みんなのブックマーク

秘密の伝言「8ブックマーク」
男が女の手元に一枚の紙片を残して立ち去ると、
女は仕事の手を止め、傍らに置いてあった
薄手の上着を手に取りしっかりと着込んだ。

女は今、外に出ようとは思っていない。
では、なぜ?
18年10月03日 14:37
【ウミガメのスープ】 [輪ゴム]

いつの間にか、上着が要る季節。




解説を見る
女はファミレスに仕事を持ち込んで作業をしていたが、
昼食に頼んだものを店員が運んで来たので手を止めた。

運ばれてきたのはイカスミスパゲッティ。
今更気づいたが、今日着てきたのは真新しい白い服だ。
ソースがはねると嫌だな...。

店員の男性が伝票を置いて立ち去ると、女は座席に丸めてあった
自分の上着を手に取り、襟元まで覆えるようにしっかりと着込んだ。
少し暑苦しいかもしれないが、この際我慢しよう。
作者の気持ちを答えなさい。「8ブックマーク」
ナツコちゃんは、5円のチョコを200円分買いました。
ナツコちゃんの買ったチョコは全てフユオくんが食べました。


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(1)ナツコちゃんの家からお店までのバス代は、片道100円です。
もしチョコを買う為に、行き帰りともバスに乗ったとしたら、
バス代とチョコ代を合わせて、全部でいくらになるでしょうか?


(2)フユオくんの手元に10,000円ある時に、フユオくんが200円分のチョコを買ったとしたら、
手元のお金はいくらになりますか?


(3)フユオくんの食べたチョコは何個でしょうか?


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(1)〜(3)を踏まえて、買うチョコを「5円のチョコ」にした作者の気持ちを答えてください。



【ルール】
・嘘はつきません。
・YESかNOで答えられる質問をしてください。
・元ネタがあります。見覚えがある方がいたとしたら、観戦でお願いします。


※消費税の計算は必要ありません。消費税はないものとしてお考えください。
18年08月18日 17:03
【新・形式】 [霜ばしら]

さんすうでわかるきもち




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(1)ナツコちゃんの家からお店までのバス代は、片道100円です。
もしチョコを買う為に、行き帰りともバスに乗ったとしたら、
バス代とチョコ代を合わせて、全部でいくらになるでしょうか?

【 答え 】8,200円

ナツコちゃんは、5円のチョコを40回買いに行きました。
片道100円のバスに往復で80回乗るとしたら、バス代は8,000円です。
バス代とチョコ代を合わせると8,200円。
お金がかかり過ぎるので、ナツコちゃんは歩いてお店に行きました。



(2)フユオくんの手元に10,000円ある時に、フユオくんが200円分のチョコを買ったとしたら、
手元のお金はいくらになりますか?

【 答え 】10,200円

フユオくんは店員です。
レジに10,000円ある時、フユオくんが自分のお金で200円分のチョコを買ったとしたら、
レジのお金は10,200円になります。



(3)フユオくんの食べたチョコは何個でしょうか?

【 答え 】1個

ナツコちゃんは、買ったチョコを使ってバレンタインのチョコを作り、フユオくんにあげました。



(1)〜(3)を踏まえて、買うチョコを「5円のチョコ」にした作者の気持ちを答えてください。

【 答え 】大好きなフユオくんにたくさん会いたい。

チョコの作者ナツコちゃんは、フユオくんの事が好きです。
買うチョコを5円のチョコにしたのは、店員のフユオくんとの接点を増やしたかったからです。
少ないお小遣いでも、安い商品なら何度も買いに行くことができます。




この問題は、http://sui-hei.net/mondai/show/21036のセルフリメイク問題です。
ウサギとカメ「8ブックマーク」
思えば僕らはまるでカメみたいにスタートした。

気づけばウサギみたいにピョンピョン跳び跳ねてたっけ。

でもゴール地点では、カメだったんだ。



【物語を明らかにしてください】
18年06月27日 17:39
【ウミガメのスープ】 [藤井]

物語スープをおひとつ




解説を見る
父親の仕事の都合で日本に住むことになった高校生のマイク。ろくに日本語も喋れず、言葉の壁や文化の違いから全く馴染んでいけない日常に心が折れてしまっていた。
すべてが嫌になったマイクは、公園のベンチに座って一人涙をこらえきれずにいた。
そんなとき、1つの影がマイクに重なる。

「あらあら、珍しく先客がいるねぇ」

その声にびくりと肩を震わせ顔を上げると、背中を丸めたおばあさんが優しい顔でこちらを見ていた。
涙に濡れたマイクの頬を見たおばあさんは、ためらうこともなくマイクの隣に腰を下ろす。

「綺麗な青い目をしてるねぇ。…あぁ、これ食べるかい?お腹が空いてちゃあ元気が出ないものね」

おばあさんの言葉を何ひとつ理解できなかったが、向けられる眼差しと空気の柔らかさがマイクには心地よかった。差し出された蒸しパンを恐る恐る受け取り、ぱくりと噛みつくと、ふんわり優しい甘さが口の中に広がる。自然と頬がほころんでいった。


