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みんなのブックマーク

裏のない愛「4ブックマーク」
田中は好きな女性の名前、生年月日、住所を見てこの人と結婚しようと思った。

一体なぜ?
26年02月25日 21:09
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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「これ半分書いてくれる?」
そう言われて交際中の彼女から渡された用紙にはすでに彼女の名前、生年月日、住所が書かれていた。

それは婚姻届。
彼女からの婉曲的なプロポーズ。

田中はこの人と結婚することを決めた。
すくえない金魚「4ブックマーク」
彼女が飼っている金魚のことがふと気がかりになった男が握っているものは何?
26年02月28日 23:23
【20の扉】 [るぐら]



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彼女の首
もがきながら口をパクパクさせている彼女を見て金魚を思い出した。
主人を失う彼らを少し可哀そうに思った。
++「4ブックマーク」
強いアレルギー反応が出てから、ナツミは薬局でもらう飲み薬をそれまでの半分に減らした。
薬にはアレルギー物質は含まれていなかったのだが、どうしてだろう。
26年03月02日 23:46
【ウミガメのスープ】 [アカシアン]

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▽解説
「ハルナちゃんママ・・・。
あ、ごめんなさい。つい癖で・・・。」

「いいのよ、ハルナちゃんママで。
田畑さん、お仕事お疲れ様。」

「ハルナちゃん、お気の毒だったわね・・・。
タマゴ、だったんでしょう。」

「ええ・・・。気をつけていたつもりだったんだけどね。
ハルナの皿にだけ、入ったみたいで。
アキホは無事だったんだけど・・・。」

「・・・これ、いつもの。
アキホちゃんのお薬ね。」

「私が・・・。私が・・・。」

「・・・あまり自分を責めちゃダメよ、アキホちゃんママ。
残されたアキホちゃんのためにも・・・。」

▽解説の解説
ナツミは病弱な双子、ハルナ・アキホの母。同じ病を抱える双子のため、これまではそれぞれの分の薬を同量ずつもらっていた。
しかし、不慮のアレルギー発症でハルナが死亡。
ハルナの分の薬が必要なくなり、もらう総量は半分になった。
泣いた鬼嫁「4ブックマーク」
春。
難病を患い、余命半年と宣告されていたカメオ。
誰もが諦めかけていたその病が、奇跡的に回復の兆しを見せ始めた頃──。

カメオが自身の妻のことを「鬼みたいだな」と思ったのは、いったいなぜ?
26年03月17日 20:34
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]

多分大丈夫ですが、微要知識かも。本日いっぱいで〆!日付変わるまで常駐します。




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A、来年の話をしたら妻が笑ったから。



春の柔らかな陽射しが、病室の白いカーテンを揺らしている。
カメオはベッドに横たわりながら、窓の外に広がる桜をぼんやりと眺めていた。

医師から「余命半年」と告げられたあの日から、妻の笑顔はどこか遠くへ消えてしまっていた。
無理に明るく振る舞おうとするたび、その目尻には涙が溜まっている。
心の底から笑えない日々が、ずっと続いていた。


しかしこの春、奇跡が起きつつあった。
検査の数値は驚くほど改善し、主治医は穏やかな声で言った。


「この調子なら、元の生活に戻れる可能性が十分にありますよ」


そんな中、病室のドアが静かに開き、妻が入ってくる。

いつものように花瓶に新しい花を挿し、そっと微笑む。だがその笑みは、まだどこか儚げだった。

カメオはゆっくりと体を起こし、窓の方を指さした。


「見て。あの桜、今年は本当にきれいだね」


妻が頷き、そばに寄ってくる。

二人は並んで桜を眺めた。
淡いピンクの花びらが、風に舞っては病室の窓辺に寄り添うように落ちていく。

カメオは小さく息を吐いて、ぽつりと言った。


「……来年の春はさ、二人でお花見に行けるといいな」


一瞬、妻の肩が震えた。

「来年」という言葉。
ずっと口に出せなかった、触れてはいけないはずの未来の話。
妻の目がみるみる潤んでいく。

そして、堪えきれず、ぽろぽろと涙をこぼしながら、心の底から溢れるような、泣き笑いの表情を浮かべた。

その瞬間、カメオの頭に古いことわざがよみがえった。

「来年のことを言えば鬼が笑う」

「来年の話」を聞いて、こんなに嬉しそうに、泣きながら笑うなんて。
まるで──思わず、言葉が口をついて出た。


「……鬼みたいだな、お前」


妻は目を丸くしてカメオを見た。


「は……? 鬼?」


憤ったような、でもどこか照れくさそうな顔。
すぐに頬を膨らませて抗議する。


「ひどい! せっかく泣いて喜んでるのに鬼って何!?」


しかしその声は、どこか弾んでいた。
怒っているふりをしながらも、目尻にはまだ涙が光っていて、口元には隠しきれない笑みが広がっている。

カメオは苦笑しながら、妻の手をそっと握り返した。


「……来年、絶対お花見行くからね。」


「ああ。約束な」


病室に満ちる春の光と、桜の香り。
二人の間に、ようやく「来年」という言葉が、優しく根を下ろし始めていた。




「来年のことを言えば鬼が笑う」
意味:将来のことは誰にも予測できないため、あれこれ計画しても意味がない、という諺。
三角関係「4ブックマーク」
妻が見知らぬ相手から贈り物をもらった事を知った僕は、
妻のために用意していたすべてをゴミ箱へ投げ捨てた。

いったいどういうことだろう?
26年03月28日 21:46
【ウミガメのスープ】 [米国GI]



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重い肝不全。妻の余命は、もう長くなかった。
このままでは助かる見込みはまずない。医者からはそう告げられていた。

いつしか奇跡を諦めた僕。妻にしてあげられる事は、もはや限られていた。
葬儀社と何度も打ち合わせを重ねた。美しく彫られた白亜の棺も準備した。
海が好きな妻が安らかに眠れるよう、見晴らしの良い高台の墓所も見つけた。
すべては、静かで、穏やかで、そして美しい別れのためだった。

そしてある日電話が鳴った。病院からだ。
事実と向き合う覚悟、心のなかで「できている。」と呟き電話に出る。

「ドナーが見つかりました。」

見知らぬ誰かから届いた、あまりに尊い贈りもの。
ふらつく足で机に向かう。そこにあるのは「死への案内状」の束。
棺のカタログ。葬儀の見積もり。墓所のパンフレット。
震える手でひとつずつ掴み、全てをゴミ箱に投げ捨てた。

そして僕は、もう一度準備をはじめた。