「涙は別のやつで拭きたい」「8ブックマーク」
我が家で長年、床掃除用の雑巾として使われてきた手拭い。
それを使ってテーブルを拭く母を見て、私は感極まって泣いた。
一体なぜ?
それを使ってテーブルを拭く母を見て、私は感極まって泣いた。
一体なぜ?
23年05月31日 20:51
【ウミガメのスープ】 [るょ]
【ウミガメのスープ】 [るょ]
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その手拭いは昔、テーブルを拭く用の布巾として使っていた。
使っているうちに見た目が汚らしくなったため、一時は捨てようかとも思ったのだが、
それなりに愛着もあったため、そのまま床掃除用の雑巾へと役割をチェンジさせたのだ。
そして今、我が家では、その手拭いを使って母がテーブルを拭いている。
…やったぞ!! ついに実験に成功した!!
私は見事タイムマシンを完成させ、過去に戻ることができたのだ!!
頬を伝う涙を、後に『それ』の後釜を務める別の手拭いで拭った。
使っているうちに見た目が汚らしくなったため、一時は捨てようかとも思ったのだが、
それなりに愛着もあったため、そのまま床掃除用の雑巾へと役割をチェンジさせたのだ。
そして今、我が家では、その手拭いを使って母がテーブルを拭いている。
…やったぞ!! ついに実験に成功した!!
私は見事タイムマシンを完成させ、過去に戻ることができたのだ!!
頬を伝う涙を、後に『それ』の後釜を務める別の手拭いで拭った。
「神童の暗号」「8ブックマーク」
神童と呼ばれていた私は、自分でも、私の身体には神が宿っているのだ、と信じて疑わなかったものであるが、その頃の私が、誰彼となく捕まえては「サインしてあげる」と言ってノートの切れ端に書いた自己流の拙いサインの横に必ず添えていた、{「I=E>!」}という数式もどきに込められた意味を解き明かしていただきたい。
23年06月16日 14:13
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

つづく
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{「私は偉大なり!」}
「壁に耳あり」「8ブックマーク」
配管工のカメオは築40年以上経過した寂れた一軒家に住んでいる。
自宅兼作業場の一軒家は築年数相応に劣化しており、壁のところどころがひび割れ大きな亀裂の入っている箇所もあった。
ある日、隣家のカメコから騒音が聞こえてくると注意を受けたカメオは、壁を修理して厚くすることにした。
防音機能を向上させたおかげでカメコの家に騒音が漏れることはなくなった。
しかし、相変わらずカメコが文句を言い続けるので、カメオは軽度の寝不足に陥ってしまった。
カメオの家から騒音が漏れることはなくなったのに、どうしてカメコは文句を言い続けたのだろう?
自宅兼作業場の一軒家は築年数相応に劣化しており、壁のところどころがひび割れ大きな亀裂の入っている箇所もあった。
ある日、隣家のカメコから騒音が聞こえてくると注意を受けたカメオは、壁を修理して厚くすることにした。
防音機能を向上させたおかげでカメコの家に騒音が漏れることはなくなった。
しかし、相変わらずカメコが文句を言い続けるので、カメオは軽度の寝不足に陥ってしまった。
カメオの家から騒音が漏れることはなくなったのに、どうしてカメコは文句を言い続けたのだろう?
23年06月21日 22:17
【ウミガメのスープ】 [虹色レインボー]
【ウミガメのスープ】 [虹色レインボー]
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カメオはカメコを殺して自宅の壁に死体を埋めた。
それ以降、夜になると殺された恨みからカメコの幽霊が出るようになり、カメオに呪詛を呟くようになったから。
<細かいお話>
配管工のカメオは真面目に仕事をこなす一方で、人間を解体するという趣味を持っていた。
自宅でもある作業場では、夜な夜な攫ってきた人間を分解し、自分の趣味を満喫していた。
ペンチ、鋸、ハンマーなどなど、選定された道具の数々は仕事でも趣味でも欠かすことの出来ない存在で、工具に付着した人間の血や脂は古い厨房の油汚れなんかよりも簡単に落とすことが出来た。
ある日、カメオは隣人であるカメコから注意を受けた。
「夜になるとお宅から物音が聞こえてくるときがあるんだけど、どうにかしてくれない」
カメオは夜に作業場で仕事をしたことがない。
間違いなく、趣味で発生した音だった。
「すみません。すぐに何とかします」
カメオはカメコの言葉にとても動揺した。
なぜなら彼は、自分の趣味が他人の迷惑になっていると思っていなかったからだ。
作業場の壁は所々ひび割れていて、大きな亀裂の入っている箇所もあった。
早急に何とかしなければ。
しかし、作業場にあるセメントの量は少なく、壁全体を補装するには十分に量が足りていなかった。
どうにかして今あるセメントだけで修理しなくては。
「あ、そうだ」
カメオは閃いた。
カメコを殺して処刑されたキリストの様に壁に磔れば、人間一人分のセメントを減らせるのではないか。
早速カメオは実行することにした。
カメコをハンマーで撲殺し、作業場の大きな亀裂を塞ぐようにカメコの死体を磔た。
そして、その周囲をセメントで覆い、カメコの死体がちょうど隠れるくらい壁を平らにならした。
壁のひび割れはすべて消え、亀裂もカメコが隠してくれた。
そのカメコもセメントが覆ってくれている。
