みんなのGood

読みがなテスト「14Good」
良質:3票トリック:4票物語:1票納得感:6票
「挙」

これは何と読む?
23年07月09日 20:22
【新・形式】 [わかめ]



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「枚挙」に「い」と「ま」がない

と読みます
良質:6票トリック:2票物語:3票納得感:3票

「初めて会った日のことを思い出すなぁ…」

最愛の夫・壮太との思い出のアルバムを眺めながら、ひとり呟く瑞希。
薄暗い部屋の中で自らの死を悟った瑞希は、震える手で遺書を残すことに決めた。

さて、{この遺書の右上にある単語}は何か?
{シチュエーションを踏まえて}答えて欲しい。
23年11月30日 22:30
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]

扉と迷いましたが、ウミガメです。




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【解説】

今振り返ってみても、特に準備不足だったとは思わない。
危険性は充分承知していたし、学生のときに嫌というほど使ったルートでもあった。

         ・・・・・・・・・・・
…それでも、「山の天気は変わりやすい」ということを身を持って体感するのは初めてだった。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



───夫・壮太の突然の出張。
家事の全般を請け負っている瑞希にとって、これは予期せぬ余暇の到来に他ならない。
大学生のときの趣味であった登山に思い至ったのも、単にこの余暇を充実させたいと思ったが故の思考だった。

しかし常々、人の都合を大自然は関知しない。


瑞希が山を登りはじめてから十数時間。
突如降り始めた大雪は、あっという間に視界と道標を奪い去っていた。

命からがら無人の山小屋にたどり着いた瑞希は、震えながら救助を待つことにした。

「寒い…」

建物の中とはいえ、所詮は簡素な造りの小屋である。直接の冷風は凌げても、纏わりつくような冷気はどうしようもなかった。
日帰りで下山するつもりだったため、荷物の中には少量の水と栄養食しかない。

加えてこの気温。防寒具は所持しているが、夜を明かす想定はしていなかった。

夜明けまで持つかどうかも、怪しい。


一縷の望みは携帯で救助を呼ぶことだが、孤立した山の自然に悪天候、何度試しても電波は通じなかった。

既に日は落ちかけ、辺りは闇に包まれつつある。
刻一刻と激しさを増し、本格的に吹雪いてきた外の様子を認めた瑞希は、いよいよ生きる希望を失いつつあった。

───徐に、携帯の写真のアルバムを開く。

そこに写る最愛の夫との楽しい思い出を、ゆっくりと懐古する瑞希。


「初めて会った日のことを思い出すなぁ…」

…そうだった、壮太と出会ったのも雪の降る寒い日だったな。まだ付き合ってもいなかったけど、薄着の私を心配して上着を貸してくれたっけ。
あの時は恥ずかしくって、ちゃんとお礼も言えなかったんだよなぁ…。


都合のいい脳ミソだと思う。今際になって堰を切ったよつに心残りが溢れてくるのだから。


「メモ帳…メールの下書きの方がいいのかな。」

携帯のメール機能を開いた瑞希は、新規のメールリストに、下書きで遺書をしたため始めた。

寒さで手が震えて、上手く打ち込めない。


───ご飯はちゃんと食べてね。油ものばかりじゃダメだよ。寝るときはちゃんと暖かくすること。靴下はちゃんと表にしてから洗濯に出してね。読んだ本は床に積みっぱなしにしない。あと…



(あはは…遺書に小言書いてるよ私…)



(先立つ不幸を…みたいなの書いた方が良いかな…いや、堅いよな…)



(あ、クリスマスケーキ予約してた…一人だと多いよね…ごめんね…)




(そういえば壮太のスーツ…クリーニングに出してたな…)




(あー…今度一緒に観に行くはずだった映画のラスト…教えに来てくれるとうれしいかも………)







(一緒にいてくれて、ありがとう…本当に………)








(あと、あと……そうだ……あのときの………上着の……お礼…………)










