みんなのGood

物語:3票納得感:5票

ある昼下がりのこと。

お洒落なレストランで「ウミガメのドリア」が来るのを待つ慎太郎と、時間を気にして少し落ち着かない様子の瑞希。

ランチタイムということもあり、店内は多くの客で賑わっている。
しばらくして、ウェイターが慎太郎の元へドリアを運んできた。

待ちわびた絶品のドリアに慎太郎が舌鼓を打っていると、店の奥ではウェイターが瑞希の元へ向かおうと急いで準備をしているところであった。

そんなウェイターをよそに髪留めを熱心に見つめる瑞希を見て、
「お腹減ってるのかな?」と慎太郎が思ったのは一体なぜ?
21年11月20日 22:44
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



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家族と一緒に久しぶりの外食の慎太郎くん(5)。
そんな慎太郎くんが、表の道路に接したレストランの窓際の席で、自らの注文した「ウミガメのドリア」を今か今かと待ちわびている。

◆◆◆◆◆

その同時刻、{レストランの外、慎太郎の席と一枚窓を隔てた歩道}では、瑞希が一人でデートの待ち合わせをしている。

…デートの相手は壮太。ランチタイムの間、彼はこのレストランで{ウェイターのアルバイト}をしている。バイト終わりにデートの約束をした壮太を、瑞希は一人レストランの前で待っているのだ。

◆◆◆◆◆

「ドリア、4番のテーブルに持っていって」
壮太は、額にうっすらと汗を滲ませながら右へ左へ料理を運ぶ。
このバイトをはじめて3ヶ月。祝日ということもあってか、近年希に見る繁盛具合であった。
オーダーの切れ間が無く、このままではシフト交代の時間を過ぎてしまう。それは……それはまずいっ!

「壮太、それ運んだらもうあがれ。」

ちらりと時計を気にした壮太に、先輩の信彦が声をかけた。確かにもう交代の時間ではあるが、オーダーが詰まっている今シフトを代わるのは信彦への負担が大きい。
当然異を唱えようとした壮太を、信彦が遮った。

「今日は瑞希ちゃんとデートだろうが。はよ着替えて行け。」

信彦の言う通り、壮太はこの後、最愛の彼女である瑞希との初デートがある。そんな壮太の事情を把握している信彦は、先輩風を吹かせて気を使ってくれているのだ。

壮太は一瞬悩み、そして……

「あざっす!!!!!」

壮太は信彦に深々と頭を下げ店の奥へと急いだ。
全ては、一刻も早く彼女の元へと向かうために。


◆◆◆◆◆


…待ち合わせの時間になっても、壮太が来ない。
今まさに彼は着替えを終わらせ、瑞希の元に向かおうとしているのだが、店の外で待つ瑞希にはそんなことは知るよしも無く。

━━それでも壮太は瑞希と出会ってから今まで、一度たりとも約束を破ったことはない。
僅かに不安に駆られながらも、これから訪れるであろう甘い一時に期待を膨らませる瑞希。

その時ふと、{レストランの窓に写る自分の姿}が気になった。この日のために精一杯おめかししてきたつもりであるが、念のため身だしなみを整えておきたい。

誕生日に貰った髪留めを付けてきたことに、彼は気づいてくれるだろうか。


「髪留めの位置、ちょっとズレてない?今日風強かったからなぁ……」

◆◆◆◆◆

その頃一方店内では。
慎太郎くんがドリアを食べながらふと窓の外を見ると、なんか知らないお姉さんが窓越しに自分のドリアを睨んでい({るように見え})た。


「ねーねーおかーさん、あのお姉ちゃんお腹空いてるのかな?」






{【簡易解説】}
レストランの前でバイト終わりの壮太を待っていた瑞希は、窓を鏡代わりにして髪留めの位置を確かめていた。それをレストランの中から見た慎太郎は、瑞希が自分のドリアを滅茶苦茶欲しがっているように見えたのだ。
取調べの極意「8Good」
トリック:6票納得感:2票
取調室にて。
「佐藤警部、こいつがテロリストグループ「ヘルン」のリーダー、張本人です」
「おお、ご苦労。 お前がへルンのリーダーで間違い無いのだな」
「ああ」
「早速だがへルンの構成人数について教えて貰おう」
「…皆、私の古くからの知り合いだ」
「何人いるんだ?」
「…黙秘する」

