みんなのGood

彼は憎悪を覚えるか「9Good」
良質:6票物語:3票
先生!お疲れ様です。先ほど友人の刑事さんからお手紙がありました!仕事の依頼ですよ。ソファーで寝転んでないで仕事に向かってください!えっ!?めんどうくさい!?何言ってんですか!ほらっ!さっさと行ってください!鞄に必要なものは詰め込んでおきましたから!

エンドは三つです!また前回の反省点として、あれほど考察してくださった方々がいたにもかかわらずその方々全員に正解を贈呈しなかったので今回は参加してくださった皆様に正解を贈呈したいと思います!
来るべきタイミングで【刑事さん聞いてください!】を添えて、ご自身の推理を刑事さんに聞かせてやってください!
正解を贈呈するとともに、その場合3つのどのエンディングになるかを返答として送ります!
19年07月12日 20:54
【亀夫君問題】 [chika]

期限は今週の日曜日までに変更させていただきました!ご了承くださいませm(__)m




解説を見る
…だってさ。仕方ないだろ?機械だっていうのに人並みの扱いだのもっと優しくしろだの。うるさいんだよ。だから黙らせてやった。それだけだ。ほら、証明されたじゃないか。あいつが人扱いしてたノートンは人なんかじゃない。機械だ。モノだ!そして今回は凶器にもなった。…いや、殺人犯になってもらおうか。あいつが人なら、他人を殺すこともあるだろ?なあ、エミリー。

<大まかな流れ>
・ルキノがノートンでエミリーを殴り殺す(ノートンの足を持ちそのままノートンの頭で撲殺。今回の凶器はノートン。ノートンは人間だと主張するエミリーを皮肉るためにノートンを凶器として選択。動機はノートンを巡ってエミリーと意見がすれ違い殺めてしまった。)
・ノートン起動(その際にノートンの起動スイッチが押されてしまった)
・ルキノ通報(20:30。殺害しすぐ通報)
・ノートンが起動したことに気付かず、ノートンの記憶を消すため別の人格をインストールさせる(スマホの記事を見れば分かるが、ノートンの記録したデータは膨大なためすぐ消すことができない。別人格の発動にも時間がかかるうえルキノがデータを受け取れる環境を手配するのに時間がかかるため120に設定)
・ルキノは廃病院にて身を隠す。(研究者自身が行方不明になれば、ノートンが容疑者として濃くなるのではと考えた。しかしノートンが惜しかったために後々データを自分が手に入れられるように設定)

[ファイルについて]
・既存のデータを廃病院にあるパソコンに送り、データを消去したのちサイコパスのプロファイル(主に自己破壊。自殺衝動の強いサイコパスの人格)をインストールするもの
・120で発動。
・重要機密事項によりパスワードが必要。パスワードは研究長室から推測可能(辞書を読む際文章をなぞりながら読んでしまったためパスワードの単語に血がついてしまった。また警察にすぐ通報してしまったことにより、証拠を消す時間が無かったためそのまま逃亡。パスワードはエミリーを皮肉ったI am a robot.)
・他にはノートンの稼働時間記録や、その際録画した映像が見れる。これを閲覧するときにもパスワードが必要。
・基本的にルキノについての詳細はパスワードを入れないと話さないが頭部を損傷したためその境界線が危うくなることも(ヒントとして活用しました)

【エンド分岐】
・犯人がノートンでないことを突き止める(HAPPY END以上に必須条件)
・凶器の特定
・真犯人を特定(HAPPY END以上に必須条件)
・真犯人の居場所を突き止める。(TRUE END 必須条件)
・ファイルのインストールを阻止(ひいてはファイルの危険性を刑事さんに伝えればok)
戦闘力「9Good」
良質:9票
【ルール】
・質問欄で好きな数字を宣言してください。それが、あなたの戦闘力になります。
・あなたは戦闘力分のポイントを獲得することができます。
・ただし、強すぎる力は制御することができません。全員の戦闘力の平均以上の数字を宣言してしまった場合、ポイントは獲得できません。
・ゲーム終了時に、最も多くのポイントを持っていた参加者が優勝となります。
・相談欄での相談は自由です。

