「カメオ君は、告白したい!?」「8Good」
良質:6票トリック:1票物語:1票
その時、カメオはウキウキしていた。
なぜなら、カメオが嫌いな国語と理科の授業が終わり、次は体育だからである。
体育では、サッカーをやるらしい。
そんなウキウキのカメオを見て、カメオの友達のウミコが話しかけてきた。
「あ、カメオ君顔がニヤニヤしている。もしかして、告白成功したの〜?」
カメオが答える。
「え?告白なんかしてないし、そもそも僕に好きな人なんていないよ??」
ウミコが言う。
「とぼけても無駄。私、昨日から知っているんだから。」
ウミコは勘違いをしている。
カメオは告白なんかしていないし、そもそもカメオに好きな人はいない。
では、どうしてウミコは勘違いしてしまったのだろう?
なぜなら、カメオが嫌いな国語と理科の授業が終わり、次は体育だからである。
体育では、サッカーをやるらしい。
そんなウキウキのカメオを見て、カメオの友達のウミコが話しかけてきた。
「あ、カメオ君顔がニヤニヤしている。もしかして、告白成功したの〜?」
カメオが答える。
「え?告白なんかしてないし、そもそも僕に好きな人なんていないよ??」
ウミコが言う。
「とぼけても無駄。私、昨日から知っているんだから。」
ウミコは勘違いをしている。
カメオは告白なんかしていないし、そもそもカメオに好きな人はいない。
では、どうしてウミコは勘違いしてしまったのだろう?
26年03月21日 21:39
【ウミガメのスープ】 [kfive]
【ウミガメのスープ】 [kfive]
解説を見る
カメオは前日の放課後、今日の時間割を確認しようとして、
「明日、国、理、体…」
とつぶやいた。
それを物陰から聞いたウミコはカメオが
「明日、告りたい。」
と言ったと思い、カメオには好きな人がいて、今日告白したがっていると勘違いをしてしまったのである。
「明日、国、理、体…」
とつぶやいた。
それを物陰から聞いたウミコはカメオが
「明日、告りたい。」
と言ったと思い、カメオには好きな人がいて、今日告白したがっていると勘違いをしてしまったのである。
「ネトリテラシー」「8Good」
良質:3票トリック:3票物語:1票納得感:1票
梅神町駅前にある「LateTimes」は、お洒落な雰囲気とSNS映えする可愛いメニューの数々から、女子高生に大人気のカフェである。
さて、同じく梅神町駅を最寄りとする梅神高校に通うシンジは、隣のクラスの女子生徒・スミレに片想いをしている。
そんな中、スミレの友達が「スミレには恋人がいる」と話しているのを聞いたシンジは、心の底から喜んだ。
いったいなぜ?
梅神町駅前にある「LateTimes」は、お洒落な雰囲気とSNS映えする可愛いメニューの数々から、女子高生に大人気のカフェである。
さて、同じく梅神町駅を最寄りとする梅神高校に通うシンジは、隣のクラスの女子生徒・スミレに片想いをしている。
そんな中、スミレの友達が「スミレには恋人がいる」と話しているのを聞いたシンジは、心の底から喜んだ。
いったいなぜ?
26年04月11日 22:13
【ウミガメのスープ】 [器用]
【ウミガメのスープ】 [器用]
解説を見る
簡易解説
最近、駅前のカフェに登場したカップル限定メニューの話をしているスミレの友達が、「スミレには恋人がいる(=必要)」という趣旨の話をしているのを聞いたシンジ。まだスミレには彼氏がいないことが分かり、自分にもチャンスがあることを知ったので喜んだ。
梅神町駅前にあるカフェ「LateTimes」は、華やかな内装とお洒落で可愛いメニューの数々から、女性を中心とした若者たちに人気のカフェである。
特に、同じく梅神町駅を最寄りとする梅神高校に通う女子高生達に利用されることが多い。
デート中のカップルも見かけられる。
とにかく、色々と"映える"店なのだ。
さて、最近「LateTimes」にある新メニューが追加された。
その名も「限定ラブリーパフェ」。
超トールサイズのグラスに鮮やかな三層構造、美しいラズベリーソースにカラフルなスプーンが刺さったこれまたSNS映えするメニューなのだが。
これ、カップル限定メニューなのだ。
その圧倒的なボリュームも二人組に提供することを想定したもの。注文の際に特にカップルであることの証明などは必要ないが、最低限二人組であることが要求される…。
この新メニューは地元のSNSで瞬く間に拡散され、最近の「LateTimes」内は恋人連れの若者たちで賑わっていた。
さて、梅神高校に通うシンジは、隣のクラスの美少女・スミレに片想いをしている。
あくまで彼の主観であるが、それなりに接点はある。事実、知り合いといえる関係値ではあるだろう。
