みんなのGood

勇者pt選抜試験「4Good」
良質:3票物語:1票
魔王討伐のための勇者ptを募るため、選抜試験が開催された。

参加者200人超えのその試験ではハイレベルな魔法を使う黒魔道士や、屈強な肉体を持つ格闘家や、高い装備に身を包んだ騎士などが多数参加したのだが受かったのは

{何の技も魔法も装備もスキルも持たない市民二人}

だったという。

試験内容自体は単純で、1vs1の模擬試合で戦闘能力をみるものだった。当然この市民2人はどちらもあっけなく負けてしまったのだが。

一体なぜこの二人が受かったのだろうか?
22年01月05日 00:22
【ウミガメのスープ】 [テトルート]

急に数日らてらて来れなくなりそうなのでしめましたーヾ(:3ヾ∠)_




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ここ数十年で人類の領地は大幅に狭まった。やはり人類は戦闘能力では魔王には叶わないというのが皆の総意であった

そこで我々は戦闘能力では劣りしかしそれでも強者と対等に渡り合えてしまうアイデア頭脳運を兼ね備えた勇者を求めていたのだ。



今回開催された最終試験である第8次試験に集った216人は全て、もともと第1次試験時にいた2万人から生き残った精鋭たちである。


バトルロワイヤル、島からの脱出、最難迷路、指定魔物狩り、etc

本来なら凄まじい身体能力戦闘力など持ち合わせなければ最終試験には残れない

{にも関わらず大した能力も無いくせに最終試験に残り}、最後の、「単純な戦闘能力の弱さを見るための模擬試験」であえなく負けたこの{驚異的な}二人こそ我々の求めていた人材だったのだ!
お得な身代金「4Good」
トリック:3票納得感:1票
カメコとウミコが世間話をしている。

「カメコー、最近羽振りいいじゃん。何かあった?」
「聞いて驚くなよウミコ? なんと宝くじで3億円当たっちゃいました!」

こっそりと、のぞき見をしてこの会話を聞いた貧乏なカメオは、金のためにウミコを誘拐しようと考えた。
景気のいい話はカメコしか話していなかったし、ウミコの身なりがよかったわけでもない。
なぜカメコではなくウミコを狙うのだろう?
22年01月04日 21:38
【ウミガメのスープ】 [koto]



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カメコの友達ウミコはなんとしゃべる猫(黒猫)。
もちろんカメコのいるこの現実世界では、しゃべる動物など当たり前に存在していない。

一人と一匹の会話を聞いたカメオは、あのしゃべる猫のウミコさえさらえば、売るなり見世物にするなりして金もうけができると考えたのだ。

後日

ウミコ(黒猫)「まーたワタシを誘拐しようとした奴がいたからさ、にゃーって鳴いて猫のフリして逃げてきたw」

カメコ(人間)「アンタ猫でしょw」
良質:3票トリック:1票
宇宙探査中のカメーリンは、衝撃的な光景を目の当たりにした!
ひとつの惑星が突如軌道を外れ、一直線に猛スピードで走ったかと思えば、他の惑星に激突。激突された惑星はその勢いで弾き飛ばされ、ブラックホールへと消えていったのだ!
カメーリンは叫んだ!
「Oh! Jesus!」
この聖なる宇宙でいったい何が起こっているのだろうか!?

※宇宙のことなんか何も知らない、美しいだけが取り柄の馬鹿な女が出題しています。悪しからず。
※こんなくだらないことを考えるのは、馬鹿な美魔女であるあたしだけだろうと思いつつ念の為調べてみたら、豈図らんや先人がいたとは!
※という訳で元ネタ有りです〜
22年01月08日 21:41
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

知識不要!むしろ邪魔!




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神様が星を使ってビリヤードしているのだ!
もぐら「4Good」
物語:3票納得感:1票
とある河川敷が見えるレストランで働く不思議な美人ウェイトレスのお話。

そのウェイトレスは、窓辺の席に一人で座る男性を見つけては、「あなたもぐらね?」と尋ねる。

そう聞かれた男たちは、「いや、もぐらじゃないよ」などとやはり答えるのだが、すると彼女は決まって「そう」と言い立ち去るのだ。


この噂を聞きつけて入店する男性客もいる。
わざと窓辺の席に座り、彼女が例の質問をする。中には、「そうだよ、もぐらだ」と答えてみる者もいる。しかし彼女の返事はいつも大体「そう」とそっけないのだ。


