「反抗期?」「9Good」
良質:6票トリック:1票物語:1票納得感:1票
君達は頑張って走るカメオに声援をおくった
するとカメオは頑張るのをやめてしまった
何故?
参加テーマ・カメオへ声援をおくって下さい(解説に反映します)
するとカメオは頑張るのをやめてしまった
何故?
参加テーマ・カメオへ声援をおくって下さい(解説に反映します)
25年09月03日 01:25
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]

この問題は【君達は問題】ですがバトンを繋ぐ問題ではありません。安心して御参加下さい
解説を見る
君達は亀のカメオと兎のウサオが駆け比べをしていると聞き見に来た
するとカメオが一生懸命に走っており感動した君達はエールをおくった
マクガフィン『がんばれカメオ!長男ならできる!』
mintadel『もっと速く走って世界記録に貢献しろ~~~(無茶ぶり)』
とまと『圧倒的な強さを見せつけろ〜』
A574『がんばえ~』
アカシアン『差せ!差すんだカメオ!』
輪ゴム『カメオーー!行けーーー!!!』
ウサオ『むにゃ!?』
駆け比べの途中で昼寝をしていたウサオが君達の声で跳ね起きた
ウサオ『うおっ!いつの間にか抜かれてる!観客もいるしマジメに走らないとね!』
ウサオは脱兎の如くゴールまで走り君達の方を見てピョンピョン跳ねた
そして負けが確定したカメオは走るのをやめてしまいましたとさ
めでたしめでたし
するとカメオが一生懸命に走っており感動した君達はエールをおくった
マクガフィン『がんばれカメオ!長男ならできる!』
mintadel『もっと速く走って世界記録に貢献しろ~~~(無茶ぶり)』
とまと『圧倒的な強さを見せつけろ〜』
A574『がんばえ~』
アカシアン『差せ!差すんだカメオ!』
輪ゴム『カメオーー!行けーーー!!!』
ウサオ『むにゃ!?』
駆け比べの途中で昼寝をしていたウサオが君達の声で跳ね起きた
ウサオ『うおっ!いつの間にか抜かれてる!観客もいるしマジメに走らないとね!』
ウサオは脱兎の如くゴールまで走り君達の方を見てピョンピョン跳ねた
そして負けが確定したカメオは走るのをやめてしまいましたとさ
めでたしめでたし
「密会」「9Good」
良質:6票トリック:1票物語:1票納得感:1票
深夜、とある会社の一室で、カメオとウミオの二人は会っていた。
「カメオさん…私からあなたに仕事を依頼したとはいえ、その事に罪悪感があると言うか…良心が咎めると言うか…
確実に同僚や部下に迷惑がかかる事は間違いないですし…
こんなことを言っても今更なのですが、この仕事を続けるべきか、まだ迷っています。」
「ウミオさんが罪悪感を持つ必要は無いと思いますが…
ただまぁ、私から一つだけ言える事は、このまま続けるとウミオさんの身がいよいよ危ういかもしれません。
将来や家族の事を真剣に考えているのなら、ここらでやめるべきだと思いますよ」
「しかし、今更やめたとしても、私にはもう後がないのも事実です」
「大丈夫です。やめたとしてもアフターケアはキッチリしますよ。
ウミオさんは何食わぬ顔をして今まで通り出社すればいいです」
「え?」
「ここに、今まで通り出社すればいいと言いました。ウミオ部長。
なあに、私たち二人が黙っていれば。そうそうバレる事はありませんよ」
「……ありがとうございます、カメオ…社長…」
最終的にウミオはやはりやめる事にすると決断し、会社を去った。
カメオの職業を明らかにし、状況を補完してください。
「カメオさん…私からあなたに仕事を依頼したとはいえ、その事に罪悪感があると言うか…良心が咎めると言うか…
確実に同僚や部下に迷惑がかかる事は間違いないですし…
こんなことを言っても今更なのですが、この仕事を続けるべきか、まだ迷っています。」
「ウミオさんが罪悪感を持つ必要は無いと思いますが…
ただまぁ、私から一つだけ言える事は、このまま続けるとウミオさんの身がいよいよ危ういかもしれません。
将来や家族の事を真剣に考えているのなら、ここらでやめるべきだと思いますよ」
「しかし、今更やめたとしても、私にはもう後がないのも事実です」
「大丈夫です。やめたとしてもアフターケアはキッチリしますよ。
ウミオさんは何食わぬ顔をして今まで通り出社すればいいです」
「え?」
「ここに、今まで通り出社すればいいと言いました。ウミオ部長。
なあに、私たち二人が黙っていれば。そうそうバレる事はありませんよ」
