「君だけは連れてゆこう」「8Good」
物語:5票納得感:3票
ある日、山を歩いていたカメオは、
休憩するために腰掛けた岩の陰に、人がうずくまっているのを見つけた。
見れば、行方不明者の男の死体であった。
この山では、毎年多くの行方不明者が出る。
そういった死体を見慣れているカメオ。
いつもは、然るべき機関に連絡を入れるだけで放置するのだが、
この男の死体に関しては、
ロープで自身に括り付けると、そのまま山を下り始めたのだった。
一体、何のため?
休憩するために腰掛けた岩の陰に、人がうずくまっているのを見つけた。
見れば、行方不明者の男の死体であった。
この山では、毎年多くの行方不明者が出る。
そういった死体を見慣れているカメオ。
いつもは、然るべき機関に連絡を入れるだけで放置するのだが、
この男の死体に関しては、
ロープで自身に括り付けると、そのまま山を下り始めたのだった。
一体、何のため?
20年08月07日 20:14
【ウミガメのスープ】 [るょ]
【ウミガメのスープ】 [るょ]
解説を見る
数々の登山家たちの挑戦を拒み続けてきた神の山。
世界最高峰、ラテマウンテンの単独登頂成功。
道半ばで力尽きた数多の同志たちの死体を踏み越え、
世界でただ一人、自分が頂上に立ったのだ。
前人未到の大記録を達成し、余韻に浸っていたカメオ。
彼がウミオの死体を発見したのは、
腰掛けた岩から重い腰を上げ、いざ山を降りんとするその時だった。
世界的に有名な登山家であるウミオは、
カメオと同じく、数年前に「ラテマウンテンへの単独登頂」に挑戦し、
そのまま行方不明になっていたのである。
まさか、彼が頂上に辿り着いていたとは…。
背負うことができないほど、ガチガチに凍り付いている。
カメオは、ウミオの死体を自身の体に括り付けると、
息も絶え絶え山を下り、険しい崖の前までやってきた。
ウミオさん。あんたは…。
…そう。あんたは登頂に成功なんかしていない。
あんたはそこの崖から足を滑らせて死んだんだ。
頂上に初めて辿り着いたのは俺だ。
人類で初めて、ラテマウンテン頂上の雪を踏み固めたのは俺だ。
あんたじゃない。俺なんだ。
「悪いが、俺の栄光の邪魔はさせないぞ。」
カメオは彼の死体を、
彼の栄光とともに、崖から捨ててしまったのであった。
答え:
前人未到の大記録『ラテマウンテンの登頂成功』は、
実は数年前にウミオという登山家によって達成されていた。
(彼はそのまま山頂で死亡し、正式な記録は残っていない。)
ウミオの死体が山頂で発見されたことが知れたら、
『ラテマウンテンの登頂成功』の栄光が
『前人未到』ではなかったことになってしまう。
だから、カメオはウミオの死体を、
山頂から離れた場所に移動させることにしたのだった。
世界最高峰、ラテマウンテンの単独登頂成功。
道半ばで力尽きた数多の同志たちの死体を踏み越え、
世界でただ一人、自分が頂上に立ったのだ。
前人未到の大記録を達成し、余韻に浸っていたカメオ。
彼がウミオの死体を発見したのは、
腰掛けた岩から重い腰を上げ、いざ山を降りんとするその時だった。
世界的に有名な登山家であるウミオは、
カメオと同じく、数年前に「ラテマウンテンへの単独登頂」に挑戦し、
そのまま行方不明になっていたのである。
まさか、彼が頂上に辿り着いていたとは…。
背負うことができないほど、ガチガチに凍り付いている。
カメオは、ウミオの死体を自身の体に括り付けると、
息も絶え絶え山を下り、険しい崖の前までやってきた。
ウミオさん。あんたは…。
…そう。あんたは登頂に成功なんかしていない。
あんたはそこの崖から足を滑らせて死んだんだ。
頂上に初めて辿り着いたのは俺だ。
人類で初めて、ラテマウンテン頂上の雪を踏み固めたのは俺だ。
あんたじゃない。俺なんだ。
「悪いが、俺の栄光の邪魔はさせないぞ。」
カメオは彼の死体を、
彼の栄光とともに、崖から捨ててしまったのであった。
答え:
前人未到の大記録『ラテマウンテンの登頂成功』は、
実は数年前にウミオという登山家によって達成されていた。
(彼はそのまま山頂で死亡し、正式な記録は残っていない。)
ウミオの死体が山頂で発見されたことが知れたら、
『ラテマウンテンの登頂成功』の栄光が
『前人未到』ではなかったことになってしまう。
だから、カメオはウミオの死体を、
山頂から離れた場所に移動させることにしたのだった。
「ナイーブ男子の内部事情」「8Good」
良質:6票物語:1票納得感:1票
気弱なノミオが所属する3年B組はウミガメ高校の中で最も問題の多いクラスである。
クラスの成績は最悪で、ノミオを含む全員が赤点だった。
学期末テストが行われた際のこと。
3年B組は大量のカンニングが発覚し、ノミオ一人を除いて0点扱いとなり停学処分を受けることとなった。
ノミオもカンニングには関与していたのだが、不合格にはならず赤点を取ることもなかった。
しかし、ノミオが皆のカンニングをばらして見返りを貰ったわけではない。
いったいなぜ?
