みんなのGood

せんぼんさくらん「4Good」
良質:3票物語:1票
女子高生のマコは野球部員のカメオに恋する乙女。
特にカメオの守備する姿をグラウンドの外から見るのがマコの喜びだ。

ある日、マコはカメオが野球部員同士で「今日は{千本}ノックらしいぜ」
と会話しているのを聞いた。

マコはそれを聞き、深いため息をついた。

カメオの守備がたくさん見れるというのに‥

いったいなぜ?
20年07月24日 10:08
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

天童魔子さん1000問お祝い問題。BSまで皆様からのお祝いメッセージをご覧になりお待ち下さい!




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カメオが不動のショートである、らてらて高校野球部。マコはその野球部のマネージャーである。
二人はこっそり付き合っており、練習後はたまにデートをする仲だった。

マネージャーの仕事はたくさんある。
洗濯物やスケジュールの確認、ポカリを作るもの仕事だし、ウミガメのスープも作らなくてはいけない。

そんな中、マコは他のマネージャーと違って特殊なスキルを持っていた。
マコは「ノックを打つことができる」マネージャーだったのだ。

安定したリズム、かつ絶妙な難易度のノックは、正直なところ監督や部員よりも上手かった。
そのおかげというべきか、ノックは主にマコの仕事だった。

「今日は1000本ノックらしいぜ」
「まじかよー」

その会話を聞いたマコは思った。
マコ「え…1000本ノックですか。…誰が打つと思ってるのです?めっちゃ疲れるのです」

ノック開始。矢のようにノックをカメオ達に浴びせかけるマコ。

(はぁ…はぁ…。疲れた…。頭がバカになるのです…。でもこれが終わったらカメオ君をデートに誘うのです…。そう思ったら頑張れるのです…)
30分後
(あたま…バカ…カメオ…さそう…れる…)
1時間後
(バ…カ…さ…そ…う…る)

狂戦士バーカーサーのようにノックを続けたマコ。命からがらノックを終えた。

マコ「か…カメオ君、お疲れ様…。帰りにタピオカ入りウミガメのスープ飲んで帰らないですか?」

カメオ「ごめん、今日はらてらてで天童魔子さんのBS(バーカサーソウル)があるから帰らなくちゃ。また明日ね!」


というわけで
皆様、21時から(予定)の天童魔子さんのBSに是非ご参加ください!


要約
「マコはノックをする立場だったので、それどころではなかった」

この問題は、天童魔子さんの「1000問出題」お祝い問題でした。
お祝いメッセージをお寄せいただいた皆様、誠にありがとうございました。
良質:3票納得感:1票
家に昔からある麦わら帽子を被って出かけて行った娘が
傷だらけになって帰って来た。

私は麦わら帽子に空いた穴を縫い直しながら
もし麦わら帽子が引っかかっていたら娘は怪我をしなかっただろうにと思った。

しかし膝元で眠る娘を撫でながら
麦わら帽子が引っかからなくて良かったと思った。

一体なぜ?




この問題はBS問題なのです
出題から30分経過するかその前に正解が出ますと
1時間のBSタイムに入ります。
BSタイム中はネタ質有り、雑談あり、ボケてよしのマナーと良識を守った無礼講のお祭りタイムに入るのです。
BS終了後は速やかに質問を解く作業に戻るのです
20年07月25日 21:00
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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代々その家に生まれた娘に受け継がれる
魔法使いの帽子。