「……ありがとうございます、カメオ…社長…」
最終的にウミオはやはりやめる事にすると決断し、会社を去った。
カメオの職業を明らかにし、状況を補完してください。
25年09月20日 10:00
【ウミガメのスープ】 [琴水]
【ウミガメのスープ】 [琴水]

こってり味?考えすぎてよくわからなくなりました
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カメオが経営する退職代行会社の一室で、二人は会っていた。
陸亀商事に勤めるウミオ係長は、日付が変わってようやく時間が取れるほどの激務であったため、社長であるカメオが深夜に直々に対応した。
超絶ブラック企業に勤めているにも関わらず、ウミオは退職することに罪悪感を感じ、代行を通じて退職する事に良心の呵責を感じているようだ。
今にも倒れそうなやつれきったウミオを救い、尚且つ優れた人材である彼を自社の一員に組み込むべくカメオは動いた。
「ここに、今まで通り出社すればいいと言いました。ウミオ部長」
陸亀商事を辞めた後は、ウチに就職すればいいと。
退職代行会社「ラテラテサービス」の部長の座を用意しますと。
再就職のアテなどないウミオは、カメオの心意気に感動して今の職場を辞める事を決意して陸亀商事を去った。
陸亀商事に勤めるウミオ係長は、日付が変わってようやく時間が取れるほどの激務であったため、社長であるカメオが深夜に直々に対応した。
超絶ブラック企業に勤めているにも関わらず、ウミオは退職することに罪悪感を感じ、代行を通じて退職する事に良心の呵責を感じているようだ。
今にも倒れそうなやつれきったウミオを救い、尚且つ優れた人材である彼を自社の一員に組み込むべくカメオは動いた。
「ここに、今まで通り出社すればいいと言いました。ウミオ部長」
陸亀商事を辞めた後は、ウチに就職すればいいと。
退職代行会社「ラテラテサービス」の部長の座を用意しますと。
再就職のアテなどないウミオは、カメオの心意気に感動して今の職場を辞める事を決意して陸亀商事を去った。
「大人は合理的過ぎます」「9Good」
良質:3票トリック:4票納得感:2票
ウミオは、
「110円のより120円の方が多く、145円のより165円の方が多く、158円より178円より方が少ない」
という。
‥‥なんで?
「110円のより120円の方が多く、145円のより165円の方が多く、158円より178円より方が少ない」
という。
‥‥なんで?
25年10月05日 23:02
【ウミガメのスープ】 [mintadel]
【ウミガメのスープ】 [mintadel]

正解到達率67%。スナイプ1名でした。
解説を見る
ウミオが指摘していたのは
自動販売機やガソリンスタンドの料金表示(7セグメント)の光ってる部分。
7セグ形式の表示なら自販機以外でもOKです。
(この問題を次回どこかで出題する人向けの〇×参考(突然聞かれてもあわてないようにするための情報)
:0→6個・1→2個・2→5個・3→5個・4→4個・5→5個・6→6個・7→3個(または4個)・8→7個・9→6個)
自動販売機やガソリンスタンドの料金表示(7セグメント)の光ってる部分。
7セグ形式の表示なら自販機以外でもOKです。
(この問題を次回どこかで出題する人向けの〇×参考(突然聞かれてもあわてないようにするための情報)
:0→6個・1→2個・2→5個・3→5個・4→4個・5→5個・6→6個・7→3個(または4個)・8→7個・9→6個)
「日米伊・異文化交流録」「9Good」
良質:3票トリック:5票納得感:1票
「ヒナタのハウス、狭いんデスネ」
日向の家を初めて見たサウスが、とんでもなく失礼な事を言い出した。
「人口に対して土地が少なく地価が高いから、一戸あたりの家屋の面積が狭くなるのも当然だろう」
来日して三年目のイタリア人ノルドが、流暢な発音でそう返す。
日向が、そんなに小さいと私は思った事すらないけど、アメリカ出身のサウスから見るとそんなに小さく感じるんだ…
やっぱり海外の人と知り合うのは楽しいな、などと思っていた所に、サウスが次の話題を切り出した。
「ソンナことよりオナカが空きマシタ!ヒナタの食事たのしみデス。カラージ!テンピューラ!」
マイペースなサウスを見て、二人は苦笑しつつサウスを連れて近くの揚げ物で有名なお店に向かう事にした。
・上記はとあるフィクション小説の一部を抜粋したものである。
明確にフィクションだとわかる部分を理由と共に答えて下さい。
