みんなのGood

バディ離小島の憂鬱「8Good」
良質:3票トリック:2票物語:1票納得感:2票
隣室から女性の叫び声が聞こえた

そう通報を受けて現場のアパートに駆けつけた田中刑事とその後輩刑事の離小島。

悲鳴の聞こえた部屋のドアには鍵がかかっていなかった。

田中と離小島は慎重に部屋の中へ進んでいく。

1LDKの間取りでリビングには人の気配はなし。
田中はおそらく寝室であろう部屋のドアを開けた。

電気のついた部屋にシングルベッド。
その上には血塗れの女性が倒れていた。

離小島が女性に近づく。

「もしもし!聞こえますか!大丈夫ですか!」

応答はない。
離小島は女性の脈を調べ、小さく首を振った。

「亡くなっています。この出血量からして、おそらく腹部の傷による出血性ショックでは… 【痛っ!!!】いきなり何するんスか!」

田中はいきなり離小島の顔を殴った。
恨めしそうに田中を睨む離小島。

田中は無言で離小島の口元の血をティッシュで拭う。

「え?いきなり何ですか?意味がわかんないッス。ちゃんと説明してくださいよ先輩!」

さて田中はなぜこんな行動を取ったのだろうか?
ちゃんと説明してください。
22年10月17日 19:29
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

19日(水)23時に締めます




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「蚊だ」

「カダ? 何スか? それ?」

「蚊、だよ。蚊。お前の頬に蚊が止まっていたんだ。
潰して血が出たということは、{ガイシャか犯人の血を吸っている}はずだ。
1/2の確率だが犯人の手がかりとなるかもしれん」

「な、なるほど…って、それにしても結構な勢いの平手打ちでしたよ!もうちょっと力加減なんとかならなかったんスか!」

「すまん、逃すまいとしてつい力が入った」

「ホントにもう… ってあれ?」

「どうした離小島?」

「…先輩、ごめんなさい。めっちゃ手の甲が痒いっす」

「…お前が刺されたんかい」
納得感:8票
A「『&Umi』って、Bちゃんが使ってるハンドクリーム?」
B「そう。ウミガメエキス配合のね」
A「わー!すっごくすべすべー!いいなぁ。欲しいなぁ。」

その後、優柔不断なAは「欲しいなぁ」と言いながらも暫くの間購入を迷っていた。しかし、そのハンドクリームが(   )ことに気付くとすぐに購入を決めた。(   )に入る言葉は何だろうか。
※キーワードが入っていて文意が合っていたら正解。
22年11月06日 12:02
【ウミガメのスープ】 [こはいち]

ジャンルミスです!20の扉です!




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<答.テスターではない>

B「あれっ?これ、テスターじゃないね」
A「えっ!やばやば!もうこれ買うわ!」
B「Aは一度迷うと長いから逆によかったかも」
A「もう!そんなこと言って!こっちは冷や汗かいたよ〜〜」
続・大惨事世界大戦「8Good」
トリック:3票物語:1票納得感:4票
各国が睨みを利かせる中、ついに第三次世界大戦が勃発してしまった。
そこで用いられた新兵器の破壊力はすさまじく、どんなものも破壊し尽くしてしまうという代物である。
そんな新兵器が使用されて様々な生き物が絶滅していったのだが、そんな様子を見て、人々(第三次世界大戦と無関係である)が感動しているのは一体なぜ?
22年11月09日 21:29
【ウミガメのスープ】 [ベルン]



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地球から遠く離れた星で起こった第三次世界大戦。
新兵器が使われその星が木っ端微塵になってしまい、その光は地球からも観測できるほどであった。
「地球から数百光年先に新たな星雲が見つかりました! 今まで見たことのない形の星雲で、とても神秘的な光景です!」
(地球にいる)人々は感動していた。
聞かぬは一生の「8Good」
良質:3票物語:3票納得感:2票
もうすぐ高校受験のシーズン。

