みんなのGood

ウミガメまんじゅう「9Good」
良質:3票トリック:2票納得感:4票
ウミオが真剣に車選びをしている理由は、
彼の自宅から120kmほど離れている『海亀市』の名産品、
『ウミガメまんじゅう』を『食べたい!!!』と猛烈に感じたから、{『だけ』}である。

状況を補完して。
19年09月29日 21:45
【ウミガメのスープ】 [ENE]

もしかしたら要知識かも...




解説を見る
 {私はロボットではあり
 ません}


 <自動車>
 の画像をすべて選択してくださ
 い
 すべて選択し終わったら[確認]
 をクリックしてください。











...よし、これで『ウミガメまんじゅう』をネット注文できたはずだ!
にしても、あの認証システムみたいなの、かなり難易度高かったな。何度もやり直した...
トリック:3票物語:6票
今日は藤井さんとデートの日。前からカラオケ行きたいと思っていたたか君。
カラオケもしたし水族館にも行った。タピオカミルクティーも飲んだしはらこ飯も食べた。もちろんデートなので、たか君がしっかりお支払いしました。
楽しかったね。と藤井さん。
とてもいい顔で電車に乗り帰る藤井さんを見ながらたか君は
すぐに違う女に電話をかけた。

一体なぜ?
19年10月15日 01:03
【ウミガメのスープ】 [Taka]



解説を見る
足が臭いという理由で離婚して3年。たか君は元妻との約束で3年間は娘に会わないと約束させられていた。
それでも頑張って耐えた。大事な娘に会いたい一心で。
そんな娘も今は元妻の名字の藤井を名乗っている。
7歳の娘と1日デートの日。そりゃパパ何でもやるで。買うたるで。任しとき!
娘がしたいことは全部してあげた。カラオケも水族館もタピオカミルクティーもはらこ飯も。

あっという間に時間がきた。

今日は楽しかったね。

娘のその一言で今までの感情が一気に溢れ出した。
泣きながら一緒に帰る電車の中でたか君に膝枕されながら眠る娘の顔を見て、思いが決まった。

たか君は元妻に電話をかけて言った。

もう一度よりを戻してくれ!娘と君を一生大事にする!

元妻はクスッと笑いながら言った。


嫌よ。足臭いもの。
オセロ好き「9Good」
トリック:3票納得感:6票
カメオは、オセロについて熱く語られると、いつも負けてしまい、
{◯◯}になるという。

◯◯に入る言葉を当ててください。
19年12月14日 14:29
【20の扉】 [salt]



解説を見る
オセロの店を開いているカメオは、客がオセロに熱く語ると、
機嫌が良くなり、{値段}を安くして売ってしまう(負けてしまう)。
そのため、カメオは{赤字}になるという。
良質:3票トリック:2票物語:4票
昔々、楠木リットという娘が両親と暮らしていました。

家の裏には大きな蜜柑畑があって、その世話をするのが彼女の日課です。

ある晩のこと。

家に帰るなり、玄関で足についた土を落としている姿を母親が見つけると、

「{もう二度と、この家に帰ってこないで。}」

と彼女に向かって言いました。

一体なぜでしょう??
20年01月25日 23:29
【ウミガメのスープ】 [弥七]

劇団ココナッツ🌴




解説を見る
<解説>
簡易解答:母親と娘は父親の暴力(虐待)に耐えながら生活し、少女は一人蜜柑を売って生計を立てていた。ある晩予想以上の売上で、自分のポケットや帽子に入りきらないほどの大金を『{長靴}』に入れ運んできた娘を見て、母親は今こそ彼女を逃すべきだと悟ったのであった。

ーーーーーーーーーー
私は何度も考えた。

この見えない檻の中から、愛する娘を救い出す方法はないものか、と。

病弱な私と、大酒家で暴力的な父を両親に持ちながらも、リットはたった一人で家庭を支えてくれた。蜜柑畑に通っては水と肥料を与え、収穫した果実は市場に売りに出して毎日の生活費を得ていた。

私はベットの上で、毎日ひび割れた窓ガラス越しにそれを眺めることしかできなかった。

井戸と畑の間を水桶を持っていったりきたり。仕事の合間には樹の根元に腰掛け、小さい頃に買い与えたギターを手に練習をする彼女の姿があった。


リット(Beautiful city… beautiful city…)


幼い娘には、たくさんの可能性が眠っているというのに。

いつか音楽家になりたいと言っていたが、彼女には全く違う将来が待ち受けているかもしれないし、その願い通りになるのかもしれない。

あの人のように、誰かを傷つける大人になるのかもしれないし、他人に愛や幸せを与える人間になるかもしれない。

しかしどれだけ彼女の明日を夢見ようがここは檻の中。全ては砂上の楼閣、なんとも脆い、叶わぬ夢に他ならなかった。

その原因が私自身にもあるかと思うと、なおさら私は耐えられずにいた。





あの晩。

家に帰ってきた娘の姿を見て、私はとうとうその答えを見つけた。いや、彼女自身がそれを運んできた。

迎えに行くと玄関に立つリットの足は土と泥にまみれていた。靴を履いていなかったのだ。彼女は手に持っていた長靴を差し出して、私に向かい笑いかける。その中には蜜柑を売って手に入れた大量のお札や硬貨が詰め込まれていた。

