みんなのGood

良質:36票物語:2票
これから、ユイちゃんの一週間に関する比較的簡単なウミガメのスープを曜日ごとに出題します。

まずは月曜日!

ユイちゃんは夜に玄関から物音が聞こえたので、急いで部屋のドアの裏に隠れた。いったいなぜ?
18年07月27日 20:24
【ウミガメのスープ】 [だんご部長]

一週間分の簡単なスープを解く変則ルールです。




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ユイちゃんは生まれつき、目がほとんど見えない。
しかし家族の熱心なケアとひたむきな愛情のおかげで、ユイちゃんは元気に毎日を送っている。

月曜日
ユイちゃんは視覚を失った代わりに、卓越した聴覚を手に入れていた。
夜に玄関から聞こえてきた物音を、仕事帰りの父親のものだと判断すると、
「わっ!」っと驚かせるために、廊下に面したドアの裏に隠れた。

火曜日
ユイちゃんの兄は、ユイちゃんのように病気で苦しむ人を救う為に、将来医師を志していた。
その実現の第一歩として医学部の大学に合格するべく、兄は毎日夜遅くまで受験勉強を頑張っていた。
その夜は生物のややこしいカタカナの用語を声に出して暗記していたのだ。

水曜日
お母さんは毎朝、隣の布団でまだ寝ているユイちゃんを起こすといつも抱きしめた。
この世界の様相が曖昧なユイちゃんに、今ここに確かにある、母親としての絶対の愛情を伝えるためだ。
しかし今日はお母さんの方が寝坊をしたので、ユイちゃんの方からお母さんを起こした。
そして、いつも母親がしてくれているように抱きしめたのだった。

木曜日
ユイちゃんは並外れた聴力によって、お稽古で習っているピアノの演奏もとても上手かった。
ユイちゃんにはそもそも時計が見えなかった。
そこで普段の練習で使っていたメトロノームなら、カップラーメンができる時間を計ることができると考えたのだ。

金曜日
ユイちゃんはお母さんと外でお出かけ中に、お母さんの存在を見失ってしまう。
そしてお母さんを探そうと必死に辺りを彷徨ったが故に、更にお母さんと迷子になってしまった。
ユイちゃんは怖くて大泣きしたが、その泣き声を頼りにお母さんはユイちゃんの居場所が分かったのだ。

土曜日
ユイちゃんは毎週土曜日、自らの病気のことで通院することになっていた。
しかし昨日のことがあってお母さんとはぐれるのが怖く、大きい病院なら尚更外出したくなかった。

日曜日
昨日のことをお母さんから相談されたお父さんは「でもそろそろ一人で外を歩ける練習をした方がいい」と提案した。
そこでまずは初めに、家からすぐ近くの公園までの道を往復することにしたのだ。
ユイちゃんは点字ブロックや白杖の使い方を、すぐ後ろに居た両親と一緒に練習した。
百害あって一流あり「38Good」
良質:27票トリック:8票物語:2票納得感:1票
煙草が吸えなくてイライラしていた男は、仕事の途中にもかかわらず、たまらず外に飛び出した。

少しして、満足げな顔で戻ってきた男。

「やっぱり煙草はやめられん」と彼が言うと、周りは皆ウンザリするどころか拍手を贈ったという。

煙草のせいで間違いなく仕事に支障が出ているのに、なぜだろう?
19年01月25日 20:28
【ウミガメのスープ】 [おしゃけさん]



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「真相が分かったぜ。
犯人は…お前だッエエッホゲェッホッ!!」

「カーット!カメオさん!!大丈夫ですか!?」

「ああ、すまない…煙草はどうしても慣れなくて…こんなもん吸えたもんじゃねえ…クソッタレ…」

「無理はしないでください、そこまでして煙草にこだわらなくても…」

「馬鹿野郎…俺の演じる探偵は原作から煙草がトレードマークなんだッ!

映像化を待ち望むファンの気持ちに、完璧に応えてやらなきゃあ、役者失格ってもん…ゲホッエッホッゲェ!

…すまん、ちょっと外の空気を吸ってくる」

「これは煙草をプロットから外すのも考えなきゃな…」

ーーーーー

「待たせた…外の空気を吸って大分楽になったぜ。
…色々考えたが、

やっぱり煙草はやめられん!!!

紫煙くゆらすハードボイルドな探偵を。煙のゆらめきで密室のトリックを見破ったあの名シーンを!ファンは望んでるんだ!