日向の家を初めて見たサウスが、とんでもなく失礼な事を言い出した。
「人口に対して土地が少なく地価が高いから、一戸あたりの家屋の面積が狭くなるのも当然だろう」
来日して三年目のイタリア人ノルドが、流暢な発音でそう返す。
日向が、そんなに小さいと私は思った事すらないけど、アメリカ出身のサウスから見るとそんなに小さく感じるんだ…
やっぱり海外の人と知り合うのは楽しいな、などと思っていた所に、サウスが次の話題を切り出した。
「ソンナことよりオナカが空きマシタ!ヒナタの食事たのしみデス。カラージ!テンピューラ!」
マイペースなサウスを見て、二人は苦笑しつつサウスを連れて近くの揚げ物で有名なお店に向かう事にした。
・上記はとあるフィクション小説の一部を抜粋したものである。
明確にフィクションだとわかる部分を理由と共に答えて下さい。
25年10月08日 14:43
【ウミガメのスープ】 [琴水]
【ウミガメのスープ】 [琴水]

質問も途絶えたみたいなので今日の22時に終わろうと思います。
解説を見る
私の名前は 所カメコ 17歳。家でかめはめ波の練習をしていたら足元に魔法陣があらわれて…!!
これは私が地球の日本によく似た架空の世界の 日向 という国で冒険するファンタジー物語よ。
日向を日本(ニホン)
所を田中
に置き換えてみます。
「ニホンのハウス、狭いんデスネ」
日本の家を初めて見たサウスが、とんでもなく失礼な事を言い出した。
「人口に対して土地が少なく地価が高いから、一戸あたりの家屋の面積が狭くなるのも当然だろう」
来日して三年目のイタリア人ノルドが、流暢な発音でそう返す。
日本が、そんなに小さいと私は思った事すらないけど、アメリカ出身のサウスから見るとそんなに小さく感じるんだ…
やっぱり海外の人と知り合うのは楽しいな、などと思っていた田中に、サウスが次の話題を切り出した。
「ソンナことよりオナカが空きマシタ!ニホンの食事たのしみデス。カラージ!テンピューラ!」
マイペースなサウスを見て、二人は苦笑しつつサウスを連れて近くの揚げ物で有名なお店に向かう事にした。
これは私が地球の日本によく似た架空の世界の 日向 という国で冒険するファンタジー物語よ。
日向を日本(ニホン)
所を田中
に置き換えてみます。
「ニホンのハウス、狭いんデスネ」
日本の家を初めて見たサウスが、とんでもなく失礼な事を言い出した。
「人口に対して土地が少なく地価が高いから、一戸あたりの家屋の面積が狭くなるのも当然だろう」
来日して三年目のイタリア人ノルドが、流暢な発音でそう返す。
日本が、そんなに小さいと私は思った事すらないけど、アメリカ出身のサウスから見るとそんなに小さく感じるんだ…
やっぱり海外の人と知り合うのは楽しいな、などと思っていた田中に、サウスが次の話題を切り出した。
「ソンナことよりオナカが空きマシタ!ニホンの食事たのしみデス。カラージ!テンピューラ!」
マイペースなサウスを見て、二人は苦笑しつつサウスを連れて近くの揚げ物で有名なお店に向かう事にした。
「デートに行くなら」「9Good」
物語:6票納得感:3票
毎週末は妻の晴美とデートに行くことにしていた洋介。この週末デートは二人が出会った頃からずっと続いてる習慣であり、自然が好きな晴美の希望で海や山などに行くことが多かった。
しかしある時、晴美が「今日は新しく駅前にできたカフェに行きたい」と言い出した。それからというもの、晴美の希望する行き先は町のデパートやレストランが殆どで、あれだけ好きだった自然を見に行きたがることは全く無くなった。
さて、晴美が上記のようなことを言い出した理由を答えてほしい。
しかしある時、晴美が「今日は新しく駅前にできたカフェに行きたい」と言い出した。それからというもの、晴美の希望する行き先は町のデパートやレストランが殆どで、あれだけ好きだった自然を見に行きたがることは全く無くなった。
さて、晴美が上記のようなことを言い出した理由を答えてほしい。
25年11月29日 21:04
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
解説を見る
簡易解説
生前、年老いた夫に車を運転するのを止めて欲しかった晴美だったが、直接言っても洋介は免許を返納してくれなかった。その理由の一つが週末デートで遠出をする機会(=晴美の希望)にあると悟った晴美は、デートの行き先に近場を希望するようになった。
長め
1.
