みんなのブックマーク

インド人もびっくり「3ブックマーク」
夕飯を食べるため、海子は台所から亀彦を呼んだ。亀彦はすぐに行くと答えた。
亀彦は、台所から良い匂いがしてきたので今夜はカレーだなと思った。
しかし海子は亀彦の顔を見るなり怒り出し、結局その日亀彦がカレーを食べることはなかった。
状況を説明してください。
18年08月25日 22:01
【ウミガメのスープ】 [日向夏]

特にインド人はびっくりしません。初出題よろしくお願いします。




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海子は夕飯を作るのが面倒になって宅配ピザに電話した。
新米アルバイトの亀彦は電話口ですぐに向かうと伝え、ピザを抱えて店を出た。
慣れない道をたどり、やっと着いた家のドアを開けた瞬間、台所から夕飯のカレーの匂いがしたので、亀彦は自分が宅配先を間違えたことに気が付いた。なぜなら自分が今運んでいるのは客の夕飯なのだから。
亀彦は大急ぎで海子のアパートへ向かったが、やっとたどり着いた時にはずいぶんと時間が経っていた。
海子は空腹の苛立ちも相まって、やっと来たピザ屋にひとしきり文句を言うと、ピザを受け取り最後にバタンと乱暴にドアを閉めた。
亀彦はとぼとぼと帰る途中で今晩の夕飯のメニューを考えていたが、とりあえずピザとカレーは止めようと思った。

【要約】
・海子は宅配ピザを頼み、亀彦が宅配に出た。
・亀彦は着いた家で夕飯のカレーの匂いがしたので届け先の間違いに気付いた。
・ピザが遅れたので海子は怒った。
・亀彦はその日の夕食にカレーは止めようと思った。
『いまホテルを出ました』「3ブックマーク」
東郷氏は宿泊先のホテルから出る時、携帯からある番号へ電話をかけるようにしている。
しかしいつも一言も話さずに電話を切ってしまう。
なぜ東郷氏はそんな事をするのだろう?
18年08月03日 22:05
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]

ベッドでのまどろみの時間のお供にどうぞ。




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東郷氏がダイヤルしていたのはホテルの自分の部屋番号。もちろんどこにも繋がらない。
東郷氏はチェックイン後、フロントにカギを預けて外出する際に自分の部屋番号を忘れないように着信履歴に部屋番号を残す習慣があった。
ホテルに戻った際に着信履歴から番号を確認し、「○○○号室の東郷です」とフロントに言えばスムーズなのだ。
カメオはすぐ近くがラーメン屋なのに
わざわざ別の場所にラーメンの出前の電話をかける。

一体なぜ?
18年05月21日 21:46
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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ラーメン屋店長による自作自演の間違い電話を装ったダイレクトマーケティングなのです。


もしもし、カメオ店さん?ラーメン餃子チャーハン大盛りでお願いします。


間違い電話かな? 【(・ω・`) お腹減った。
ある野良犬の話「3ブックマーク」
ある街に住民達から愛される野良犬がいた。
しかしある日突然、野良犬は誰彼構わず吠えかかり、噛みついては引きずろうとするようになった。
時には住民に飛びかかり持ち物を奪う事もあった。

やがてとうとう、肝に据えかねた住民に依頼された男によって野良犬は駆除された。
そして男は全てを覚り、涙した。
何故?
18年06月06日 19:14
【ウミガメのスープ】 [あひるだ]

間違えて制限時間を付けてしまったけどそのまま行ってみます




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野良犬は懸命に住民達に助けを求めたが、その意図は伝わらなかった。
服に噛みついて強引にでも連れていこうとしたが、追い払われるばかりだった。
それでも野良犬は諦めなかった。

やがてとうとう、野良犬の思いが最悪の形で報われる時がやって来る。
自分を追って来てくれる男の存在に野良犬は喜んだ。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
路地裏に追い詰めた野良犬を安楽死させた男は、微かな泣き声に気が付いた。
声を頼りに路地の奥を探すと、そこにはゴミの山に隠されるようにして小さな赤ん坊が捨てられていた。
赤ん坊の周りには住民が野良犬に奪われたという真新しいブランケットやぬいぐるみが溢れていた。

それを見て男は、抵抗もせず死んでいった野良犬が最期までゴミ山に向かって吠え続けていた意味を覚り、赤ん坊を抱き上げると急いで近くの住民に助けを求めた。

だかその光景も、男の頬を伝う涙も、光を失った野良犬の瞳にはもう映らない。

【要約】
野良犬の行動は捨てられて誰にも気付かれずにいる赤ん坊を助けたいが為のもので、その事を知らずに野良犬を殺してしまった男は後悔と哀れみで思わず涙を流した。

(※海外の短編アニメーションが元ネタですが、情景を分かりやすくするため大分改変しています)
ファンタジーの闇って良いよね!「3ブックマーク」
ファンタジーの世界での物語です。


王宮魔導士のラテミは、王国一の天才と呼ばれるほどの魔法研究家である。
長年の研究の末、ついにラテミは、どんな酷い傷の人でも、どんな酷い病気の人でも治せる『回復魔法』の開発に成功する。


…数年後、シヌコは死んだ。
シヌコの死には、ラテミの回復魔法が深く関わっているようだが…

何故、シヌコは死んだ?
18年10月26日 00:00
【ウミガメのスープ】 [キャノー]

こういう話は大好物(ただの屑野郎)




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ラテミの回復魔法が開発される前、世の中には、一切の回復魔法は存在しなかった。
言っておくが、人の身体を癒す魔法の道具なんて物も存在しない。

そのため、魔物との戦いで傷を負った王宮兵士や冒険者達は、城下町に唯一ある「病院」で治療を受けるしかなかった。
薬を塗り、包帯でグルグル巻きにされ、時間を掛けて治療をするしか方法がなかったが、
治療手段が病院に行くしかなかったので、皆は治療代を病院に払って傷を治してもらっていた。

…ラテミが回復魔法を開発するまでは。

回復魔法の登場は、戦いの常識を変えた!
魔力さえ残っていれば、ラテミをはじめとする回復魔法使いが、仲間や自分の傷を治してくれるのだ!しかも時間は掛からないしお金も掛からない!(回復魔法使いを雇う金は掛かるだろうが)

わざわざ病院に行って、長い時間とお金を掛けるよりも、回復魔法の方が明らかにコスパが良かったのだ。
更に言うと、回復魔法は「どんな病気でも治せる」ので、病気の人も回復魔法に頼るようになった。


こんな状況になれば、当然病院の需要は減っていき、数年後には病院から患者が消えた。

病院を経営していたシヌコは、治療代というお金が手に入らなくなり、
他に能力もなかったので、お金を稼ぐことが出来なくなってしまった。
金が無くなったシヌコは、絶望して自殺した。

ラテミには何の罪も無いが、ラテミが回復魔法を開発しなければ、シヌコは自殺しなかっただろう。