「不釣り合い」「9ブックマーク」
あのさ、左手にだけ筋肉つけるにはどうすればいいかな?
あと、手荒れに効くおすすめのハンドクリームとか、知ってる?
春花になら、相談できるかなと思って
目的・ルール説明
※皆さんは明るく快活な女の子・春花として、友達である秋穂の本当の悩みを解決してもらいます。
※秋穂にはYesNoでは答えられない質問もできますが、秋穂の知らないことなどは回答しません。
※今日の日付や二人の年齢など、春花自身が知っていることも、思い出すことで掘り下げられます。
※秋穂は一定の質問に嘘をつきます。また、一定量の嘘をついた上で特定の解決策を提示すると、BAD ENDとして終了してしまいます。(ピンチになったらヒント欄などでお伝えします。)
あと、手荒れに効くおすすめのハンドクリームとか、知ってる?
春花になら、相談できるかなと思って
目的・ルール説明
※皆さんは明るく快活な女の子・春花として、友達である秋穂の本当の悩みを解決してもらいます。
※秋穂にはYesNoでは答えられない質問もできますが、秋穂の知らないことなどは回答しません。
※今日の日付や二人の年齢など、春花自身が知っていることも、思い出すことで掘り下げられます。
※秋穂は一定の質問に嘘をつきます。また、一定量の嘘をついた上で特定の解決策を提示すると、BAD ENDとして終了してしまいます。(ピンチになったらヒント欄などでお伝えします。)
26年01月18日 21:01
【亀夫君問題】 [さなめ。]
【亀夫君問題】 [さなめ。]
解説を見る
<HAPPY END条件>
・質問から、<秋穂は定期的にクラスの男の子・高橋くんに腕相撲を挑まれていること> <それがクラスの名物になっていること> <高橋くんが人気者であること>を特定する。
・秋穂の本当の悩みが、<生理的に高橋くんのことが嫌いであるが、周囲の空気から腕相撲が断れないこと>であることを特定する。
・その上で、話をちゃんと聞いて正しく悩みを言い当てた上で、高橋くんが嫌いである秋穂を否定せず、優しく控えめな秋穂でも行える穏当な解決策(嫌いとははっきり言わず、勇気を出して断る方法・春花自身が助けてあげるなど)を提示する。
(その他の要素は回収できるとなお良い程度。)
<嘘条件・BAD END条件>
・嘘の条件は、秋穂が高橋くんを嫌いであるという自分の気持ちを表明してしまう質問。
・その質問には本心を隠し、ぼかした曖昧な反応を示す。
・その嫌い隠しを何度もさせた上に秋穂も高橋くんのことが好きと誤解して解決策(アプローチの仕方を教える・囃し立てる・告白するよう言うなど)を提示するとBAD ENDとなる。
(感情に関する質問ばかりしてしまい嘘の真意を逆に読むと、嫌い隠しであるのに、好きであることの照れ隠しだと誤解してしまうことになる。)
ただし、高橋くんが嫌いな秋穂のことを肯定してあげたあとであれば、秋穂は春花の前で自分が悪者になるおそれを怖がらないので、嘘はつかない。
<解説>
助けてくれてありがとう、春花。
こんなこと、春花じゃないと相談できないよ、やっぱり。
春花の言った通り、私、本当はクラスの高橋くんのこと嫌いなんだ。
知ってるでしょ。優しくてかっこよくて、アイドルのSeven Boysに似てるって、クラスの女の子に人気な子。
それと、その子から定期的に腕相撲を挑まれてることも。
私が左利きで高橋くんは右利きだからさ、あっちだけ利き手じゃなくても勝てるっていう、男の子っぽい力自慢。
でも多分、それを口実にして私の手を握りたいだけなんだよね。多分、高橋くんは私のことが好きだから。
でも私、断れなかった。
高橋くんってクラスの人気者だし、嫌だって言ったら白ける気がして。
それで腕相撲も、ハンデ付きだからちょっといい勝負になっちゃって、なんかクラスの名物みたいになっちゃったんだよね。だから春花も知ってた。
それで何度も手を握られて、なんか嫌になっちゃって。
無意識に、左手だけたくさん洗いすぎちゃって手荒れになってたの
あとね、断らずに乗り切る方法も考えようと思って、すぐに負けようかなって思ったんだけど、それだと手加減したのがバレて白けるのが怖いじゃん。