血反吐吐いてでもやりきってやらあッ!!
…長丁場になるかもしらんが、皆、よろしく頼むぜ」

「ウオオオオ!それでこそカメオさんだ!!」

【解説】
役者の男は、煙草がトレードマークの探偵を演じたが男は煙草をうまく吸うことができず苛立っていた。
煙にむせてたまらず外に飛び出した男だったが、
ファンを想い、原作を忠実に再現することを第一に考えた男は煙草を吸うことを決意。

外の空気を吸ってリフレッシュした彼は、煙草の演技を続けることを宣言した。

その役者根性に仕事仲間が心打たれたのは言うまでもない。


余談だが、男が吸っていたのはラッキーストライク。根性の甲斐あってか、映画も未曾有のラッキーストライクだったという。
ああとがよろしいようで。

良質:24票トリック:2票物語:3票納得感:9票

①僕がジンバブエの場所を知らなかったこと

②僕がその時ユウイチと一緒にいたこと

③そのとき、僕に【A】が無かったこと


これら3つが、

『ユウイチが死んでしまうかもしれないことに、僕が気づいた理由』

として適切になるように、
理由も含めて3文字の【A】を補完せよ。
19年02月03日 15:55
【20の扉】 [ごがつあめ涼花]

質問数の制限はありません。基礎質含めて歓迎します




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「ユウイチ、ちょっとスマホ借りていい?忘れちゃってさ」

「えっ?あ、いいけど・・・なんか調べるの?」

「うん。ジンバブエってどこにあったかなー?って。ほら、地理の試験近いじゃん」

「ああ、なるほどね。いいよ。」

僕はユウイチからスマホを受け取ると、検索エンジンを開き、【ジンバブエ 位置】を調べようとした。

しかし、【じ】を打ち込んだところで、

『自殺 方法』

『自殺 苦しくない』

『自殺 遺書 書き方』

ユウイチのスマホの予測変換に現れたのは、そんな言葉の数々であった。

「え・・・?」

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【A】=スマホ

【要約】
ジンバブエの位置について知りたかったが、スマホが無く調べられなかった『僕』は、ユウイチにスマホを借りた。
しかし、【ジンバブエ】の『ジ』を打ち込んだところで、予測変換に『じ』から始まる【自殺】というワードが多く出てきたことから、ユウイチが自殺しようとしているかもしれないことに気づいた。

良質:18票トリック:16票物語:4票
タクシー会社の「水平タクシー社」に勤める運転手たちの間では、最近「{幽霊が出るらしい}」と専らの噂である。

その幽霊は若い女性の霊で、大雨が降っている夜にのみ出没し、「水平タクシー社」のタクシーを停車させる。女性はどことなく暗い雰囲気を纏っており、目的地に関する会話以外は何も話そうとせず、話し掛けても全く反応しない。そして目的地に到着して女性の方を確認すると、まだ料金を支払っていないのに、いつの間にか女性は座席から忽然と姿を消している。もちろん、タクシーのドアや窓が開けられた形跡はない。そして女性が座っていたはずの座席をよく見てみると、まるでそこだけ雨が降っていたかのようにずぶ濡れになっているのであった…。
上記の現象により人が亡くなったりといった深刻な被害こそないようだが、単純に売上が減るので「水平タクシー社」の運転手たちはこの幽霊を迷惑に感じていた。

カメオは「水平タクシー社」に勤めるタクシー運転手であり、今日も業務を行っている。今日の天気は大雨で時刻も22時を回ったところであり、カメオはタクシーを走らせながら「件の幽霊が出るかもしれないな」と身構えていた。するとカメオは、前方で若い女性が手を挙げていることに気付いたため、タクシーを停めて乗車させた。女性はどことなく暗い雰囲気を纏っており、簡潔に目的地をカメオに伝えると俯いて口を閉ざしてしまった。
{この時カメオは、目的地に向かってタクシーを走らせながら心の中で「これでよし」と喜んでいる}のだが、それは一体なぜだろうか。
21年01月04日 20:18
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]



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【タクシー運転手の幽霊より先に利用客を確保することが出来たから】

「水平タクシー社」に勤める運転手たちの間では、最近「{かつて「水平タクシー社」に勤めていた女性の幽霊が、タクシーに客を乗せて送迎を行っている}」と専らの噂である。

その女性は昔からタクシーの運転手になるのが夢だったらしく、約3年前に「水平タクシー社」に就職してから、毎日楽しそうにタクシーを運転していたのだそうだ。ところが半年前に大雨の降った日の夜のこと、女性は利用客をタクシーで家まで送迎した後、そこからタクシーの停留所に戻るまでの間にスリップにより電柱に激突するという自損事故を起こし、そのまま亡くなってしまった。事故によりフロントガラスは割れ、そこから雨が入り込んできており、女性の身体や運転席はずぶ濡れになっていたのだという。

しかし女性はまるで自分が死んだことに気付いていないかのように、事故の時のような大雨の日の夜に今でもタクシーを運転しているらしい。生前のように「水平タクシー社」のタクシーを運転し、{タクシーを待つ利用客の前に停車させる}(特に問題文と比較していただきたい部分なので赤字)。幽霊だからかどことなく暗い雰囲気を纏った女性は、利用客に「…どちらまで?」と問い掛ける以外には押し黙ったままであり、利用客が話し掛けても全く反応しない。利用客は多少不審に思うものの、大雨の中でタクシーを捕まえたことへの安心感が勝り、静かに目的地に到着するのを待つ。しかし目的地に到着して利用客が料金を支払おうとしたところで、なんと運転手の女性がいつの間にか運転席から忽然と姿を消していることに気付くのである。一体どうやって運転していたというのだろうか?さらに車内をよく見てみると、さっきまでは普通のタクシーのように見えていたのだが、今はまるで事故にでも遭ったかのように前方のフロントガラスは割れ、ボンネットは凹み、そして女性がいたはずの運転席には、そこだけ雨が降っていたかのようにやけにずぶ濡れになっているのである。怖くなった利用客は料金を支払うことも忘れてタクシーを逃げるように降りて自宅に引きこもり、その間にいつの間にかタクシーも何処かへ消えてしまうのだという…。

