みんなのGood

良質:3票トリック:3票物語:1票納得感:1票
商店街と住宅街のちょうど狭間にある小さな中華料理店。

常連客でいつも賑わう人気店である。

店の入り口近くに看板が立っているのだが、その看板を見てお店に入る一見の客も多い。

田中もその中の一人である。

この店に通いつめて常連となった田中は、ある日店主に○をくださいと頼んだ。

さてこの中華料理店の店名は○○亭というのだが、この問題文中の看板には○という文字が入っていない。

それを踏まえて○にどんな文字が入るのか答えよ。

※質問制限なし!
24年04月09日 22:01
【20の扉】 [ダニー]



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A.娘

娘娘亭で働く店主の一人娘は気立ての良い美人で働き者。

毎日店の開店準備を行い、営業中の客が少ない時は店頭で呼び込みをしている。

そんな{看板娘}を見て入店を決める一見客(主におっさん)も多い。

田中(おっさん)もその中の一人である。

看板娘に会うために店に通いつめ、いつの間にか常連客になっていた田中。

ある日田中は意を決して店主に言った。

「娘さんを僕にください!」
「え?あんたウチの娘と付き合ってんのかい?」
「付き合ってません!」
「・・・怖っ!」
軍隊式応急処置「8Good」
トリック:3票物語:1票納得感:4票
基地で一休みしていたサイモン軍曹は、上着の袖をまくった際に左腕の負傷に気が付いた。
傷口に触れると少し出血するものの、痛みは僅かで今まで通り支障なく体を動かすことができる。
さて、左腕の傷の状態を確認し終えたサイモン軍曹が、その次に右足の靴を脱いだのは何故だろうか?
24年04月22日 23:26
【ウミガメのスープ】 [わかめ]



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基地の周りはゾンビに囲まれている。
サイモン軍曹の腕には歯型があり、痛覚は既に消えかかっている。
自分の意志で体を動かせるうちに事態に対処しようと決意したサイモン軍曹は、片方の靴と靴下を脱ぎ、ライフルを咥えて足の親指で引き金を押し下げた。
良質:3票トリック:1票物語:4票
元カノのウミコに対して{ストーカーのような行為}を続けているカメオ。
ある日、自分の行動がウミコの{日常生活に支障をきたしている}ことに気付いたカメオは、改めて{想いを伝える}ことにした。

【ストーカー行為に加えてそんなことをするのは気持ち悪がられそうだが、カメオがわざわざそうすることを選んだのはなぜだろう?】
24年07月10日 05:01
【ウミガメのスープ】 [シキナミ]

暑い、マジであっつい日が続いてますがみなさまいかがお過ごしですか。




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【カメオは{幽霊}である。
彼の{未練}は残していってしまった恋人、ウミコ。】

彼女が幸せに暮らせているか心配で後を{ついていく}内に、{憑いている}形になってしまった。
祟るつもりなんてなくとも、意図せず「心霊現象」を起こしてしまうことはあるようで。

ウミコが{謎の気配に怯えたり、謎の物音に悩んでいる}様子に気付いたカメオは、【なんとか成仏するために、未練を晴らすべくウミコへの想いを伝えることにしたのだった。】









不思議な夢を見た。かつての恋人に、「愛しているよ。どうか幸せになってね」と言われ、抱きしめられる夢。
その夢を見た日以来、物音がすることはなくなった。なんだかストンと腑に落ちた。

ああ、君のしわざだったんだな。心配が空回りする所は、変わらないんだね。
あれだけ怖かった怪現象が、急に愛おしいものに思えてきた。

…もう、くよくよするのはよそう。彼の願いに応えるためにも、前を向いて、新たな人生を歩まないといけない。
まずは、あのカフェへ久々に行ってみよう。彼との日々を思い出すのが辛くて、ずっと行けていなかった場所だ。
気持ちを新たに扉を開けて、外へと出たら……………


彼がいた。
「ごめん、幸せになる所を見届けたいと思ったら、それが新しい未練になっちゃった」
「バカ」

…まぁ、あれきりでお別れというのも寂しかったから、いいか。
「今度はなるべく遠くから見守るから!もう迷惑かけません!」
「ハイハイ」
シャチの臭い「8Good」
良質:3票トリック:1票納得感:4票
彼氏のユキオと二人きりの初デートで海水浴に連れて来られたハナコは、シャチから出た息が嫌な臭いだったので怒ってユキオと席を交換した。
一体どういう事だろうか?
24年07月07日 23:14
【ウミガメのスープ】 [わかめ]

7月15日 23:59まででした




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海水浴の後、ハナコがシャチのフロート(浮き輪)から空気を抜くと微かに酒の臭いがした。
ユキオはどこかでこっそり酒を飲んでいて、フロートを膨らませた時に酒臭い息が入ったのだろうと思ったハナコは、ユキオを助手席に座らせて自分が運転して帰ることにした。
選択的夫婦別氏制度「8Good」
物語:7票納得感:1票
ウェディングドレスの下見にやってきた鼠屋敷さんと離小島君。

