みんなのGood

死んだウホ「15Good」
良質:9票トリック:4票納得感:2票
バナナ嫌いのゴリラとしてお茶の間で愛されていたゴリラ「カメオ」くん。

彼の死後に建てられたお墓には、毎年多くの墓参り客が訪れるのだが、
その際、バナナを持っていく人がちらほら見かけられるという。

彼らは一体何を考えてこんなことをするのだろう?
19年11月03日 00:30
【ウミガメのスープ】 [るょ]

新・深夜の小ネタ集2




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カメオ君の墓には、彼が好きだったたくさんの果物が植えられているが、
その中の一つには、彼の嫌いだったバナナが含まれている。

墓参りに来た客は、自由にそのバナナを持って行っても構わないことになっているのだ。


「彼はバナナが嫌いなんだ。むしろ全部持っていってくれると助かる。」

そう話すのは、カメオの専属トレーナー兼、このアイデアの提案者のウミオ。
毎年多くの客が訪れてくれるように、と、バナナを植え、そして配布することを決めたのは彼だ。

彼の計らいにより、カメオの墓は今でも多くの客が訪れ、
墓参り客はというと、墓から何かを持って帰ることに後ろめたさを感じることもなく、
おいしいバナナをお土産に持って帰る事のできる観光名所として楽しんでいるのだった。


答え:
カメオはバナナが嫌いだから、墓からバナナを持って行っても構わないと考えている。
「🐸」「15Good」
良質:3票物語:1票納得感:11票
カ・メオ作 「かえる」

日本に留学したカ・メオ。
カ・メオは日本でいろいろな料理を食べたり、
日本のことを学んだりしました。

カ・メオは帰国後、この絵を描きました。
なぜ、タイトルを「かえる」としたのでしょう?
20年01月26日 22:13
【ウミガメのスープ】 [salt]

※20の扉要素があります




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カ・メオは日本で
【天{丼}】を食べてみました。
「とても美味しいです!」

そして、あることわざを学びました。
【{井の中の蛙}】

カ・メオはあることを考えました。
<(「井の中の蛙」ということは、「{井}」の中にあるものは蛙なのではないか?)>


<「丼」>



カ・メオは帰国後、ある絵を描きました。


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<﹅>「かえる」

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借金返済「15Good」
良質:3票物語:6票納得感:6票
カメオは生活費に困窮し、友人のウミオから1万円を借りた。
数年後、カメオは仕事が成功して大金持ちになったが、それにもかかわらず再びウミオに会いさらに1万円を借りた。その後、カメオは2万円をウミオに返したのだが、ウミオは物凄く喜んだのだという。
カメオはただ貸したお金を返しただけのようにも見えるが、一体なぜだろうか?
20年01月28日 20:10
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]

借金に関するご相談は○○法律事務所へ。




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【手品師のカメオは、ウミオから1万円札を借りて2万円に増やすという手品を披露し、そのまま借金を返済した】

プロの手品師を目指して修行中であったカメオ。しかし当初は全く売れず、非常に苦しい下積み時代を経験した。ついに生活費が底をついたカメオは、友人のウミオに懇願して1万円を借りた。

カメオ「本当にありがとう。助かったよ…。この金は必ず返す。」
ウミオ「気にすんな。出世払いでいいよ。応援してるぞ。」

その後カメオの努力は報われ、カメオは手品師として大成功した。マジックショーはいつも満席、様々なテレビ番組にも引っ張りだこになり、大金持ちになった。
ウミオは一躍有名人となったカメオの活躍を嬉しそうにテレビで見ていた。しかし、多忙であるカメオと会うことはほとんどなくなっていた。