その日の夜、マイクは父に言った。
「父さん、僕に日本語を教えてくれないか?…もっともっと言葉がわかるようになりたいんだ」
 



それからマイクは、あの公園のベンチで時々おばあさんに会った。どうやらお友達の家に出掛けていった帰りに立ち寄るらしく、お気に入りの休憩スポットらしい。
しかしそれを知ったのも随分後になってからだ。なんせ言葉が通じないため、相手の情報を引き出すのは困難を極めた。
マイクはたどたどしい日本語で、1日に少しずつ、自分の気持ちをおばあさんへと渡していった。

「ア、アリガト、ゴザイマス」
「コ、コンニチハ」
「ボクハ、マイクト、イイマス」

そんなマイクに、おばあさんも得意気に言うのだった。
「まいねいむいず、ちよ」
「せんきゅー、べりーまっち」




マイクはどんどん日本語を覚え、知識を吸収していった。気付けば彼の生活は驚くほどに変化していた。たくさんの友人に囲まれ、笑顔に溢れ、毎日いろんなことが目新しい。
変化したのはそれだけに留まらなかった。言葉を覚えた分だけおばあさんとの会話のキャッチボールが増え、どんどんテンポ良く話せるようになっていった。また分からない言葉はノートにメモして帰ってから調べ、次会った時に話す。おばあさんと過ごす時間は確実に増えていったのに、マイクにはあっという間に感じられた。




そうして数年が経ち、マイクはすっかり流暢に日本語を話せるようになっていた。
おばあさんは年を重ねるごとに外出する頻度が減り、公園で会う機会も減っていった。しかしマイクは頻繁におばあさんの家に遊びに出掛けては、おばあさん特製のほかほか蒸しパンを頬張りながら会話を楽しんだ。
しかしマイクには少し気がかりなことがあった。

「ん?今なんて言ったかの?」
「マイクや、もう少し、ゆっくり喋ってくれんかの」

おばあさんの耳は確実に遠くなっていき、動作もどんどん鈍くなっているようだ。おばあさんの老いを目の当たりにしながら、マイクはおばあさんとの時間を大切にした。
会話のテンポは、まるで出会ったばかりの頃のように、とてもゆっくりになっていった。

「きょうは、てんきが、いいですね」
「…あぁ、……暖かくて、気持ちがいいねぇ」
「あしたも、あいにきて、いいですか?」
「…もちろん、…いつでも、おいで」





その翌年の冬、マイクは病院の一室にいた。
マイクの影が、ベッドに横たわるおばあさんの優しい表情に重なる。
おばあさんは、決して流暢とは言えない掠れた声で、マイクに最期の言葉を伝えた。

「Thank you, very much.」




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★FA条件★
①登場人物が「僕」と「おばあさん」で構成されていること
②問題文が二人の会話のテンポの変化を表していること
③初めは僕が外国人で日本語を話せなかったことにより、たどたどしくゆっくりな会話しかできなかったこと
④言葉を覚えるにつれてテンポ良く会話が出来るようになったこと
⑤おばあさんの老いにより、会話がゆっくりになったこと
新ラテシン (((´・ω・`)))「8ブックマーク」
冷え切った教室。
クラスメート達が寒い寒いと身震いすると
ストーブを点けたカメコは非難された。

一体なぜ?
18年06月25日 21:27
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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みんなはマラソンをしていて見学のカメコは教室に残っていた。


みんなが寒い寒いと身震いしていて
1人ストーブを点けて暖を取っていたカメコは
汗だらだらになったクラスメートたちに非難を浴びた。
完全迷惑claimer「8ブックマーク」
カメコは「タートルハウス」というカフェの店長である。
そこの店のカフェラテは大人気でいつもお客さんが絶えなかった。
そんなカメコは最近よく来る迷惑なクレーマーに頭を抱えていた。
しかも、大体がでたらめで悪質なものである。
今日もそのクレーマーが来て、対応する羽目に・・・。
と思ったのだが、そのクレーマーがでたらめを言っていることを確信していたカメコは、
自らは対応せず、なんと新人のカメオに対応させたのだ。
ほかにも従業員はいるのに・・・。
カメコはなぜカメオを選んだのだろう。

ちなみにクレーマーと会話する「コミュ力」は、全従業員同じくらい持っているとします。
18年09月26日 19:13
【ウミガメのスープ】 [ぎんがけい]

ラテアートの称号がほしかったので。




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そのクレーマーは毎回「カフェラテに髪の毛が入っている。」と言っており、
店長のカメコが何度対応してもクレームをやめないことから、カメコはそのクレームはでたらめだと確信していた。
そんなカメコはあるいい案を思いついた。
「スキンヘッドの従業員を雇おう」というものだ。
これなら、髪の毛が入っているとクレームを受けても、
その従業員に「カフェラテは私が入れましたが、本当に髪の毛が入っていたのですか。」
と対応させれば、相手も言い返せないだろうと考えたからである。
そういう理由でスキンヘッドのカメオはある意味「クレーム対応係」として雇われ、
カメコの想定通り、クレーマーを黙らせ、追い返すことができた。