みんなのブックマーク

屋根から雪が滑落しそうになっていることに気づいた田中。

屋根の雪に気づいていない息子がその方向に向かって歩き出そうとしていたので慌てて後ろから彼を止めた。

その時に息子の手を引っ張るでもなく、肩を押さえるでもなく、顔を押さえたのは一体なぜ?
25年11月28日 22:00
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



解説を見る
田中は{受験生の息子}に{「滑って落ちる雪」}を見せたくなかったので、慌てて彼の目を塞いだのである。
デートに行くなら「6ブックマーク」
毎週末は妻の晴美とデートに行くことにしていた洋介。この週末デートは二人が出会った頃からずっと続いてる習慣であり、自然が好きな晴美の希望で海や山などに行くことが多かった。

しかしある時、晴美が「今日は新しく駅前にできたカフェに行きたい」と言い出した。それからというもの、晴美の希望する行き先は町のデパートやレストランが殆どで、あれだけ好きだった自然を見に行きたがることは全く無くなった。

さて、{晴美が上記のようなことを言い出した理由}を答えてほしい。
25年11月29日 21:04
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



解説を見る
【簡易解説】
生前、年老いた夫に車を運転するのを止めて欲しかった晴美だったが、直接言っても洋介は免許を返納してくれなかった。その理由の一つが週末デートで遠出をする機会(=晴美の希望)にあると悟った晴美は、デートの行き先に近場を希望するようになった。



【長め】

1.

「洋介さん、少し…お話があります」

そう言うと晴美は、居間でテレビを見ていた洋介の向かい──ちゃぶ台を挟んだ反対側に腰を落とした。
雰囲気があまりにも仰々しかったので、洋介の頭には一瞬離婚の二文字が過ったが、どうやらその手の話題ではないらしい。


「今週末のお出かけなんですけどねぇ」


内容は2人での今週末のお出かけ、有り体に言えばドライブの行き先の"希望"を伝えに来たようだった。
週末のドライブデートは2人が付き合い始めたばかりの大学生の頃からの習慣であり、特別用事がなければ欠かさず行われている、ある種のルーティーンだ。
2人とも定年し、平日の予定にもすっかり空きができてからは、週の中頃に晴美からそれとなく行き先の希望を伝えに来る───これもいつものことだった。

だから驚いたのは「晴美がデートの行き先の希望を伝えに来た」ことに対してではなく、その肝心の希望内容が「このあいだ駅前に新しくカフェ」だったこと、に対してである。

晴美は昔から自然というものが好きだった。
初めての週末デートはやはり大学生の頃であったが、その時も晴美の希望で隣県の山に行った。今日日に至るまでその傾向は変わらず、少なくとも「駅前のカフェ」なんて人里の極みのような場所を希望されたのは、この時が初めてのことだった。

2.

洋介さんはよく気の回る人で、少なくとも自分のプライドを優先して意固地になるようなことは決して無い人だった。
だから私が「そろそろ免許を返納しませんか」と言った時、その表情がなんとなく渋いものになっていたのも、「老人扱いされたから」なんて理由では無いことは察しがついた。

ほぼ同時に、週末のお出かけのことが気がかりだったのだろう、と思った。車を運転しなくなったら、"私が希望する"山や海に気軽に行けなくなるから。

私はそれから、お出かけの行き先にあまり遠方は希望しなくなった。
洋介さんは不思議そうな反応をしていたけど、「義娘との話題を増やすためにハイカラな場所に行ってみたい」とか言って納得させた。それでも最初はあまり腑に落ちていない様子だったけれど、一月二月と続けば理由を問うてくることもなくなった。

確かに自然は好きだし、あまり人の多い場所は得意では無いけれど、別に洋介さんと一緒ならどこだって良いと思った。

そんな日々が半年くらい続いて、洋介さんは観念したように免許を返納した。薄々自分でも「危ない」と思っていたのだろう。
それを見て自分でも驚くくらい、ほっとしたのを覚えている。

3.