どうも合言葉では無いらしい。

この不思議なウェイトレスは何故こんな質問をするのだろう?
22年01月05日 15:38
【ウミガメのスープ】 [テトルート]

気長にお待ちしております(o_ _)o




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(以下は、現在とあるレストランでウェイトレスをしているとある女の独白である)

8年ほど前、私はホームレスだった。10代のころだ。

とある河原が私の住処となった。

夏は屋根のある橋の下、そして冬は…あの地獄のような凍える冬は、陽のさす場所へ。


ダンボールハウスをつくってそこに寝ていた私は、1度男たちに襲われかけた経験から、目深にフードを被りそして極力ダンボールハウスの中に閉じこもることによって、見られないようにしながらホームレス生活を送っていた。


そんな冬のある日、我がダンボールハウスの隣人が出来た。


顔はハッキリ見たことは無いが、私のダンボールハウスより出来が悪かったことを覚えている。


「なぁちょっと横の人、死なねーのか?こんなに寒くてよ」

それが始まりだった。彼との初めての会話。

「…横って、私ですか?」

「うおっ女かよ。寒くねーのかよ」

「寒いですよ、でも良いんですもう」

不思議と、彼には恐怖はなかった。
彼はよき隣人となった。

ある日、彼は嬉しそうに言った。

「おい、こうして寝るとあったけーぞ」

「…何が?」

「いい加減ダンボールから出てこいよダンボール女、見てみろよ」

「嫌、寒いし」

「…そっか、寒いか。今掘った穴に身体埋めて寝てんだ。ダンボールとボロ服で囲ってな。ちょっとはマシだぜ」

彼はこの寝方を「もぐら寝」(もぐらのように穴を掘ることから)と名付け執拗に私に勧めてきた。もちろん丁重にお断りした。


そしてある日、彼が言った。

「俺、行くわ。じゃあな、名も知らぬダンボール女よ。お互い、ホームレス卒業してまた会おうぜ。先に行って待ってるからよ。汚れた顔見たくねーから、今は見ないでおいてやるよ」

何も返せなかった。彼との隣人生活はそれほど、私にとって優しく、かけがえのないものとなっていたからだ。彼は返事も待たず行ってしまった。私は夜どうし泣いた。


8年後、私は窓からかつての住処がよく見えるレストランで働いていた。


今でも彼のことを思い出す。顔も名も知らない大切な元隣人。

私は今日も客に尋ねる。彼がここに来てくれることを信じて。

「あなたもぐら寝?」

「そうだよ、俺もぐら。」

「そう…」

こんな質問を続けるうち、私は不思議ウェイトレスとして面白がられているようだ。でも、あまり興味はない。


今日も、寂しい刻が過ぎていくだけだ。そうして私の一生は終わるのだろう。

客がくる。高そうなスーツに身を包んだ男だ。窓辺の席に座り、優雅に外の景色を眺めている。だから、いまや名物となったこの質問。

「あなたもぐら寝?」

その男は何故かニヤリと笑った。面白がっているのだろうか。彼は私を見てこう言った。

「そう、俺が‘ もぐら寝’だ。久しぶりだなダンボール女」


肌寒い冬。彼の顔がぼやけているのはどうしてだろうか。
トリック:1票納得感:3票
心配性のカメコは、息子が雨に濡れて帰ってくるといつも「風邪をひくかもしれないでしょ!」と激しく怒る。

しかしある日、息子から「傘を忘れて濡れたまま帰っちゃった」と聞いたカメコは、それを聞いて怒りながら少し安心した。

一体どうして?
22年01月11日 18:02
【ウミガメのスープ】 [うつま]



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息子が熱を出したと聞いて慌てて家に帰ったカメコ。
今のご時世、もしコロナだとどうしようかと心配になっていた。

息子に何があったか聞くと、
「ごめん…傘を忘れて濡れたまま帰っちゃったんだ…」
としおらしく息子は答えた。

「だからいつも濡れないように気をつけてねって言ってたでしょ」
と怒りながら、
(濡れて体が冷えたのが原因の風邪っぽいわね…もちろん病院には連れていくけどコロナの可能性は低い気がするわ)
と考え、ほんの少し安心したのだった。


実は現在私は37.5の熱が出ていまして、ちょうどカメコと同じような推論を行っていたところです。病院に電話をしたところ、熱が出てすぐなので抗原検査では正確に分からないとのことで、明日休んで病院に行こうと思います。
ただの風邪だと思いたいです。