クラスの成績は最悪で、ノミオを含む全員が赤点だった。
学期末テストが行われた際のこと。
3年B組は大量のカンニングが発覚し、ノミオ一人を除いて0点扱いとなり停学処分を受けることとなった。
ノミオもカンニングには関与していたのだが、不合格にはならず赤点を取ることもなかった。
しかし、ノミオが皆のカンニングをばらして見返りを貰ったわけではない。
いったいなぜ?
20年08月18日 19:02
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
解説は長いけど堪忍してください
解説を見る
勉強もできずスポーツも苦手で、自分に自信が持てない気弱なノミオ。
その自信のなさから、クラスメイトから便利屋扱いされるのが日常だった。
期末テストを迎える数日前。
クラスメイトの一人が赤点回避のためにカンニングすることを提案した。
「いいな!バレなければ問題ないよ!」
「じゃあ‥ノミオ!皆のぶんのカンニングペーパー用意してくれるよな?」
気弱なノミオは断れず、クラスメイト全員のカンニングペーパーを作ることになった。
(うう‥こんな小さい紙に要点をまてとめて書くなんて‥すごい頭使わなきゃいけないよ‥)
ノミオは何とかカンニングペーパーを全員分完成させ、皆に渡した。
「ありがとな!ノミオ!今度なんか奢るわ!」
テスト前日‥ノミオはあることに気付いた。
カンニングペーパーを作ることが勉強になったようで、問題集がスラスラ解けるのである。
(こ‥これなら‥もしかしてテストでいい点取れるかも知れない!)
そして期末テスト当日‥。
ノミオはカンニングペーパーを持っていかなかった。しかし、スラスラと問題が解ける。
一方のクラスメイトたち。
やりなれないことはするものではない。明らかに挙動不審なのだ。
それを怪しく思った教師。
「お前ら、何だかおかしいぞ!持ち物検査だ!」
ノミオを覗くクラスメイトは、カンニングペーパーを持ってたことがバレてしまい、0点扱いで停学となってしまったのだ。
ノミオはカンニングペーパーを作成したことに関してはバレたものの、実際に使ったわけではなく、クラスメイトに作らされたということでペナルティは受けなかった。
そして停学明け、クラスメイトはテストで好成績だったノミオに聞いた。
「なぁ、なんでいつも赤点のお前が成績良かったんだよ!?」
ノミオ「実は‥カンニングペーパーを作ったら、とても勉強になるんだよ‥」
クラスメイトはその言葉を聞き、次のテストから自分でカンニングペーパーを作るようになった。
すると、カンニングしないにも関わらず、3年B組の成績はみるみる上がっていった。
そしてノミオはその立役者としてクラスメイトから尊敬されるようになり、便利屋扱いされることはなくなったのだった。
要約
クラスメイトのカンニングペーパーを作らされることで、勉強になって成績が上がった
その自信のなさから、クラスメイトから便利屋扱いされるのが日常だった。
期末テストを迎える数日前。
クラスメイトの一人が赤点回避のためにカンニングすることを提案した。
「いいな!バレなければ問題ないよ!」
「じゃあ‥ノミオ!皆のぶんのカンニングペーパー用意してくれるよな?」
気弱なノミオは断れず、クラスメイト全員のカンニングペーパーを作ることになった。
(うう‥こんな小さい紙に要点をまてとめて書くなんて‥すごい頭使わなきゃいけないよ‥)
ノミオは何とかカンニングペーパーを全員分完成させ、皆に渡した。
「ありがとな!ノミオ!今度なんか奢るわ!」
テスト前日‥ノミオはあることに気付いた。
カンニングペーパーを作ることが勉強になったようで、問題集がスラスラ解けるのである。
(こ‥これなら‥もしかしてテストでいい点取れるかも知れない!)