「信也、晴美の…母さんのお墓だけどな、山の方の寺で納めてもらうことにしたから」

母の遺品整理の最中、唐突に父はそう言った。
その内容に別段不満も反対意見も無かったけれど、作業の手を止めた俺を見た彼は「思うところがある」と判断したらしい。なんの相談もしないで決めたことを謝られた。

詳しく聞いてみればその寺は最寄りこそ実家と同じ駅だが、かなり山あいの方にある寺で、父の家から徒歩だと一時間くらいかかる場所だった。

「もうちょい近場でもいいんじゃないの」

「…母さん、静かなとこが好きだっただろ」

その返答を聞いて「ああ」と思い出したのは、両親が昔から習慣にしていたデートの件だった。小さい頃は俺も一緒に連れていって貰ったけど、俺が大学生になって実家を出てからもずっと続いていたし、実は行く先が山やら海ばかりだったのは母の希望だったという話は、このあいだの葬式で父から初めて聞いたのだった。

どうも晩年は、母はあまり遠出を希望しなくなったらしかった。父は「今思うと運転を止めてほしくて気を使ったのかもなぁ」なんて言っていた。これも葬式で聞いた話だった。

つまるところ父は、母に気を使わせたことが心残りなので、母の好きそうな場所に墓を建てたいと言っているようだった。尚更反対意見など無いわけだが、気がかりなことは一つある。

「免許返納したんでしょ、まさか歩いて行くの」

父もいい歳だ。別に元々老人には違いなかったが、特に母が亡くなってからは一層痩せたし、一層老けたように思う。長時間歩くのはどうあっても無茶だった。
車がある頃はどうとでもなったかもしれないが、母が亡くなる一年前に父は運転をやめた。
より正確に言えば、父が免許返納するのを見届けてから、母は弱っていったようにも思う。それからスイッチを切ったみたいに、あっけないくらいのスピードで、母は目を覚まさなくなった。ひょっとしたらずっと心配だったのかもしれないな、なんてことを考えた。

「うん、自転車をな、買おうと思う」

「ああ…」

乗り物と言えば車を運転する姿しか見たことがなかったので思わず「乗れるのか」と聞いてしまったが、「馬鹿にするな」と笑われた。

まあ、最近は電動でアシストしてくれるものもあるし、かえっていい運動になるだろう。自転車なら母も許してくれるんじゃないだろうか。

そう言うと父は「そうだな」なんて笑って、また遺品整理の作業に戻った。

最後に母と話したとき、母は「洋介さんが暇そうにしてたら新しい趣味でも作ってあげて欲しい」と言っていた。
自分が死んだ後、週末デートという習慣が無くなった父を心配しての言葉だったのだろうが、たぶん大丈夫だろうと思った。

きっと父は週末になったら、新しく買った自転車で母の墓参りに行くのだろう。どちらかと言えば俺は、その時父が母と話す話題かなんかを提供する方に注力した方がいいかもしれない。

とりあえず、「父には週一くらいで電話をしようかな」なんて、そんなことを考えた。

(了)
揺れるマリーゴールド「6ブックマーク」
「なんでこんな大事な日に寝坊すんだよ!」
「しょうがないじゃん、目覚まし鳴らなかったんだから」
「そんなんで向こうでちゃんとやってけるのかよ!」
「はいはいお説教はいいからしっかり漕ぐ!いそげー!」

始発の電車で幼馴染の鼠屋敷さんが都会に旅立っていく。

離小島君は自転車の後ろに鼠屋敷さんを乗せて全力で駅に向かい、なんとか始発の時間に間に合うことができた。

駅には離小島君の他にも同級生たちが見送りに来ていた。

電車に乗り込んだ鼠屋敷さんに、めいめいがお別れや励ましの言葉を投げかける。
しかし無情にも電車のドアは閉まり、鼠屋敷さんを乗せて走り出していった。

離小島君はその寂しさで涙が溢れてきた。

その泣き顔をみんなに見られないようにするために{鼠屋敷さんからもらった手紙を頭の上に載せた}のはなぜ?
25年12月11日 22:00
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



