みんなのブックマーク

【要約】
現在カメオは大学生。古い木造アパートで独り暮らしである。えっ何この足音？

【解説】
襖を開け、畳を沈ませながら近づき顔を覗き込む気配でカメオは眠りの淵から意識を浮上させた。目を閉じたまま、なんだ、またお母さんか……と夢うつつに考え、再び眠ろうとした時、違和感に気付く。
いや待て、おれはもう大学生でここは独り暮らしのアパートなんだけど、誰が覗きこめるっていうんだ？！
下手に起きるとヤバい、そう感じたカメオは寝たふりを続け（というより硬直して動けない）、「気配」はフカフカと畳を沈ませながら枕元をウロウロと歩き回る。そのうち、畳を揺らして動く気配は二つに増え、三つに増え……。

起きていることに気付かれないよう祈りながら固く目を閉じ続けるカメオの布団の脇を、玄関から窓に向かって何十という足音が走り抜けていった。
轟音と振動の中、寝かせる気ないよね？！わざとやってるよね？！くそっホントは気付いてからかってるんだろうちくしょうめ！と思いながらもだんだん気が遠くなり、ふと気付いたときにはすっかり日は高くなっていた。
やっと起き上がったカメオは冷や汗をびっしょりかいており、その後風邪を引いた。

カメオが最後に作ったのは、カメオが持つ技術を継承し、
新たなロボットを作り出すロボットである。
このロボットはカメオの分身のような存在であり、
カメオ引退後の新たな天才発明家となる…はずだった。

ロボットは、自らの技術のすべてをつぎ込み新たなロボットを作り出した。
すなわち、分身の分身である。
分身の分身は、さらに分身を作り、その分身が…

結果として、ロボット開発史は停滞期を迎えた。

─設定─
これは遠い遠いある星のお話...。

その星には、ある特徴があった...

【日本とは違い、文字を左から右に読むのである。】

そんな星のウミガメ掲示板「てらてら」でユーザー「tesR」によって出された問題がここに届いてきてしまった。

─解説─
問題文を逆に読むと

👽いとう　は　(　？　)　には　うとい

(　？　)←何

となる。
イラスト的にいとうくんは宇宙人。
つまり疎いのは「にんげん」。

正解は「んげんに(間人)」である。

(一応回文にしたけど、設定的に回文である必要がなかったので
「人」を表す言葉であれば正解判定とします)

─対応─

もちろん出題者は遠い星の人。
日本の普通の文で分かるわけがない。
普通の文を送ると「？」としか帰ってこない。

良質の判断は読めるか読めないかではなく、
あくまでこのサイトと一緒。
無論、読めなければ核心を突いていても「？」と返ってくる。

👽を送ると、嬉しそうに👽と返す。

──

君達は一日の疲れを癒そうとTwitterの #猫顕示欲 タグを漁っていた。

水平太郎☆　「……」
マクガフィン「ねこらない、ねこります、ねこる、ねこるとき、ねこれば、ねころう」
天童魔子　「おいで～おいで～おいで～おいで～(ﾟдﾟ＊)」
バタルン星人「（イエス マイ ロード）」
輪ゴム「にゃーん」
弥七「かわいいね〜♡」
ゲクラ「ナ〜ナ〜」

そんな中、呟かれた最新のツイート。

ーー風呂に入るとこだったけど、あまりに天使だったから思わず撮ってしまった。#猫顕示欲　#ねこ顕示欲　2019年05月20日21:32ーー

確かに、猫はかわいかった。しかし、君達は気づいてしまった。猫の奥にある鏡に素っ裸の男が写っていることに……。

そっと、不適切な画像有りと通報した。


答え
猫画像の奥に鏡に写った素っ裸の男が写り込んでいたから。

ブチは赤星きららの家を訪れていました。
窓が空いていて、好きなオモチャとオヤツがあったからです。
しかし、そこには先客がいました。泥棒である白鷺九郎です。
白鷺九郎に驚いたブチは、大きな声で鳴きながら体当たりをしました。
それに驚いた白鷺九郎は一歩後退し、トラバサミに足を挟まれました。
その際、出た血がブチに付着し、出血に驚いたブチは窓から逃げました。
白鷺九郎は、ブチをこの家の猫と思い込み、見つけて処分しようと探し始めました。
一見絶体絶命のブチですが、白鷺九郎のおかげで助かってもいました。
何故なら、赤星きららは近所の猫を捕まえて、売却していたからです。
しかも、赤星きららは一度ブチの捕獲に失敗しており、逆恨みの憎しみを抱いていました。もし、ブチが赤星きららに捕まっていれば、殺されていたことでしょう。

ブチは賢い猫です。警戒しているブチは、自分に悪意を持って捕まえようとしている人がいる限り、出てきはしません。
白鷺九郎が泥棒である事を暴き、逮捕する。
赤星きららが猫の違法売人である事を暴き、逮捕する。
この二人を捕まえたなら、ブチはあなた達の前に姿を現すでしょう。