みんなのGood

良質:3票納得感:1票
花火大会の日。
花火の上がった「{どーん!}」という音が鳴ってしばらくすると、明るく照らされた彼女の顔が見えた。
会場へ向かう人をよそ目にマンションのベランダから空を見た僕たちは、目が合うと{恥ずかしくてうつむいた}。

彼女は顔を覆って「{もう無理…限界です…}」と呟く始末。

{(あぁ…もっと2人の間が遠ければよかったのに)}

僕がそう思ったのは一体なぜ?
22年09月02日 21:40
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]

タイトル案ならびにテストプレイ感謝です!




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≪簡易解説≫
向かいのマンションの住人に{変な部屋着}を見られたから。


「僕」と「彼女」は向かいのマンションの同じ階に住んでいる。
ある日、花火の音がしたのでベランダに出るとしばらくして、向かいの部屋のカーテンが開いて明るくなり、彼女が出てきた。
マンションが林立する住宅街だ。お互いの顔を認識できるほどの間しか開いていないため、たまに洗濯の際に見かけると、会釈くらいはする仲だ。
僕も彼女も空を見上げるも、他のマンションが邪魔して花火は見えそうにない。
がっかりして視線を戻すと明らかに部屋着であろうTシャツ姿の女性が。しかも顔にはパックも。
そういう僕も「{もう無理。。。限界です。。。}」と書かれたTシャツ。

お互いの姿を見て思わずうつむく2人。
これ絶対彼女にTシャツの文字読まれた…笑ってるし。

あぁ、せめて2人の住んでるマンションの間隔がもっと空いていれば、変なTシャツ着てることはバレなかっただろうになぁ…
この恋は、営利。「4Good」
良質:3票納得感:1票
『工藤さんの事を見るだけで、幸せです。工藤さんの事を考えると、愛しくて温かな気持ちになります。工藤さんと同じ空間にいる時、目が自然と工藤さんの事を追ってしまいます。』
蓮田は工藤への恋心を綴り、紙の空白を埋めていく。
それから数時間後。
蓮田は、丁寧に書いたそれを工藤に渡した。
そして、それを受け取った工藤は、蓮田にお金を渡した。
一体どういうことだろう?
22年08月30日 00:12
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]

解答上の注意※人物名はお遊びです※これは微要知識問題です




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今から遥か未来の話。
化学技術が著しく発展し、かつて魔法やファンタジーと呼ばれたような現象をも人為的に生み出せるようになった、そんな時代のこと。
『人間の感情を操る薬品』について研究している布袋博士が、とある薬を開発していた。

その名は{『コイニオチール(仮)』}。

これは「特定の人物に対して強い好意を抱くようになる」効果がある薬…所謂{惚れ薬}であった。
この『コイニオチール(仮)』は、開発段階とは言えども、殆ど完成形に近い状態であり、残すは臨床試験のみとなっていた。
そこで布袋博士は、健康体である18歳以上の男女を対象に、恋をするモニターと、恋をされるスタッフ、双方の人員を同数募り、大々的に臨床試験を行う事にした。

…さて、蓮田もまた、その{惚れ薬のモニター}として参加したうちの1人だった。
蓮田はモニターとして身体の検査を受けた後、用意されていた惚れ薬を飲んだ。
その結果無事に想定通りの効果が出た蓮田は、自身の担当のスタッフである工藤に恋をした。
その為に蓮田は、薬を使用して得た恋の甘いときめきと多福感のことを、渡された{報告書}に丁寧に書き留めた。

{『工藤さんの事を見るだけで、幸せです。工藤さんの事を考えると、愛しくて温かな気持ちになります。工藤さんと同じ空間にいる時、目が自然と工藤さんの事を追ってしまいます。』}

それから数時間後、臨床試験の終了時刻を迎えた頃。
副作用もなく、無事に自身の担当スタッフである工藤に書き終えた報告書を提出した蓮田は、それと引き換えにモニターの謝礼金を受け取り、帰路についたのだった。

報告書を大事そうに抱えた工藤に、じっと見送られながら。

【簡易解説】
蓮田はその日、{惚れ薬のモニター}をしていた。その惚れ薬は、スタッフの1人である工藤に恋をする効果があるものだったので、蓮田は惚れ薬の効果として、工藤への恋心を{報告書}に書き綴った。その後蓮田は惚れ薬の報告書を工藤に渡したことでモニターが終わったので、工藤から{謝礼金}を受け取った。
納得感:4票
サルバーンの恐ろしい姿を見て、怖じ気付く勇者カメオ。
しかし、カメオがサルバーンを倒さなければ国民の命が危機にさらされるのは火を見るより明らかである。
ただ、勇気を振り絞って戦ったサルバーンは想像よりも強く、だんだんとカメオは押されていった。

{そこでカメオは国民のため、自らその命を絶つことにした。}

カメオが死ぬと発動する何かなどありはしないことはカメオも充分承知しているのに、一体何故?
22年09月18日 22:26
【ウミガメのスープ】 [ベルン]

450問目!




