「もしも一度だけ」「7Good」
トリック:2票物語:3票納得感:2票
度重なる虐待から父親を恨んでいたミサキ。
生まれなければ良かったのに、とさえ思っていた彼女は、
「あるもの」を手に入れたことによって、
これまでとは打って変わって、父親を愛することに決めた。
{自らの死のために。}
「あるもの」に該当する6文字の言葉は何?
生まれなければ良かったのに、とさえ思っていた彼女は、
「あるもの」を手に入れたことによって、
これまでとは打って変わって、父親を愛することに決めた。
{自らの死のために。}
「あるもの」に該当する6文字の言葉は何?
23年02月27日 21:36
【20の扉】 [ごがつあめ涼花]
【20の扉】 [ごがつあめ涼花]
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<A.タイムマシン>
両親に叩かれ育てられた。
生まれなければよかったな、と私は思う。
もしも一度だけ、願いが叶うなら。
私を生まれなかったことにしたい。自分の存在ごと無かったことにしてしまいたい。
そんな非現実的な願いは突然叶うことになる。
『お嬢さん、やり直してみたいと思ったことはないかい?』
路地裏で私に話しかけた老婆は、懐から小さな腕輪を出すと、私に手渡した。
『これはタイムマシンみたいなものでね、一度だけ、好きな時代に行く事が――――』
躊躇わず、25年前にリープする。
父は軽薄な男だった。
素性も分からない私でも、軽く誘惑しただけで落ちた。
キスをした途端、未来が変わり、私は消える。
さよなら私、パパとママ――――
『……やれやれ、これでようやく私も消えられる』
両親に叩かれ育てられた。
生まれなければよかったな、と私は思う。
もしも一度だけ、願いが叶うなら。
私を生まれなかったことにしたい。自分の存在ごと無かったことにしてしまいたい。
そんな非現実的な願いは突然叶うことになる。
『お嬢さん、やり直してみたいと思ったことはないかい?』
路地裏で私に話しかけた老婆は、懐から小さな腕輪を出すと、私に手渡した。
『これはタイムマシンみたいなものでね、一度だけ、好きな時代に行く事が――――』
躊躇わず、25年前にリープする。
父は軽薄な男だった。
素性も分からない私でも、軽く誘惑しただけで落ちた。
キスをした途端、未来が変わり、私は消える。
さよなら私、パパとママ――――
『……やれやれ、これでようやく私も消えられる』
「ケーキが無ければ甘いパンを食べればいいじゃない」「7Good」
良質:6票納得感:1票
「あること」をしなかった日に食べたパンが甘かったので、男は大発見をした。
あることとは何?
あることとは何?
23年03月23日 17:55
【20の扉】 [貧困太郎]
【20の扉】 [貧困太郎]

実話(逸話?)ベースです。参加いただきありがとうございました!
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答え:手洗い
世界初の人工甘味料「サッカリン」は、コールタールの実験をしていた研究者が、実験後に手を洗わずにパンを食べた結果、手についていた化学物質がパンに移って甘くなっていることを発見したことが切っ掛けで生まれた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%B3
世界初の人工甘味料「サッカリン」は、コールタールの実験をしていた研究者が、実験後に手を洗わずにパンを食べた結果、手についていた化学物質がパンに移って甘くなっていることを発見したことが切っ掛けで生まれた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%B3
「ラトゥン ラン」「7Good」
トリック:1票物語:3票納得感:3票
ユウスケがアオイに告白した時、アオイが言った言葉
ユウスケがアオイを殺害した時、アオイに言った言葉
共通する6文字は何か
ユウスケがアオイを殺害した時、アオイに言った言葉
共通する6文字は何か
23年04月20日 20:22
【20の扉】 [るぐら]
【20の扉】 [るぐら]
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キミガワルイ
「平気っ?」「7Good」
良質:3票トリック:4票
ある日、妻と息子の二人が宝物の定義の話をしているときに私はふとあることに思い至った。
そのあることとは……{貫太}と{美代子}、そして{私}の三人の中に{二十年前に公太郎を死に追いやった人物}がいるのではないかということだ。
件の三人の中に犯人がいるのか、いるとしたらどの人物が犯人なのか……どうすれば私はそれを確かめることが出来るだろうか?
そのあることとは……{貫太}と{美代子}、そして{私}の三人の中に{二十年前に公太郎を死に追いやった人物}がいるのではないかということだ。
件の三人の中に犯人がいるのか、いるとしたらどの人物が犯人なのか……どうすれば私はそれを確かめることが出来るだろうか?
