みんなのGood

良質:21票トリック:2票物語:12票納得感:3票
――百年生きた猫は尻尾が二又に分かれ猫又となる。

そんな猫又伝説を含め様々な妖怪の伝説が残る港町、亀江村。


あなたには、手がかりから亀江村で起こった死体損壊・遺棄事件の謎を考察して欲しい。


事件概要:
1946年9月、女性の腰から上の部分のみが発見された。被害者の身元は不明であったが、容姿から20代と推定された。
警察は殺人事件として捜査したが、必死の捜索も虚しく被害者の残りの体の行方は杳として知れない……。

手がかり:
・{猫又伝説}の噂が最近再び囁かれている。
・死因はナイフによる出血性ショック死と見られる。
・死体はノコギリで切断されている。
・{犯人は生きている。}

TIPS:
・一般的に{カニバリズム}は忌避される傾向にある。

事件の謎:
・なぜ事件の犯人は死体を切断したのか。
・死体の残りの体の行方はどこか。
22年04月29日 21:00
【ウミガメのスープ】 [春雨]

一部要知識




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簡易解説:
この地に伝わる様々な妖怪伝説のうちの一つである「人魚伝説」。被害者は人魚であり人魚の血肉を喰らうことで不老不死になろうとした犯人だったが、人間部分を食すのには抵抗があり、上半身と下半身に切り分けた。魚部分を食した犯人は無事不老不死となり、今も生き続けている……。なお一部魚の骨と肉を近所の野良猫が食べ、スーパーネコチャンが誕生したとかしていないとか……。

・なぜ事件の犯人は死体を切断したのか。 →人魚の人間部分を食すのに抵抗が有ったため。
・死体の残りの体の行方はどこか。 →犯人及び猫又疑いのある野良猫の腹の中。



解説:
やあ。俺は猫だよ。名前はまだない、なんちって。
よくバケネコとかネコマタとか呼ばれてるんだ。

まあ俺の事は良いのさ。
昔のご主人の話だよ。

ご主人って言っても俺は野良だから、よくエサをくれる人間の一人ってだけだったんだけどね。
まあ彼はさ、初めて会った時……もう何十年も前だなあ……虚ろな目をして夜道を彷徨ってたんだ。
近づくと「何故人は死ぬんだろうか」なんて呟きながらシシャモをくれたんだ。

兎にも角にも彼は死を恐れ、生に執着していたみたいだ。何があったかは知らないけどね。

近所に住んでるみたいでさ、エサをくれては「猫は良いよな」って語り掛けてくるんだ。
猫も大変だぜ? ってにゃーって返すと諦めたように笑ったんだ。


でも実際は諦めてなかったみたいでさ。


怪しげな東洋医学の本やら西洋のオカルティックな魔術書なんかを読み漁ってはああでもないこうでもないって唸っては狂ったようにペンを走らせてさ。
宗教・哲学・文化人類学、そして……「民俗学」に辿り着いた。
何がそこまでハマったのか分からないけどさ。故郷の伝承に運命でも感じたのかな。

まあ、あれだ、要するにさ。「人魚」って奴にお熱になった訳だよ。

知ってるかい? 人魚の血肉を喰らうと不老不死になれるんだとさ。
他のオカルトと何が違うのか俺には分からなかったが、彼は死に場所を求めてるんじゃないか、と直観的に思ったほど末期的に見えたね。

そうして俺に言ったのさ。

「人魚に会う為の方法を知っているか? まず海の底へ行くんだ。そこに留まって彼女の為なら死んでも良い覚悟を見せるんだ! 彼女への愛が確かめられるんだ!」

――精神異常者の入水自殺だ。

痩せこけながら目を輝かせる、そんな彼を止める術を俺は持たなかった。
諦めたものは仕方がない。ただ少しだけ、もうエサがもらえない事だけが悲しかったのさ。


ところでお前さんは愛って何だと思う?
愛って、つまるところ、執着なんだってさ。
そういった意味ではそう、彼は、ご主人は人魚を心の底から愛していたんだ。
何が言いたいかって言うと、まあ、会えたらしいね。うん。人魚。