そう私は魔女の末裔。


私のお母さんもお婆ちゃんもみんな魔女なの。


だけど私には魔法が使えないの。



帽子に穴が開いてるでしょ、それはね
お母さんたちには【角があって】帽子に引っかかってたんだって


私には角が無いから魔法が使えないみたいなんだけど

それでも私は魔女みたいに空に飛んでみたいから
毎日ホウキにまたがって河原の斜面から助走をつけてるんだけど

全然上手く行かないの


あぁなんで私には角がないんだろう


















【簡易解説】

私たちは魔女の末裔。
頭に生えた角を隠すため
いつも帽子を被ってる。

ほら、魔女という字は鬼の女の子が頭に帽子を被ってるみたいじゃない

でも私たちの力も時代とともにどんどん薄くなって
あの子には角が生えていなかった。

ようやく私たちは人間になれたのだ。


普通の人と同じように外に出て
お洒落をして恋をして
他の人と同じように生きていくことができる。

もう帽子が無ければ人前に出れない魔女の時代は終わり
帽子に隠れて涙を流す女の子はもう生まれてこない。




私はこの子の頭をなでながら、角が無い普通の女の子で居てくれることに感謝しているのです(*゚ー゚)ノシ
良質:3票トリック:1票
緊張した表情で、ドアの前に立ったケンジ。

深呼吸をしてノックをしたが、誰も返事をしない。
ケンジは恐怖を感じて、その場から走り去ってしまった。

数分後、現場に戻ってきたケンジ。
今度は恐怖など感じておらず、ノックすることもなくドアを開けた。

もちろんケンジは違法薬物などやっていない。

いったいどういう状況なのだろうか?
20年07月28日 18:46
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

君の心の扉を叩くのはいつも僕さって考えてる




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学校のテストで赤点を取ってしまったケンジ。
憂鬱な気持ちで追試の教室に向かう。

ドアの前で大きく深呼吸。落ち着け……。
「あれ‥?シャーペンの芯あったっけ‥?」

ペンケースを探るが替芯はない。
あるのはノック式シャーペン一本だけだ。
何度かノックをしてみる。

ほんのちょっとしか芯が出ない!
中を見ても‥ない!
これはヤバいぞ‥‥。途中で書けなくなるかも!
恐怖を感じたケンジは売店にダッシュした。

売店で替芯を買い、戻ってきたケンジ。
ガラガラ‥と扉を開けて教室に入る。

ケンジ「いやー、シャーペンの替芯少なくてヤバかったわ!」
友人「あれ?マークシート方式だから今日は鉛筆がいるって話じゃなかった?」

ケンジは再び売店にダッシュした。
伝染るんです「4Good」
良質:3票物語:1票
世界でジワジワと拡がる新型ウイルス。
感染力は弱く、症状も1週間ほどあれば完治するし、重篤なものではないことが大半だ。

しかし、新型ウイルスに感染したヨウタは、仕事を失うことになった。

仕事以外で不用意に外出したり、旅行したわけでもない。

いったいなぜ?
20年08月08日 18:52
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

9(日)終わるまで。ヒントはお気軽にご利用ください!




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新型ウイルスは、大して深刻なものではなかったが、その感染経路が問題だった。
新型ウイルスは「性病」だったのだ。

ヨウタは妻子あるの芸能人で、「理想のお父さん」ランキングで常に上位に食い込むイメージである。
そのおかげで、家庭的なCMや配役にも恵まれているのだ。

しかし、そのようなイメージとは裏腹に、ヨウタは大の女好き。
仕事の合間で、不倫相手と…。ということは日常茶飯事なのだ。

そんな中、ヨウタは性病である新型ウイルスに感染したことが判明した。
このウイルスに感染したということは…たまたまでは済まされない。明らかに「クロ」なのである。

このスキャンダルによってヨウタの仕事場での不倫はバレてしまい、家庭的なイメージは全くなくなってしまった。
そして各メディアから干されてしまい、仕事を失ってしまったのだった。

要約
新型ウイルスは「性病」で、不倫がバレてしまいイメージダウンで仕事を失った。
空白の手紙「4Good」
物語:3票納得感:1票
転校してしまう大親友の見送りに行くことを決めていた、あき。
しかし、親友の出発の日に限って、あきは寝坊してしまった。

あきの家から親友の家は遠い。
徒歩では到底間に合わないと分かっていても、あきは走るしかなかった。

あきが親友の家に着いた時には、親友が出発する予定の時間からすでに1時間以上が経っていた。
当然、親友の家はすでに空っぽ。何一つとして残っていなかった。

その光景を見たあきが、感謝のあまり声を上げて泣き出したのは、一体なぜ?
20年08月13日 21:26
【ウミガメのスープ】 [輝夜]



