みんなのGood

アンデッド特効装備「7Good」
良質:3票トリック:2票物語:1票納得感:1票
ここは吸血鬼と人間が共存する世界。
警察の吸血犯罪対策課で働くルーシー警部は、自分に噛み付いてきた吸血鬼を逆に取り押さえるという囮捜査のような方法で多くの吸血鬼を逮捕してきた。
さて、そのルーシーが自宅の前で記憶喪失になって以来銀のロザリオを常に持ち歩くようになったのは何故だろう?
23年10月28日 19:17
【ウミガメのスープ】 [わかめ]



解説を見る
【静電気を除去して記憶装置の故障を防ぐ為】

吸血犯罪対策課、通称「吸課」の捜査員たちは、人間の姿に似せた人工皮膚の下に吸血鬼以上の力を秘めたアンドロイドである。
彼女たちは人工皮膚を取り替えることで自在に見た目を変えられるため表面上は年老いることがないが、最年長のルーシー警部の記憶装置は耐用年数を過ぎており、エラーが多発するようになっていた。
自宅のドアノブに触れた際の静電気で一時的に記憶を失い、数分後に予備の記憶装置から記憶を復元して目覚めたルーシーは、勤務先の警察署に自分の体の点検修理を申請した。
その後のルーシーは、交換用の記憶装置が準備できるまでの間の応急処置として、静電気除去用の銀のロザリオを常に持ち歩くようになった。
ジングルベル「7Good」
物語:2票納得感:5票
鈴を見て、男は走り出した。
なぜか?
23年10月29日 09:55
【ウミガメのスープ】 [二足歩行]



解説を見る
熊が生息している山では、登山者は熊よけのために鈴を着用することが推奨されている。
男も鈴を着用して山を登っていたが、ある時地面に鈴が落ちているのを見つけた。
その鈴は熊の糞の中に紛れており、まるで熊が鈴ごと登山者を食べたかのようだった。
この付近に鈴が効かない熊がいると気付いた男は、恐ろしくなって走って逃げ出した。
トリック:3票物語:2票納得感:2票
幼い頃に「家の中のある場所」に書いてしまった落書き。

実家暮らしの悦子は、それを幼い娘に見つかりたくなかったので、
娘のお気に入りのアニメを、今週の分だけは後日DVDを借りてきて見せることにした。

さて、昔悦子が落書きをした「ある場所」とは一体どこだろうか?
23年11月04日 21:26
【ウミガメのスープ】 [輝夜]



解説を見る
A.机の裏

【簡易解説】
悦子は、{震度速報ごと録画してしまった今週のアニメ}を娘に見せたら、
幼い娘が地震が起きたと勘違いして{机の下}に潜り、落書きに気づくと思ったために、今週の分はDVDを借りて後日見せることにした。


【長い解説】

「地震が来たら机の下に潜るんだよ」

 そう教えられたのは、遠い昔の話。

 けれど机の下というのは、得てして魅力的なもので。
 気づけばそこは秘密基地。クッションにお菓子にたくさんたくさん持ち込んで、ついに机の下、天板の裏側へと落書きしてしまった。

  わたしのひみつきち


 ◇


 時は流れ、娘が生まれたのはつい最近のこと。

 娘も幼稚園に預けたし、今日は気合いを入れてみるか、と掃除をしていた時にふと見つけた昔の落書きに、私は苦笑した。落書きはだめよ、と教えている手前、幼い娘にそんな落書きを見せるわけにはいかない。
 そんな、時。

 揺れる地面。独特の浮遊感。どうやら地震らしい。
 幸い大したことのない地震だが、一応、とテレビをつけてみれば、映っているのは娘の好きなアニメだった。決め台詞を放つキャラクターと、その上に映る日本列島。震度速報だ。

 そして気づいた。

 震度速報ごと、番組を録画してしまった、と。

 もしこの録画を娘に見せたら、「録画」というものを理解していない娘は机の下に潜るだろう。「じしん!」と叫びながら机の下に駆け込んでいく娘の姿が目に浮かぶようだ。
 当然机の下に潜ったら落書きには気づく。さすがにそれは避けたいから、仕方がない、今週の分はDVDを借りてくることにしよう。