【ゲームの流れ】
①毎日22:00までに質問欄で数字を宣言します。22:00を過ぎての宣言は無効となります。また、22:00までであれば、何回でも宣言しなおすことが可能です。最後に宣言した数字のみが有効となります。
②22:00になった時点で集計を行い、「全参加者の戦闘力」、「戦闘力の平均」を全体アナウンスで発表します。
③①~②を3回繰り返します。

例)
A「5」
B「70」
C「1300」
D「132843」
E「132844」
F「530000」

全体アナウンス「1回目の結果はAさんが5、Bさんが70、Cさんが1300、Dさんが132843、Eさんが132844、Fさんが530000、平均が132843.75でした。
よって、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんは自分の戦闘力分のポイントを獲得します!」

【その他】
・参加者が5人集まった時点で開始します。ただし、20:00時点で5人集まっていない場合、1ターン目は翌日の22:00までが宣言の時間になります。
・戦闘力の宣言のない参加者がいた場合、その参加者は平均を計算する際に人数には含まれません。
・途中参加も可能です。
・初回の数字はこのゲームが、どんな展開を見せるかに大きな影響を与えます。よくお考え下さい。
19年08月16日 10:45
【新・形式】 [seaza]

ただの心理戦?いいえ、強大な敵をみんなが力を合わせて倒すゲームになるかもしれません




解説を見る
参加ありがとうございました。

このゲームは初回がとても重要でした。数値の基準がわからないまま、適当に宣言していると、場合によっては「1人だけが数万ポイントを獲得して、残りは100ポイント等になってしまう」と言うような事態もあり得ます。

そして、このゲームは得点を獲得している人ほど有利に立ち回りやすくなります。1位の人は現状維持さえしていれば勝つことができます。よって「0」を宣言することで平均点を大きく下げることによって、他人に得点をさせない、という戦術を取ることができます。みんなが同じくらいの数値を宣言した場合、この戦術は有効になります。

これに対抗するためには、1位以外の参加者が団結して数値を大幅に上げていく必要があります。しかし、上げすぎてしまうと平均を超えてしまいます。また、全員が団結できればいいですが、少しでも得点を稼ごうと、少なめな点数を宣言する人もいるかもしれません。みんなが大きい数字を宣言している中なら、それなりの数値を宣言しても、ある程度の得点を獲得できる見込みはあります。

特に最後の1回のゲームでは、いろいろ考えなければなりません。
全員が優勝を目指すとするなら、2位以下の参加者は全員「1位の参加者のポイント-自分のポイント+1」以上の戦闘力は確保しなければなりません。そして、これを前提とするなら、1位の参加者は全員が宣言するポイントを考慮した分は、安全にポイントを獲得できます。

1人が10000ポイント、残り4人が0ポイントの場合を考えてみましょう。
A:10000
B:0
C:0
D:0
E:0

BCDEは優勝のために最低でも10001を宣言する必要があります。すると平均は最低でも8000.8になります。
よって、単純に考えても、Aは安全に8000を宣言して8000点を獲得することができます。実際には自分の宣言した数字によっても平均が上がるため、10000まで宣言しても大丈夫です。
そうなるとAは20000ポイントまでは安全に確保できることになり、BCDEは最低でも20001まで宣言しなければならないことになります。するとAは20000ポイントまでは安全に確保でき・・・と無限にインフレが続きます。

みんなが、最低限の得点を稼ごう、という考えでは1位の参加者を倒すことはできません。
だれかが平均を大きく上げる役割を担う必要があります。しかし、1位の参加者を倒すための功労者は平均を上回ってしまうため、勝利することはできませんので、だれもそれをやろうとはしません。それでも、誰かがやらなければ1位の参加者に勝つことはできません。このジレンマを解決するには、「みんなが大きい数字を宣言する」という空気を作り出す必要があります。そして、自分が優勝するためには、その空気を利用して他人に大きい数字を宣言させて平均を上げてもらいつつ、自分は平均以下になるように調整する必要があります。

