みんなのブックマーク

あやまるだけで、すみません?「7ブックマーク」
海亀村では「イノシシやクマと言った猛獣に出会ったら、土下座をすると命が助かる」という言い伝えがある。
もちろん現実には猛獣相手にそんなことをしても襲われる確率が下がるわけではないのだが、一体なぜそんな言い伝えが出来たのだろう。
19年01月14日 16:55
【ウミガメのスープ】 [甘木]



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その昔、海亀村に住む狡賢い男が村人を集めてこう言った。
「イノシシやクマと言った猛獣に出会ったら、土下座をすると命が助かる!」
無論、土下座の意味など猛獣にはなんの意味もない。
しかし、猛獣に出会っても必ずしも命を落とすとは限らず、猛獣の気まぐれで見逃される可能性もあることを男は知っていた。これを利用したのである。


土下座という行動をとって助かり、村に逃げ帰ることが出来ることはたしかにある。
そして、その行動をとっても助からない可能性ももちろん十分にある。
だが、その「助からなかった人」はもちろん猛獣に襲われて命を落とすために村に帰ることはない。
仮に襲われて大怪我をしながらもなんとか命からがら村に逃げ帰ることが出来たのであれば、「命が助かった」と言えるのだ。
要するに、「土下座をして助かった」という人は複数いても、「土下座をしても助からなかった」という人はその村に誰一人として存在しえなかったのだ。

村人A「おい、聞いたか!猛獣に出会った時に土下座をして助かったという人が出たそうだ!」
村人B「あぁ、この間も聞いたな!あの男の言った通りだ!」


こうして「イノシシやクマと言った猛獣に出会ったら、土下座をすると命が助かる」という発言をした狡賢い男は『村人へ猛獣に出会った時に助かる方法を考えた英雄』として、村人から尊敬されたのだった。

これはいわゆる『生存バイアス』と呼ばれるものである。
新ラテシン 病み付きのワンちゃん「7ブックマーク」
手袋を大量に購入したカメオ。
公園や人通りの少ない裏路地、山道や自宅の周辺にわざと手袋を落としていった。
すると数日後にカメコちゃんの個人情報が流失することになったのです。

一体なぜ?
19年01月15日 19:37
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]

oh~流出なのです




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カメオはこっそり手袋を道しるべのように落としていたのです。
大人は落ちているてぶくろに無関心か拾って捨てるのですが

まだ幼かったカメコちゃんは公園で遊んでいると何個か手袋が落ちているのに気づき
人差し指が次の手袋への道案内になってることに気付いたのです。


公園から人通りの少ない裏路地へ、そして山道を辿りカメオの家までたどり着きました。








『どうしたのかなお嬢ちゃん?こんな人気のない場所まで来て』









数日後、行方不明になったカメコちゃんの特徴がテレビや張り紙で拡散されました。
新ラテシン デトロイト市警だ「7ブックマーク」
お婆ちゃんの家にケーキと葡萄酒を届けようとしていた赤ずきんちゃん。
途中で出会った狼さんは赤ずきんちゃんが他に同行者を連れていなかったのでまんまと誘拐されてしまったのです。

しかし赤ずきんちゃんがお守りを持っていたためにすぐに赤ずきんは解放されました。

一体なぜ?
19年01月30日 20:52
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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初めてのお使いの隠しカメラが仕込まれていて
異変に気付いたスタッフがすぐにスワットに連絡して赤ずきんちゃんを迅速に救助したのです
雪が降っていたから「7ブックマーク」
カメオは雪が降っていたことに気がつくと、
誰のものかわからない靴をはいて家をでた。

なぜだろう?
19年02月17日 16:22
【ウミガメのスープ】 [koto]



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カメオは空き巣。
雪に残る足跡を誤魔化すために、盗みに入った家の主の靴をはいて外に出た。
(自分の靴は盗んだものと一緒にカバンの中に入れた)
ろくに表札も見なかったから、誰の靴かはわからない。

誇らしく言い立てる「7ブックマーク」
とある偉大な大魔法使いが、
「念じた時、この世に存在するどんな物でも攻撃して破壊できる【矛】を生み出す魔法」と、「念じた時、この世に存在するどんな物の攻撃方法でも破壊されない【盾】を生み出す魔法」という二つの強力な魔法を作った。
ここで当然のように多くの人々が疑問に思ったのは、魔法で生み出した【矛】で、魔法で生み出した【盾】を攻撃したらどうなるのか?ということ。

試してみると、
(A)【矛】が【盾】を完全に破壊したパターン
(B)【矛】を【盾】が完全に防いだパターン
……の二通りの状況が発生することがわかった。
この結果について、人々は【矛】でも破壊できないことがあり、【盾】でも破壊されることがあるため、どちらも魔法として完璧ではないのではないか?と怪しんだ。

これに対し、偉大なる大魔法使いは「私の【矛】【盾】の魔法は文面通りの効果を完璧に反映しており、AとBどちらのパターンでも矛盾はしていない」と断言した。

一体どういう理屈だろう?
19年02月24日 20:52
【ウミガメのスープ】 [甘木]

「ほこ」らしくいい「たて」る




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結論から言えば、【矛】と【盾】の勝敗結果は『後から念じて魔法で生み出した方が勝つ』ことになる。

「念じた時、この世に存在するどんな物でも攻撃して破壊できる【矛】を生み出す魔法」
「念じた時、この世に存在するどんな物の攻撃方法でも破壊されない【盾】を生み出す魔法」
この二つの魔法で重要なのは『念じた時、この世に存在する』という箇所。

大前提として、【矛】と【盾】は魔法によって生み出す前は当然ながら『この世に存在しない』状態である。
仮に、前者の魔法によって先に【矛】を生み出そうとした場合。その時点で「(念じて、魔法によって生み出した時点で)この世に存在するどんな物でも攻撃して破壊できる【矛】」が生まれる。これは魔法によってその【矛】を生み出した時点で、文面通り『(念じて、魔法によって生み出した時点で)この世に存在していない物』は攻撃して破壊できるとは限らないのである。
その後、【盾】を生み出した場合。「(念じて、魔法によって生み出した時点で)この世に存在するどんな物の攻撃でも破壊されない【盾】」が生まれる。
そして【矛】はすでに魔法によって生み出され、『この世に存在している物』であるために、【盾】の「この世に存在するどんな物の攻撃方法でも破壊されない」の条件に含まれる。
そのため、【矛】<【盾】の力関係が自然と発生するため、問題文の(B)パターンが発生。
そして、当然ながら【矛】と【盾】を生み出す順番を入れ替えれば(A)パターンが発生する。
(ほんの一秒でも、それどころかコンマ数秒でも二つの【矛】と【盾】が生まれた順番が結果を左右する)

【矛】の破壊できる物の定義と、【盾】の破壊されない攻撃方法という定義が、文面通り『念じた時』の状況で反映されるため、勝敗が生まれても矛盾はしない。
要は、『この世に存在する物』の定義が後出しによって上書きされるため、矛盾なく(A)や(B)の状況が発生するのだ。


【簡易解説っぽいの】
「くらえ!必殺パンチ!」
「はい、ざんねーん!『なんでもまもるバリヤー』でーす!今作った!」
「じゃあ、おれは『なんでもまもるバリヤーも壊せるパンチ』でーす!今作った!」
「あ、くそ!じゃあ、こっちは『なんでもまもるバリヤーも壊せるパンチからもまもれるバリヤー』だい!今作った!」
「やったな!よし、おれだって……!」
(以下延々と続く)