そんな時、ウミオの元に、カメオから「久しぶりに会わないか」と連絡が来た。これに承諾したウミオは、カメオと数年振りに会い、他愛もない話で盛り上がった。するとカメオが突然、
「そうだ。せっかくだからウミオにも手品を見せてあげるよ。{ちょっと1万円札を貸してくれないか}。」
ウミオが1万円札を貸すと、カメオは一瞬のうちに1万円を消してしまった。さらに指を鳴らすと、何も無かったはずのカメオの手の中から1万円札が2枚現れた。
見事な手品に感心したウミオが拍手をすると、カメオは嬉しそうな様子であったが、ふと真面目な顔になり、{その2万円をそのままウミオに差し出した}。

カメオ「…なあ、昔俺がお前から1万円を借りたの、覚えてるか?今日お前を呼んだのは他でもない、その金を返しに来たんだ。遅くなってごめんな。あの時は本当にありがとう。さっきの手品はこのためだけに練習した取っておきのやつで、お前以外の人には見せたことはないんだ。」
と照れ臭そうに笑った。

カメオが有名人になっても昔の約束を覚えており、自分のためだけに手品を見せてくれたことが嬉しく、ウミオはとても喜んだ。
移りゆく想い「15Good」
良質:6票トリック:6票物語:2票納得感:1票
中学の同級生だったトモコとケンジが付き合い始めて、4年の月日が経とうとしていた。
ある日、ケンジが部活帰りにトモコと長話をしていると、ふと周りを見渡したトモコは家々の明かりがつき始めているのに気付いた。
「今日はそろそろ終わりにしない?」そう促すトモコにケンジは「まだ日が暮れたばかりだし時間あるだろ?俺はもう少しトモコと話したいな〜」と返した。

トモコはその言葉に酷く失望し、ケンジは以前ほど自分を愛していないのだと悟った。なぜだろう?
20年02月04日 22:04
【ウミガメのスープ】 [元灯台暮らし]

とかげさんにSPをお願いしました。SP部屋のルームキーは『灯と影』になります




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夜明け前、すやすやと眠るトモコのケータイが突然鳴った。
眠い目を擦り、確認すると恋人のケンジからだった。
(こんな時間になんだろう…)
不審に思いながらも電話に出ると、こちらが用件を聞くより早く愚痴のオンパレードが始まった。
最近のケンジの話は、9割以上が学校や親の愚痴で占められていた。
いい加減うんざりしていたトモコだったが、優しい彼女はいつも聞き役に徹していた。
そして、電話を始めてからおよそ1時間が経った頃、いつの間にか街の家々には明かりが灯り、人影が動き始めているのに気付いたトモコは「今日はそろそろ終わりにしない?」とケンジに促したが、彼は「まだ日が暮れたばかりだし時間あるだろ?俺はもう少しトモコと話したいな〜」と返してきた。

それを聞いたトモコは怒りを通り越して唖然としていた。
トモコが海外留学中のため、二人は遠く離れた遠距離恋愛をしており、時差もかなりあるのだが、ケンジはそんな事をすっかり忘れてこんな時間に電話をかけてきたのだ。
(ああ、あなたはきっと愚痴の捌け口が欲しいだけで、もう私のことなんて…)
一つの恋の終わりを悟った彼女を包み込む朝日は、憎いほど眩しく輝いていた。
天邪鬼のケーキ「15Good」
良質:3票トリック:7票納得感:5票
ケーキ屋で、母と娘が、ショートケーキを買おうか、モンブランを買おうか迷っている。

母が「どっちが食べたい?」と聞くと、娘はすぐにショートケーキを指さした。
それを見た母は、ショートケーキではなく、モンブランを買うことにしようと思った。

一体なぜだろう?
20年02月21日 20:57
【ウミガメのスープ】 [みたらし団子]



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娘は交互にケーキを指さしながらつぶやく。

「ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な・て・ん・の・か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り。こっち!」

娘が選んだのはモンブラン。

「どちらにしようかな~」は全部で二十二文字、偶数なので、必然的に後で指をさした方が選ばれる。
だから、娘が真っ先に指をさしたショートケーキではなく、
モンブランが選ばれるだろうと、母は考えたのだ。