あまり成績の良くない私は、
成績の良いカメコと同じ進学校に行くために猛勉強中。

そして今日も、彼女と一緒に勉強をしている。
いわゆる勉強会というやつだ。

・・・
「……カメコ?」
「ん?なあに?カメオくん。」

難しい問題を前に行き詰まっていた私は、
ついつい隣にいるカメコの名を呟いてしまった。

「…いや、こないだの模試、結果どうだった?」
「A判定。変なミスさえなければ安定ラインだって。」

そうなんだ、と誤魔化して、
その後はお互い一言も喋らずに黙々と勉強を続けた。

成績の良い彼女に教えてもらえば、
もっと効率よく問題の解法を学べただろう。

しかし、今日は自分で考えて解こうと思ったのだ。

・・・

さて、
{彼女含む他人のためではなく、完全に自分のためだとしたら、}

私が彼女に教えを請わなかった理由は一体何だろう?

22年11月17日 22:04
【ウミガメのスープ】 [るょ]



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勉強会の主催の癖に、早々に居眠りを始めたウミオ。


彼もまた、私やカメコと同じ学校を目指している。
判定は確か、B判定とか言っていたか。

勉強を進めていた私は、
消しゴムを何処かに落としてしまったことに気づく。

寝ているし、彼の消しゴムを少し貸してもらうことにした。
{…その時、カバー裏に書かれた文字が見えてしまったのだ。}

「……カメコ?」

つい言葉に出してしまい、隣のカメコが反応する。
はっと我に返り、なんとか誤魔化しておいたが…。

消しゴムに好きな人の名前を書いて、それを使い切ると…
というおまじないを、彼はカメコの名前でやっていたのだ。


{…友人だったウミオはこの瞬間、恋のライバルと化した。}


ウミオ、お前はもう勉強しなくていい。
そうやって居眠りをして、成績を落として、
受験に失敗してしまえばいい。

私は隣で静かに勉強しながら、
お前が落ちぶれていくのを見ているよ。



答え:
同じ高校に来てほしくないウミオが居眠りしていた。

静かにしていたのは、
恋のライバルを受験戦争で蹴落とすため、
起こさないように静かに勉強をしようと思ったから。
腐敗「8Good」
良質:3票トリック:1票物語:4票
自宅のマンションのベランダから飛び降りて昏睡状態となったアス。その恋人ヒロは、一ヶ月前の記念日、何も憂慮せず早まって結婚指輪をプレゼントしたことを後悔した。

ヒロが結婚指輪と共にアスに贈ったのは何か?
22年12月16日 22:07
【20の扉】 [さなめ。]



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【FA】
指輪を通してネックレスにできるチェーン

【簡易解説】
アスが昏睡状態になった原因は高所からの打撲ではなく、{つけていた結婚指輪ネックレスで首が絞まったこと。}錯乱状態でベランダにいたアスを受け止めるエアマットが通報により用意されていたので、もしネックレスをつけていなければ、途中で欄干のようなところに首が引っかかることなく、マットに多少は安全に着地できたはずだった。

【解説】

吸い寄せられるように検索し、吸い寄せられるようにやってきたショップの中で、ヒロは立ち尽くしていた。

目の前の見るからに頑丈そうなショーケースには、小さな宝玉輝くサンプルの結婚指輪・婚約指輪が入っていた。値は想像通りだが、ヒロはいつまでも躊躇していた。

恋人のアス。大学で知り合ってから猛烈なアタックを受け、流れで付き合い始めてからはや6年が経過した。毎年の誕生日やイベントごとには一緒にデートに行ったし、同棲している今でも仲の良いカップルそのものといった生活を続けられている。何なら、お互いの両親ともすっかり仲良くなった。

