みんなのGood
物語:4票
パパとママがある日に別人と入れ替わっていた。
さらにはいなかったはずの弟も現れて私のことをお姉ちゃんと慕うのだ。
私は苦しみを感じながらも誰にも相談することが出来ず
1人涙を流した。
一体なぜ?
18年06月23日 23:17
【ウミガメのスープ】
[天童 魔子]
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私は本当の両親に虐待されていました。
でもそれは私にとっては日常であり当たり前のこととして
ただただ心を無にして過ぎ去るのを待っていました。
何もかもがどうでもいい。
そう思っていれば痛いことも苦しいことも気にならなくなりました。
誰かが警察に通報したのでしょうか
「もう大丈夫だよ」と私は警察の人に保護され両親は私の知らないところに行ってしまいました。
それからは「パパ」と「ママ」が新しく変わりましたが私にとってはどうでもいいことです。
あとなんかちっこいのもいましたが
あぁ、あなたたちの息子さんなのですね、はじめまして
・・・・あれ以来『弟』にはすっかり懐かれ私は『お姉ちゃん』になった。
そう私は【家族として認められた】のだ。
それは私が感じたことが無いほど温かくて優しいもので私は戸惑ってしまう。
・・・・・・・・私は「本当の両親に虐待されていた。」
その辛さと苦しみを知ってしまう。分かってしまう。比べてしまう。
家族というものが本当はどう接するものなのかを私は目の当たりにしてしまう。
だけど【家族のやさしさ】が私を苦しめていることを知られたくないので
私は誰にも言わず1人涙を流すのです。
【私を家族にしてくれてありがとう】
トリック:1票物語:3票
「カメコ、結婚おめでとう。」
カメオは悲しそうにそう言った。
「カメコ、結婚おめでとう。」
カメオは嬉しそうにそう言った。
一体どういうことだろう?
19年09月01日 11:02
【ウミガメのスープ】
[ブラダマンテ]
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カメコがまだ5歳の時である。カメオは若くして、医者からガンで余命1年と宣告された。
カメオは闘病生活を続けるも、日に日に衰弱していく。もう長くないと悟ったカメオは、将来大人になって結婚するであろうカメコに対してメッセージを贈ろうと考え、病室でビデオを撮影することにした。
「カメコ、結婚おめでとう。~~(以下省略)」
カメオはビデオカメラに向かって精一杯のお祝いの言葉を述べようとするも、やはり「カメコの花嫁姿をこの目で見たかった」という思いから、どうしても悲しみを隠し切ることが出来なかった。
…のだが、何が起こったのか、その後奇跡的にカメオのガンは完治。カメオは退院し、再び幸せな日常を送ることになった。
それからおよそ20年後。カメコは本当に結婚することになった。もちろん、カメオは未だ存命である。カメコの花嫁姿を見ることができたカメオは本当に嬉しそうだ。
「カメコ、結婚おめでとう。~~(以下省略)」
そこには何の悲しみもない。純粋なお祝いの気持ちを精一杯込めたカメオからのメッセージだ。
良質:3票納得感:1票
禁煙を決意した男は、【X】を見つけるとタバコの箱を捨てずに持ち帰った。
【X】とは何か?
19年09月01日 10:10
【20の扉】
[ルーシー]
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【四つ葉のクローバー】を潰さないように、箱に入れて持ち帰るため。
男は、電話で妻の妊娠を知った。
これを機にタバコをやめよう。
そのとき、ふと足元を見た男は四つ葉のクローバーに気がついた。
男は残っていたタバコを全て箱から出して捨てると、
そっとクローバーを摘み、中に入れた。
ちょっとしたプレゼントだ。
物語:2票納得感:2票
亀子と海子は、それぞれの席に座し、静かにその時を待っている。
その時とは、隣に座した相手が腰を上げるその瞬間である。
額に汗を浮かべ、歯を食いしばり、長い時を二人はただただ耐え続ける。
いずれ訪れるその時を迎えるまで、断じて席は立たないと、心に硬く誓いながら……。
状況を説明せよ。
19年09月02日 23:52
【ウミガメのスープ】
[粘膜王女三世]
トリック部分は、ネットで見かけた小説を参考にアレンジしました。
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高校の授業を受け終えて下校中の亀子は、突如として{強力な尿意}に見舞われる。
授業中ずっと我慢していたのを、今になって思い出したのだ。
慌てて駆け込んだ公園のトイレ。しかし婦人用トイレはいずれも故障中で立ち入り禁止。
最早選択肢はない。紳士用のトイレに駆け込んだ。
幸運にも他に人はおらず、亀子は無事に個室に入り、用を足すことが出来た。
これまで自分を強く苦しめていた物が体外へと流れだす快感。たまらない。
しかしその時、何者かの足音が亀子の耳朶を打つ。誰かが紳士用トイレに入って来たのだ。
隣の個室に入っていく足音を聞き終えて、亀子は思わず舌打ちをする。
万が一にもその人物と鉢合わせてはならない。紳士用トイレで用を足したところを見られる等{乙女の恥}だからだ。
万全を期すためには、隣に入った人物が出ていくまで、安全なこの個室で待っているべきだろう。
そう判断した亀子は、{便座に腰掛けて静かに時を待った。}
婦人用トイレが故障中で、止むを得ず紳士用トイレで用を足した海子は、隣の個室から舌打ちの音がするのに気付いた。
どうやら隣の個室には人がいるらしい。{激しい尿意}に見舞われていて平静を失っていた所為か、今の今まで気付かなかった。
万が一にもその人物と鉢合わせてはならない。紳士用トイレで用を足したところを見られる等{乙女の恥}だからだ。
万全を期すためには、隣に入った人物が出ていくまで、安全なこの個室で待っているべきだろう。
そう判断した海子は、{便座に腰掛けて静かに時を待った。}
亀子と海子は、それぞれの席に座し、静かにその時を待っている。
その時とは、隣に座した相手が腰を上げるその瞬間である。
額に汗を浮かべ、歯を食いしばり、長い時を二人はただただ耐え続ける。
いずれ訪れるその時を迎えるまで、断じて席は立たないと、心に硬く誓いながら……。
静かなる持久戦は今も続いている。
良質:3票納得感:1票
【肌の生白い若い女が、その黒い髪を揺らし、しわがれた奇声をあげながら虚空を見つめている。
そんな女に、私は怒りを覚えた。】
なぜでしょう?
19年09月06日 01:22
【ウミガメのスープ】
[エルシード]
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【「お姉ちゃん!{扇風機}独占しないで!」
「・・・」
「お姉ちゃん!!!」
「あ゙〜あ゙〜あ゙〜」
「無視するなー!」
扇風機を独占する姉と、それに怒る妹による夏の1ページでした。】
黒い川=姉の黒い長髪
奇声=扇風機に声を当てると声が震える