でも人魚もさぞ驚いただろうね。
自分を心から愛する男が海の底に現れたかと思えばさ。

そいつに殺されちゃうなんてね。



一刻も早く「それ」を喰らいたい彼はまず血を啜ったみたいだ。
するとどうだろう。みるみる生気を取り戻した彼は、嘔吐したね。

狂気と正気の狭間に居たみたいだ。
でもやっちゃったものは仕方ないからね。食べようって話になるんだけどさ。
取り戻した僅かな正気がさ、「魚」を食べようって言うわけだよね。


「これが最後だ」って言ってさ。俺にも「魚」をくれたんだ。
そんなものは要らんってにゃーって返すと困ったように笑ったんだ。

それが俺が見たご主人の最後さ。
今もどこかで……元気にやってるんじゃないかな。きっとね。



????:
皆様ご参加ありがとうございました。春雨と申します。以後お見知りおきを。ところで私の故郷である新潟県上越市には猫又伝説と人魚伝説が残っているそうです。私の年齢ですか? ……もう、忘れてしまいました。おしゃべりが過ぎましたね。それでは、ごきげんよう。
心霊話に信頼は無し「37Good」
良質:24票トリック:10票物語:2票納得感:1票
人を驚かすことが大好きで、「カメオの言葉はまず疑え」と言われるほどのいたずらっ子で知られるカメオが、クラスメートたちと肝試しをするために深夜の山奥に来ていた。

予定していた行程も終わり、各々懐中電灯の光を頼りに片付けをしていたその時、彼らの目の前に{本物の幽霊}が現れた。
白装束に身を包んだ足のない幽霊が、青白い光の中で妖しく微笑んでいる。

驚きのあまり声も出せずにいたカメオだが、ふと周囲に慌てる様子がないことに違和感を覚えた。
どうやらその幽霊の姿はカメオにしか見えないようで、クラスメートたちは誰も本物の幽霊がそこにいることに気づかず片付けを続けている。

早くこの場を離れるべきだと感じたカメオが「本物の幽霊だ!逃げろ!」と叫ぶと、声の主がカメオだと気づいたクラスメートだけがその言葉を信じて逃げ出した。

一体なぜ?
24年02月28日 21:00
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]

狼少年の言葉の重みとは




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『解説』

クラスメートたちの前に現れた幽霊は、{どう見てもカメオにしか見えないほど彼に酷似していた}。
真っ暗で誰がどこにいるかもわからない中、その幽霊を見たクラスメートたちは{「いたずらっ子のカメオが幽霊のふりをして自分たちを驚かせようとしている」と考えた}ため、誰もそこにいるのが本物の幽霊だとは思わず片付けを続けていた。

唯一その幽霊が自分ではないことを知っているカメオが叫んだとき、声の主がカメオだと気づいたクラスメートには{そこにカメオがいること=あの幽霊はカメオではないこと}がわかり、彼の言葉を信じて逃げ出した。








友人A
「いやー、あれは俺もマジでビビったわ。
完全に顔がカメオだったし、にやにや笑ってるように見えたからさ、あーまたこいつやってるわー、衣装にライトアップまで手が込んでるなーとしか思ってなかったわけよ。もう肝試しは終わったのにいつまでふざけてるんだって。
なんなら『その足が見えないのってどうやってんだ?』とか話しかけちゃったもんな。
なんでそっちにカメオいるんだ!?ってなったけど、とりあえず呪われなくてよかったわ…」




友人B
「ほ、本当にびっくりしたよ…
懐中電灯しか灯りがない上に10人くらいいたから、隣の人が誰かもよくわからなかったんだよね。
カメオくんが最初から騒いでればすぐ気づけたかもしれないけど、驚きすぎてしばらく声出なかったって言っててすごく共感できたよ。
僕もよくいたずらされてるけど、あのとき叫んでくれたことには感謝してるんだ…」




