みんなのブックマーク

呟く夫人「7ブックマーク」
「あっ。しまった」

夫人のその呟きを、リビングでくつろいでいた家族たちは聞き逃さなかった。

皆、一様に不安げな面持ちで、キッチンに立つ夫人を見やった。

しかし夫人は、一同の視線を傲然と受け止め、ニッコリ笑って親指を立てて見せたのである!


その後の夕食はつつがなく終了したことを鑑みるに、夫人のあの言動は何だったのだろう?
20年07月05日 17:54
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

「あっ」と言われると、ビクッてなる。




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(この豚汁、うまくできたわ~。隣の奥さんの言った通り。最後におろし生姜を入れたら、味が締まった!)
矛盾する乙女「7ブックマーク」
友達に誘われてやって来た占いの館。

ウミコは、恋愛運も気になるけれど、なんとなく家族の今後を訊いてみた。

ずっと、ぼんやりとした疑念を胸に秘めているせいかもしれない。

テーブルに置かれた水晶玉に、みんなから癒し系と言われる自分の丸い顔が映っている。

(変な顔…)

「良くないわね!ううん。あなたじゃなくて。血を分けた肉親が二人。親御さんじゃないかしら。なにか硬いものに当って苦しむわ。近いうちにね。気を付けてあげなさい。芋けんぴ食べる?」

よく当たると大評判の、柴咲コウ似の美魔女占い師は言った。

(まさか、…事故?)

ウミコは、母の美しい細面と、父親の端正な顔を思い浮かべて、不安になった。

(イヤだよう。こんな占い、当たらなきゃいいのに)

そう思いつつウミコは、

(でも。当たってくれたら、あたし、救われるかもしれない…)

とも考えている。


ウミコの矛盾する感情に説明を付けていただけますか?
20年07月09日 22:39
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

まだまだ、子ども。




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占いが当たって両親が災難に遭えば、自分と血の繋がりがあることが証明される、とウミコは思っているのです。



まんじりともせず朝を迎え、ウミコは重い体を起こした。

超絶美人占い師の元を訪れた日から3日。

(お父さんとお母さん、今日も無事だといいけど…)

のろのろとベッドを出て、鏡を見る。

癒し系の丸顔が、なんだか腫れぼったい。

(変な顔…)

いつからかウミコの心に芽生えた疑念は、今や自分でも持て余すほど大きく膨らんでいた。

両親とは血が繋がっていないんじゃないか、という疑念。

(あんな美男美女の夫婦から、あたしみたいなおてもやんが生まれるはずないもん。それに、あれから3日経つけどなんにも起きないし。どっかであたしの本当のお父さんとお母さんが事故に遭ってるんだ)

溜息を一つついた時、階下から「わーっ!」という声とどんがらがっしゃーん!という音が聞こえた。

慌てて階段を下りる。

ダイニングキッチンに駆け込んだ途端、母と正面から激突し、したたかにおでこ同士をぶつけた。

「なに?どうしたの?」

目から火花を飛び散らせつつウミコが聞くと、母は千鳥足でステップのようなものを踏みながら、

「大変!お父さんがバナナの皮で滑って転んで、落ちてたフライパンに当たっちゃった!」

と、白く美しい細面の顔を父とウミコに交互に向けて言う。

床に目をやると、父が映画俳優並みの端正な顔をしかめて後頭部をさすっている。

父と母、二人の様子を見たウミコは二重の喜びに包まれ、思わず涙した。

(ぐすん。わーい。お父さんとお母さんが硬いものに当たった!ぐすん。あたしと血を分けた肉親だ!あたし、本当の子どもだった!ぐすん。よかった!ぐすん。大事故じゃなくてよかった!おでことフライパンでよかった!わーん)

「イテテ。なんでフライパンが床に落ちてるんだろう?」と呻く父の姿に、ウミコは泣きながら笑った。

そして、心の中で一句詠んだ。


血を分けた  父がイテテと言ったから  七月七日はフライパン記念日


「で?なんで床にフライパン?」
「ゴキブリを閉じ込めてやったのよ。バナナの皮でおびき寄せてね」

おでこをさすりつつ悪戯っ子の笑みで親指を立ててみせる母の顔を見つめて、ウミコは思った。

(神様、この人は本当にあたしのお母さんでしょうか…)
僕じゃない「7ブックマーク」
カメオは教師のウミオと声が似ていたために、怒られてしまったという。 一体なぜだろう?
20年07月13日 23:51
【ウミガメのスープ】 [フルーチェ]