「洋介さん、少し…お話があります」
そう言うと晴美は、居間でテレビを見ていた洋介の向かい──ちゃぶ台を挟んだ反対側に腰を落とした。
雰囲気があまりにも仰々しかったので、洋介の頭には一瞬離婚の二文字が過ったが、どうやらその手の話題ではないらしい。
「今週末のお出かけなんですけどねぇ」
内容は2人での今週末のお出かけ、有り体に言えばドライブの行き先の"希望"を伝えに来たようだった。
週末のドライブデートは2人が付き合い始めたばかりの大学生の頃からの習慣であり、特別用事がなければ欠かさず行われている、ある種のルーティーンだ。
2人とも定年し、平日の予定にもすっかり空きができてからは、週の中頃に晴美からそれとなく行き先の希望を伝えに来る───これもいつものことだった。
だから驚いたのは「晴美がデートの行き先の希望を伝えに来た」ことに対してではなく、その肝心の希望内容が「このあいだ駅前に新しくカフェ」だったこと、に対してである。
晴美は昔から自然というものが好きだった。
初めての週末デートはやはり大学生の頃であったが、その時も晴美の希望で隣県の山に行った。今日日に至るまでその傾向は変わらず、少なくとも「駅前のカフェ」なんて人里の極みのような場所を希望されたのは、この時が初めてのことだった。
2.
洋介さんはよく気の回る人で、少なくとも自分のプライドを優先して意固地になるようなことは決して無い人だった。
だから私が「そろそろ免許を返納しませんか」と言った時、その表情がなんとなく渋いものになっていたのも、「老人扱いされたから」なんて理由では無いことは察しがついた。
ほぼ同時に、週末のお出かけのことが気がかりだったのだろう、と思った。車を運転しなくなったら、"私が希望する"山や海に気軽に行けなくなるから。
私はそれから、お出かけの行き先にあまり遠方は希望しなくなった。
洋介さんは不思議そうな反応をしていたけど、「義娘との話題を増やすためにハイカラな場所に行ってみたい」とか言って納得させた。それでも最初はあまり腑に落ちていない様子だったけれど、一月二月と続けば理由を問うてくることもなくなった。
確かに自然は好きだし、あまり人の多い場所は得意では無いけれど、別に洋介さんと一緒ならどこだって良いと思った。
そんな日々が半年くらい続いて、洋介さんは観念したように免許を返納した。薄々自分でも「危ない」と思っていたのだろう。
それを見て自分でも驚くくらい、ほっとしたのを覚えている。
3.
