みんなのGood

良質:15票トリック:14票物語:3票納得感:2票
ある殺人事件の裁判での出来事。

「罪人よ。そなたが何者であるか、自分の口から言うがよい。」

裁判長が命令すると、罪人は重い口を開いた。

「名はカメオ。生まれはウミガメ村…。
 今はこのラテラル市の3番地に病気の妻と娘とともに住んでいる…。
 妻の名はカメコ。娘はウミコ。ペットの猫の名は…」

他の裁判官がキョトンとする中、

「もうよい。」
発言を続けようとするのを静止し、裁判長が言う。

「そなたが罪を犯していないことはよく分かった。これは冤罪じゃ。」

・・・
さて、カメオが無罪であると判定を下した理由は何だろう?
22年01月05日 00:50
【ウミガメのスープ】 [るょ]

新・深夜の小ネタ集18




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裁判長である私が本日裁くのは、有名な殺し屋集団のボスである。

「罪人よ。そなたが何者であるか、自分の口から言うがよい。」

言わずとも分かっている。彼の名はラテオ。
これは、罪人自身に罪の意識を背負わせるためにやる儀式なのだ。

しかし、ラテオは薄ら笑いを浮かべ、口を歪めてこう言うではないか。

「…名はカメオ。生まれはウミガメ村…。」
私の名。私の故郷。

「今はこのラテラル市の3番地に病気の妻と娘とともに住んでいる…。」」
私の今の住所、そして家族。

「妻の名はカメコ。娘はウミコ。ペットの猫の名は…」
妻と娘の名前。ペットの名前すら…!


なんて事だ。彼にはすべて調べがついているのだ。
彼のこの発言は、私に対する脅しなのだ。

妻と娘が危ない。
この男を有罪にしてはならない。

私は、裁判の公平性などかなぐり捨てて、妻と娘を助けることにしたのだった。


答え:
妻と娘を助けるため。
罪人は裁判長であるカメオの詳細なプロフィールを調べ上げ、
いつでも家族を殺せると暗に脅しを掛けていた。
等身大の東京「33Good」
良質:21票トリック:7票物語:1票納得感:4票
鬼塚は、大学時代の友人たちと久しぶりに再会した。
新宿駅近くの居酒屋で乾杯を済ませた5人は、それぞれに近況を語り合った。


証券会社で営業をしている{桃田}は、今の上司が厳しいらしい。今日も定時で上がろうと思った矢先に業務を押し付けられ、死に物狂いで片付けて来たそうだ。

製薬会社でMR職に従事している{犬飼}は、午後から急遽打ち合わせのために横浜の病院に向かっていたそうだが、その足でそのまま駆け付けてくれた。

{猿渡}は、バイオリニストとして世界を飛び回る奥さんをサポートするために自動車メーカーを退職し、専業主夫をしているそうだ。今日も奥さんはイタリア公演の最中らしい。

アニメーション制作会社に勤める{木島}は、納期に追われて慢性的に残業をしているとのことだが、好きなことを仕事にできて充実感を抱いているようだった。

そして、最近子どもが産まれた{鬼塚}は、自身の勤めるIT企業で初めて男性として育児短時間勤務を申請し、ワークライフバランスの取れた生活を送っている。


さて、本会は新宿駅の構内で解散となった。
自宅に帰るために1人で電車に揺られていた鬼塚は、居酒屋での時間を思い返しながら「俺はあいつに負けていたな」との感想を抱いた。
この"あいつ"とは誰のことだろうか?

※"あいつ"が誰であるかを総当たり的に特定しようとしても構いませんが、この場合[良い質問]マークはお付けしません。
※ヒントを希望される場合は、質問欄でお伝えください。
22年02月27日 15:44
【20の扉】 [炎帝]

3/2(水) 21:30までの出題を予定しています。




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桃田・犬飼・木島の3人がそれぞれの業務都合により遅参するとの連絡を受けた鬼塚は、猿渡と共に居酒屋に入り、0次会と称して先に飲み始めることにした。
鬼塚と猿渡を見た店員は「いらっしゃいませ。2名様ですか?」と、{2本指}を立てながら尋ねた。
これに対して鬼塚は「いえ。後から3人来るので全部で5人です」と、{5本指}を立てながら応じた。

帰路でこの場面を思い返した鬼塚は、「指が{パー}になっていた俺は{チョキ}の店員に負けていたな」と感じたのだった。

答: 居酒屋の入り口で鬼塚たちに応対し、人数を確認した店員
9回目のお願い「33Good」
良質:12票トリック:5票物語:2票納得感:14票
以上は、喧嘩別れした親友への返信にあたり、花穂が記した記号のすべてである。
○に入るものは何か。
22年05月20日 19:42
【20の扉】 [こはいち]



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<A.欠席>

花穂が返信したものは、結婚式の招待状である。必要最低限の二重線と丸のみを記入して返信したのだ。
良質:18票物語:6票納得感:9票
狙った獲物を苦しませて殺す快楽殺人鬼、ラテソン。
彼が捕まえた人間の爪を剥がしながら、「お前は…殺さない」と言ったのはなぜ?
23年05月30日 20:52
【ウミガメのスープ】 [ひゅー]



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お前は… ベリッ 殺さない。

ベリッ 殺す。
ベリッ 殺さない。
ベリッ 殺す。
ベリッ 殺さない。
ベリッ 殺す。
ベリッ 殺さない。
ベリッ 殺す。
ベリッ 殺さない。
ベリッ 殺す。
ベリッ 殺さない。
ベリッ 殺す。
ベリッ 殺さない。
ベリッ 殺す。
ベリッ 殺さない。
ベリッ 殺す。
ベリッ 殺さない。
ベリッ 殺す。
ベリッ 殺さない。






<ベリッ 殺す。>
LIKE FATHER「33Good」
良質:12票トリック:16票納得感:5票
父親が男女交際も一人暮らしにも反対しているので、鼠屋敷さんは一人暮らしを始めるために、付き合っている彼氏を父親に見せようとした。

一体なぜ?

※Cindyにて出題済み問題。知っている方はこんなとこで油売ってないで月らてに投票だ!
23年12月13日 20:56
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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「もう我慢できない!こんな家出ていく!」
自分に対して厳しい父親に嫌気がさした鼠屋敷さんは、高校卒業のタイミングで前々から計画していた一人暮らしを始めることを決意した。

「ということで私は一人暮らしをします!」
「まあ応援はするけどさ。本当は親父さんと仲良くしてもらいたいなあ」
「無理無理無理!ユウ君と付き合ってることも教えたらたぶん別れさせられるよ!考え方が昭和なのよ」
「うーん、一人暮らしかー。でもチュー子は未成年だからアパート借りるにも親の承諾が必要だよ?」
「だから今ユウ君のところに来たんじゃない。父親役よろしく!」
「え?俺32歳だよ?ちょっと無理じゃね?」
「全然イケる!老けてる!」
「え?ヒドくね?」

鼠屋敷さんは年上でそこそこの老け顔の彼氏を不動産屋に連れて行き、彼を父親に見せて(自分の父親と偽り)部屋を契約しようとしたのであった。