さて、「へルン」は何人のテロリストグループだと考えるのが妥当だろうか?
21年11月19日 12:14
【20の扉】 [ベルン]

本日22時頃まで




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中国人

張(ジャン)が、リーダーを務めている「へルン」。
彼の古くからからの知り合いが仲間ということで、皆中国人のテロリストグループだと考えるのが妥当である。
良質:3票トリック:1票納得感:4票
手先が器用なカメコは近所の幼稚園に手作りのおもちゃや人形をプレゼントしました。
数日後、カメコは幼稚園の様子を見てみるとカメコがあげた丹精込めて作ったプレゼントが乱雑に扱われていました。
しかしそれを見たカメコは大喜びしたのです。

一体なぜ?
21年12月20日 21:33
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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自家製品のおもちゃ屋を営むカメコは市販されていない特性おもちゃや人形を幼稚園に卸し
他店では扱えない自社の修理をする名目で定期的に割の良い顧客を確保できたのです。
良質:6票納得感:2票
飛行機に乗っていたカメオが外を見ると金髪の少女が空を飛んでいたのです。
上空4000m以上を飛行機と並走(平空?)している少女に大興奮なカメオはすぐに金持ちの友人のウミオに電話を掛けたのですがなかなか繋がらず
やっと繋がったと思ったらどうやらウミオは外出中だったようだ。

忙しそうなウミオにまた後でかけ直すっとカメオが電話を切ろうとしたら
ウミオはこのまま電話を続けて欲しいとお願いしたのです。

一体なぜ?
21年12月21日 20:10
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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わ”あ”ぁ”たあ”し”い”ぃ”ぃ”め”え”え”り”い”ぃ”ぃ”ーさ”あ”あ”ぁ”ん”ん”ん”


プライベートジェット機で逃げ回るウミオはしつこく付いてくるメリーさんからの着信が来るのが嫌でカメオにこのまま通話をしてくれるようお願いしたのです。
良質:6票トリック:1票納得感:1票
人気アイドル・ウミPことウミシタカメヒサの元に、
手紙と、夫の欄の捺印だけがない婚姻届が送られてきた。

差出人は、ウミPの妻を名乗るマユカという女。
ライブやテレビの歌番組を観ていて、ウミPが自分の事を好きだというメッセージを受け取った、
よって、婚姻関係を結ぶべく 婚姻届を入手し、自分およびウミPの氏名・住所・本籍等の情報は全て記入しておいたので、
あとは夫の分の捺印だけを押して返送してほしい、という内容だった。

だが、ウミPは、差出人の女の事を知らないと言って、婚姻届への捺印を拒んだ。
なぜこのような状況になっているのか。
21年12月21日 21:48
【ウミガメのスープ】 [油獣]



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マユカは、ウミPの歌う楽曲を聴いて、
歌詞の中でウミPに愛をささやかれている女は、自分自身の事であり、
歌詞に出てくる町は、自分が通勤する時に見る風景そのものであり、
全てはウミPから自分への愛のメッセージであると確信し、結婚するべきだと思った。

楽曲の歌詞の中でウミPに愛をささやかれている女は、確かにマユカの事であり、
歌詞に出てくる町は、マユカの行動圏内における風景を描いたものであった。
ウミPの楽曲の作詞家は、マユカのストーカーであり、
楽曲はマユカのためだけに書かれたものであったが、
ウミPが歌っているので、ウミPの気持ちだとマユカは勘違いしたのであった。