(今、16人いるよ)談話室
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みんなのブックマーク

   
私の住むウミガメ村の山には、妖怪が住んでいるという噂があった。

人間をからかうのが好きなその妖怪は、ナゾクチ様と呼ばれている。
暇つぶしに村人に謎を出して、答えられなかった者を大きな口で丸呑みにすることもあるというが、本当のところはわからない。


今日はエイプリルフール。
折角の休日だというのに、私は祖母から叩き起こされた。

「ナゾクチ様に会ってない」だの「嘘をつかない」だの、何が言いたいのか要領を得なかったのだが、しきりに指を動かす祖母を見てピンと来た。
というのも、祖母は嘘をつく時に、親指で人差し指の爪を擦る癖があるのだ。

嘘をつく祖母の話を正しく言い換えると、「ナゾクチ様の呪いで嘘しかつけなくなった。呪いを解く手助けをしてほしい」ということらしい。


エイプリルフールのジョークなのかとも思ったが、祖母のスマホはナゾクチ様に乗っ取られたらしく、画面を切り替えることも、電源を切ることもできなかった。
勝手に表示された入力フォーム(挿絵参照)に、嘘つきだと認める言葉を書き込むまで、他の機能は使えないようだ。

しかし祖母は嘘しかつけない状態なので、嘘つきだと書き込むことができない。
どうすれば呪いを解く事ができるのか、私達は頭を悩ませた。








《 問題 》

カメコの祖母は、嘘しかつけなくなる呪いをかけられた。
呪いを解くには、嘘つきだと認める言葉を十回書く必要がある。
しかし祖母は、自分の意思では嘘つきと認めることができない。

祖母に相談されたカメコは、[     ]を平仮名で十回書くように提案し、見事呪いを解くことに成功した。


カメコが何と書くように言ったのか推理し、上記の空欄を埋めよ。






《 ルール 》

・回答者は、カメコの祖母。

・祖母の呪いはすでに解けている。
祖母は問題の全容を把握しており、嘘の回答をすることもない。



   
23年04月01日 00:18
【20の扉】 [霜ばしら]

《問題》と《ルール》と赤字の部分以外は読み飛ばしても解けます




解説を見る
   


《 答え 》卒業

「そつきよう」という文字を連続して書くことで、「うそつきよ」と読めるようにした。

※ 祖母はスマホのフリック入力が苦手で、濁点や拗音を打つことができない。


挿絵の文字が小さくて読みにくい場合は、↓こちらでご確認ください。
https://note.com/keccyap/n/n0a9e1d576892







祖母のスマホ入力の癖を思い出した私は、「卒業」を平仮名で書き込むことを提案した。
文字を入力し終えると、「卒業オメデトウ!」というメッセージが現れた後、スマホは通常のロック画面に戻った。

高校を卒業した私が、今年村を離れること。
祖母が、思い出に残るようなお祝いをしたいと思っていたこと。
そして、スマホの入力が苦手なこと。

「ナゾクチ様は、全てお見通しだったのかもしれないねえ」

呪いの解けた祖母は、そう言ってあっけらかんと笑った。



   
「仕事に支障をきたすから」「4ブックマーク」
料理人の亀雄曰く、もしも○を料理できれば、しばらくは仕事できずに悩むらしい。
○には何が入る?

※ 2023年3月31日(金)22時00分で出題期間終了の予定です。(詳細はまとメモを御確認ください)
※差し支えなければ、理由もお願いします。
23年03月27日 21:35
【20の扉】 [フリテンダブリー]

Cindy(別名義で登録しています)からの再出題です。 現在 ヒント(中)まで公開中。




解説を見る
手(指)
今日はずっと雨が降りそうな天気だったのでコンビニに向かったカメオ。
しかしすぐに分厚い雲が無くなり、だんだんと晴れてきた。
さてこの時太陽の光が綺麗に○に映っていたため、コンビニからの帰り道、カメオは赤の他人であるカメコを殺した。

○は何?
23年04月09日 20:09
【20の扉】 [ベルン]

だからこそ日陰「も」あって おかぷ中




解説を見る
月

狼男のカメオ。
分厚い雲が覆っていたのでまぁコンビニくらいなら大丈夫だろうと外出したところ、突然晴れてきた。
そして満月の光がカメオを照らし、狼男となったカメオは隣を歩いていたカメコを殺してしまった。