だから手早く勝ちたいと思って、左手だけ筋肉つかないかなって。本当は嫌だけどね。
春花は私とすごく仲良くしてくれるし、私が人気者な高橋くんのことを相談したからって、すぐ恋愛に結びつけるような大袈裟でからかい好きな子じゃないから、相談しようと思ったんだけど。
やっぱり嫌いなんてストレートに言うのが怖くて、遠回しな質問にしちゃった。
でも春花、聞き上手だね。ただ高橋くんが嫌いってだけじゃない、色んな悩みを当てられちゃった。
相手が人気者だからって、嫌いなことは受け入れるべきじゃないし、自分の気持ちを否定しなくてもいいって、春花に教えてもらえた気がする。ありがとう。
悪者にならないで自分の気持ちも否定しない、教えてくれた解決策。試してみるね。
<BAD END>
ダメだった。なんで春花も恋愛脳なんだろ。中学生だからって誰も彼も。
「秋穂だって、人気者な高橋くんのことは好きに違いない」「だから腕相撲を通して好意を向けられてるなんてありがたいことだ」なんて、そんなのみんなと同じだよ。
それでアプローチの方法とか楽しそうに話す春花に、実は嫌いなんだなんて、言えるわけないよ。
どうしよう私。クラスが変わるまで、ずっとこのままなのかな。
<要約>
秋穂の本当の悩みは、周囲の空気のせいで、生理的に嫌いな相手と腕相撲するのを断れないこと。
筋肉や手荒れといった表面的な悩みは、嫌いな相手に触れられることへの対処から発生したもの。
正解条件は、秋穂がその子を嫌っていることに気づき、その感情を否定せず受け止めること。
その上で、断り方を考える・春花が間に入るなど、状況を好転させる解決策を提示できればクリアとなる。
なお、感情への質問だけで、秋穂の悩みを恋愛相談と勘違いするとBAD ENDとなる。
・質問から、<秋穂は定期的にクラスの男の子・高橋くんに腕相撲を挑まれていること> <それがクラスの名物になっていること> <高橋くんが人気者であること>を特定する。
・秋穂の本当の悩みが、<生理的に高橋くんのことが嫌いであるが、周囲の空気から腕相撲が断れないこと>であることを特定する。
・その上で、話をちゃんと聞いて正しく悩みを言い当てた上で、高橋くんが嫌いである秋穂を否定せず、優しく控えめな秋穂でも行える穏当な解決策(嫌いとははっきり言わず、勇気を出して断る方法・春花自身が助けてあげるなど)を提示する。
(その他の要素は回収できるとなお良い程度。)
<嘘条件・BAD END条件>
・嘘の条件は、秋穂が高橋くんを嫌いであるという自分の気持ちを表明してしまう質問。
・その質問には本心を隠し、ぼかした曖昧な反応を示す。
・その嫌い隠しを何度もさせた上に秋穂も高橋くんのことが好きと誤解して解決策(アプローチの仕方を教える・囃し立てる・告白するよう言うなど)を提示するとBAD ENDとなる。
(感情に関する質問ばかりしてしまい嘘の真意を逆に読むと、嫌い隠しであるのに、好きであることの照れ隠しだと誤解してしまうことになる。)
ただし、高橋くんが嫌いな秋穂のことを肯定してあげたあとであれば、秋穂は春花の前で自分が悪者になるおそれを怖がらないので、嘘はつかない。
<解説>
助けてくれてありがとう、春花。
こんなこと、春花じゃないと相談できないよ、やっぱり。
春花の言った通り、私、本当はクラスの高橋くんのこと嫌いなんだ。
知ってるでしょ。優しくてかっこよくて、アイドルのSeven Boysに似てるって、クラスの女の子に人気な子。
それと、その子から定期的に腕相撲を挑まれてることも。
私が左利きで高橋くんは右利きだからさ、あっちだけ利き手じゃなくても勝てるっていう、男の子っぽい力自慢。
でも多分、それを口実にして私の手を握りたいだけなんだよね。多分、高橋くんは私のことが好きだから。
でも私、断れなかった。
高橋くんってクラスの人気者だし、嫌だって言ったら白ける気がして。
それで腕相撲も、ハンデ付きだからちょっといい勝負になっちゃって、なんかクラスの名物みたいになっちゃったんだよね。だから春花も知ってた。
それで何度も手を握られて、なんか嫌になっちゃって。
無意識に、左手だけたくさん洗いすぎちゃって手荒れになってたの