そして期末テスト当日‥。
ノミオはカンニングペーパーを持っていかなかった。しかし、スラスラと問題が解ける。
一方のクラスメイトたち。
やりなれないことはするものではない。明らかに挙動不審なのだ。
それを怪しく思った教師。
「お前ら、何だかおかしいぞ!持ち物検査だ!」
ノミオを覗くクラスメイトは、カンニングペーパーを持ってたことがバレてしまい、0点扱いで停学となってしまったのだ。
ノミオはカンニングペーパーを作成したことに関してはバレたものの、実際に使ったわけではなく、クラスメイトに作らされたということでペナルティは受けなかった。
そして停学明け、クラスメイトはテストで好成績だったノミオに聞いた。
「なぁ、なんでいつも赤点のお前が成績良かったんだよ!?」
ノミオ「実は‥カンニングペーパーを作ったら、とても勉強になるんだよ‥」
クラスメイトはその言葉を聞き、次のテストから自分でカンニングペーパーを作るようになった。
すると、カンニングしないにも関わらず、3年B組の成績はみるみる上がっていった。
そしてノミオはその立役者としてクラスメイトから尊敬されるようになり、便利屋扱いされることはなくなったのだった。
要約
クラスメイトのカンニングペーパーを作らされることで、勉強になって成績が上がった
「ダニー・ゴー」「8Good」
良質:6票トリック:1票納得感:1票
きんぱくした空気の中、どこからか聞こえる声。
口笛を吹いたダニーは、その瞬間に潔く負けを認めた。
いったいなぜ?
口笛を吹いたダニーは、その瞬間に潔く負けを認めた。
いったいなぜ?
20年08月29日 16:20
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
ダニーさんの、らてらて1周年おたんじょうびもんだい!
解説を見る
ダニーの前には田中という男がいた。
きんぱく…もとい緊迫した空気がその場を支配する。
そして目の前から声が聞こえた。
「にーらめっこしましょ、あーっぷっぷ!」
ダニーは口をすぼめた渾身のひょっとこ顔をキめた。
しかし、田中はそれを遥かに上回る超絶変顔を見せたのだ。
お見せできないのが残念過ぎる…!
思わず吹き出してしまうダニー。
「ピュゥゥー♪」
口をすぼめたダニーから口笛が響く。
音が鳴ってしまっては弁解もできない。ダニーは潔く負けを認めるのだった。
要約
にらめっこで思わず吹いたら偶然にも口笛が鳴った。
というわけで、
この問題はダニーさんの、らてらて登録1周年のお祝い問題でした。
皆様ご参加&ダニーさんへのメッセージありがとうございました!
BGMはもちろんTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT 「ダニー・ゴー」!
きんぱく…もとい緊迫した空気がその場を支配する。
そして目の前から声が聞こえた。
「にーらめっこしましょ、あーっぷっぷ!」
ダニーは口をすぼめた渾身のひょっとこ顔をキめた。
しかし、田中はそれを遥かに上回る超絶変顔を見せたのだ。
お見せできないのが残念過ぎる…!
思わず吹き出してしまうダニー。
「ピュゥゥー♪」
口をすぼめたダニーから口笛が響く。
音が鳴ってしまっては弁解もできない。ダニーは潔く負けを認めるのだった。
要約
にらめっこで思わず吹いたら偶然にも口笛が鳴った。
というわけで、
この問題はダニーさんの、らてらて登録1周年のお祝い問題でした。
皆様ご参加&ダニーさんへのメッセージありがとうございました!
BGMはもちろんTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT 「ダニー・ゴー」!
「大きくなりゆくウミガメのスープ」「8Good」
良質:3票トリック:5票
西の西の北東を叩いた先の赤き文字。
{良い質問です。}
{正解です。}
あと1つは?
{良い質問です。}
{正解です。}
あと1つは?
20年09月04日 21:46
【20の扉】 [休み鶴]
【20の扉】 [休み鶴]
祖父母に厳しき扉。
解説を見る
{【ADORABLE】}
--------
本ページ左上。Wの西(=左)のNEをクリックすると、らてらてのトップページに移動する。
そこに記載された赤い文字は、「出題 私はどんな問題でしょう?」欄の
「{良い質問です。}」「{正解です。}」
と、挿絵内のリボンに記された「{ADORABLE}」である。
それでは皆さんご唱和ください。
{【シンディちゃんマジアドラボー!】}
--------
本ページ左上。Wの西(=左)のNEをクリックすると、らてらてのトップページに移動する。
そこに記載された赤い文字は、「出題 私はどんな問題でしょう?」欄の
「{良い質問です。}」「{正解です。}」
と、挿絵内のリボンに記された「{ADORABLE}」である。
それでは皆さんご唱和ください。
{【シンディちゃんマジアドラボー!】}
「合法」「8Good」
良質:6票トリック:2票
死にたくなければ、当ててみろ!
問題のルール
※回答に嘘はなし
※リスト聞き禁止
問題のルール
※回答に嘘はなし
※リスト聞き禁止
20年10月15日 21:17
【20の扉】 [ルーシー]
【20の扉】 [ルーシー]
SPはオリオンさんです。ありがとうございます。
解説を見る
決闘を挑まれたあなたは、{銃弾}を当てて勝利しました!
謎のガンマン「カウントの途中で撃つとは…卑怯な…」バタッ
決闘のルール
・決闘をする者同士が背中合わせに立つ
・10歩進む
・振り返って銃を撃つ
謎のガンマン「カウントの途中で撃つとは…卑怯な…」バタッ
決闘のルール
・決闘をする者同士が背中合わせに立つ
・10歩進む
・振り返って銃を撃つ