みんなのブックマーク

カメオとカメコの、付き合って一年記念日。
赤身をふんだんに使った海鮮丼の他に、海鮮丼に使わなかった白身でもう一品作ったカメコ。

作った料理をテーブルに並べたカメコは、海鮮丼のことを「【◯丼】」という名前で呼んだ。
そうすればカメオが、海鮮丼の{いつもと違うところ}を褒めてくれるという確信があったからである。


それは、カメオにしか満たせない欲求からくる言動だったのだが、【◯】に当てはまるワードは、一体何だろうか?
25年09月08日 22:30
【20の扉】 [霜ばしら]

9/8(月) 22:30 〜 9/15(月) 22:30頃までの、約1週間の予定🍅




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【 〖 答え 〗 月見(海鮮)丼 】




記念日に、二人の好きな海鮮丼を作ったカメコ。
そして、一年前にした告白にちなんで、月に見立てた{卵の黄身}ものせた。

研究の結果、海鮮に合う卵黄の最高に美味しい味付けを見つけたカメコは、早くカメオとこの美味しさを分かち合いたくて、数日前からそわそわしていたのだ。

「今日は{月見丼}にしてみたんだ」

艶々に輝く卵黄が加わって、鮮やかさの増した海鮮丼。
美しく彩られた丼を見たカメオは、カメコが海鮮丼に込めた想いを感じ取った。

「おおー!{月が綺麗ですね}」

「ですね!しかも、この月めちゃくちゃ美味しいよ。ね、早く食べてみて!」

「ほんとだ……う、まっ!」


こうして感動を共有する瞬間が、カメコにとって掛け替えのないもので、それはカメオにとっても同じで、今年も二人は、月の綺麗さを再確認したのだった。


ちなみに、一緒に添えられた白いかき玉汁は、{余った白身}の活用レシピを探して作ったもの。
赤身の海鮮丼と合わせると、紅白になってめでたいね。






↓こちらに、ボツ挿絵や、参考にした白身レシピなどを載せてます。
https://note.com/preview/n7d5d6d1e9616?prev_access_key=9e0cb83985a122e7af972ca9a19c5b89
「7ブックマーク」
ある男は「{この戦争が終わったら、結婚するんだ}」と言い続けていたせいで、終戦の直前に殺された。なぜか?
25年10月14日 21:20
【ウミガメのスープ】 [アカシアン]

白あげる。




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▽解説
「{あの家から、あの男から解放されたかったの}」

父殺しの罪で縄についた福川絹子が重い口を開いたのは、逮捕から一日後の正午頃だった。警察署のラジオからは微かに音が漏れている。

絹子は二百有余年続く旧家、福川家の長女として生まれた。父の富良が厳しいことを除けば、兄や弟との仲は良く、母にも愛されて暮らしていた。二歳上に想い人もいて、「{戦争が終わったら結婚をしよう}」と密かに誓い合っていたそうだ。

ところが、この戦争で事情が変わった。兄は戦地で落命し、母と弟は機銃掃射の餌食となった。
海軍に徴兵された想い人もまた、大海原の藻屑と消えた。

すると、これまで良くも悪くも女の絹子に無頓着であった父が突如として態度を変えた。
「絹子。福川の家を残すには、分かっているだろう。
【この戦争が終わったら、結婚するんだ。】
婿は目星をつけている。これは父様の命令だ」

絹子はとっさにこの言いつけを拒んだ。
家を継ぐはずだった男兄弟が亡くなったばかりで気持ちも整理できておらず、何より想い人のことが頭から離れていなかった。「嫌です」と言い放った瞬間、父の右手が絹子の頬を捉えた。

【「お前は父様の言いつけが聞けんのか。結婚するんだ。結婚するんだ」】
「福川」に取り憑かれた魔物と化した富良は絹子を組み伏せ、「一家の長の命令だ。戦争が終わったら、結婚するんだ」と何度も頬を張った。それでも絹子は首を縦に振らなかった。

その日から富良は絹子を軟禁し、「結婚するんだ」と毎日のように繰り返した。それを拒むたび富良の拳が飛び、絹子は古畳の上を転がった。

そして昨日、その時が訪れた。富良はまもなく戦争が終わるとの情報を得たらしく、笑みを浮かべて絹子に近づき、細い肩を抱いた。
「じきに戦争が終わるそうだ。{終戦となれば若い男も引き上げる}。南方に出征した麻田の三男坊が帰ってくるだろう。すでに麻田の親父と話はまとめた。この戦争が終わったら、結婚するんだ」