あとね、断らずに乗り切る方法も考えようと思って、すぐに負けようかなって思ったんだけど、それだと手加減したのがバレて白けるのが怖いじゃん。
だから手早く勝ちたいと思って、左手だけ筋肉つかないかなって。本当は嫌だけどね。
春花は私とすごく仲良くしてくれるし、私が人気者な高橋くんのことを相談したからって、すぐ恋愛に結びつけるような大袈裟でからかい好きな子じゃないから、相談しようと思ったんだけど。
やっぱり嫌いなんてストレートに言うのが怖くて、遠回しな質問にしちゃった。
でも春花、聞き上手だね。ただ高橋くんが嫌いってだけじゃない、色んな悩みを当てられちゃった。
相手が人気者だからって、嫌いなことは受け入れるべきじゃないし、自分の気持ちを否定しなくてもいいって、春花に教えてもらえた気がする。ありがとう。
悪者にならないで自分の気持ちも否定しない、教えてくれた解決策。試してみるね。
<BAD END>
ダメだった。なんで春花も恋愛脳なんだろ。中学生だからって誰も彼も。
「秋穂だって、人気者な高橋くんのことは好きに違いない」「だから腕相撲を通して好意を向けられてるなんてありがたいことだ」なんて、そんなのみんなと同じだよ。
それでアプローチの方法とか楽しそうに話す春花に、実は嫌いなんだなんて、言えるわけないよ。
どうしよう私。クラスが変わるまで、ずっとこのままなのかな。
<要約>
秋穂の本当の悩みは、周囲の空気のせいで、生理的に嫌いな相手と腕相撲するのを断れないこと。
筋肉や手荒れといった表面的な悩みは、嫌いな相手に触れられることへの対処から発生したもの。
正解条件は、秋穂がその子を嫌っていることに気づき、その感情を否定せず受け止めること。
その上で、断り方を考える・春花が間に入るなど、状況を好転させる解決策を提示できればクリアとなる。
なお、感情への質問だけで、秋穂の悩みを恋愛相談と勘違いするとBAD ENDとなる。
「猫だもん」「9ブックマーク」
「秘密の伝言」「8ブックマーク」
男が女の手元に一枚の紙片を残して立ち去ると、
女は仕事の手を止め、傍らに置いてあった
薄手の上着を手に取りしっかりと着込んだ。
女は今、外に出ようとは思っていない。
では、なぜ?
女は仕事の手を止め、傍らに置いてあった
薄手の上着を手に取りしっかりと着込んだ。
女は今、外に出ようとは思っていない。
では、なぜ?
18年10月03日 14:37
【ウミガメのスープ】 [輪ゴム]
【ウミガメのスープ】 [輪ゴム]

いつの間にか、上着が要る季節。
解説を見る
女はファミレスに仕事を持ち込んで作業をしていたが、
昼食に頼んだものを店員が運んで来たので手を止めた。
運ばれてきたのはイカスミスパゲッティ。
今更気づいたが、今日着てきたのは真新しい白い服だ。
ソースがはねると嫌だな...。
店員の男性が伝票を置いて立ち去ると、女は座席に丸めてあった
自分の上着を手に取り、襟元まで覆えるようにしっかりと着込んだ。
少し暑苦しいかもしれないが、この際我慢しよう。
昼食に頼んだものを店員が運んで来たので手を止めた。
運ばれてきたのはイカスミスパゲッティ。
今更気づいたが、今日着てきたのは真新しい白い服だ。
ソースがはねると嫌だな...。
店員の男性が伝票を置いて立ち去ると、女は座席に丸めてあった
自分の上着を手に取り、襟元まで覆えるようにしっかりと着込んだ。
少し暑苦しいかもしれないが、この際我慢しよう。
「作者の気持ちを答えなさい。」「8ブックマーク」
ナツコちゃんは、5円のチョコを200円分買いました。
ナツコちゃんの買ったチョコは全てフユオくんが食べました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(1)ナツコちゃんの家からお店までのバス代は、片道100円です。
もしチョコを買う為に、行き帰りともバスに乗ったとしたら、
バス代とチョコ代を合わせて、全部でいくらになるでしょうか?
(2)フユオくんの手元に10,000円ある時に、フユオくんが200円分のチョコを買ったとしたら、
手元のお金はいくらになりますか?