友人C
「もう心臓が止まるかと思ったんだから!
もし幽霊のそっくりさんが真面目な委員長とかだったらもっと疑問を持ったんでしょうけど、あのカメオくんじゃあね…みんなまたかって呆れてたわ。
きっと肝試しでお墓を通ったのがよくなかったんだわ。眠ってた霊を怒らせたのよ…」







{???}
「ボクもあれには驚いたなぁ…
お墓の周りで罰当たりなことをしてる気配を感じて行ってみたら、よく知る人がいたんだもの。
あのままだと本当に悪い霊を呼びそうだったから脅かして帰ってもらおうとしたんだけど、まさか衣装だと思われるなんてね。

でもあの様子を見てると、ボクのことは母さんから何も聞いてなさそうだったね。
あなたと一緒に生まれたけどすぐ死んじゃった子がいたのよ、なんて、まあ言わなくて正解かな。
ボクはあの世で大きくなってるから安心してよね、母さん。

それと、

ボクの分まで幸せに生きてね、兄ちゃん。」
良質:27票トリック:2票物語:2票納得感:5票
あなたは駅前のコーヒーショップ「ラテラル」の新米店員です。
ある日、先輩にサポートしてもらいながらレジを担当していると、お店にやってきた1人のお客様がこう注文しました。

【「ホットコーヒーのLサイズをテイクアウトで。あ、ちょっとだけコーヒーを減らしてもらえるかい?」】

あなたは、お客様に満足してもらうためにどのような対応をすればいいでしょうか?


《ルール》
・あなたは店員として次の行動をとることができます。
①お客様に対してYESNOで答えられる質問をする。
「お客様、」と呼びかけることでお客様に質問ができます。
ただし、お客様に素早く対応するために{質問できるのはYESNOで答えられる質問5回まで}です。
例:「お客様、コーヒーはお持ち帰りしますか?」

②先輩に対してYESNOで答えられる質問をする。
「先輩、」と呼びかけることで、お店に関することやコーヒーに関することなどを先輩に質問することができます。
先輩は優しいので{YESNOで答えられる質問なら何回でも}答えてくれます。
お客様を待たせることは心配しなくても大丈夫です。
なんせ先輩は不思議な力で時間を止めて答えてくれます!(この問題の非現実要素はここだけです。先輩の能力はお客様の対応には関係しません。)
例:「先輩、このお店ってクッキー売ってますか?」

③先輩に対応について相談する。
何か対応を思いついたら、先輩に相談してみましょう。
歴戦のコーヒーショップ店員の先輩なので、いい対応の例もたくさん知っています。
ただし、最初から甘えるのではなく、まずは自分で考えてみましょう。
例:「先輩、こういう対応をしようと思うんですけど…」

・お客様への対応によっていくつかの結末に分かれます。
その中で、出題者(ほずみ)が想定する対応をした方に[正解]をつけます。
他にもすばらしいと思った対応があれば[正解]を付けます!

1つの結末にたどり着いた後で、もう一度やり直すことも可能です。
やり直したいときには先輩に言ってみましょう。



【さあ、お客様がお待ちです!】
22年12月25日 18:29
【新・形式】 [ほずみ]

テストプレイ:「マクガフィン」さん、OUTISさん




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《解説》
「どうもありがとう。こんなにいい対応をしてもらって、子供たちにプレゼントを配り終えてからも日本に残ってよかったなぁ」

そう言って、赤いコートを着て立派な白髭を蓄えた老紳士はコーヒーを手にお店を去っていきました。


「どう? お客様にいい対応はできたかな? 接客で大事なことは{『お客様が望んでいることを考える』}こと。
・今は冬で、温かいコーヒーが飲みたいだろうこと。
・電車に長い時間乗るから大きいサイズがいいけれど、コーヒーをこぼすのが心配なこと。
このことからお客様は『Lサイズのホットコーヒーのカップに少し減らして注いでほしい』と注文したんだね。
今すぐできる対応として、私だったら{『XLサイズのホットコーヒーのカップにLサイズの量を入れてお出しする』}という対応を考えるね。
そしてもう一つ大切なのが、{『注文と違う物をお出しするときには一言その理由を添える』}こと。
たとえお客様にとってお得になるような提供の仕方でも、何も言わずに出されたら不安にさせてしまうからね。