これがうまく決まり、かつ1位の参加者のポイントを上回るだけのポイントを獲得できて、初めて1位の参加者に勝利することができるのです。

多少なりとも1位の参加者のアドバンテージを失わせるには「1位の参加者の得点が誤差になるくらい大きな数値を宣言する」ような空気を作り出す必要があります。このような空気の形成に成功すれば、誰かが得点した時点で1位の参加者は逆転される可能性が高くなります。よって、1位の参加者も勝負に出ざるを得なくなります。しかし、そのような空気を作り出すことに成功したとしても・・・いや、むしろ、そのような空気だからこそ、安全を見越して少なめの数字を宣言する参加者も出てくるでしょう。最終ターンで2位以下の参加者が優勝するためには、この辺りの読み合いにも勝利する必要があります。

ちなみに、小数や負の数でも宣言することはできました。小数にして意味があることはあまりないかと思いますが、負の数の宣言は自分が1位で大きくリードしているときに、現状維持を目的に宣言することには効果があるかもしれません。
沈黙は語る「9Good」
良質:9票
【ルール】
・出題者があるものを思い浮かべています。「はい」か「いいえ」で答えられる質問をすることで、それが何かを当ててください。
・答えは小学生でも知っている単語になります。
・闇スープですが、誰がどのような質問をしたのかは、「まとめも」に記載していきます。
・質問は、答えを当てるための質問を含めて、1人5回まで可能です。
・誰か1人でも正解にたどり着いたらクリアです。協力してクリアを目指しましょう。
・相談欄で、答えや質問のしかたについて相談することはできません。

【質問に答えない場合について】
・ある質問と、その質問の3つ前までの質問を合わせると、『十分に答えに近づく場合』、質問には答えません。
・代わりに『・・・』のように返事が返ります。
・ゲーム中、その時点で質問に答えなかった回数と『・』の数は一致します。つまり、初めて質問に答えなかった場合『・』、
2回目に質問に答えなかった場合『・・』、10回目に質問に答えなかった場合、『・・・・・・・・・・』のように返事が返ります。

【十分に答えに近づくとは】
・出題者は、あらかじめ言葉のリストを用意しています。
・リストには答えを含む10個の単語が含まれます。
・ある質問と、その3つ前までの質問の回答を聞いた場合に、リストの単語の中から答えが1つに定まる場合に『十分に答えに近づいた』と判断します。
・リストの内容に関する質問はできません。

例)答えがウサギで、リストが「猫、犬、ライオン、ゾウ、キリン、ウサギ、カバ、トラ、牛、羊」の場合
Q1「食べ物ですか?」 「いいえ」
Q2「生き物ですか?」 「はい」
Q3「草食動物ですか?」 「はい」
Q4「一般的にペットとして飼われることがありますか?」 「・」(ペットとして飼われる草食動物はウサギしかいないため)
Q5「犬ですか?」 「・・」(ペットとして飼われる草食動物はウサギしかいないため)
Q6「アフリカに生息しますか?」 「・・・」(ペットとして飼われる草食動物はウサギしかいないため)
Q7「アフリカに生息しますか?」 「いいえ」(猫の可能性があるため、回答する)
19年09月15日 19:40
【新・形式】 [seaza]



解説を見る
答えはダイコン
リストは「ダイコン、ニンジン、白菜、なす、きゅうり、キャベツ、ブロッコリー、玉ねぎ、ピーマン、かぼちゃ」

序盤はまず、大雑把なジャンルを絞る必要があります。
他の人にヒントを残すためには質問の仕方を工夫する必要がありました。
例えば「食べ物ですか」と質問した場合、「はい」と返ってきます。
ここで、「野菜ですか?」と質問すれば、他の参加者にも「食べ物ですか?」には「はい」と返ってきたのではないか、と思わせることができます。
また「哺乳類ですか?」と聞いた後に「爬虫類ですか?」と聞けば「哺乳類ですか?」には「いいえ」と返ってきたことがわかります。
序盤はこのようにして、答えの候補を狭めていきましょう。