(3)フユオくんの食べたチョコは何個でしょうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(1)〜(3)を踏まえて、買うチョコを「5円のチョコ」にした作者の気持ちを答えてください。
ルール
・嘘はつきません。
・YESかNOで答えられる質問をしてください。
・元ネタがあります。見覚えがある方がいたとしたら、観戦でお願いします。
※消費税の計算は必要ありません。消費税はないものとしてお考えください。
ナツコちゃんの買ったチョコは全てフユオくんが食べました。
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(1)ナツコちゃんの家からお店までのバス代は、片道100円です。
もしチョコを買う為に、行き帰りともバスに乗ったとしたら、
バス代とチョコ代を合わせて、全部でいくらになるでしょうか?
(2)フユオくんの手元に10,000円ある時に、フユオくんが200円分のチョコを買ったとしたら、
手元のお金はいくらになりますか?
(3)フユオくんの食べたチョコは何個でしょうか?
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(1)〜(3)を踏まえて、買うチョコを「5円のチョコ」にした作者の気持ちを答えてください。
ルール
・嘘はつきません。
・YESかNOで答えられる質問をしてください。
・元ネタがあります。見覚えがある方がいたとしたら、観戦でお願いします。
※消費税の計算は必要ありません。消費税はないものとしてお考えください。
18年08月18日 17:03
【新・形式】 [霜ばしら]
【新・形式】 [霜ばしら]

さんすうでわかるきもち
解説を見る
(1)ナツコちゃんの家からお店までのバス代は、片道100円です。
もしチョコを買う為に、行き帰りともバスに乗ったとしたら、
バス代とチョコ代を合わせて、全部でいくらになるでしょうか?
答え 8,200円
ナツコちゃんは、5円のチョコを40回買いに行きました。
片道100円のバスに往復で80回乗るとしたら、バス代は8,000円です。
バス代とチョコ代を合わせると8,200円。
お金がかかり過ぎるので、ナツコちゃんは歩いてお店に行きました。
(2)フユオくんの手元に10,000円ある時に、フユオくんが200円分のチョコを買ったとしたら、
手元のお金はいくらになりますか?
答え 10,200円
フユオくんは店員です。
レジに10,000円ある時、フユオくんが自分のお金で200円分のチョコを買ったとしたら、
レジのお金は10,200円になります。
(3)フユオくんの食べたチョコは何個でしょうか?
答え 1個
ナツコちゃんは、買ったチョコを使ってバレンタインのチョコを作り、フユオくんにあげました。
(1)〜(3)を踏まえて、買うチョコを「5円のチョコ」にした作者の気持ちを答えてください。
答え 大好きなフユオくんにたくさん会いたい。
チョコの作者ナツコちゃんは、フユオくんの事が好きです。
買うチョコを5円のチョコにしたのは、店員のフユオくんとの接点を増やしたかったからです。
少ないお小遣いでも、安い商品なら何度も買いに行くことができます。
この問題は、http://sui-hei.net/mondai/show/21036のセルフリメイク問題です。
もしチョコを買う為に、行き帰りともバスに乗ったとしたら、
バス代とチョコ代を合わせて、全部でいくらになるでしょうか?
答え 8,200円
ナツコちゃんは、5円のチョコを40回買いに行きました。
片道100円のバスに往復で80回乗るとしたら、バス代は8,000円です。
バス代とチョコ代を合わせると8,200円。
お金がかかり過ぎるので、ナツコちゃんは歩いてお店に行きました。
(2)フユオくんの手元に10,000円ある時に、フユオくんが200円分のチョコを買ったとしたら、
手元のお金はいくらになりますか?
答え 10,200円
フユオくんは店員です。
レジに10,000円ある時、フユオくんが自分のお金で200円分のチョコを買ったとしたら、
レジのお金は10,200円になります。
(3)フユオくんの食べたチョコは何個でしょうか?