(………………ちょっと、眠いなぁ………)













(………………………………)












【A、{圏外}】


幸運の素うどん「14Good」
良質:3票物語:4票納得感:7票
らてらて村に住む甚兵衛は
{『夕餉に素うどんを食べた日』}を境に
急に商売が繁盛するようになったので

{『あの日』}神社の前を通りかかったときに舞い降りて来た鳥は
ひょっとしたら鳥ではなかったのかもしれない
と思うようになった

一体どういうことか?
23年12月08日 21:31
【ウミガメのスープ】 [オリオン]

スペシャルサンクス、テストプレイ「マクガフィン」さん




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その日甚兵衛は夕餉に{『きつねうどん』}を作って食べようと、買い物を済ませ家路を急いでいた。しかし、近所にある{『商売繁盛』}の神が祀られた神社の前を通りかかったとき、突然何かが甚兵衛目がけて滑空してきた。

「うわっ」

とっさに避けることはできたが、滑空してきた何かは驚く甚兵衛には目もくれず、甚兵衛が持っていた{『油揚げ』}を素早く掴んでそのままサッと飛び去って行ってしまった。
……{『トンビ』}だ!
甚兵衛は、ことわざの例え話に過ぎないと思っていた{『トンビに油揚げをさらわれる』}事態が実際に目の前で起きたことにただ茫然とするしかなく、その晩は泣く泣く、夕餉に{『素うどん』}を食べる羽目になった。

    ◆    ◆    ◆

まったく、とんでもない不運に見舞われたものだ!

トンビに襲われてから数週間程はそんな風に憤っていた甚兵衛だったが、不思議なことに、あれ以来、妙に仕事が上手く行くことに気が付いた。払いの良い依頼が次々と舞い込み、仕事上の大きなもめごとが嘘のようにぱたりと止んだ。まさに順風満帆である。

はて……と首をかしげる甚兵衛は、ふと、例の神社が{『稲荷神社』}だったということを思い出して、こんな風に想像したのだ。

「ひょっとしたら……{『腹を空かせた狐がトンビに化けて俺の油揚げをさらっていった恩返しに、商売繁盛のご利益をくれた』}のかもしれないな」
神は死ん...「14Good」
良質:3票トリック:3票納得感:8票
人並みに信心深いカメオが神に祈っていると、人並み外れて信心深いウミオも祈り始めた。

必死に祈りを捧げるウミオの隣で、カメオは内心「ウミオはあまり神を信じていないのだろう」と思っている。

一体なぜだろうか?
24年01月01日 00:31
【ウミガメのスープ】 [ぺてー]

あけましておめでとうございます!




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【A.】 お賽銭(一万円札)を入れたときの音が聞こえず、「ウミオはお賽銭をしなかった」と勘違いしたため。


(`・ω・)つ◎{チャリーン}
(−人−){パンパン}(家族みんなが健康でいられますように)

(`・ω・)つ[壱万円]{……}
(−人−){パンパン}(大願成就心願成就諸願成就満願成就無病息災不老長寿長生久視長楽萬年長楽無極家内円満家内安全交通安全年豊人樂瑞気集門商売繁盛千客万来富貴利達盛徳大業運気向上金運向上福寿増長堆金積玉一攫千金百万長者名聞利益豊年満作万年豊作千載一遇開運厄除恋愛成就良縁祈願良縁成就不撓不屈質実剛健一路順風飛竜乗雲永寿嘉福円満具足行雲流水和風慶雲善因善果時機到来七難即滅笑門来福福徳円満福徳招来勝負必勝七福即生前途有望前途洋々立身出世天下太平天佑神助和気致祥其他諸々)

(−人−)【(あれ、ウミオお賽銭しないんだな)】
傷心を濡らす泪酒「14Good」
良質:6票トリック:1票物語:6票納得感:1票
2022年4月

春に似つかわしくない雨が桜を濡らしている。

男は傘もささずにその女を見つめていた。

恐ろしいほどに美しい女。
突如現れたそれは男と同様傘を持たずしとどに濡れながら立っている。

女は唖(おし)であった。

言葉は交わせずとも男は女と恋に落ちた。

しかし蜜月は長くは続かない。

女は故郷に帰らなければならぬと言う。

男は女の意思を尊重し別れを決意した。

そして女を見送った後。

男は毎日海水を一杯飲むようになった。

一体なぜ?

