「【らてCin同出】刑事離小島の特殊事件ファイル」「22Good」
良質:12票トリック:8票物語:1票納得感:1票
廃墟ビルの一室。
刑事離小島と対峙する強盗殺人犯。
「動くな!」と怒鳴った後、刑事離小島の拳銃が火を噴いた。
しかし放たれた弾丸は犯人のそばのガラスを割っただけ。
当てるつもりのない威嚇射撃である。
そして手を挙げている犯人に向かって刑事離小島はこう言った。
「本当にごめんなさい!」
一体なぜ?
SP:プーさん、テストプレイ:ゴリさん。サンキュー。
※問題の解明には一切関係ありませんが、文中の「刑事」は
「けいじ」ではなく「デカ」と読んでください。拳銃は「チャカ」ね。
※この問題はらてらてとCindyで同時に出題されています。
Cindyユーザーより早く解き明かしましょう。打倒Cindy。
※だからCindyの方の問題は覗かないでね。約束だぞ✳︎
刑事離小島と対峙する強盗殺人犯。
「動くな!」と怒鳴った後、刑事離小島の拳銃が火を噴いた。
しかし放たれた弾丸は犯人のそばのガラスを割っただけ。
当てるつもりのない威嚇射撃である。
そして手を挙げている犯人に向かって刑事離小島はこう言った。
「本当にごめんなさい!」
一体なぜ?
SP:プーさん、テストプレイ:ゴリさん。サンキュー。
※問題の解明には一切関係ありませんが、文中の「刑事」は
「けいじ」ではなく「デカ」と読んでください。拳銃は「チャカ」ね。
※この問題はらてらてとCindyで同時に出題されています。
Cindyユーザーより早く解き明かしましょう。打倒Cindy。
※だからCindyの方の問題は覗かないでね。約束だぞ✳︎
19年10月03日 21:59
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
解説を見る
強盗殺人犯、田中。
ようやくその田中の足取りを掴んだ刑事離小島はアジトの廃墟ビルに押し入った。
ソファーに深々と座り、片手でシャム猫を撫でつつでっかいワイングラスで
チェリオを飲んでいた田中は刑事離小島の闖入に慌てふためいた。
「田中!確保だ!」
そんな田中に飛びかかる刑事離小島。
掴みあう2人。
飛び交う怒号。
尻尾がピーンってなるシャム猫。
こぼれるチェリオ。
田中が刑事離小島を蹴飛ばし、一旦距離が離れた。
睨み合う両者。
沈黙を破り「動くな!」と怒鳴ったのは田中だった。
天井に向けて挙げた右手には拳銃が握られている。
揉み合いの際、刑事離小島から盗み取ったのだ。
その刑事離小島の拳銃が火を噴いた。
田中が威嚇射撃の為に天井に向けて放った弾丸は田中の頭上の蛍光灯を割った。
拳銃で撃たれちゃうって思った刑事離小島は
「本当にごめんなさい!」
と拳銃を持って右手を挙げている田中に向かって土下座した。
その速さ0.08秒。神速。神土下座である。
その見事な所作に田中はなんかちょっぴり感動した。
そんなお話。
ようやくその田中の足取りを掴んだ刑事離小島はアジトの廃墟ビルに押し入った。
ソファーに深々と座り、片手でシャム猫を撫でつつでっかいワイングラスで
チェリオを飲んでいた田中は刑事離小島の闖入に慌てふためいた。
「田中!確保だ!」
そんな田中に飛びかかる刑事離小島。
掴みあう2人。
飛び交う怒号。
尻尾がピーンってなるシャム猫。
こぼれるチェリオ。
田中が刑事離小島を蹴飛ばし、一旦距離が離れた。
睨み合う両者。
沈黙を破り「動くな!」と怒鳴ったのは田中だった。
天井に向けて挙げた右手には拳銃が握られている。
揉み合いの際、刑事離小島から盗み取ったのだ。
その刑事離小島の拳銃が火を噴いた。
田中が威嚇射撃の為に天井に向けて放った弾丸は田中の頭上の蛍光灯を割った。
拳銃で撃たれちゃうって思った刑事離小島は
「本当にごめんなさい!」
と拳銃を持って右手を挙げている田中に向かって土下座した。
その速さ0.08秒。神速。神土下座である。
その見事な所作に田中はなんかちょっぴり感動した。
そんなお話。
「災い転じて」「22Good」
トリック:7票納得感:15票
点字ブロックの上に障害物が置かれている場合、利用する人がつまずき、転倒する危険がある。
カメオが経営する店の前にはいつも客が停めた自転車が並んでおり、点字ブロックの上にも平気で停められている。
ある日、カメオが店の前に張り紙をしたところ、その日以降点字ブロックの上に停められる自転車の数は0になった。
張り紙には何と書かれていたのだろう?