「ドレスにこのネックレスを合わせたいんですが…」

そう言ってスタッフにネックレスを手渡す鼠屋敷さん。

それはウェディングドレスに合わせるには少しシンプルすぎるネックレス。

鼠屋敷さんが離小島君から最初にもらったプレゼントだ。



3年前。

「これとこれなら、どっちがいい?」
「じゃあこれは?」
鼠屋敷さんの好みじゃないものを渡したくなかった離小島君が好みを聞きながら選んでくれたネックレス。

選び終えた後、ネックレスチャームの後ろにイニシャルを入れることができると店員さんに言われ、鼠屋敷さんのイニシャルを入れてもらうことにしたのだった。



そのイニシャルを見つめて当時のことを思い出しながら
「結婚するのが分かってたらNじゃなくてHにしてもらえばよかったね」
と離小島君が冗談めかして言った。

「私はネックレスをもらった時、HじゃなくてNなんだって、すごいびっくりしたんだよ」
離小島君の言葉にイタズラっぽく笑って、そう返した鼠屋敷さん。

さて当時離小島君と結婚する気なんかまったくなかった鼠屋敷さんがネックレスのイニシャルを見てびっくりした理由とは?
24年07月25日 20:09
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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簡易解説
3年前は二人はまだ付き合っておらず、鼠屋敷さんの好みのプレゼントをサプライズで渡したかった離小島君。
妹のプレゼント選びを手伝って欲しい、と嘘をついて、鼠屋敷さんの好みを聞き出しながらネックレスを購入。
鼠屋敷さんは妹へのプレゼントだからイニシャルには当然離小島のHが入るものだと思っていたのだった。

以下詳細


「もうすぐ妹の誕生日なんだ」

大学の教室で友人の鼠屋敷さんに話しかけた離小島君。

「妹を喜ばせたいんだけど、自分のセンスにまるっきり自信がなくて… プレゼント選び、手伝ってくれない?」
「へえ離小島君、妹いるんだー。いいよ。ボニータのチョモランマいちごパフェで手を打とう」
「…え?あんなクソでかパフェ、1人で食うの?」
「別腹っていうクラウドシステムがあるからね。いちごと生クリームなら無限に収納できるわ」
「さようでございますか…」

さて実は離小島君に妹はいない。

妹のプレゼント選びのフリをして、さりげなく鼠屋敷さんの好みを聞き出し、気に入ってもらえるプレゼントを見つけるのが目的でそんな嘘をついたのだった。


「これとこれなら、鼠屋敷さんだったらどっちがいい?」
「じゃあこれは?」

アクセサリー屋でネックレスを選んでいる2人。
鼠屋敷さんの好みを聞き出すために色々質問する田中だが、質問を重ねていくうちに段々と鼠屋敷さんが不機嫌になっていく。

「そもそも妹さんの好みがわからないから、あんまり参考にならないよ?」
「鼠屋敷さんのセンスでいいよ。俺が選ぶより100倍いい」

「私ももうすぐ誕生日なんだけど、な」ボソッ

「え?なんか言った?」
「なーんも。妹さんが大事なのねえ。…シスコン?」
「まあたった一人の妹だし(いないけど)」

「…これ恋人にあげるプレゼントじゃね?」ボソッ

「え?なんか言った?」
「なんも。早く決めてパフェ食べよ」
「もっと真剣に考えてくれよ…」

「妹さんがネックレスで私がパフェか…」ボソッ

「え?なんか言った?」
「なんも!」
「なんでキレられてるの!?」



「よし!じゃあこれに決めた!」
「いいんじゃない? 私のセンスで申し訳ありませんが」
「・・・すいませーん、これ包んでください」

店員さんにこのネックレスにすると伝えると、ネックレスのチャームにイニシャルの刻印ができるサービスの説明を受けた離小島君。

「じゃあ離小島のHでお願いします」
と言いつつ、記入を頼まれた顧客カードに「HじゃなくてNにしてください!連れの女性にバレないように!」と追記して店員に渡したのだった。



さてパフェを食べ終え機嫌が治った鼠屋敷さん。
「完食!ごちそうさまでした」
「本当に全部食べるんだ…」
「やけ食いみたいなものだから」
「奢ったパフェをやけ食いされたのか…」

「さて鼠屋敷さん、今日は付き合ってくれてありがとうございました」
「こちらこそ、ごちそうさまでした。めっちゃ美味しかったー」
「それでね、えーっとね、なんというか、これを、ね」
もちゃもちゃ言いながら件のネックレスを鼠屋敷さんに差し出す離小島君。

「妹さんのやつ?喜んでもらえるといいね」
「う、うん。たしかに喜んで欲しいんだけど。いや、違くて。えっーと、これ鼠屋敷さんへのプレゼントです」
「……… うん?」
「鼠屋敷さんへのプレゼントです」
「……… どゆこと?」

離小島君は事のあらましを説明した。

「え?でも店員さんにイニシャルHでお願いしてなかった?」
と言われて離小島君はケースからネックレスを取り出した。

「ちゃんとNに変えてもらった」
「…将来は詐欺師になるの?」









「…懐かしい。もう嘘はついてないよね?」
「…実は一個だけ」

そう言って離小島君はネックレスに刻まれたイニシャルを鼠屋敷さんに見せた。

「・・・」
「実はこの間こっそり持ち出して、Hに変えてもらったんだ」
「この詐欺師が!」