23年05月23日 21:45
【ウミガメのスープ】 [松神]
【ウミガメのスープ】 [松神]
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A.タイムカプセルを3人で掘り出しに行き、誰のタイムカプセルにハムスターの公太郎の死骸が入っているか確認する。
その日私は息子と妻がTVを見ながら談笑しているのを聞きながら冷め始めていた朝食をかじっていた。
「タイムカプセルってなにー?」
「うーんと、自分にとって大事な物……宝物とかを入れて埋めるとね、未来の自分が開けてくれるんだよ」
そんな他愛のない会話を聞きながら思いを馳せる。タイムカプセルとは随分懐かしい響きだ。かつて自分もタイムカプセルを埋めた記憶は確かに残っている……とはいえ、何を入れたかは完全に忘れてしまったが。
「宝物ってなに?」
「えーと、とにかく大事なもの。お人形さんのりかちゃんとか……」
一拍置いてから息子が手を叩く。聡明な我が息子のことだ、完璧に理解したに違いないと思いながら私はコーヒーを口に運ぶ。
「わかった!タロちゃん!」
「えっ!?」
口に運んだコーヒーをばちゃりと吹き零しながら私はむせた。タロちゃん、というのは我が家で買っている犬のことだ。タイムカプセルに入れると言われて大型犬の名前を出すとは……と苦笑しつつ零したコーヒーを拭き取りながら、私はふとある出来事を思い出す。
その出来事は、昔祖父が飼っていたハムスター……公太郎の失踪事件だ。その時はよくある出来事だと祖父は笑い飛ばしていたが、公太郎は一向に見つかることはなく私はそのことを頭の中から消していたが……。
そう、その時期は正に私たちがタイムカプセルを埋めた時期と合致していたのだ。だから、もしそうであるのなら公太郎はきっとタイムカプセルの中で足りない酸素に喘ぎながら苦しみ続けて……。
青ざめながら私は急いで親族と連絡を取り、例の三人でタイムカプセルを掘り出しに行くことにした。犯した過ちはもうどうしようもないが、せめて公太郎を供養することだけでもしよう。
その日私は息子と妻がTVを見ながら談笑しているのを聞きながら冷め始めていた朝食をかじっていた。
「タイムカプセルってなにー?」
「うーんと、自分にとって大事な物……宝物とかを入れて埋めるとね、未来の自分が開けてくれるんだよ」
そんな他愛のない会話を聞きながら思いを馳せる。タイムカプセルとは随分懐かしい響きだ。かつて自分もタイムカプセルを埋めた記憶は確かに残っている……とはいえ、何を入れたかは完全に忘れてしまったが。
「宝物ってなに?」
「えーと、とにかく大事なもの。お人形さんのりかちゃんとか……」
一拍置いてから息子が手を叩く。聡明な我が息子のことだ、完璧に理解したに違いないと思いながら私はコーヒーを口に運ぶ。
「わかった!タロちゃん!」
「えっ!?」
口に運んだコーヒーをばちゃりと吹き零しながら私はむせた。タロちゃん、というのは我が家で買っている犬のことだ。タイムカプセルに入れると言われて大型犬の名前を出すとは……と苦笑しつつ零したコーヒーを拭き取りながら、私はふとある出来事を思い出す。
その出来事は、昔祖父が飼っていたハムスター……公太郎の失踪事件だ。その時はよくある出来事だと祖父は笑い飛ばしていたが、公太郎は一向に見つかることはなく私はそのことを頭の中から消していたが……。
そう、その時期は正に私たちがタイムカプセルを埋めた時期と合致していたのだ。だから、もしそうであるのなら公太郎はきっとタイムカプセルの中で足りない酸素に喘ぎながら苦しみ続けて……。
青ざめながら私は急いで親族と連絡を取り、例の三人でタイムカプセルを掘り出しに行くことにした。犯した過ちはもうどうしようもないが、せめて公太郎を供養することだけでもしよう。
「コーコーヒーヒー」「7Good」
良質:3票物語:1票納得感:3票
コーヒーが苦手なカメオのことを想いながらコーヒーを二つ買って待ち合わせ場所で待つカメコ
そんなカメコがコーヒーをダメにしたとしたら、その行き先は一体何処になるのだろうか?
そんなカメコがコーヒーをダメにしたとしたら、その行き先は一体何処になるのだろうか?
23年06月30日 20:37
【20の扉】 [松神]
【20の扉】 [松神]
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A.ナンパ男の頭
カメオからデートに少し遅刻してくるという報告を聞いたカメコは、待っている間ナンパを退けやすいように取りあえず誰と待ち合わせしていることをアピールするために飲み物を二つ手に持って待つことにした。それがカメオの苦手なコーヒーだったのはカメオに罰ゲームとして飲ませる目的もあるし、最悪自分で飲むつもりでもある。
そしてもしカメコがそのコーヒーをダメにするとしたら、その行き先はしつこいナンパ男の頭であろう。
カメオからデートに少し遅刻してくるという報告を聞いたカメコは、待っている間ナンパを退けやすいように取りあえず誰と待ち合わせしていることをアピールするために飲み物を二つ手に持って待つことにした。それがカメオの苦手なコーヒーだったのはカメオに罰ゲームとして飲ませる目的もあるし、最悪自分で飲むつもりでもある。
そしてもしカメコがそのコーヒーをダメにするとしたら、その行き先はしつこいナンパ男の頭であろう。