だが、知り合い程度の関係であるがゆえに、シンジはスミレのプライベートについてはあまり知らない。
例えば、付き合っている人はいるのか、とか…。
もし付き合っている人がいるのなら、シンジに勝ち目は無い。彼といえど、断られることが前提の告白はしたくなかった。
かといって本人に直接聞くのも憚れる。知り合い程度の関係値で恋人の有無を問うのは、なんだか踏み込みすぎている気がしたのだ。
悶々とした気持ちを抱えたまま日々を過ごしていたシンジだったが、ある日スミレが友達数人と会話しているところを偶然耳にしてしまう。
それは、最近「LateTimes」で提供されているカップル限定メニューについての話題のようだ。
「でさ~、こないだ彼ピと行ってきたわけよ。マジ店内カップルだらけでさ、んでパフェのボリュームエッグいの」
「いーね、私も一回頼んでみたいわ」
「まずスミレには恋人がいるっしょ。や、確かにカップルじゃなくても二人組なら注文できるけどサ」
「でも、店内カップルだらけなんでしょ?流石にその中で明らかに友達同士~って感じで注文するのは周りの視線が気になるよ」
「まーねぇ。誰かに彼氏のフリとか頼めないの?」
「スミレ男友達いないから無理でしょ」
「もったいないよね~。誰か紹介したげようか?」
それを聞いていたシンジの心臓が高鳴る。
──今、「スミレは恋人がいる」って言ってた。
会話の流れを考えれば、それは、「スミレは限定メニューを注文するのにまず恋人が必要」って意味で、つまり「今付き合っている人はいない」ってことだよな?
一人で廊下を歩きながらガッツポーズを決めたシンジ。
彼の恋の行方は、まだ誰にもわからない。
最近、駅前のカフェに登場したカップル限定メニューの話をしているスミレの友達が、「スミレには恋人がいる(=必要)」という趣旨の話をしているのを聞いたシンジ。まだスミレには彼氏がいないことが分かり、自分にもチャンスがあることを知ったので喜んだ。
梅神町駅前にあるカフェ「LateTimes」は、華やかな内装とお洒落で可愛いメニューの数々から、女性を中心とした若者たちに人気のカフェである。
特に、同じく梅神町駅を最寄りとする梅神高校に通う女子高生達に利用されることが多い。
デート中のカップルも見かけられる。
とにかく、色々と"映える"店なのだ。
さて、最近「LateTimes」にある新メニューが追加された。
その名も「限定ラブリーパフェ」。
超トールサイズのグラスに鮮やかな三層構造、美しいラズベリーソースにカラフルなスプーンが刺さったこれまたSNS映えするメニューなのだが。
これ、カップル限定メニューなのだ。
その圧倒的なボリュームも二人組に提供することを想定したもの。注文の際に特にカップルであることの証明などは必要ないが、最低限二人組であることが要求される…。
この新メニューは地元のSNSで瞬く間に拡散され、最近の「LateTimes」内は恋人連れの若者たちで賑わっていた。
さて、梅神高校に通うシンジは、隣のクラスの美少女・スミレに片想いをしている。
あくまで彼の主観であるが、それなりに接点はある。事実、知り合いといえる関係値ではあるだろう。
だが、知り合い程度の関係であるがゆえに、シンジはスミレのプライベートについてはあまり知らない。
例えば、付き合っている人はいるのか、とか…。
もし付き合っている人がいるのなら、シンジに勝ち目は無い。彼といえど、断られることが前提の告白はしたくなかった。
かといって本人に直接聞くのも憚れる。知り合い程度の関係値で恋人の有無を問うのは、なんだか踏み込みすぎている気がしたのだ。
悶々とした気持ちを抱えたまま日々を過ごしていたシンジだったが、ある日スミレが友達数人と会話しているところを偶然耳にしてしまう。
それは、最近「LateTimes」で提供されているカップル限定メニューについての話題のようだ。
「でさ~、こないだ彼ピと行ってきたわけよ。マジ店内カップルだらけでさ、んでパフェのボリュームエッグいの」
「いーね、私も一回頼んでみたいわ」
「まずスミレには恋人がいるっしょ。や、確かにカップルじゃなくても二人組なら注文できるけどサ」
「でも、店内カップルだらけなんでしょ?流石にその中で明らかに友達同士~って感じで注文するのは周りの視線が気になるよ」
「まーねぇ。誰かに彼氏のフリとか頼めないの?」
「スミレ男友達いないから無理でしょ」
「もったいないよね~。誰か紹介したげようか?」
それを聞いていたシンジの心臓が高鳴る。
──今、「スミレは恋人がいる」って言ってた。
会話の流れを考えれば、それは、「スミレは限定メニューを注文するのにまず恋人が必要」って意味で、つまり「今付き合っている人はいない」ってことだよな?
