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みんなのブックマーク

ドッペルストリート「5ブックマーク」
ある町のメインストリートから外れた裏通り。
そこは通称『ドッペル通り』と呼ばれている。

「この通りにはドッペルゲンガーが出没する」という噂が
住民の間で、先代から子へと代々受け継がれているのである。

・・・
ある日の夜中、青ざめた顔の息子が相談してきた。
曰く、『ドッペル通り』で自分のドッペルゲンガーを見てしまったとのことだった。

言い伝えでは「自分のドッペルゲンガーに遭遇した人間は死ぬ」のだとか。


さて、泣きながら死の恐怖に怯える息子に対して、
貴方が息子君の父なら、何と声をかけるべきだと思う?


※最終解答は、必ずセリフ形式(自分=父の一人称視点)で書いてください。
※理由も含めて解答してください。
※解答は固定文言ではないので、理由優先で正解出します。
26年02月14日 23:21
【20の扉】 [るょ]



解説を見る
いわゆる大人のお店が立ち並ぶ『ドッペル通り』。
そこでは仕事に疲れたドッペルゲンガーたちが、己の欲望のはけ口を探し彷徨っている。

周りの大人達は結託して、
「そこにはドッペルゲンガーが出没するから近寄るな」と子供に言い聞かせていた。

そう、この通りでは、どのような醜態が見られても、それはドッペルゲンガーがやったことになるのだ。

息子はドッペルゲンガーを見てしまったと怯えている。
自分のドッペルゲンガーを見てしまったと、自分本人に報告してきたのだ。

もちろん、それはドッペルゲンガーではない。
大人のお店に入店する自分の姿を見られてしまったのである。

「ドッペル通りに行ったら死んじゃうよ。お父さん、死なないで。」

泣きじゃくる息子に対して、自分はこう声をかけたのだった。


「…あんなところ行かないから大丈夫だよ。
 でも心配かけるといけないから、母さんには内緒にしとこうか。」



なお、自分の一人称は注意書きの通り「自分」なので、紛らわしかったら申し訳ない。
なにぶん、厳格な家で育ったもので…。


正解条件:
妻への口止め、または妻にそれを報告したかどうかの確認が含まれていること
忽れ薬「5ブックマーク」
カオリは、怪しげな商店で「惚れ薬」なるものを見つけた。
説明には「飲んだあと、最初に目にした相手を好きになる」とある。

そんな都合のいい話、にわかには信じられない。けれど、もし本当なら――と思うと、試してみたくなった。
そこでカオリは惚れ薬を買い、最近気になっているユウトに飲ませて、
本当に効果があるのか試してみることにした。

そして、カオリの目の前で惚れ薬を飲んだユウトに、カオリは尋ねる。
「……今、誰が好き?」
するとユウトは迷いなく「カオリ」と答えた。

それを聞いたカオリは、惚れ薬が偽物だと確信した
一体なぜ?
26年02月19日 21:09
【ウミガメのスープ】 [ウセグイ]



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短い解説
カオリは最近、ユウトが「自分が嫌いだ」と落ち込む様子が気になっていたため、自分自身をもっと好きになってもらえるよう、鏡の前で惚れ薬を飲むことを提案した。
しかし、本物なら最初に見た自分を好きになるはずなのに、「カオリ」と答えたため偽物だと分かった。

長い解説
「自分が嫌いだ」って、最近よく口にしていた。
本当は別に、人生そのものが嫌になったわけじゃない。幼なじみのカオリを前にすると、いつも肝心なところで言葉が出なくなる――その自分が、情けなくてたまらなかった。

そんな俺に、カオリが変な瓶を見せてきた。
「惚れ薬なんだって。飲んだあと最初に目にした相手を好きになるらしいよ」
カオリは昔からオカルト好きで、こういう“怪しいもの”を拾ってきては試して、結局「やっぱ偽物か〜」って笑って終わる。俺はそのパターンを何度も見てきた。
今回もきっと同じだ。そう思った。

でも、カオリが続けて言った。
「最近さ、ユウトが『自分が嫌いだ』って言うの、ちょっと気になってて……。鏡を使えば、最初に自分を見られるでしょ。そうしたら、自分のことを少しは好きになれるかもしれない」
その言い方が、いつものノリと違ってやけに真剣で、胸の奥が痛んだ。
偽物でもいい。むしろ偽物でいい。
鏡の前で“誰が好き?”と聞かれたら、言えるかもしれない。ずっと飲み込んできた言葉を、ちゃんと口に出せるかもしれない。
俺は頷いた。「……やってみる」