答え 1個
ナツコちゃんは、買ったチョコを使ってバレンタインのチョコを作り、フユオくんにあげました。
(1)〜(3)を踏まえて、買うチョコを「5円のチョコ」にした作者の気持ちを答えてください。
答え 大好きなフユオくんにたくさん会いたい。
チョコの作者ナツコちゃんは、フユオくんの事が好きです。
買うチョコを5円のチョコにしたのは、店員のフユオくんとの接点を増やしたかったからです。
少ないお小遣いでも、安い商品なら何度も買いに行くことができます。
この問題は、http://sui-hei.net/mondai/show/21036のセルフリメイク問題です。
「ウサギとカメ」「8ブックマーク」
思えば僕らはまるでカメみたいにスタートした。
気づけばウサギみたいにピョンピョン跳び跳ねてたっけ。
でもゴール地点では、カメだったんだ。
物語を明らかにしてください
気づけばウサギみたいにピョンピョン跳び跳ねてたっけ。
でもゴール地点では、カメだったんだ。
物語を明らかにしてください
18年06月27日 17:39
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]

物語スープをおひとつ
解説を見る
父親の仕事の都合で日本に住むことになった高校生のマイク。ろくに日本語も喋れず、言葉の壁や文化の違いから全く馴染んでいけない日常に心が折れてしまっていた。
すべてが嫌になったマイクは、公園のベンチに座って一人涙をこらえきれずにいた。
そんなとき、1つの影がマイクに重なる。
「あらあら、珍しく先客がいるねぇ」
その声にびくりと肩を震わせ顔を上げると、背中を丸めたおばあさんが優しい顔でこちらを見ていた。
涙に濡れたマイクの頬を見たおばあさんは、ためらうこともなくマイクの隣に腰を下ろす。
「綺麗な青い目をしてるねぇ。…あぁ、これ食べるかい?お腹が空いてちゃあ元気が出ないものね」
おばあさんの言葉を何ひとつ理解できなかったが、向けられる眼差しと空気の柔らかさがマイクには心地よかった。差し出された蒸しパンを恐る恐る受け取り、ぱくりと噛みつくと、ふんわり優しい甘さが口の中に広がる。自然と頬がほころんでいった。
その日の夜、マイクは父に言った。
「父さん、僕に日本語を教えてくれないか?…もっともっと言葉がわかるようになりたいんだ」
それからマイクは、あの公園のベンチで時々おばあさんに会った。どうやらお友達の家に出掛けていった帰りに立ち寄るらしく、お気に入りの休憩スポットらしい。
しかしそれを知ったのも随分後になってからだ。なんせ言葉が通じないため、相手の情報を引き出すのは困難を極めた。
マイクはたどたどしい日本語で、1日に少しずつ、自分の気持ちをおばあさんへと渡していった。
「ア、アリガト、ゴザイマス」
「コ、コンニチハ」
「ボクハ、マイクト、イイマス」
そんなマイクに、おばあさんも得意気に言うのだった。
「まいねいむいず、ちよ」
「せんきゅー、べりーまっち」
マイクはどんどん日本語を覚え、知識を吸収していった。気付けば彼の生活は驚くほどに変化していた。たくさんの友人に囲まれ、笑顔に溢れ、毎日いろんなことが目新しい。
変化したのはそれだけに留まらなかった。言葉を覚えた分だけおばあさんとの会話のキャッチボールが増え、どんどんテンポ良く話せるようになっていった。また分からない言葉はノートにメモして帰ってから調べ、次会った時に話す。おばあさんと過ごす時間は確実に増えていったのに、マイクにはあっという間に感じられた。
そうして数年が経ち、マイクはすっかり流暢に日本語を話せるようになっていた。
おばあさんは年を重ねるごとに外出する頻度が減り、公園で会う機会も減っていった。しかしマイクは頻繁におばあさんの家に遊びに出掛けては、おばあさん特製のほかほか蒸しパンを頬張りながら会話を楽しんだ。
しかしマイクには少し気がかりなことがあった。
「ん?今なんて言ったかの?」
「マイクや、もう少し、ゆっくり喋ってくれんかの」
おばあさんの耳は確実に遠くなっていき、動作もどんどん鈍くなっているようだ。おばあさんの老いを目の当たりにしながら、マイクはおばあさんとの時間を大切にした。
会話のテンポは、まるで出会ったばかりの頃のように、とてもゆっくりになっていった。
「きょうは、てんきが、いいですね」
「…あぁ、……暖かくて、気持ちがいいねぇ」
「あしたも、あいにきて、いいですか?」
「…もちろん、…いつでも、おいで」
その翌年の冬、マイクは病院の一室にいた。