一人で廊下を歩きながらガッツポーズを決めたシンジ。
彼の恋の行方は、まだ誰にもわからない。
「過去を振り返るな」「8Good」
トリック:1票物語:5票納得感:2票
今まで、登校をするときは交番の前を通るのを避けていた高校2年生の男。
いつも何度も後ろを振り返りながら登校していた。
しかし、4月になって高校3年生になると、急に交番の前を堂々と通るようになった。
一体なぜ?
いつも何度も後ろを振り返りながら登校していた。
しかし、4月になって高校3年生になると、急に交番の前を堂々と通るようになった。
一体なぜ?
26年05月03日 15:39
【ウミガメのスープ】 [kfive]
【ウミガメのスープ】 [kfive]

SP:ダニーさん ありがとうございます!
解説を見る
男は1つ上の彼女と付き合っていた。
2人は自転車に二人乗りをして学校に登校していた。
二人乗り中に彼女と会話するため、男は何度も後ろを振り返った。
なので、交番の前を通るのを避けていたのである。
しかし、4月になって、彼女は卒業し、大学に行ってしまった。なので、二人乗りをして学校に通わなくなったので、男は交番の前を堂々と通るようになったのである。
2人は自転車に二人乗りをして学校に登校していた。
二人乗り中に彼女と会話するため、男は何度も後ろを振り返った。
なので、交番の前を通るのを避けていたのである。
しかし、4月になって、彼女は卒業し、大学に行ってしまった。なので、二人乗りをして学校に通わなくなったので、男は交番の前を堂々と通るようになったのである。
「ウマイ!ウマイ!マズイ!」「8Good」
トリック:7票納得感:1票
カメオは3食連続で彼女の手料理を食べることが無い。
一体なぜ?
一体なぜ?
26年05月03日 21:03
【ウミガメのスープ】 [らりぷす]
【ウミガメのスープ】 [らりぷす]
解説を見る
今朝は彼女の手料理を食べた。
カレーにした。
昼も彼女の手料理を食べた。
シチューにした。
夜は──彼女の足料理にしようかな。
A、彼女の手は最大でも2本しかないから。
カレーにした。
昼も彼女の手料理を食べた。
シチューにした。
夜は──彼女の足料理にしようかな。
A、彼女の手は最大でも2本しかないから。
「懐疑の眼差し」「7Good」
良質:6票物語:1票
「私がやりました」
薄暗い取調室で、酒井リカは涙ながらに語った。
夫の酒井トシオを撲殺した容疑で取り調べを受けているリカに、あなたは懐疑の眼差しを向ける。
(この女は、嘘をついている。)
あなたは刑事です。相棒の刑事のテツヤと一緒に、容疑者・酒井リカの取り調べを行なってください。
(注意点)
・テツヤは嘘をつきませんが、リカは嘘をつく場合があります。
・現時点ではFA条件を伏せておきます。特定の条件をクリアすることで、FA条件を開示しお伝えします。
・進行度や特定の条件をクリアすることで、天の声(ぎんがけい)がヒントや助言を与える場合がございます。
・最終的な解答を行う場合には、その旨を記入してください。その場合、「その行動を実行することでエンディングを迎えます。本当によろしいですか。本当によろしければ、今と全く同じ内容を次の質問欄に書き込んでください。」と天の声から呼びかけが入りますので、それに従ってください。
・最終解答によって、True End, Normal End, Bad Endに分岐します。
・チャット欄を用いての相談を推奨します。(相談欄で皆様がどこまでわかっているかを把握したいというのもあります。)
・True Endを迎えた場合のみ、皆様に正解を付与します。
・その他不明な点がありましたら遠慮なく天の声(ぎんがけい)にお尋ねください。進行に影響のない範囲でお答えします。
――あなたが殺したんですよね。
私を見つめ、刑事が言う。
静かな声音に確信が宿っている。
――積木の箱は3キロもあります。6才のダイチくんが振り下ろすのは難しい。ましてや、あなたと揉み合っている最中のトシオさんに。
私は真っ直ぐ刑事の顔を見つめ、首を横に振って言った。
「私は、真実をお伝えしました」
だが、刑事の凛とした口調は揺らがない。
――気がついていましたか? あなたは嘘をつくときに必ず、私の顔を見ます。
内心、舌打ちをした。
嘘をつくときに目を逸しては、かえって疑われる。そんな考えが仇となった。無意識の行動を見透かされていたことに、わずかな不快感を覚える。あの人もそうだった。些細な隠し事をすると、蛇のように執拗に、私を責め立てた。獲物を追い詰める肉食獣めいた、サディスティックな欲望を、その目の奥にたぎらせながら。
――あなたはダイチくんを盾にして、自分を守ろうとした。
「それは違います」
とっさに声が出た。
違う。
これはダイチを守るためにしたことだ。私が捕まれば報道され、ダイチは殺人犯の子になることになる。
でもダイチなら捕まらない。六歳の子供を裁く法律は、この国にはない。
私たちは、あの人の束縛から逃れ、一緒にいられる。
――違うというのは。
罠だったのか。
ここで強く否定すれば、先ほどまでの演技と矛盾する。
少しでも罪を軽くするためには――と頭を回転させ、愕然とする。私は今、何を考えた?