※唖・・・音声による話ができない人

SP:????
24年02月11日 23:02
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

一部要知識




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簡易解説
昔人魚を殺してそれを食し、不老不死になった男。
そして女は男が殺した人魚の娘だった。
女は南蛮渡来の薬を飲み、声を失う代わりに人間の足を得た。
そして母親の復讐のために男に近づき、油断させたところで気絶させ、男を海の中へと閉じ込めた。
男は海の中で溺れ、あまりの苦しみに気絶するが、決して死ぬことはない。
目が覚めたら溺れ、苦しみ、気絶して、の繰り返し。
これが女の考えた復讐の方法。

男はその復讐により毎日大量の海水を飲む羽目になったのだった。


以下長い解説、を読む前に

https://late-late.jp/mondai/show/16511

↑これを先に見ることを推奨します。


ん?なんだいお前、腹が減ってるのか?
俺のシシャモを分けてやるよ…って何ビビってんだ?
心配すんな。ちょっと尻尾が2本生えてるだけでお前と変わらないよ。
取って食ったりなんかしないから安心しな。
馳走の礼?いらないからちょっと俺の話を聞いてくれないか?

久しぶりに、本当に久しぶりに俺のご主人を見つけたのさ。
懐かしさのあまりに声を掛けようと思ったんだが、彼は別のものにご執心になってたんだな。

それが、人魚だよ。また人魚だ。

またって何が、だって?彼は以前人魚の肉を食らって不老不死になっちまった奴なんだ。
ただ彼は自分が今ご執心になってるそれが人魚だって気づいてなかったんだ。
なんでかって?その人魚には足があったのさ。
つまりは見た目は人間そのもの。俺は匂いでそれが人魚だってわかった訳だけど、彼は鼻の効かない人間だからな。情け無いこった。
それの美貌に骨抜きにされてたのさ。

俺はピーンときた。この人魚は彼が食った人魚の娘、だなって。
そしてある目的で彼に近づいてきたんだな。

なんの目的かって?そこは察しろよ。

{復讐だよ、復讐。}

自分の母親が無惨に殺された上に食われたんだ。その復讐さ。
彼に教えてやろうかと思ったんだが、ちょっと興味がわいてね。
一体人魚はどうやって不老不死の彼に復讐をするのか、ってね。
だから俺は彼らを観察することにしたのさ。

ある日、人魚は故郷に帰らねばと突然彼に別れを告げたんだ。
彼はその提案を受け入れて人魚を見送りに行ったんだが、海岸に近づいたところで人魚に襲われた。
すたんがんってやつさ。そいつで気絶させられた彼は人魚によって海の中へ連れてかれたのさ。

流石の俺も海の中までは追いかけることができないからここからは推測だ。
おそらく人魚は彼を海の中に閉じ込めたんだな。
人間ってやつは俺たちと一緒で海の中では呼吸ができない。
つまり海の中でずっといるとすげえ苦しくなるって訳だ。
普通の人間なら苦しくてすぐ死んじまうんだが、彼は普通じゃない。
死なない、いや、{死ねないのさ。}
すげえ苦しいってのが未来永劫続くんだな。
それが人魚の考えた復讐方法だったんだ。
そして人魚は憎いかたきの苦しむ顔をいつでも見に行けるって訳だ。

なんとも恐ろしい話だろ?
って、おいおい。何もそんなに怯えなくてもいいじゃないか。

え?なに?{後ろ?}