「これでよし」
カメオは自分の作業に満足した。
ただ一つだけ、カメオには誤算があった。
それは、殺したカメコが毎晩枕元に立ち、自分に文句を言うようになったことだ。
カメオはカメコの声に顔をしかめながら時計を確認する。
予定していた就寝時間はとっくに過ぎていた。
「ああ、五月蠅いなあ。こんなことなら他の死体と同じように、殺したとき口を潰しておくんだった」
それ以降、夜になると殺された恨みからカメコの幽霊が出るようになり、カメオに呪詛を呟くようになったから。
<細かいお話>
配管工のカメオは真面目に仕事をこなす一方で、人間を解体するという趣味を持っていた。
自宅でもある作業場では、夜な夜な攫ってきた人間を分解し、自分の趣味を満喫していた。
ペンチ、鋸、ハンマーなどなど、選定された道具の数々は仕事でも趣味でも欠かすことの出来ない存在で、工具に付着した人間の血や脂は古い厨房の油汚れなんかよりも簡単に落とすことが出来た。
ある日、カメオは隣人であるカメコから注意を受けた。
「夜になるとお宅から物音が聞こえてくるときがあるんだけど、どうにかしてくれない」
カメオは夜に作業場で仕事をしたことがない。
間違いなく、趣味で発生した音だった。
「すみません。すぐに何とかします」
カメオはカメコの言葉にとても動揺した。
なぜなら彼は、自分の趣味が他人の迷惑になっていると思っていなかったからだ。
作業場の壁は所々ひび割れていて、大きな亀裂の入っている箇所もあった。
早急に何とかしなければ。
しかし、作業場にあるセメントの量は少なく、壁全体を補装するには十分に量が足りていなかった。
どうにかして今あるセメントだけで修理しなくては。
「あ、そうだ」
カメオは閃いた。
カメコを殺して処刑されたキリストの様に壁に磔れば、人間一人分のセメントを減らせるのではないか。
早速カメオは実行することにした。
カメコをハンマーで撲殺し、作業場の大きな亀裂を塞ぐようにカメコの死体を磔た。
そして、その周囲をセメントで覆い、カメコの死体がちょうど隠れるくらい壁を平らにならした。
壁のひび割れはすべて消え、亀裂もカメコが隠してくれた。
そのカメコもセメントが覆ってくれている。
「これでよし」
カメオは自分の作業に満足した。
ただ一つだけ、カメオには誤算があった。
それは、殺したカメコが毎晩枕元に立ち、自分に文句を言うようになったことだ。
カメオはカメコの声に顔をしかめながら時計を確認する。
予定していた就寝時間はとっくに過ぎていた。
「ああ、五月蠅いなあ。こんなことなら他の死体と同じように、殺したとき口を潰しておくんだった」
「ストライプ厨カメコ」「8ブックマーク」
カメコの彼氏のカメオは、所謂ドジである。
すぐ道に迷うし、改札で引っ掛かるし、財布は失くすし、寝坊もよくする。
デートにもしょっちゅう遅刻するので、とうとう先日カメコにがっつり怒られてしまった。
そんなわけで反省したカメオ。普通に家を出たら何かしらドジをして間に合わないので、今日のデートはかなり早めに家を出ることにした。
さて、カメコが待ち合わせ場所である駅前に着くと、なんとそこには余裕綽々と待っているカメオの姿が!聞くとかなり早めに家を出たのが功を奏し、待ち合わせ時刻の20分前には到着していたらしい。
感心していたのもつかの間、カメオの{ボーダー柄の服}を見たカメコは、「多少遅刻してくれた方がマシだった」と心底思った。
いったいなぜ?
すぐ道に迷うし、改札で引っ掛かるし、財布は失くすし、寝坊もよくする。
デートにもしょっちゅう遅刻するので、とうとう先日カメコにがっつり怒られてしまった。
そんなわけで反省したカメオ。普通に家を出たら何かしらドジをして間に合わないので、今日のデートはかなり早めに家を出ることにした。
さて、カメコが待ち合わせ場所である駅前に着くと、なんとそこには余裕綽々と待っているカメオの姿が!聞くとかなり早めに家を出たのが功を奏し、待ち合わせ時刻の20分前には到着していたらしい。
感心していたのもつかの間、カメオの{ボーダー柄の服}を見たカメコは、「多少遅刻してくれた方がマシだった」と心底思った。
いったいなぜ?
23年06月29日 22:50
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
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{カメコを待つ間、ペンキ塗り立てのベンチにうっかり座っていたカメオ。そのせいで、ベンチの木板に合わせて服にボーダー状にペンキがついていたから。}
カメコ「今度からは家まで迎えに行くわ」
カメオ「ごめんなさい…」
カメコ「今度からは家まで迎えに行くわ」
カメオ「ごめんなさい…」
「「本」末転倒」「8ブックマーク」
読書好きの女は面白い本を読むためにつまらない本を買ったという。
いったいどういうことだろうか?
いったいどういうことだろうか?
23年08月08日 23:38
【ウミガメのスープ】 [rotary]
【ウミガメのスープ】 [rotary]
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小さな子供がいる女は夜に子供がなかなか寝付かないため、自分の趣味の読書の時間をなかなか取れずにいた。
そこで子供がぐっすり眠るようあえて{つまらない絵本}を購入し、{読み聞かせ}をしようと試みたのだ。
そこで子供がぐっすり眠るようあえて{つまらない絵本}を購入し、{読み聞かせ}をしようと試みたのだ。