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【簡易解説】
雨が降り続けていた親友が出発する日。
あきが親友の家に着いた時、雨で濡れ、色の変わった駐車場には、乾いた車の跡がくっきりと残っていた。
それを見たあきは、親友が出発してからさほど時間が経っていなかったことを知る。つまり、親友は遅刻した自分を、ぎりぎりまで待っていたことに気づき、親友に感謝して泣き出した。


【解説】
あきは雨が嫌いだった。特に嫌いなのは、梅雨だった。
理由は簡単。大親友の名前が、「つゆ」だから。

「そろそろ梅雨になりますね」
そう教壇に立つ先生が口にした瞬間、斜め前に座るつゆにいくつもの視線が刺さる。
教室中に広がるくすくすとした笑い声に、つゆが小さく俯いた。

「つゆーー、これから梅雨だってさ、よかったな」
「てかつゆって誕生日梅雨だろ?親のネーミングセンスw」
休み時間に入っても、つゆへのからかいは止むことはない。
「ねえ、つゆにそういうこと言うのやめろって、何回も言ったよね?」
何度私が文句を言っても聞く耳を持たないが、そうするとつゆの顔は少しだけ明るくなる。だから、私は何回でも、何十回でも言うことを決めている。

だが。いつもは明るくなるはずのつゆの顔が、今日は一層曇っていた。
「つゆ?」
「……あのね、あき。わたし、転校することになったの」
唐突に告げられた言葉に、頭が真っ白になった。


あまりにも、突然だった。つゆも、厳しいと噂のつゆの両親も、予想だにしていなかった転勤なんだとか。

残り少ない、と自覚してからは、恐ろしいほどの速さで日々が過ぎ去っていった。いつもは楽しみだった休日も、全くきて欲しくない。ずっとこのままがいい。
そう思うほどに、1日はあっという間に終わる。気がついた時には、もう最後の日まで数時間しかなかった。
後数時間で、日付が変わる。そうしたら、つゆが出発する日だ。
そう思うと、全く眠れなくて。
つゆと、もう会えない。学校ではもちろん、休日にお互いの家に遊びに行ったり、一緒に買い物に行ったりも、もうできない。

やっとまどろんだ時には、空の端が白みかけていた。

————————————————

柔らかい日差しで、目が覚めた。ベッドサイドに置いてある時計を見た瞬間、目を疑った。
時計が指し示すのは、無情な事実。何度見直そうとも、変わることはない。
つゆが出発する時間を、すでに30分は過ぎていた。かけたはずの目覚ましも、何故かスイッチが切れている。

今までにないほどの速度で支度をし、傘を握りしめて家を飛び出す。
自転車を使えれば、と思う。だから梅雨は嫌いだ。
傘を持ってはいるものの、全く開く気にならない。その時間さえもが惜しい。
頬を濡らすのは、そう、きっと雨だ。

つゆの家に着いた時には、もうつゆはいなかった。
当然だ。1時間も、過ぎているのだから。つゆの両親が厳しいことはクラスでも周知の事実だ。友達を待っているなんて、そんな、甘いこと……。

くっきりと駐車場に残るのは。
長方形に切り取られた、乾いた白い地面。

先ほどから、雨は降り続けている。それでも、これほどまでにくっきりと跡が残っているということは、つゆが出発してから、まださほど時間が経っていないのだ。
つまり、つゆは私を待っていたんだ。ずっと。厳しい親に逆らってまで。

「……ありがとう」

梅雨。今が梅雨でよかった。つゆの想いを、空白の手紙を届けてくれてありがとう。

つゆ。待っててくれてありがとう。今までずっとありがとう。一緒にいてくれて、ありがとう。

いつのまにか、雨は止んでいた。だが、空白だった手紙に、少しずつ文字が刻まれていく。

ねぇ。私は、「つゆ」が大好きだよ。