リット「持ちきれなかったから。見て、全部売れたんだよ。これであたたかいスープでも作ろう、そしたら病気も治るかもね。」

声をかけながら小さな背中を抱きしめ、理解した。彼女は私の考えている以上に、優しく、たくましく育ったのだろう。そして決めた。


ーーーあの人は家にいない。チャンスは今しかないのだ。


お金の入った長靴と宝物のギターを渡し、家の外へ連れ出した。

私があの時喋ったことは、もう思い出したくもない。ただ滔々と、感情を捨て、苦しい言葉を吐いた。あの小さな目がどんどん丸くなるのを見て、胸が張り裂けそうだった。


港に見える、あの船に乗って、どこまでも逃げなさい。

そして、

「{もう二度と、この家に帰ってこないで。}」


私は彼女の後ろ姿を最後まで見送ることもできず、その場に泣き崩れた。





外輪船は汽笛をあげ、飛沫を立てながら波止場を後にする。

甲板にうずくまる少女の袖から、かさこそと一匹の蟻が這い出てきた。彼女はそれを手に乗せてしげしげと見つめた。服の中に隠れ、きっとここまで一緒についてきたのだろう。

もう二度と、元の棲家へ帰ることもない。

「…私と、おんなじだね。」
「…もし、お嬢さん。」

はっと顔を上げると、向かいの老人がリットに向かって話しかける。

「ずいぶん年季の入ったギターだこと。旅のお供に一曲、聞かせてもらえんかね?」

少女の前に、一枚の硬貨が転がった。揺れる足場で、ころころと行ったり来たりしながら危なっかしくも目の前へとやってきた。彼女はそれを掴まなければなるまいと思った。そして少しでも前に進まなければ、生きなければ。からんと硬貨をギターの中に入れると、徐に弦に手をかけた。


リット(Beautiful city… beautiful city…)


ひとり、またひとりと彼女の周りに人だかりができた。彼女は演奏を続けながら、もはや遠く離れてしまった故郷の方角を振り返った。

今、朝日が登ろうとしている。

線香花火の火球のように、その輪郭がじくじくと腫れぼったいのは、瞳に溜まった涙のせいだろうか。朝焼けが森を焦がしてゆく。彼女は遠い山の頂上でひときわ輝く光から、目を離すことができなかった。間違えるはずもない、あれは…蜜柑の樹だ。

彼女の育てた蜜柑畑が、太陽と溶け合ってひとつの色に染まっていた。


リット(Beautiful city… beautiful city… さよならさ。)


景色が、その色が、彼女の心にどう映ったのか。

例えるにも、それは筆舌に尽くし難く。

ただ{マンダリンの空}の下、美しい{オレンジの楼上}は、彼女の行く先をまっすぐに照らしているのだった。

(おしまい)(この物語は全てフィクションです。)

ーーーーーーーーーー
『劇団ココナッツ🌴』
・老人役(弥七)
・楠木リット役(きっとくりすさん)
・母親役(みづさん)
ふたりにSpecial Thanks!!!
☆参考:『琥珀色の街、上海蟹の朝』(くるり)
良質:3票トリック:2票納得感:4票
ある日のおやつの時間、クッキーを食べていた食いしん坊の姉妹は、お皿に残ったクッキーが10枚を切ったのに気付きました。
「ねえ、クッキー残り少なくなってきたね」
姉が言い、妹が頷きます。
「うん。あたし残り全部食べたい」
食い意地の張った妹の言葉に、今度は姉が頷きます。
「私だって全部食べたいよ。……だからさ、ゲームで決めない? 勝った方が、お皿に残ったクッキーを総取りできるの」
「うん、いいよ!」
「ゲームは……こんなのどう? おはじきとか鉛筆とか、1つ2つって数えられるものを8つ用意して、テーブルに並べる。そして、それを先攻後攻、交互に取っていき、最後の1つを取った方の勝ち」
「ふむふむ」
「ただし、駒を取っていい数は1ターンに1つから3つまで。1つも取らなかったり、4つ取ったりするのはダメ」
「じゃあ、あたし先攻! 先攻がいい!」
先攻を望む妹に、姉はほくそ笑みました。このゲームは、最初に先攻がいくつ駒を取ろうと、後攻が残り4つになるよう取りさえすれば、絶対に後攻が勝てるからです。

ところが、ゲームが始まった直後、姉の笑みは崩壊しました。一体なぜ?
18年07月05日 21:40
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]

ニム




解説を見る
「いいよ。じゃあ私は後攻でゲーム成立ね」
「早速ゲームを始めよう。駒は……あ、これでいいよね?」
姉の言葉を受けた妹は、皿に手を伸ばし、9枚残っていたクッキーのうち8つを、テーブルに並べました。唖然とする姉をよそに、妹は
「まず私のターン。1、2、3つ取るよ」
とテーブルの上のクッキーを3つ取り、口に入れてしまいます。
「えっ、ちょっと待ってよ……!」
戸惑う姉に、妹はクッキーを咀嚼しながら言います。
「だってお姉ちゃん言ってたじゃない。“勝った方が、お皿に残ったクッキーを総取り”って。私が今食べた分はテーブルに載ってたゲームの駒だよ」
屁理屈だと思いつつも、必勝法のあるゲームで妹を嵌めようとした手前、姉は何も言えません。仕方なく自分も最大数の3つクッキーを取ろうとしたときに、姉は気づきます。
自分がどのように取ったとしても、あと3つしかクッキーを食べられないことに。
必勝法を守って1つだけ取った場合、恐らく妹は最大数の3つを取るので、自分は最後の1つを取り、お皿のクッキー1枚を手に入れられるでしょう。食べられるクッキーの合計は、ゲーム中に取った2つと合わせて3枚です。
必勝法を無視して3つ取った場合、妹は残りの2つとお皿のクッキー1枚を手に入れます。この場合も、食べられるクッキーの合計は3枚です。
必勝法も最大数も無視して2つ取った場合は、一番悲惨です。残りの3つもお皿のクッキー1枚も妹に取られ、姉は2枚しか食べられません。
「ううーーっ……」
姉は唸ったまま、クッキーに手を伸ばすことができませんでした。