富良が高笑いして背を向けた時、絹子は父に、家に。{反旗を翻した}。広い背中に裁ちばさみを突き立て、刺して、刺して、刺した。
留守番をしていた隣の使用人が野犬のようなうめき声を耳にして福川家に駆けつけると、古畳に浮いた血だまりに男の亡骸が一つ。傍で憑き物が落ちたように座り込む女が一人。

八月十四日の夕方、油蝉が鳴いていた。

▽解説の解説
男は結婚を拒む娘に「{結婚するんだ}」と無理強いしてきた。
戦争が終わりに近づき、若い男が帰還するめどが立った頃、結婚が現実味を帯びて精神的に追い詰められた娘に男は殺された。

補足:日本語の「動詞+んだ(のだ)」は、{命令の意}を表すことがある。
例:「今日のところはもう帰るんだ」「バカな真似はやめるんだ」「立て、立つんだ」
切った過去と繋っていく未来「7ブックマーク」
猟師であるカメオはバーで偶然出会った占い師の女ウミナに1ヶ月前の出来事を話していた。

山にいたカメオは、急に背後から山賊に襲われた。
力強く拘束され簡単には抜け出せない状況になっていたが、隠していた獲物用のナイフで腕に切りかかって距離を取れた。
だが、次の手をどうするか考える必要がある。そして———

「その次の手ってのがこれだ」
そうカメオに言われて、ウミナは{選択肢がない}と気づいた。

一体どういうことだろうか?
26年01月07日 20:03
【ウミガメのスープ】 [sahara]

輪ゴムさん、ダニーさんSPありがとうございます!




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カメオは山賊に背後から殴られて気絶し、小屋に運ばれた。
そして、もう一方が壁についている手錠を片手に付けられ、強く抑えられながら拘束された。

カメオは目覚めたあと山賊にやられたことを知った。
そして、床を見ると大きな赤いシミがついており、山賊が殺人を楽しむため、じっくり殺されるかもしれないと感じた。

カメオは山賊がいなくなった時、内ポケットに隠していた{獲物用のナイフで片腕を切断した。}

そして、逃げ、病院で治療してもらいどの義手にするか悩み、つけた。不幸中の幸いか、山賊は捕まった。

バーで出会った{手相占い師のウミナ}はカメオを占おうとしたが、{片方義手だったことを言われて驚き、どの手で占うかの選択肢がなくなった。}
大事「7ブックマーク」
伝統ある私立聖芥子高校には、普段は自由に開放されているのに、文化祭期間中だけ{全校生徒が立ち入り禁止}になる場所がある。
どこがなぜ立ち入り禁止になるのか当ててください。
26年01月07日 21:43
【20の扉】 [さなめ。]



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(一部の)【男子トイレ】(の一部)

聖芥子高校は{男子校}である。
そのため、特に教室近くは構内には女子トイレが少ない。

普段なら女性教師や女性の来客は少ない女子トイレを使えばいいのであるが、文化祭は多くの来場者が訪れる。
女子トイレの混雑を避けるため、生徒棟にある大きな男子トイレの一部を女性のみ使用可に調整するのである。
(サービスエリアにあるような大きめのトイレを想像してほしい。その個室トイレ側だけを通路分けして女子トイレにするイメージ。)
花火「6ブックマーク」
カメコとカメオは花火大会へ来ている。
カメコは時折小さな歓声を上げながらじっと空を見上げている。
カメオはそれと正反対に、ぺちゃくちゃと口数が多い上にパシャパシャとスマホで写真を撮り続けている。

カメコはカメオに感謝した。
なぜだろう。
18年08月24日 12:00
【ウミガメのスープ】 [くどぅー]

今年は一度だけ見ました。




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カメコとカメオは恋人同士。
この日二人は花火大会へ来ていた。

カメコは目が見えない。かろうじて明るさは感じられるが色や形はわからない。
それでもカメコは花火が好きだった。
カメコは大きな音が聞こえるたびに、その音と体に伝わる振動をかみしめるように感じていた。

カメオはカメコの隣で自分が見たものを言葉にして伝える。
「青から赤に変わって、少し尾を引くように消えていくきれいな花火だよ」
そしていつかカメコの視力が戻った時にこの思い出を補完できるようにひとつひとつの花火を写真におさめる。

目の見えない自分をいろんなところに連れて行ってくれて思い出を共有してくれるカメオのことが、カメコは大好きだった。
「今年も、私に花火を見せてくれてありがとう」