少し罪を軽くしたところで、ダイチが殺人犯の息子になる事実は変わらない。
結局のところ、これは自己防衛に過ぎないのではないか。
ダイチのためというふうに思い込んで、自分を守ろうと。
「私は、ダイチを愛していて」
――はい。
「だから、ダイチに罪を着せようなんて、」
言葉が続かない。
駄目だ。
取調室での発言内容は記録されている。
この不自然な沈黙も。
何でもいい。
何でもいいから話さなくては。
「夫はスペックの低い女の子供はスペックが低いと見下して、ダイチに暴力を振るっていて。」
もはや話の内容は支離滅裂だ。
自分の口が、脳みそが空転して、まるで自分のものではないような。
他人事のように自分の口が動くのに任せていた。
「だから、ダイチを守るために」
私の口は、もはや私自身も信じていないことを機械的に言う。
「殺しました」
刑事は私の心情を見透かしただろうか。
私は刑事の顔を見る。
刑事は頷いただけだった。
○
調書にサインを求められたので、「息子と会わせてください」と言った。そうしなければ意地でもサインをしないというと、面会室へ連れて行かれた。婦警に連れられたダイチと対面する。
プラスチックの薄い板が、ダイチとのどうしようもない距離を感じさせた。
「ダイチ。ママは、……」
言葉に詰まる。
会うことを求めたのに、何を話そうかは考えていなかった。
「ママは、ダイチのことを」
愛してるという言葉が白々しく思えた。
「絶対に、迎えに行くから」
「……待ってる」
ダイチは、私の目を見つめて言った。
ダイチは頭が良い。
私がこれからどうなるのかも、分かっているはずだ。
「ママのこと、大好きだから」
私はダイチの目を見つめて「私もだよ」と言おうとした。
でも、視界が涙で滲んで出来なかった。
○
――おかえり、お母さん。
天の声「おめでとうございます。皆様はTrue Endを迎えました。」
(True Endを迎える条件)
FA条件1.トシオを殺したのは本当にリカなのか。
→リカである。
FA条件2.リカはなぜ何度も嘘をつくのか。
→虚偽の供述によりダイチに罪を擦り付けて罪から逃れようと思ったから
(True Endに至る上でのクルー)
・リカは嘘をつくときに、刑事の目をまっすぐに見つめる癖がある。
・積み木の総重量は3kgもあり、6才のダイチが持ち上げて振り下ろすのは困難である。
元ネタ:緊急取調室第3話『嘘まみれの女』
薄暗い取調室で、酒井リカは涙ながらに語った。
夫の酒井トシオを撲殺した容疑で取り調べを受けているリカに、あなたは懐疑の眼差しを向ける。
(この女は、嘘をついている。)
あなたは刑事です。相棒の刑事のテツヤと一緒に、容疑者・酒井リカの取り調べを行なってください。
(注意点)
・テツヤは嘘をつきませんが、リカは嘘をつく場合があります。
・現時点ではFA条件を伏せておきます。特定の条件をクリアすることで、FA条件を開示しお伝えします。
・進行度や特定の条件をクリアすることで、天の声(ぎんがけい)がヒントや助言を与える場合がございます。
・最終的な解答を行う場合には、その旨を記入してください。その場合、「その行動を実行することでエンディングを迎えます。本当によろしいですか。本当によろしければ、今と全く同じ内容を次の質問欄に書き込んでください。」と天の声から呼びかけが入りますので、それに従ってください。
・最終解答によって、True End, Normal End, Bad Endに分岐します。
・チャット欄を用いての相談を推奨します。(相談欄で皆様がどこまでわかっているかを把握したいというのもあります。)
・True Endを迎えた場合のみ、皆様に正解を付与します。
・その他不明な点がありましたら遠慮なく天の声(ぎんがけい)にお尋ねください。進行に影響のない範囲でお答えします。
22年06月10日 21:00
【亀夫君問題】 [ぎんがけい]
【亀夫君問題】 [ぎんがけい]