答えに近づいていくと、質問に答えてもらえなくなってきます。
しかし、「答えがない」ということがヒントになります。

例えば問題文で示した例の場合を考えてみます。
Q1~Q3を同じ人が、Q4を別の人が聞いていたとします。

Q4に回答がないため、Q1~Q4の質問でリストの候補を1つに絞ることができるとわかります。
ここでQ4の回答が「いいえ」だとすると、10件あるリストから1つに絞れるでしょうか?
ペットにならない肉食動物、あるいは草食動物というだけでは、候補はまだたくさんありそうです。
ここでペットとして飼われているのではないか?と推測できます。
また、その場合、草食動物かどうかについてですが、草食動物でない、と仮定すると候補として犬、猫などが残ります。
どちらも結構メジャーな動物なのでリストに入っていたとしたら絞れないのではないか?と考えると草食動物ではないだろうか、とも推測できます。
もちろん、あくまで推測なので犬や猫が一方しかリストに含まれていなかったなどの可能性は残ります。
誰が為に椅子はある「9Good」
納得感:9票
カメタロウが職場の椅子に手すりをつけたのは、そこに座る人の為では無いのだという。

彼は一体何のために手すりをつけたのであろうか?
19年09月16日 21:26
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]

覚えている方がいるでしょうか?だだだだです!かなり久しぶりの出題ですのでお手柔らかにお願いします。




解説を見る
カメタロウは私鉄ラテラテ線の{ラテラテ町駅の駅長}である。

このラテラテ町駅にて勤務する駅員たちには長年の悩みがある。

このラテラテ町駅があるラテラテ町は繁華街であり、夜になると飲み会帰りの会社員たちが大勢電車に乗る。

そして終電後、酔いつぶれた会社員が駅のホームにあるベンチで{泥酔して寝ている}事がよくあった。

無論発見次第救護するのだが、目覚めなかったり記憶が混濁していて拉致があかないことも多々あった。

そこでカメタロウは、{ベンチの座席1つ1つに手すりを付ければ、手すりが邪魔で横になれず、酔っ払いがベンチで寝れない}と考えたのだ。



要約:ベンチで酔っ払いが爆睡できないように、座席1つ1つに手すりをつけた。
良質:3票物語:6票
ボナオは大企業『電磁ボーナス社』で働くサラリーマンである。

業績は高く、社内からの信頼も厚い。まさしく理想の社会人であった。

そんな彼はある日、自分の{給料}に関して質問されたのでとっさに{嘘}をついた。


一体なぜか??YESかNOで答えられる質問で真実を解き明かしなさい。

(元ネタあり。初見で分かった方はROMでお願いします。)
19年09月23日 11:29
【ウミガメのスープ】 [弥七]

Special Thanks!!! 電磁ボーナスさん(タイトルもろもろお借りしました^ ^)




解説を見る
<解説>
簡易解答:毎日仕事で忙しいボナオと遊びたかった娘が、{時給}を聞いてお父さんをお小遣いで買おうとした。娘に寂しい思いをさせていることに気づいたボナオは給料を実際よりずっと低く申告し、だからたくさん遊べるね、と言ったのである。

ーーーーーーーーーー


時間は…夜の1時頃だったろうか?

俺が自宅に帰る時間は決まって深夜であったが、はっきりと覚えているわけではない。

静まり返ったマンションの8階。下降するエレベーターのモーター音をやけに大きく感じながら、玄関の扉にスマートフォンをかざした。

いつものように、家族を起こさないよう電気をつけず手探りで冷蔵庫を漁った。妻の作った夕飯を机に並べながらふと、部屋の中がいつもより少しだけ明るいことに気付いた。

寝室のドアから、照明の光が漏れていた。消し忘れだろうか??

するとその隙間からひょっこりと、娘の顔が出てきた。

「おかえり、パパ。」
「どうした?こんな遅くに。眠れないのか?」

トコトコと娘が俺の方まで歩きてきた。妻が買ったのだろうか?かわいいパジャマだ。

「パパにね、お願いがあるの。」

こんな時間にお願いとはなんだろう??全く想像できなかった。

「どうした?お小遣いでも欲しくなったか?^ ^」
「うん…。」

冗談めかして言ってみたつもりが、予想外の答えが返ってきたので少しびっくりした。娘も5歳になるし、欲しいものもあるんだなぁと人ごとのように感心してしまった。

とはいえ言った手前あげないわけにはいかないだろう。5歳だしなぁ…少し考えて、俺は財布の中に入っていた300円を娘に与えた。娘はありがとう、と言って両手で受け取った。