カメオが経営する店の前にはいつも客が停めた自転車が並んでおり、点字ブロックの上にも平気で停められている。
ある日、カメオが店の前に張り紙をしたところ、その日以降点字ブロックの上に停められる自転車の数は0になった。
張り紙には何と書かれていたのだろう?
19年10月20日 21:00
【20の扉】 [滝杉こげお]
【20の扉】 [滝杉こげお]

初心者です。よろしくお願いします。
解説を見る
閉店
「閑古鳥知らん塩ラーメン」「22Good」
良質:12票トリック:2票物語:2票納得感:6票
春と思えぬ寒気。休日だというのに雨が降っている。窓の外は暗いがもう昼らしい。
男はキッチンへ向かうと、買いだめしてあったカップラーメンを手に取った。最後の一つだ。ビニールをはぎ取り、ふたを開けてお湯を注ぐ。
短い昼食を済ませたのち彼は出かけることにした。またしばらくの間食べる分のカップ麺を買おうと思ったのだった。近所のスーパーなので適当な格好のまま、靴を履いて玄関のドアを開けた。
その直後、彼は自分の犯したミスについて思い至ることになる。
もしそのミスが無ければ、その日、男の昼食はカップラーメンではなかったかも知れない。
さて、どういうことだろうか?
男はキッチンへ向かうと、買いだめしてあったカップラーメンを手に取った。最後の一つだ。ビニールをはぎ取り、ふたを開けてお湯を注ぐ。
短い昼食を済ませたのち彼は出かけることにした。またしばらくの間食べる分のカップ麺を買おうと思ったのだった。近所のスーパーなので適当な格好のまま、靴を履いて玄関のドアを開けた。
その直後、彼は自分の犯したミスについて思い至ることになる。
もしそのミスが無ければ、その日、男の昼食はカップラーメンではなかったかも知れない。
さて、どういうことだろうか?
20年04月18日 02:32
【ウミガメのスープ】 [Hugo]
【ウミガメのスープ】 [Hugo]

創り出すからの逃走
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男は浮気をしていた。つい先日、なぜかそれがバレて、妻と別居になったばかりだった。
一人では家事などをする気が起きず、食事は適当に、買いためた冷凍やインスタント麺などで済ませることが多くなっていた。
それはさておき、玄関のドアを開けた男がまず目にしたのは傘立て、正確にはそこに置いてあった一本の傘である。自分のものではなかった。
妻は身の回りの物を大抵持って行ってしまっていたし、おそらくどこからか自分が誤って持ち帰ったものだろう。さて一番最近傘を使ったのはいつだったか。
そして男の背筋は凍る。浮気相手の女性の家から帰るのに、自分のものと勘違いして彼女の傘を使ってしまったのではないか。浮気がバレたのは奇しくもその同じ日である。あの時は西日で気づかなかったが、夕焼けを吸ったような濃いオレンジの女物の傘である。男は自分のミスを確信した。
浮気がバレていなければ、妻と別居することにはならなかったはずだ。昼食だって妻が作ってくれていたかもしれない。
一人では家事などをする気が起きず、食事は適当に、買いためた冷凍やインスタント麺などで済ませることが多くなっていた。
それはさておき、玄関のドアを開けた男がまず目にしたのは傘立て、正確にはそこに置いてあった一本の傘である。自分のものではなかった。
妻は身の回りの物を大抵持って行ってしまっていたし、おそらくどこからか自分が誤って持ち帰ったものだろう。さて一番最近傘を使ったのはいつだったか。
そして男の背筋は凍る。浮気相手の女性の家から帰るのに、自分のものと勘違いして彼女の傘を使ってしまったのではないか。浮気がバレたのは奇しくもその同じ日である。あの時は西日で気づかなかったが、夕焼けを吸ったような濃いオレンジの女物の傘である。男は自分のミスを確信した。
浮気がバレていなければ、妻と別居することにはならなかったはずだ。昼食だって妻が作ってくれていたかもしれない。
「やっぱ、これだね。」「22Good」
トリック:19票物語:1票納得感:2票
バラエティ番組が大好きな私が思い浮かべている食べ物を当ててください。
※シンプルな物当てです。
※シンプルな物当てです。
20年04月24日 18:42
【新・形式】 [休み鶴]
【新・形式】 [休み鶴]

スナイプ歓迎です!
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やっぱりバラエティ番組の定番と言ったら「パイ投げ」ですよね!