マイクの影が、ベッドに横たわるおばあさんの優しい表情に重なる。
おばあさんは、決して流暢とは言えない掠れた声で、マイクに最期の言葉を伝えた。
「Thank you, very much.」
__________________________
★FA条件★
①登場人物が「僕」と「おばあさん」で構成されていること
②問題文が二人の会話のテンポの変化を表していること
③初めは僕が外国人で日本語を話せなかったことにより、たどたどしくゆっくりな会話しかできなかったこと
④言葉を覚えるにつれてテンポ良く会話が出来るようになったこと
⑤おばあさんの老いにより、会話がゆっくりになったこと
すべてが嫌になったマイクは、公園のベンチに座って一人涙をこらえきれずにいた。
そんなとき、1つの影がマイクに重なる。
「あらあら、珍しく先客がいるねぇ」
その声にびくりと肩を震わせ顔を上げると、背中を丸めたおばあさんが優しい顔でこちらを見ていた。
涙に濡れたマイクの頬を見たおばあさんは、ためらうこともなくマイクの隣に腰を下ろす。
「綺麗な青い目をしてるねぇ。…あぁ、これ食べるかい?お腹が空いてちゃあ元気が出ないものね」
おばあさんの言葉を何ひとつ理解できなかったが、向けられる眼差しと空気の柔らかさがマイクには心地よかった。差し出された蒸しパンを恐る恐る受け取り、ぱくりと噛みつくと、ふんわり優しい甘さが口の中に広がる。自然と頬がほころんでいった。
その日の夜、マイクは父に言った。
「父さん、僕に日本語を教えてくれないか?…もっともっと言葉がわかるようになりたいんだ」
それからマイクは、あの公園のベンチで時々おばあさんに会った。どうやらお友達の家に出掛けていった帰りに立ち寄るらしく、お気に入りの休憩スポットらしい。
しかしそれを知ったのも随分後になってからだ。なんせ言葉が通じないため、相手の情報を引き出すのは困難を極めた。
マイクはたどたどしい日本語で、1日に少しずつ、自分の気持ちをおばあさんへと渡していった。
「ア、アリガト、ゴザイマス」
「コ、コンニチハ」
「ボクハ、マイクト、イイマス」
そんなマイクに、おばあさんも得意気に言うのだった。
「まいねいむいず、ちよ」
「せんきゅー、べりーまっち」
マイクはどんどん日本語を覚え、知識を吸収していった。気付けば彼の生活は驚くほどに変化していた。たくさんの友人に囲まれ、笑顔に溢れ、毎日いろんなことが目新しい。
変化したのはそれだけに留まらなかった。言葉を覚えた分だけおばあさんとの会話のキャッチボールが増え、どんどんテンポ良く話せるようになっていった。また分からない言葉はノートにメモして帰ってから調べ、次会った時に話す。おばあさんと過ごす時間は確実に増えていったのに、マイクにはあっという間に感じられた。
そうして数年が経ち、マイクはすっかり流暢に日本語を話せるようになっていた。
おばあさんは年を重ねるごとに外出する頻度が減り、公園で会う機会も減っていった。しかしマイクは頻繁におばあさんの家に遊びに出掛けては、おばあさん特製のほかほか蒸しパンを頬張りながら会話を楽しんだ。
しかしマイクには少し気がかりなことがあった。
「ん?今なんて言ったかの?」
「マイクや、もう少し、ゆっくり喋ってくれんかの」
おばあさんの耳は確実に遠くなっていき、動作もどんどん鈍くなっているようだ。おばあさんの老いを目の当たりにしながら、マイクはおばあさんとの時間を大切にした。
会話のテンポは、まるで出会ったばかりの頃のように、とてもゆっくりになっていった。
「きょうは、てんきが、いいですね」
「…あぁ、……暖かくて、気持ちがいいねぇ」
「あしたも、あいにきて、いいですか?」
「…もちろん、…いつでも、おいで」
その翌年の冬、マイクは病院の一室にいた。
マイクの影が、ベッドに横たわるおばあさんの優しい表情に重なる。
おばあさんは、決して流暢とは言えない掠れた声で、マイクに最期の言葉を伝えた。
「Thank you, very much.」
__________________________
★FA条件★
①登場人物が「僕」と「おばあさん」で構成されていること
②問題文が二人の会話のテンポの変化を表していること
③初めは僕が外国人で日本語を話せなかったことにより、たどたどしくゆっくりな会話しかできなかったこと
④言葉を覚えるにつれてテンポ良く会話が出来るようになったこと
⑤おばあさんの老いにより、会話がゆっくりになったこと