「信也、晴美の…母さんのお墓だけどな、山の方の寺で納めてもらうことにしたから」
母の遺品整理の最中、唐突に父はそう言った。
その内容に別段不満も反対意見も無かったけれど、作業の手を止めた俺を見た彼は「思うところがある」と判断したらしい。なんの相談もしないで決めたことを謝られた。
詳しく聞いてみればその寺は最寄りこそ実家と同じ駅だが、かなり山あいの方にある寺で、父の家から徒歩だと一時間くらいかかる場所だった。
「もうちょい近場でもいいんじゃないの」
「…母さん、静かなとこが好きだっただろ」
その返答を聞いて「ああ」と思い出したのは、両親が昔から習慣にしていたデートの件だった。小さい頃は俺も一緒に連れていって貰ったけど、俺が大学生になって実家を出てからもずっと続いていたし、実は行く先が山やら海ばかりだったのは母の希望だったという話は、このあいだの葬式で父から初めて聞いたのだった。
どうも晩年は、母はあまり遠出を希望しなくなったらしかった。父は「今思うと運転を止めてほしくて気を使ったのかもなぁ」なんて言っていた。これも葬式で聞いた話だった。
つまるところ父は、母に気を使わせたことが心残りなので、母の好きそうな場所に墓を建てたいと言っているようだった。尚更反対意見など無いわけだが、気がかりなことは一つある。
「免許返納したんでしょ、まさか歩いて行くの」
父もいい歳だ。別に元々老人には違いなかったが、特に母が亡くなってからは一層痩せたし、一層老けたように思う。長時間歩くのはどうあっても無茶だった。
車がある頃はどうとでもなったかもしれないが、母が亡くなる一年前に父は運転をやめた。
より正確に言えば、父が免許返納するのを見届けてから、母は弱っていったようにも思う。それからスイッチを切ったみたいに、あっけないくらいのスピードで、母は目を覚まさなくなった。ひょっとしたらずっと心配だったのかもしれないな、なんてことを考えた。
「うん、自転車をな、買おうと思う」
「ああ…」
乗り物と言えば車を運転する姿しか見たことがなかったので思わず「乗れるのか」と聞いてしまったが、「馬鹿にするな」と笑われた。
まあ、最近は電動でアシストしてくれるものもあるし、かえっていい運動になるだろう。自転車なら母も許してくれるんじゃないだろうか。
そう言うと父は「そうだな」なんて笑って、また遺品整理の作業に戻った。
最後に母と話したとき、母は「洋介さんが暇そうにしてたら新しい趣味でも作ってあげて欲しい」と言っていた。
自分が死んだ後、週末デートという習慣が無くなった父を心配しての言葉だったのだろうが、たぶん大丈夫だろうと思った。
きっと父は週末になったら、新しく買った自転車で母の墓参りに行くのだろう。どちらかと言えば俺は、その時父が母と話す話題かなんかを提供する方に注力した方がいいかもしれない。
とりあえず、「父には週一くらいで電話をしようかな」なんて、そんなことを考えた。
(了)
生前、年老いた夫に車を運転するのを止めて欲しかった晴美だったが、直接言っても洋介は免許を返納してくれなかった。その理由の一つが週末デートで遠出をする機会(=晴美の希望)にあると悟った晴美は、デートの行き先に近場を希望するようになった。
長め
1.
「洋介さん、少し…お話があります」
そう言うと晴美は、居間でテレビを見ていた洋介の向かい──ちゃぶ台を挟んだ反対側に腰を落とした。
雰囲気があまりにも仰々しかったので、洋介の頭には一瞬離婚の二文字が過ったが、どうやらその手の話題ではないらしい。
「今週末のお出かけなんですけどねぇ」
内容は2人での今週末のお出かけ、有り体に言えばドライブの行き先の"希望"を伝えに来たようだった。
週末のドライブデートは2人が付き合い始めたばかりの大学生の頃からの習慣であり、特別用事がなければ欠かさず行われている、ある種のルーティーンだ。
2人とも定年し、平日の予定にもすっかり空きができてからは、週の中頃に晴美からそれとなく行き先の希望を伝えに来る───これもいつものことだった。
だから驚いたのは「晴美がデートの行き先の希望を伝えに来た」ことに対してではなく、その肝心の希望内容が「このあいだ駅前に新しくカフェ」だったこと、に対してである。
晴美は昔から自然というものが好きだった。
初めての週末デートはやはり大学生の頃であったが、その時も晴美の希望で隣県の山に行った。今日日に至るまでその傾向は変わらず、少なくとも「駅前のカフェ」なんて人里の極みのような場所を希望されたのは、この時が初めてのことだった。
2.