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授業中に隠れてスマホをいじっていたカメオ。教師であるウミオからはうまく死角となっていてバレないかに思われたが

ウミオ「…と、このように平安時代末期から"{平氏に}"よる武家政権が〜…」 
           ピコン!

siri「はい、なんでしょう?」

ウミオの声にsiriが反応してしまい、カメオはスマホをいじっていたことがバレて怒られてしまった
はーい、ペア作ってー「7ブックマーク」
授業中、ひとりぼっちで余ってしまったカメオ。
先生に相談しにいくと「これきりにしといた方が良いと思う」と言われた。
その後しばらくしてまたひとりになったのを見て今度は先生はカメオを褒めた。

どういうことだろうか?
20年07月17日 16:03
【ウミガメのスープ】 [特攻トマト]



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カメオは{俳句}の授業で俳句を作っていた。

梅雨冷えの 改札ながめ ひとりぼっち

と言う句を作ったが、下五の{字余り}に気づいた。
先生に相談しに行くと"ぼっち"の部分を指差して、「{これ"きり"にしといた方が良いと思う}」とアドバイスを受けた。

その場ではそれで納得したが、"またひとり"とした方が誰かと一緒に居ても結局は1人になってしまうという孤独感を表せるのではと考え、直して提出した。

その後、先生は下五が"またひとり"となったカメオの句の出来を褒めた。





…俳句って作るの難しいですね。
せんぼんさくらん「7ブックマーク」
女子高生のマコは野球部員のカメオに恋する乙女。
特にカメオの守備する姿をグラウンドの外から見るのがマコの喜びだ。

ある日、マコはカメオが野球部員同士で「今日は{千本}ノックらしいぜ」
と会話しているのを聞いた。

マコはそれを聞き、深いため息をついた。

カメオの守備がたくさん見れるというのに‥

いったいなぜ?
20年07月24日 10:08
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

天童魔子さん1000問お祝い問題。BSまで皆様からのお祝いメッセージをご覧になりお待ち下さい!




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カメオが不動のショートである、らてらて高校野球部。マコはその野球部のマネージャーである。
二人はこっそり付き合っており、練習後はたまにデートをする仲だった。

マネージャーの仕事はたくさんある。
洗濯物やスケジュールの確認、ポカリを作るもの仕事だし、ウミガメのスープも作らなくてはいけない。

そんな中、マコは他のマネージャーと違って特殊なスキルを持っていた。
マコは「ノックを打つことができる」マネージャーだったのだ。

安定したリズム、かつ絶妙な難易度のノックは、正直なところ監督や部員よりも上手かった。
そのおかげというべきか、ノックは主にマコの仕事だった。

「今日は1000本ノックらしいぜ」
「まじかよー」

その会話を聞いたマコは思った。
マコ「え…1000本ノックですか。…誰が打つと思ってるのです?めっちゃ疲れるのです」

ノック開始。矢のようにノックをカメオ達に浴びせかけるマコ。

(はぁ…はぁ…。疲れた…。頭がバカになるのです…。でもこれが終わったらカメオ君をデートに誘うのです…。そう思ったら頑張れるのです…)
30分後
(あたま…バカ…カメオ…さそう…れる…)
1時間後
(バ…カ…さ…そ…う…る)

狂戦士バーカーサーのようにノックを続けたマコ。命からがらノックを終えた。

マコ「か…カメオ君、お疲れ様…。帰りにタピオカ入りウミガメのスープ飲んで帰らないですか?」

カメオ「ごめん、今日はらてらてで天童魔子さんのBS(バーカサーソウル)があるから帰らなくちゃ。また明日ね!」


というわけで
皆様、21時から(予定)の天童魔子さんのBSに是非ご参加ください!


要約
「マコはノックをする立場だったので、それどころではなかった」

この問題は、天童魔子さんの「1000問出題」お祝い問題でした。
お祝いメッセージをお寄せいただいた皆様、誠にありがとうございました。