さて、君はどういう対応を考えたかな?
私の想定よりも素晴らしい対応を考えてくれたかもしれないね。
今後もお客様のことを考えて、いい接客ができるように頑張ってね!」



《正解条件》
お客様の要望は
・今は冬で、温かいコーヒーが飲みたいこと
・電車に長い時間乗るから大きいサイズがいいけれど、コーヒーをこぼすのが心配なこと
の2点。
それに加え、「この後電車に乗るため、こぼさないようにXLサイズのカップに入れた」ことをお客様に伝えることの計3点がクリアできた場合に完全クリアとしました。


△:最低限コーヒーを出した(アイスコーヒー、小さいサイズのコーヒーなど)
○:お客様の要望をそのまま実行した
◎:想定解(XLのカップにLの量を入れる) [正解]マーカー
💮:想定解以外でお客様が満足しそうな対応 [正解]マーカー
胸襟を開いて「36Good」
良質:15票トリック:4票物語:4票納得感:13票
超がつくほど真面目な生徒会長の奥田が、制服をだらしなく着崩す男子を見かけた次の日から、学ランのボタンを留めずに登校するようになったのは何故?
23年11月30日 22:45
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]

テストプレイ:ほずみさん




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校内で制服を着崩す不良生徒を見かけ、注意した奥田。溢れる学校愛からつい強い口調になっていく。
恨みを買った奥田は下校中にその生徒から喧嘩をふっかけられ、左腕を骨折してしまう。

次の日から腕にギプスと包帯をつけて登校するようになった奥田は、学ランに左腕を通せなくなったため、治るまでボタンを留めずにその間から左腕を出し、羽織る形で着用するようになった。
口は靴ほどに「35Good」
良質:12票物語:15票納得感:8票
いつも信也は玄関先で靴を履いてから「いってきます」と言うようにしている。

{なぜ靴を履く前ではいけないのだろう?}
22年11月18日 22:02
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



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【簡易解説】
二人は身長差があるため、信也が玄関土間に降りてからでないと、妻の美優と「いってらっしゃいのキス」をしづらいから。



【ながいやつ】
新婚生活真っ只中の信也と美優。
平日は仕事で朝早くに家を出る信也のことを、美優はいつも玄関先までお見送りしに来てくれる。

そんな時にアッツアツの新婚夫婦がやることは一つである。


【「{いってらっしゃいのキス}」である。】


そう!二人は新婚カップル!
アッツアツである!
当然「いってらっしゃいのキス」はマストなのだ!!


…えー、コホン。
この二人も毎日「いってらっしゃいのキス」をするのだが、ここで一つ問題がある。実はこの二人、それなりに身長差があるのだ。

世間ではキスしやすい身長差は12cmだとか言われているが、二人の身長差は20cm以上。
以前、{玄関先で靴を履く前に「いってきます」と言った時}は、こんなことがあった。

◆◆◆

「じゃあ美優、いってきます。」


「いってらっしゃい。(セノビー)」


「…。」


「…ごめん、ちょっと屈んでもらえる?」


「(あっ…キスか。)うん…。」


◆◆◆

いたたまれない。
キスできないこともないが、毎日となると微妙に億劫だろう。



しかし、靴を履いた後ならどうだろうか。
玄関土間に降りて靴を履いてしまえば、二人の身長差は段差の分縮まる。靴を履いた分信也の身長は高くなってしまうが、段差に比べれば厚底でもない靴の分なんてたかが知れているというものだ。
そのあと「いってきます」「いってらっしゃい」と続ければ、お互い楽な姿勢で自然と唇を重ねられてしまう。


以来、{信也は美優と自然にキスしやすいように、玄関先では必ず靴に履き替えてから「いってきます」と言うようにしている}のだ。

信也の決めたルーティーン。
それは何より、二人の愛の証なのである。


末永くお幸せに。


(ちなみにおかえりはハグなので靴を脱ぐ前後どちらでも構いません。)