エンディング結果が出ました!Special Thanks 葛原さん
解説を見る
――あなたが殺したんですよね。
私を見つめ、刑事が言う。
静かな声音に確信が宿っている。
――積木の箱は3キロもあります。6才のダイチくんが振り下ろすのは難しい。ましてや、あなたと揉み合っている最中のトシオさんに。
私は真っ直ぐ刑事の顔を見つめ、首を横に振って言った。
「私は、真実をお伝えしました」
だが、刑事の凛とした口調は揺らがない。
――気がついていましたか? あなたは嘘をつくときに必ず、私の顔を見ます。
内心、舌打ちをした。
嘘をつくときに目を逸しては、かえって疑われる。そんな考えが仇となった。無意識の行動を見透かされていたことに、わずかな不快感を覚える。あの人もそうだった。些細な隠し事をすると、蛇のように執拗に、私を責め立てた。獲物を追い詰める肉食獣めいた、サディスティックな欲望を、その目の奥にたぎらせながら。
――あなたはダイチくんを盾にして、自分を守ろうとした。
「それは違います」
とっさに声が出た。
違う。
これはダイチを守るためにしたことだ。私が捕まれば報道され、ダイチは殺人犯の子になることになる。
でもダイチなら捕まらない。六歳の子供を裁く法律は、この国にはない。
私たちは、あの人の束縛から逃れ、一緒にいられる。
――違うというのは。
罠だったのか。
ここで強く否定すれば、先ほどまでの演技と矛盾する。
少しでも罪を軽くするためには――と頭を回転させ、愕然とする。私は今、何を考えた?
少し罪を軽くしたところで、ダイチが殺人犯の息子になる事実は変わらない。
結局のところ、これは自己防衛に過ぎないのではないか。
ダイチのためというふうに思い込んで、自分を守ろうと。
「私は、ダイチを愛していて」
――はい。
「だから、ダイチに罪を着せようなんて、」
言葉が続かない。
駄目だ。
取調室での発言内容は記録されている。
この不自然な沈黙も。
何でもいい。
何でもいいから話さなくては。
「夫はスペックの低い女の子供はスペックが低いと見下して、ダイチに暴力を振るっていて。」
もはや話の内容は支離滅裂だ。
自分の口が、脳みそが空転して、まるで自分のものではないような。
他人事のように自分の口が動くのに任せていた。
「だから、ダイチを守るために」
私の口は、もはや私自身も信じていないことを機械的に言う。
「殺しました」
刑事は私の心情を見透かしただろうか。
私は刑事の顔を見る。
刑事は頷いただけだった。
○
調書にサインを求められたので、「息子と会わせてください」と言った。そうしなければ意地でもサインをしないというと、面会室へ連れて行かれた。婦警に連れられたダイチと対面する。
プラスチックの薄い板が、ダイチとのどうしようもない距離を感じさせた。
「ダイチ。ママは、……」
言葉に詰まる。
会うことを求めたのに、何を話そうかは考えていなかった。
「ママは、ダイチのことを」
愛してるという言葉が白々しく思えた。
「絶対に、迎えに行くから」
「……待ってる」
ダイチは、私の目を見つめて言った。
ダイチは頭が良い。
私がこれからどうなるのかも、分かっているはずだ。
「ママのこと、大好きだから」
私はダイチの目を見つめて「私もだよ」と言おうとした。
でも、視界が涙で滲んで出来なかった。
○
――おかえり、お母さん。
天の声「おめでとうございます。皆様はTrue Endを迎えました。」
(True Endを迎える条件)
FA条件1.トシオを殺したのは本当にリカなのか。
→リカである。
FA条件2.リカはなぜ何度も嘘をつくのか。
→虚偽の供述によりダイチに罪を擦り付けて罪から逃れようと思ったから
(True Endに至る上でのクルー)
・リカは嘘をつくときに、刑事の目をまっすぐに見つめる癖がある。
・積み木の総重量は3kgもあり、6才のダイチが持ち上げて振り下ろすのは困難である。
元ネタ:緊急取調室第3話『嘘まみれの女』