※満月の光=月に映った太陽の光
「さようなら、カメえもん」「4ブックマーク」
男は漫画雑誌『週刊少年ラテラ』を毎号欠かさずに買っている。
男が初めて『ラテラ』を買ってからちょうど十年が経った日、大人気漫画『カメえもん』が最終回を迎えた。
『カメえもん』の最終回は衝撃的な内容であった。
最終回からしばらく経った今でも、男は『カメえもん』が終わる前に戻りたいと嘆き続けているという。
何故?
23年04月13日 12:10
【ウミガメのスープ】 [貧困太郎]

SP:ハイジさん 天童魔子さん ありがとうございました! 4/19(水)終了予定




解説を見る
男は『週刊少年ラテラ』を年間プランで定期購読していた。
しかし、年々読む漫画は減っていき、今では購読し始めたころからの看板作品である『カメえもん』しか読んでいなかった。
しかし、ついに『カメえもん』も完結の時を迎える。

「もう読む漫画もないし、名残惜しいけど定期購読は解約するか…」

迎えた『カメえもん』の最終回。その日は奇しくも男が定期購読を始めてからちょうど十年目となる日だった。
『カメえもん』の最終回は誰も気が付かなかったような伏線の回収や想像を絶する展開、それでいて誰もが納得するような締め括りで終わる衝撃的な最終回だった。
男は深い感動と喪失感でその日一日何も手につかなかった。ようやく感情が落ち着いた頃、男は重大な失敗に気が付く。

「あっ……定期購読、解約してなかった!」

確認すると、『カメえもん』の最終回が掲載されたその日、一年分の定期購読期間が終了し、契約が自動更新されていた。
キャンセルもできず、向こう一年は読む漫画のない『ラテラ』を買い続けることになってしまった。

「くそっ…なんとかあの最終回の日に戻れないかな…」

男は読まない『ラテラ』が毎週家に届く度に、後悔の言葉を呟くのだった。
「今日から甘さ控えめ」「4ブックマーク」
ウミコのために毎朝コーヒーを淹れる。
それが僕の日課だ。

彼女の好みは角砂糖を二つに、粉末ミルクをスプーン一杯。
初めてこれを彼女に振る舞ったとき
「甘さが際立っていて心がホッとします。」
と言っていたのを良く覚えている。

今日もいつものようにコーヒーを淹れたのだが、
彼女は少し怒ったように一言呟いた。
「ブラックがいい。」
それを聞いた僕は心から嬉しく思った。



これはどういう状況か。
23年04月20日 18:38
【ウミガメのスープ】 [やや]

ご無沙汰してました。コーヒーは砂糖必須の人間です。




解説を見る
簡易解説:

ブラックコーヒーの好きだったウミコは事故によって食の嗜好が変化し、甘いコーヒーを好むようになった。
そのため「僕」は現在のウミコの好みに合わせたコーヒーを毎朝彼女に振舞っていたのだが、今朝ウミコが甘いコーヒーを拒否して、ブラックコーヒーを要求してきたことから彼女の記憶が戻ったことを悟り、「僕」は心から喜んだのであった。


-以下蛇足-
ウミコが不運な事故により記憶を失ってから数ヶ月が経った。

幸いにも目立つ外傷はなく、彼女の見た目は事故以前と全く変わっていない。

だが他の何もかもが変わってしまった。

歩き方が違う。
キビキビと背筋を伸ばして歩いていた彼女はもうおらず、今はどこか申し訳なさそうにゆったりと歩くようになった。

喋り方が違う。
口数も少なくぶっきらぼうな喋り方はなりを潜め、今はとても丁寧に話すようになった。
敬語なんて間違っても使わなかったから
「甘さが際立っていて心がホッとします。」
なんて言われたときにはとても驚いたのをよく覚えている。

甘さと言えば食の嗜好も違う。
以前の彼女は甘いものが好きではなく、コーヒーは絶対にブラックしか飲まないと豪語していた。
缶のカフェオレを買っていったときには飲んでもくれなかったっけ。

確かに以前のウミコはそっけないタイプで2人の間には所謂甘い雰囲気が足りていなかったかもしれない。

むしろ今の彼女の方が物腰柔らかで女性的と言えるかもしれない。

だが僕はぶっきらぼうでクールな彼女との気の置けない関係が好きだったのだ。

それでももう二度と彼女の記憶が戻ることはないのだろう。
そんな絶望を抱きながら僕は今日もミルクと砂糖をコーヒーに入れる。

すると僕の様子を見ていたウミコが
「ブラックがいい。」
とぶっきらぼうに呟いた。

今日から甘さ控えめの日々がまた始まる。