解説を見る
「なんでこんな大事な日に寝坊すんだよ!」
(本当は寝坊なんかしてないんだけど)
「しょうがないじゃん、目覚まし鳴らなかったんだから」
(あんたからもらった目覚まし、超うるさいんだもん)
「そんなんで向こうでちゃんとやってけるのかよ!」
(それはちょっと不安、だな)
「はいはいお説教はいいからしっかり漕ぐ!いそげー!」
(急いでほしく、ないな…)

自転車で2人乗りの最中、鼠屋敷さんは{離小島君が着ているパーカーのフードの中にこっそりと手紙を入れた。}
面と向かって渡す勇気がなかったからだ。

そんなことをされているとはつゆ知らず、離小島君は全力で自転車を漕ぎ、なんとか始発の時間に間に合わせた。

「元気で、やれよ」
電車に乗り込んだ鼠屋敷さんにぶっきらぼうに声をかける離小島君。
離小島君の言葉に頷いたところで電車のドアが閉まった。

電車はゆっくりと動き出し、鼠屋敷さんの姿はどんどんと小さくなっていく。

離小島君は目に涙が溜まっていることに気づいた。
(あれ?俺、なんで…?)
こんな顔、クラスのみんなに見られたくない。
そう思った離小島君は咄嗟にパーカーのフードを目深に被った。

そこで初めて自分の頭の上に{何かが載っていること}に気づいたのであった。
山田ノオロチ「6ブックマーク」
帰ってきたら、小さな頃から可愛がってきたペットのヤマタノオロチが父親と酒を呑んでいたので、山田は泣いた。なぜ?
※ヤマタノオロチは伝承通り、八つの頭を持ち、お酒が大好きな大型の龍とする。
25年12月12日 23:09
【ウミガメのスープ】 [アカシアン]

あな くちおしや・・・




解説を見る
▽解説
ただいまー。
ん?返事がない。ただいまー。

ガチャッ

<ごきゅっ ごきゅっ ごきゅっ>

「カ、カメオ・・・、に、にげ・・・ろ・・・」

<{ごくん} げふっ>

お、親父ぃぃぃいいいい!!!
うわああああ!!!!!!!!

▽解説の解説
帰ってきたらペットのヤマタノオロチが飲食をしており、ある頭は酒を、ある頭は父親をそれぞれ呑んでいるところだった。山田カメオは父親を呑み込まれたので泣いた。
僕らは両想いだった「6ブックマーク」
ある日、自分がカメコの飼い犬に変わっていることに気がついたカメオ。
1ヶ月経ってもそのままだったので、もうカメコとは一緒に居られないと思った。
一体どういうことだろう?
25年12月31日 00:06
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]

君の名は…とは言わない問題です。




解説を見る
【短い解説】
カメコのSNSのアイコンが自分の写真からカメコの飼い犬になっていると気がついたカメオ。
1ヶ月経ってもカメコのアイコンがそのままだったので、カメコの気持ちが自分から離れていると悟ったカメオは、もうカメコとは一緒に居られないと思った。

【長い解説】
ある日のデート中、カメコのスマホのSNSのアイコンがカメコの飼い犬の写真になっていると気が付いた。
あんなに強請られたから、アイコンをお互いの写真に変えたのに。
自分は相談もなく変えたことになんだかなーと思いつつ、その日は特に何も言わなかった。

だから悪かったのだろうか。
何度デートを重ねても、アイコンが戻らないまま一ヶ月。
アイコンのことをそれとなく聞いても、返ってくるのは気のない返事ばかり。
心なしか、カメコから写真を撮られる枚数も少なくなった気がする。

カメコとの思い出ばかりの俺のストーリーと、知らないスイーツや飼い犬のの写真に侵食されたカメコのストーリー。
お揃いでなくなったアイコン。
俺への気持ちが冷めたんだ、と察するのは簡単だった。
認めるまでに、一ヶ月かかった。

カメコに「別れよう」と伝えよう。

手始めに俺は、アイコンにしていたカメコの写真を好きなゲームのスクショに変えた。