みんなのGood

涙の人違い「4Good」
物語:3票納得感:1票
男はある女性に会うと、「カメコさん、初めまして。」と言い、握手を交わそうとした。しかしその女性は笑いながら、「何を言っているのですか?私はウミコですよ。」と言った。
すると、男は泣き出してしまった。
一体なぜ?
20年04月26日 23:16
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]



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男(カメオ)は重度のアイドルオタクであり、その昔「ウミコ」というアイドルを追っかけていた。ウミコはテレビに出るような有名なアイドルとは程遠い、誰も知らないようなまだまだ駆け出しのアイドルであったが、重度のオタクであったカメオはたまたま見かけたウミコに”輝くもの”を見い出し、応援していた。

「あ、カメオさん!またライブ来てくださったんですね。その、全然人いないのに…カメオさんだけですよ。いつも、ありがとうございます!」
「いやいや、みんなきっとすぐウミコちゃんの魅力に気がつくよ。ウミコちゃん、これからも応援してるよ。頑張ってね!」
「ありがとうございます!」

ところがその後カメオの仕事や私生活に変化があり多忙となったため、なかなかウミコに会えなくなってしまった。そしてその間、カメオの思った通りウミコは徐々に人気が上がり、現在には超有名なアイドルとなった。もっとも、有名になった頃にはウミコはアイドルの名義を「カメコ」に変えており、余程コアなファンでもない限りもともと「ウミコ」名義でアイドル活動をしていたことは誰も知らない状況となっていた。

それでもウミコを応援する気持ちを失っていなかったカメオは、ついに時間を見つけてカメコの{握手会}に行くことになった。しかしカメオは「しばらく会っていなかったし、すっかり有名になっちゃったウミコちゃんは自分のことなど忘れているだろう」と考え、初対面を装って会うことにした。

「初めまして、カメコさん。いつも応援しています!」と手を差し出すと、
「…ふふ。何を言っているのですか?私はウミコですよ。」
「……!?そ、それって…俺のこと…!?」
「…久しぶりですね、カメオさん。昔から応援して下さっているんですから、カメオさんのことを忘れる訳ないですよ。本当に、いつもありがとうございます!」
「ウミコちゃん…!う、うう…」

しばらく会っていなかった、ただの一人のファンでしかない自分のことをカメコ…ウミコが覚えていたことがあまりに嬉しく、カメオは泣き出してしまった。
盗んだ一枚の絵は「4Good」
良質:3票物語:1票
カメオはあらゆる美術品を簡単に盗む美術品泥棒。
だがあるとき、とある無名な若い作家の絵を盗んだ。
そのときからカメオは盗みをぴたりと止めてしまった。
なぜ?

※天童魔子さんの問題からアイディアを思いつきました。
20年04月28日 23:24
【ウミガメのスープ】 [Syo!]

ちょっとベールが厚いかもしれません




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カメオは22世紀からタイムマシンで過去の美術品を盗んでいた。
盗むものは「第二次世界大戦で失われた美術品」で、第二次世界大戦前の時代に
タイムトラベルしては失われた美術品を盗み、22世紀に持ち帰って
自分の美術館で展示していた。
あるとき彼は、1908年にオーストリアのウィーンで若い画家が絵を描いているのに
出くわした。
(無名の画家だが、この絵もまた第二次世界大戦で失われた絵!)
そう思ったカメオは絵を盗んだ。

しかし22世紀に戻ったカメオは仰天した。
彼の個人美術館は空っぽになっていたのだ。
そしてカメオは知った。この22世紀の歴史では、第二次世界大戦は起きていないのだと。
カメオは考えた結果気付いた。
あの若い画家は、自分が絵を盗んだために別の絵を描いた。
その結果、本来の歴史ではウィーン美術アカデミーに入学できなかった彼は
その別の絵で認められて入学でき、画家として大成した結果
歴史は変わり、第二次世界大戦は起こらなかったのだと。

そう、その若い画家の名は……
アドルフ・ヒトラー。

※ヒトラーは若い頃画家志望で、1908年にウィーン美術アカデミーに入学しようと
したが落第し、その後政治家になりナチス総帥になったことは史実です
片想い「4Good」
物語:3票納得感:1票
最寄り駅にて、佐藤さんが来るのを待つことにしたユカリ。

さて、佐藤さんと話したこともないユカリが今、
彼から声をかけられたくないと思っているのは
いったい何故か?

 
20年05月02日 00:25
【ウミガメのスープ】 []



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【解答】
自身の肩に寄りかかって眠る片想いの相手と、少しでも長くこのままでいたいと願うから。


【解説】
電車で終点の最寄り駅に着いたユカリ。
彼女の肩に寄りかかってグッスリと眠っている男はユカリの片想いの相手である。
電車はこのまま回送となるため降りなければならないが、少しだけでも長くこのままでいたいと思ったユカリは自らも寝たふりをすることに。
もうすぐ乗務員の佐藤さんが声を掛けにくることだろう。
あとわずかの時間で消えてしまうであろう肩の重み。
ユカリは、願わくばこのまま声をかけられなければいいのにと思った。
王の資格「4Good」
良質:3票納得感:1票
ヒデヨシは体が重かったので、多くの人々の先頭に立つことになった

どういうことだろうか?
20年05月07日 08:44
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

正解者5名で締めます。達しなければ10日22時頃




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ヒデヨシは慢性的な肩や首こりに悩まされていた。
ある日曜、磁気ブレスレットを購入しにショッピングセンターに出掛けた

購入してすぐさま開封し装着すると、プラセボ効果なのかいきなり体が軽くなった気がする。

帰りの車に乗って出庫する時のことだった
あれ‥?駐車券でエラーが出るぞ‥なんでだ?

磁気ブレスレットを駐車券に当ててしまい、駐車券のデータを消し去ってしまってたのだ

時間はちょうど出庫渋滞の起こる夕方
どんどんヒデヨシの後ろに車が並ぶ

係員を読んで支払いを済ませると、ヒデヨシは領収書を求めた
更に時間がかかり、ますます車が並んでいく
空気の読めないヒデヨシ…

こうしてヒデヨシは多くの人の先頭に立ったのだった
【再出題】渇望「4Good」
トリック:1票納得感:3票
激しい喉の渇きに苛まれながら、男が砂漠を歩いている。
猛暑の中を歩き続けた末、大きな泉のあるオアシスを見つけると、男は深く絶望した。いったい何故?


《注意》
・当問題は『ラテシン』にて出題済の問題です(初出URLは解説に記載)。
・万が一のネタバレリスクを避け、できる限り多くの方に楽しんでいただきたく、念のため闇スープとして出題しています。
・質問欄にてヒントを要求する旨お伝えいただければ、進行度合いに応じたヒントを差し上げます。
20年05月09日 21:06
【ウミガメのスープ】 [az]



解説を見る
砂漠で遭難し、二日間さ迷い歩いている男。

見つけたオアシスを前に、男は呟いた。

「ここ......昨日も来たところだ」


砂漠を脱出するために歩いていたはずが、いつの間にか同じところを回っていたことに気がついたのだ。

(初出)
http://sui-hei.net/mondai/show/33046