来る三ヶ月後は、二人が付き合った日。アスは記念日が好きだから、お祝い事は欠かさない。それに、お互いもうお互いなしというのは考えられないくらいになった。

しかし、形容のできない不安はいつまでもヒロを襲う。結婚という一つの区切りをつけることが、ヒロには全くできていなかった。

ヒロはもう重い腰を上げるときが来てしまったのだと気づいていた。

記念日や誕生日のたびにふっとアスが見せる、寂しげな表情。6年という年月が築いたもの。二人の年齢。ヒロ自身の不安など、もう些末としか言えないものだった。

ヒロが店員さんを呼ぶ声には、店員さんが思わず笑みをこぼしてしまうくらいに決意がこもっていた。ヒロは一生をかけて、アスを幸せにすることを決めた。

そして来る記念日、ヒロは予定調和にプロポーズをした。アスの満足そうな表情と、ヒロの安堵した表情。そうしたプロポーズの祝うべき一幕は、今は殊更に描写する必要もないだろう。

特筆すべきというと、アスが腕時計のような手につける装飾を嫌っていたことを知っていたヒロが、結婚指輪に通してネックレスにできるチェーンをも用意していたことだろうか。結婚指輪を普段から身につけることに憧れのあったアスは、これにも喜んでくれた。

それから一ヶ月後に、狂いが起きた。

木曜の夜はヒロの残業日。それが二人の常識になっていたが、その暗黒の木曜日は、珍しくヒロが早く帰ることになった。

というのも、アスの体調が心配だったから。最近元気がない、とは言わないものの、ヒロには何となくわかった。今日くらいはご飯を作ってあげて、アスに休んでもらおう。そう思って自宅の前まで来たと思ったとき、ヒロはそれを目撃した。

自分が戻ろうとしている部屋のベランダの欄干に、意志薄弱のアスが立っていた。

それからのことを、ヒロはあまり覚えていないといった。多分だけど、アスへ向かって危険を叫び、アスの錯乱を見て急いで部屋の前まで戻ったが、玄関がタンスか何かで塞がっている。それで警察を呼び、アスを刺激しないように声を出しながら、受け皿のマットの準備を待った。こんな感じだろう。

ヒロはアスの動向を、心を空にして見ていた。まるで映画のような、ただの映画のような光景として、アスを見ていた。

やがて憔悴したアスが、バランスを崩した。隊員がマットを構える。アスが警官や隊員、そしてヒロのことをどれだけ気づいていたか、なんてヒロには知れない。

とにかく、アスはマットに落ち、成功すれば何の怪我もなく、多少失敗しても大した怪我はなく、ことが収まる。{はずだったが。}

アスは自分がいた部屋の真下の階のベランダの位置で静止した。その階の欄干か、物干し台か、そういったものに、{あの頑丈なネックレスが引っかかったのだった。}
きっと仕事帰りだったアスは、仕事中にもつけていたそのネックレスを帰宅後も外していなかったのだろう。

宙吊りになったアスに当惑して騒ぐ隊員を見て、ヒロはついに気を失った。

—————————

それから一週間。

隊員の迅速な行動により、アスたちの真下の部屋からアスは救出・搬送されたが、アスは昏睡状態となった。

アスがあのベランダの欄干に立っていた真意は、未だにわかっていない。仕事上のストレスか、人間関係のトラブルか、それになんの関係もない精神疾患か。

しかし、ヒロの直観は告げていた。アスが錯乱していた原因は、自分に違いない。

将来の話を、アスの不安を何もかも聞くことを怠って、アスの憧れていたプロポーズを早く体現させることに必死になっていたからだ。ハッピーエンドを求める自分は、アスに潜む影を見ないようにしていたのだった。物語のように予定調和をなぞる展開に、ヒロは安心しまってしまった。

アスが昏睡状態になってから始めて、これは予定調和の映画なんかではなく、二人のストーリーだと、誰を演じるでもなく、二人が作る生活なのだと、ヒロは痛感した。

今日もアスの見舞いに来ていたヒロは、アスに呼びかける。繰り返された懺悔の念を聞いて、昏睡状態のアスの顔が悲しそうに歪んだ、というのは、きっとヒロや我々の錯覚だろう。アスは昏睡状態で、反応は我々の心の中にあるに過ぎないものだ。

外で激しく降る雨の中で、窓辺に置かれた二つの指輪に光が反射していた。

【要約】
結婚指輪をネックレスに
昏睡の原因は首が絞まったこと