「旅は道連れ世は情け」「22Good」
良質:18票トリック:3票納得感:1票
「もうすぐ産まれそうなの」
仕事の休憩中に、妻からそう連絡を受け取った男は、いてもたってもいられなかった。
後で怒られる事は覚悟の上で、仕事を放棄して妻のもとへと向かうべく、タクシーにのりこんだ。
だがそんな時ほど問題が起きるわけで…
いざ発進しようとしていたタクシーに一人の女が乗り込んできて、男にこう言った。
「お願い!無茶な事を言ってるのはわかってるけど、急いでいるの!
どうしてもすぐに名古屋に向かわなくてはいけなくて…」
急いでいるのは男も同じである。
女に譲ってあげる義理などない男は、当然断ろうと思ったのだが
名古屋となれば話は別だ。
なんという偶然か、男の向かう先も名古屋だったのだから。
結果、二人は共に名古屋に向かうのであった。
男は幸運だった。
出産には立ち会えたし、懐が心配だったのだが、タクシー代も全額女がきっちり払ってくれた。
{職場の上司には褒められ、休暇まで頂けた}
いったいどういうことだろう?
仕事の休憩中に、妻からそう連絡を受け取った男は、いてもたってもいられなかった。
後で怒られる事は覚悟の上で、仕事を放棄して妻のもとへと向かうべく、タクシーにのりこんだ。
だがそんな時ほど問題が起きるわけで…
いざ発進しようとしていたタクシーに一人の女が乗り込んできて、男にこう言った。
「お願い!無茶な事を言ってるのはわかってるけど、急いでいるの!
どうしてもすぐに名古屋に向かわなくてはいけなくて…」
急いでいるのは男も同じである。
女に譲ってあげる義理などない男は、当然断ろうと思ったのだが
名古屋となれば話は別だ。
なんという偶然か、男の向かう先も名古屋だったのだから。
結果、二人は共に名古屋に向かうのであった。
男は幸運だった。
出産には立ち会えたし、懐が心配だったのだが、タクシー代も全額女がきっちり払ってくれた。
{職場の上司には褒められ、休暇まで頂けた}
いったいどういうことだろう?
20年10月17日 22:17
【ウミガメのスープ】 [琴水]
【ウミガメのスープ】 [琴水]
解説を見る
「もうすぐ産まれそうなの」
夜勤の休憩中に、出産のために実家の名古屋へ移っている妻から、そう連絡を受け取った{タクシー運転手}の男は、いてもたってもいられなかった。
後で怒られる事は覚悟の上で、仕事を放棄して妻のもとへと向かうべく、自らが運転するタクシーにのりこんだ。
だがそんな時ほど問題が起きるわけで…
いざ発進しようとしていたタクシーに一人の女が乗り込んできて、男にこう言った。
「お願い!無茶な事を言ってるのはわかってるけど、急いでいるの!
どうしてもすぐに{名古屋}に向かわなくてはいけなくて…」
ここは{東京}である。
夜を徹して名古屋に向かってほしいという女の頼みは、確かに無茶なものであるだろう。
男は自分の主張を譲るつもりなどなかったのだが、男の向かう先も名古屋だった為、仕事をさぼらずに名古屋まで行ける事は歓迎できることであった。
そうして男は、女を客として迎え、名古屋に向かうのであった。
男は幸運だった。
出産には立ち会えたし、10万を軽く超えるタクシー代に、女の懐具合が心配だったのだが、お金が足りないということもなく全額きっちり払ってくれた。
今日一番の稼ぎ頭だな!と上司には褒められ、戻るのにも時間がかかるし、仕事にならんだろうから今日は休んでいいぞと休暇まで頂けたのであった。
夜勤の休憩中に、出産のために実家の名古屋へ移っている妻から、そう連絡を受け取った{タクシー運転手}の男は、いてもたってもいられなかった。
後で怒られる事は覚悟の上で、仕事を放棄して妻のもとへと向かうべく、自らが運転するタクシーにのりこんだ。
だがそんな時ほど問題が起きるわけで…
いざ発進しようとしていたタクシーに一人の女が乗り込んできて、男にこう言った。
「お願い!無茶な事を言ってるのはわかってるけど、急いでいるの!
どうしてもすぐに{名古屋}に向かわなくてはいけなくて…」
ここは{東京}である。
夜を徹して名古屋に向かってほしいという女の頼みは、確かに無茶なものであるだろう。
男は自分の主張を譲るつもりなどなかったのだが、男の向かう先も名古屋だった為、仕事をさぼらずに名古屋まで行ける事は歓迎できることであった。
そうして男は、女を客として迎え、名古屋に向かうのであった。
男は幸運だった。
出産には立ち会えたし、10万を軽く超えるタクシー代に、女の懐具合が心配だったのだが、お金が足りないということもなく全額きっちり払ってくれた。
今日一番の稼ぎ頭だな!と上司には褒められ、戻るのにも時間がかかるし、仕事にならんだろうから今日は休んでいいぞと休暇まで頂けたのであった。