「ねえ、」

娘はもらったそれらを握りしめながら言った。

「…パパは、{1じかんでどれくらいのお金がもらえるの?}」

時給のことかい?と聞くと、わからないけど…と返ってきた。

「うーん…1ヶ月働いて、給料はだいたいこのくらいだから…ええと」

実際のところ、俺の給料は同年代のサラリーマンに比べてずっといい。営業成績は高い方だし、社内からの信頼も大きいと自負している。

「…そうだな、だいたい3000円くらいかな。」
「それって、これよりおおい?」

彼女は手に持っていたお金をまた俺の前に広げて見せた。
そっかそっか、まだわからないよな^ ^

「もっともっと多いぞー。だから心配しなくていいよ?
それもらっても、お父さん怒らないから。」
「そっか…」

かわいいなぁ。娘とのやりとりにとても癒された。そういえば娘と会話したのも久しぶりだったような気がする。こんな時間に起きていてくれたこと、感謝しないとな。明日からまた頑張れそうだ。さて、これから寝かせて夕飯をば……

「そっか、じゃあ、全然足りないね。」
「え?」

突然の言葉に面食らった。俺の給料のことか?それともお小遣いのことか?娘の欲しいものとは、一体なんなんだ?理解できないまま反射的に言葉が口をついて出た。

「えっ、それってどういう…」
「はいこれ」

娘は俺に、握りしめた両手をずいと押し付けた。手を開くと、じゃらという音とともに、硬貨が3枚現れた。

…300円だ。

「お願いします










このお金で、パパと遊ぶ時間を買えるだけください。」

目の前で、娘は泣いていた。

家族を守るために、娘の将来の幸せのために。

自分を犠牲にして、昼夜問わず一生懸命働いてきた。

しかし俺は、いままでもっと大きなものを犠牲にし続けてきたのかもしれない。そう思った。

ひと呼吸おいて、俺は娘に言った。

「ごめん、お父さんね、いま{嘘}ついたわ。」



ーーーーーーーーーー



〜『電磁ボーナス』社内にて〜

「あり?ボナオ先輩、珍しいっスね。定時に帰るなんて。」
「ああ、そうだな」

「むむっ、その声、もしかして女ですか!?僕の耳はごまかせませんよ!!家庭があるのに、いけないんだぁ〜〜><」
「???まあ、そういえなくもないな」

「否定しないんスか…どんな女なんです??」
「最高の女よ。そんでもって俺にゾッコン。(ニヤニヤ)」

「へえ〜〜(ドン引き)」(こいつ、{悩殺}されてヤンの...)
「じゃ、そういうことで、後よろしく。
……あ、そうそう。俺これから毎日定時で帰ることにするから。」

「えっ!?どういうことですか??先輩がいないと仕事がまわりませんって〜〜」
「しょうがないだろ、俺の残りの人生全部買うって言われちゃったら。」

「はあ!!?女に?人生全部売ったって!!?ってかいくらもらったんですか、先輩!!!」
「いくらって、そりゃあ……









俺の名前はボナオ。

大手株式会社『電磁ボーナス』で働くサラリーマンだ。

自分で言うのもなんだが、業績は高く、社内の信頼も厚い。請け負った仕事は必ずこなす。

しかし、大切な人を目の前にしたら。

そんな俺の価値など、たとえ一生を捧げたって…
















…たった{300円}あればいい。

(おしまい)(この物語は全てフィクションです。)

元ネタ:「An Hour of Your Time」
http://mylifeyourlife.net/2013/03/an-hour-of-your-time/










余談ですが…





『忙』という字は「心(りっしんべん)を亡くす」と書きます。

確かに忙しさで我を忘れると、心がささくれ立ってしまうものです。

学校で、部活で、会社で、家庭で。

そして私たちは忙しさに追われ、他人に優しさ(心)を与えるチャンスを失ってしまいます。

その間にも一刻一刻と過ぎていく時間。

もしその時間をお金で買い戻すことができたら、どんなに素晴らしいでしょう。

あなたなら、『大切な人と過ごす時間』を一体いくらで買いますか?


逆にその時間を取り戻したいと言われたら…




…あなたは一体いくらで売りますか??

(弥七)