何で当然のように進めてんの…花奈も促されるまま座らないの!!」
「楽しそうだし…。」
「楽しそうってあんたねぇ…わかったわよ、やればいいんでしょやれば。」
何をやらされるかは知らなかったとはいえ、「付き合う」と言った以上ここで帰るのは申し訳無い気もした。
「よしきた!早速始めるよ~」
3人が人差し指を十円玉に置き、遥がこっくりさんを呼び出すと、十円玉はフラフラとYESの方へ動き出した。
「えっ…マジ?」
「テンション上がってきた~!」
若干ビビる私をよそに、はしゃぎ始める遥。
「で、何聞くの?」
「…やっぱりこういうのは、定番のアレじゃないかな。」
花奈の発言に首をかしげる私をまたしてもよそに、遥は何かを悟ったかのような嫌な笑顔を浮かべた。
「なるほど、アレね!」
「…?アレって一体」
「こっくりさんこっくりさん、美優の好きな人を教えてください!!!」
「は?は?ちょっとあんた何聞いてんの!?」
突然の不意打ちに目を剥いた私の手元で、十円玉はゆっくりと動き出した。
「「し」…「ん」………あれ?まさか美優あんた……」
「は?違うし!!信也はそういうのじゃないから!!!!」
「遥はまだ信也くんのこととは一言も言ってないよ。」
「だあああああ花奈はちょっと黙ってなさい!!」
ニマニマしている二人を余所に、十円玉がゆっくりと、微かに「や」の方面に向かっていこうとしたその時だった━━━。
ガララッ(教室の戸を開ける音)
【「お前らいつまで残ってんだぁっ!!」 】
「「「げっ、先生!!」」」
~おわり~
①催眠術で五円玉、②こっくりさんで十円玉。
よって合計は{十五円}である。
(①は穴の空いた硬貨であればなんでもよいという記事もあります。)
以下、大変冗長な解説
①
ある日の休み時間のこと。
「あのね信也!私催眠術使えるんだよ!」
「え、どうした急に。」
この間お婆ちゃんに教えて貰った催眠術。
五円玉を吊るした糸を目の前でブラブラさせながら~というお決まりのアレだが、まあ正直下らないのは承知の上。
驚くのはなんと、お婆ちゃんはこの催眠術でお爺ちゃんとお付き合いをすることになったらしいのだ!
(まあ若干ボケ入ってるお婆ちゃんの言うことだけど……試してみる価値はあるよね。)
私と信也は10年以上の付き合いがある幼馴染。つい最近までは、家が近いからなんとな~く一緒に遊んだり一緒に帰ったりする程度の感覚だったのだが、つい最近になって私は信也を猛烈に異性として意識するようになってしまった。
「この間ね、お婆ちゃんに教えて貰ったんだかど、試す人居なくてさ。」
「遥とか花奈で試せば良いだろ、お前らいつも一緒にいるじゃん。」
「いや、あんたアホだからこういうの効きそうじゃん?」
「あんまりでは。」
これだけ長い間一緒にいると、お互い一緒にいるのが当たり前になってしまって、恋愛がどうのとかそういう目では見れなくなってしまう。
ましてや勝ち気で男っぽいと言われる私だ。クラスの皆も信也も、私達をそういう関係とは見ていないだろう。
…私もそのつもりだったんだけどな。
「じゃあいくよ?五円玉から目を離さないでね。…コホン。あなたは段々私のことが好きにな~る。」
「えっなにそれ」
「そっちの方があり得なさそうで成功したとき分かりやすいでしょ!黙って集中して。あなたは段々私のことが好きにな~る……」
「……。」
自分でも苦しい言い訳だが、「そういうもんか。」という顔をして信也は五円玉を見つめている。馬鹿で助かった。
……ん?
「スー……」
「嘘でしょ……?」
寝やがった。ものの数秒で信也は嘘のように眠りこけていた。
(意外とこういう才能あるのか、私)
あんまりにも気持ち良さそうだったので起こすことはしなかった。それにしてもこの状況で寝れるとはなんという朴念仁だろうか。
「……ま、このまま眺めてるのも悪くないかもね。」
本の少しの恨みを込めて、そう呟いた。
②
「今日放課後空いてるか、なんて言うから何かと思ったら…なに?これ。」
「こっくりさんだよ。」
「見りゃわかるわよ!!何でこっくりさんなんてやらされなきゃなんないのよ!!」
私の反論も意に介さず、遥は粛々とこっくりさんの準備を進める。
机の上に五十音とYESNO、そして鳥居が書かれた紙を拡げると、財布から十円玉を取り出し鳥居の当たりに置いた。
「さ、二人とも座って座って。」
「いや、何で当然のように進めてんの…花奈も促されるまま座らないの!!」
「楽しそうだし…。」
「楽しそうってあんたねぇ…わかったわよ、やればいいんでしょやれば。」
何をやらされるかは知らなかったとはいえ、「付き合う」と言った以上ここで帰るのは申し訳無い気もした。
「よしきた!早速始めるよ~」
3人が人差し指を十円玉に置き、遥がこっくりさんを呼び出すと、十円玉はフラフラとYESの方へ動き出した。
「えっ…マジ?」
「テンション上がってきた~!」
若干ビビる私をよそに、はしゃぎ始める遥。
「で、何聞くの?」
「…やっぱりこういうのは、定番のアレじゃないかな。」
花奈の発言に首をかしげる私をまたしてもよそに、遥は何かを悟ったかのような嫌な笑顔を浮かべた。
「なるほど、アレね!」
「…?アレって一体」
「こっくりさんこっくりさん、美優の好きな人を教えてください!!!」
「は?は?ちょっとあんた何聞いてんの!?」
突然の不意打ちに目を剥いた私の手元で、十円玉はゆっくりと動き出した。
「「し」…「ん」………あれ?まさか美優あんた……」
「は?違うし!!信也はそういうのじゃないから!!!!」
「遥はまだ信也くんのこととは一言も言ってないよ。」
「だあああああ花奈はちょっと黙ってなさい!!」
ニマニマしている二人を余所に、十円玉がゆっくりと、微かに「や」の方面に向かっていこうとしたその時だった━━━。
ガララッ(教室の戸を開ける音)
【「お前らいつまで残ってんだぁっ!!」 】
「「「げっ、先生!!」」」
~おわり~