洋介さんはよく気の回る人で、少なくとも自分のプライドを優先して意固地になるようなことは決して無い人だった。
だから私が「そろそろ免許を返納しませんか」と言った時、その表情がなんとなく渋いものになっていたのも、「老人扱いされたから」なんて理由では無いことは察しがついた。
ほぼ同時に、週末のお出かけのことが気がかりだったのだろう、と思った。車を運転しなくなったら、"私が希望する"山や海に気軽に行けなくなるから。
私はそれから、お出かけの行き先にあまり遠方は希望しなくなった。
洋介さんは不思議そうな反応をしていたけど、「義娘との話題を増やすためにハイカラな場所に行ってみたい」とか言って納得させた。それでも最初はあまり腑に落ちていない様子だったけれど、一月二月と続けば理由を問うてくることもなくなった。
確かに自然は好きだし、あまり人の多い場所は得意では無いけれど、別に洋介さんと一緒ならどこだって良いと思った。
そんな日々が半年くらい続いて、洋介さんは観念したように免許を返納した。薄々自分でも「危ない」と思っていたのだろう。
それを見て自分でも驚くくらい、ほっとしたのを覚えている。
3.
「信也、晴美の…母さんのお墓だけどな、山の方の寺で納めてもらうことにしたから」
母の遺品整理の最中、唐突に父はそう言った。
その内容に別段不満も反対意見も無かったけれど、作業の手を止めた俺を見た彼は「思うところがある」と判断したらしい。なんの相談もしないで決めたことを謝られた。
詳しく聞いてみればその寺は最寄りこそ実家と同じ駅だが、かなり山あいの方にある寺で、父の家から徒歩だと一時間くらいかかる場所だった。
「もうちょい近場でもいいんじゃないの」
「…母さん、静かなとこが好きだっただろ」
その返答を聞いて「ああ」と思い出したのは、両親が昔から習慣にしていたデートの件だった。小さい頃は俺も一緒に連れていって貰ったけど、俺が大学生になって実家を出てからもずっと続いていたし、実は行く先が山やら海ばかりだったのは母の希望だったという話は、このあいだの葬式で父から初めて聞いたのだった。
どうも晩年は、母はあまり遠出を希望しなくなったらしかった。父は「今思うと運転を止めてほしくて気を使ったのかもなぁ」なんて言っていた。これも葬式で聞いた話だった。
つまるところ父は、母に気を使わせたことが心残りなので、母の好きそうな場所に墓を建てたいと言っているようだった。尚更反対意見など無いわけだが、気がかりなことは一つある。
「免許返納したんでしょ、まさか歩いて行くの」
父もいい歳だ。別に元々老人には違いなかったが、特に母が亡くなってからは一層痩せたし、一層老けたように思う。長時間歩くのはどうあっても無茶だった。
車がある頃はどうとでもなったかもしれないが、母が亡くなる一年前に父は運転をやめた。
より正確に言えば、父が免許返納するのを見届けてから、母は弱っていったようにも思う。それからスイッチを切ったみたいに、あっけないくらいのスピードで、母は目を覚まさなくなった。ひょっとしたらずっと心配だったのかもしれないな、なんてことを考えた。
「うん、自転車をな、買おうと思う」
「ああ…」
乗り物と言えば車を運転する姿しか見たことがなかったので思わず「乗れるのか」と聞いてしまったが、「馬鹿にするな」と笑われた。
まあ、最近は電動でアシストしてくれるものもあるし、かえっていい運動になるだろう。自転車なら母も許してくれるんじゃないだろうか。
そう言うと父は「そうだな」なんて笑って、また遺品整理の作業に戻った。
最後に母と話したとき、母は「洋介さんが暇そうにしてたら新しい趣味でも作ってあげて欲しい」と言っていた。
自分が死んだ後、週末デートという習慣が無くなった父を心配しての言葉だったのだろうが、たぶん大丈夫だろうと思った。
きっと父は週末になったら、新しく買った自転車で母の墓参りに行くのだろう。どちらかと言えば俺は、その時父が母と話す話題かなんかを提供する方に注力した方がいいかもしれない。
とりあえず、「父には週一くらいで電話をしようかな」なんて、そんなことを考えた。
(了)