「今日のアニメはまた今度、ね」
「えー、なんで?」

 帰ってきた娘に申し訳なく思いつつ、適当にはぐらかす。
 抗議するように振り上げられた娘の手から、ビーズがこぼれ落ちた。どうやら友達にもらったらしい。ころころと転がったそれは、机の下へ消えていく。後を追って消えた娘に、これは、と思う。
 机の下から、不思議そうな声が聞こえた。

「わたしの……ひみつきち?」

 あちゃ、と頭を抱えたけれど、こうなっては仕方がない。クッションを取ってくると悪戯っぽく笑って机の下へと差し出す。ぱっと顔を輝かせた娘の頭を、私は優しく撫でた。

 そして今も、その落書きは机の下に残っている。
  


 わたし のひみつきち
    ^
    たち
良質:3票トリック:3票物語:1票
普段から息子にテストでいい点数を取れと厳しく言い続けてきたカメコ。
テストで25点を取ってきた日なんかは激怒して一週間ゲームを禁止させ毎日5時間の勉強を強制させたりしたものの息子の点数はなかなかよくなることはなく、せめて60点は取ってほしいとつくづく思っていた。

そんなある日、息子のカバンの中から出てきたテストは、なんと82点。
それを見たカメコは、あんなに良い点数を取れと厳しく言わなければよかったと激しく後悔した。

一体何故?
24年01月12日 22:04
【ウミガメのスープ】 [ベルン]

ネタ案:さなめ。さん ありがとうございました!




解説を見る
ある日、息子がいなくなった。
夜になっても帰ってこない息子を心配したカメコはすぐ警察に通報し、探してもらった。

そんな中、警察に別の通報があった。
家から3kmほど離れた住宅街で、子供が男に刺された、と。
急いで駆けつけると、子供はもう亡くなっており、さらになんと、その子供は先ほど捜索願を出された、カメコの息子だった。

警察は司法解剖すべく息子の死体を移送し、事件の証拠品として息子の背負っていたリュックや服などが袋に入れられて保管されることに。

そしてカメコは警察から連絡を受け、息子が男に刺されて殺されたことを告げられた。
涙ながらに息子の死体の保管場所に急行し、その顔を見る。
「…この子は、私の息子です」

さらに、警察からリュックとその中身を検められた。
「お菓子が5点、水筒が1点、財布と交通カードが1点ずつ、そしてなんとテストが82点も出てきました。」

そのテストは、22点、25点、32点など散々な結果。
悪い点のテストの点数を見せたらまた激怒されるから、と悪かったテストを82枚も溜めに溜めて、ついに家出を決意したのだろう。

あんなに厳しく成績のことを言わなければ家出なんてしなかっただろうに、とカメコは激しく後悔した。



簡易解説

悪い点を取ったテストを隠しきれなくなったと思った息子は、82枚も溜まった悪い点のテストを持って家出を決意。
その結果通り魔に刺された。
(証拠品のためテストが82「点」と数えられている)
トリック:1票物語:1票納得感:5票
お菓子作りが趣味のカメオは、とある集まりでお手製シュークリームを振る舞うことになった。

抹茶味のシュークリームを作る予定であったカメオだが、ある食材が売り切れていたため、カスタード味のシュークリームを作ることにした。

売り切れていた食材は抹茶ではないのだが、一体何だろうか?
24年02月18日 22:26
【20の扉】 [ぺてー]



解説を見る
【A.】 わさび


とある集まりで【ロシアンルーレット】をすることになり、お菓子作りが趣味のカメオに白羽の矢が立った。

ハズレのシュークリームには【わさび】をたっぷり入れようと思っていたカメオであったが、どうやらわさびは売り切れてしまったらしい。

カメオ「わさび売り切れか〜...しゃあない、からしにするか。」

かくして、ハズレは【からし】のシュークリームになり、{色でバレないようにアタリのシュークリームを抹茶味からカスタード味に変更した}のであった。