「水平タクシー社」は、数名の利用客から苦情?のような電話があったことでこの幽霊の存在を知った。一応この女性はあくまでタクシー運転手の幽霊であり客の送迎はきっちりと行っているようで、客が死亡するなどの深刻な被害の報告は今のところない。しかし「水平タクシー社」の運転手からしてみればこの「幽霊タクシー」に客を奪われている訳なので、その分の売上が落ちいい迷惑である。そこで{「水平タクシー社」の運転手たちは、大雨の降る夜は「幽霊タクシーにお客さんを奪われてなるものか」と躍起になって客を乗せる}のだという。そのためカメオも、幽霊タクシーより先に女性を自分のタクシーに乗せることが出来て「これでよし、売上を確保したぞ」と心の中で喜んでいたのだった。
…なんか雰囲気も暗いし口数も少ないお客さんだけど、まま、えやろ。


カメオ「お客さん、言われたところ着きましたよ。…あれ?ここ、確か墓地の近くですよね?お客さん、まさか今からお墓参りなんて…お客さん?え、そんな…何処へ、行ったんだ…?…あ、座席が、濡れてる…?……う、うわああああああああ!!」
DEAD OR LIARLOVE「38Good」
良質:24票トリック:5票物語:4票納得感:5票
正直者の村への道がどちらか知らない旅人は、ちょうど片方の道から歩いてきた女性に道を尋ねることにした。

一見地味な女性の俯いた顔は、よく見ると整っており、どこか寂しげな雰囲気が旅人の心を騒つかせた。

旅人は外国人だが{日本語がとても上手}で、女性の気を引こうと、自分の旅行譚を面白おかしく話して聞かせた。
女性は生まれつき話すことができなかったが、暗かった表情が一変し、目を輝かせて聞き入る様子は好ましく、見ている旅人まで嬉しくなるのだった。

村で腫れ物のように扱われていた女性は、彼女のハンデを気にせず話しかけてくれる旅人と過ごすのが心地良く、一緒に旅をしたらさぞ楽しいだろうと夢想したが、村の掟のこともあり、それを伝えることすら叶わないだろうと切なくなった。

あっという間に時は過ぎ、空は赤く染まり始めていた。そろそろ正直者の村に向かわなければならない頃合いである。
このまま別れるのを惜しんだ旅人は、女性に愛の告白をし、「もし少しでも望みがあるのであれば、旅に一緒について来てくれないだろうか?」と熱心に誘った。

感激した女性は、しばらく悩んだ末に、{返事を入力したスマホ画面}を旅人に見せた。
本当であれば、告白を受け入れて旅人について行きたかったが、処刑を恐れるあまり、女性は「いぃえ。」としか答えられなかった。

ふられたと思った旅人は酷く落ち込んだが、村の掟のことを思い出し、これは彼女の本意なのか、それとも嘘なのか慎重に見極めなければという想いで、なんとか持ち直した。

{女性はなおも必死な様子で、スマホに何度も何度も「いぃえ。いぃえ。いぃえ。」と書き込み続ける。
女性が何かを伝えようとしていると思った旅人は、文字を入力する女性をじっと観察し、やがて女性が本当に伝えたかったメッセージに気づくことができたのであった。}




<《 問題文 》>
【女性は嘘つきだったので、旅人からの告白を受け入れたかったのに、
「いぃえ。」としか返事を書けませんでした。
女性は旅人に、何と伝えたかったのでしょうか?

意味の通じる表記に直して、5文字で答えてください。】




【※ 赤字の部分と問題文以外の文章はフレーバーテキストです。
読まなくてもあまり支障は無いと思います。】
21年04月01日 22:40
【20の扉】 [霜ばしら]

最適解を知らない2人の不器用な恋の物語。




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泣きながら「{いぃえ。}」と繰り返し書き込む彼女は、必死で何かを伝えようとしていた。

旅人がじっと女性の指を追っていると、QWERTY配列のキーボードで、「{i}」「{l}」「{i}」「{e}」「{。}」のキーをタップしていることがわかった。


<{I lie.}(私は嘘をつきます。)>


その隠れたメッセージを読み取った旅人は、彼女が嘘つきであること、そして彼女の本当の気持ちに気づくことができた。

それは、本当のことを話せない彼女からの、精一杯の愛の告白だったのだ。

必死にメッセージを送り続けた女性の手を旅人の手が包み労わると、彼女は自分の気持ちが伝わったことを幸せに思った。

そして旅人は、彼女の案内で仲睦まじく正直者の村へと向かったのであった。

めでたし、めでたし。