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簡易解説
サルバーンを殺害できるほどの毒を飲んで自ら死ぬことで、そのカメオを食べたサルバーンを毒殺するため

解説
サルバーンは人々を食して生活している。
一日十人ほど食べるサルバーンに、国民たちは日々怯えながらの生活を強いられていた。
そんなサルバーンを倒すべく、最強の剣士と名高い勇者カメオが出向くことに。

さて、実際にカメオがサルバーンを直接見るととても強大で、カメオですら怖じ気付いてしまったのだが、勇気を振り絞りサルバーンに戦いを挑んだ。
しかしカメオの刃は通らず、サルバーンに押される一方で、ついに片腕を失ってしまった。
このままではサルバーンに殺されて食べられてしまう…
…くそ、最終手段だ… このウルトラスーパーギガポイズンを飲むしか…!

そしてカメオはこっそり毒を飲み、その後倒れたカメオを喰ったサルバーンは、カメオの体内の毒に侵され、死んでいった。

その後、カメオは恐るべきサルバーンを倒した勇者として、永遠に称えられたそうな。
納得感:4票
太平洋にぽつんと浮かぶ孤島に、外の文明から隔絶された小さな村があった。
この村の人々は海の神を厚く信仰しており、3年に1度、神への供物として村民の1人を海に身投げさせるというしきたりがある。

さて、実はこの村の人々は以前は山の神を信仰しており、供物は山に捧げていたのだが、現在の海神信仰に移ってからというもの、村民の平均寿命が飛躍的に伸びたのだという。

それは一体どのような理由からだろうか?

「マクガフィン」さんの問題です
https://late-late.jp/mondai/show/16985
22年09月21日 18:00
【ウミガメのスープ】 [垂直太郎]



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供物を山に捧げていたときは、人肉の味を覚えた獣が人里へ降りてきて、獣害にあっていたが、一方海の生き物は人肉の味を覚えようが陸に上がってくることはないので害が起きようがない。

タイトルは海の幸・山の幸のイメージから
バカと煙と男と女「4Good」
トリック:2票物語:1票納得感:1票
デートで遊園地『らてらてパーク』に来たカメオとカメコ。

らてらてパークは世界一大きい遊園地と言われており、それに比例するようにアトラクションの多くが規格外のサイズである。

カメオはこの中の巨大観覧車を目当てにして、カメコと一緒に遊びに来たのだった。

そんな中、「早く観覧車に乗りたい…。」と先を急ぎたがっているカメオが、{階段を見つけるたびに安心する}のは一体なぜ?
22年09月21日 22:56
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



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{巨大お化け屋敷を早く脱出して、観覧車に乗りたい怖がりのカメオ。恐怖で息つく暇もない彼は、「階段では危険だから驚されないだろう」と思い、階段を見つける度に安心するのであった。}



デートで『らてらてパーク』に来たカメオとカメコ。
カメコのいまいち微妙な反応を押しきってまでらてらてパークをデート場所に選んだ理由はただ一つ!
漢カメオ、このらてらてパークにある巨大観覧車にて、カメコにプロポーズする気なのである!【ヨッ!】
とはいえプロポーズはメインイベント。当然観覧車に乗るのは一番最後、夜景が綺麗なタイミングに決まっている!!【ハッ!】

というわけでまずは普通に遊園地を楽しむことにした二人。
そんなこんなで夕方、まだ夜景のベストタイミングまで少し時間があるということで、{観覧車の前にお化け屋敷に入ることになった。}

…ところがこのカメオ、<大の怖がりである。>
加えて全てのアトラクションが規格外のらてらてパーク。目の前にあるお化け屋敷『絶叫病棟』は三階建ての廃病院をまるまるアトラクションに改造した超巨大お化け屋敷なのだ!!

大好きなカメコの手前、しかもプロポーズを控えた身。逃げるわけにもいかず…滅茶苦茶カッコつけているが内心ガクブルブリュベリャヌマスポゲッチョである。

【「は、早く観覧車に乗りたい~…」】

さっきから休む間も無い驚かしのラッシュ。怖すぎるので急いで先に進みたい。さっさとこんなお化け屋敷出て、観覧車で大本命の一時を過ごしたい。
お化け役のスタッフに追いかけまわされながら、息も絶え絶えで進むカメオ。

──そんなとき、順路の先に階段があるのを見つけた。

ほんの少し、安心するカメオ。

なぜか?

【{転落したら危ないので、お化け役の人も階段では驚かせて来ないだろうと思ったからである。}】
意外と冷静だなお前。

◆◆◆◆◆

「ねぇ早く先行かないの?体調悪い?」

「い、いや大丈夫…大丈夫じゃないけど。もうちょい…もうちょい心の準備をさせて……」

「も~遊園地閉まっちゃうよ!観覧車乗るんじゃなかったの!?」

「待って、引っ張らないで…嫌だ……ああああああああああああ!!!!!」


カメオのプロポーズの結末は、また別のお話。