二人は人のいないところへ行った。カオリは家から持ってきた卓上鏡を両手で自分の顔の前にしっかり掲げたまま、そこに俺の顔が映るように向かい合い、位置を固定した。
俺は瓶を受け取り、一気に飲み干した。変な味だ。言われたとおり、鏡に目を向ける。そこには、見慣れた自分の顔。

「……今、誰が好き?」
カオリの声が、やけに近く感じた。
俺は鏡の向こうにいるはずの相手に向けて、逃げ道のないまま言った。
「カオリ」

鏡が、かすかに揺れた気がした。次の瞬間、ぴたりと止まり――少し遅れて、声だけが落ちてくる。
「やっぱり、偽物だね」
その言葉に、俺は笑いそうになった。たぶん、そうだろう。最初からそう思っていた。
なのに胸だけは、ひどくうるさい。

俺は息を吸って、同じ言葉を返した。
「……今、誰が好き?」

鏡の向こうで、気配だけが固くなる。
しばらくして――返事が、短く返された。
裏のない愛「5ブックマーク」
田中は好きな女性の名前、生年月日、住所を見てこの人と結婚しようと思った。

一体なぜ?
26年02月25日 21:09
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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「これ半分書いてくれる?」
そう言われて交際中の彼女から渡された用紙にはすでに彼女の名前、生年月日、住所が書かれていた。

それは婚姻届。
彼女からの婉曲的なプロポーズ。

田中はこの人と結婚することを決めた。
すくえない金魚「5ブックマーク」
彼女が飼っている金魚のことがふと気がかりになった男が握っているものは何?
26年02月28日 23:23
【20の扉】 [るぐら]



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彼女の首
もがきながら口をパクパクさせている彼女を見て金魚を思い出した。
主人を失う彼らを少し可哀そうに思った。
轟々と「5ブックマーク」
以下とある原稿用紙に書かれている内容。

       ンションで火災が発生した。
   れた西島早苗(28)は自身の息子(3)を抱えて、
 階の自室のベランダから飛び降りた。
※写真はその時のもの
西島早苗はその際に死亡
息子は多少の火傷を負っ   の無事に生還
彼女の判断が遅けれ   ともに命を失っていただ
命がけで息子を守った彼女の行動は賞賛に値す

問い
上記の内容から西島翔太が放火した理由を推察せよ。

※やや難しめ。ヒントほしい人は質問欄にて所望してください
26年03月07日 22:14
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

3/12(木) 22:00ごろ締めます




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A.記事を書くために放火した犯人に復讐するため


ルポライターの田中は自分の限界を感じていた。
フリーのライターになって10年。
日本中が注目する記事を書くと息巻いていた当時の情熱はとうに消え去り、下世話なニュースばかりを取り上げて三流の雑誌に売り込み日銭を稼ぐ毎日。

「事件がなければ自分で作ればいい」
ある日、しがない現状に嫌気がさした田中はそう独りごちた。

「ライターのライター、ってね…」
ぶつぶつ呟きながら田中は都内のマンションのゴミ捨て場に火を放った。

乾燥した風が強く吹いていたことも手伝って火は瞬く間に燃え広がり、マンションを飲み込んでいく。

その様子を一眼レフで撮影する田中。

そしてその時はきた。

マンションの一室。5階の部屋。

幼子を抱えベランダでパニックに陥っている母親。

しばらく観察していると母親はだんだんと落ち着きを取り戻し、そして深呼吸をしたのち口を真一文字に結んでベランダに足をかける。

ベランダから勢いよく飛び降りる母親。
我が子を包むように両の手に抱きしめて。

その母親の表情を田中の望遠レンズが捉える。

強い決意の顔だった。



某月某日、都内のマンションで火災が発生した。
逃げ遅れた西島早苗(28)は自身の息子(3)を抱えて、
5階の自室のベランダから飛び降りた。
※写真はその時のもの
西島早苗はその際に死亡した。
息子は多少の火傷を負ったものの無事に生還することができた。
彼女の判断が遅ければ母子ともに命を失っていただだろう。
命がけで息子を守った彼女の行動は賞賛に値する。

文、写真:田中ヨシピコ



田中の書いた記事は一夜にして話題となった。

母親の命を賭した我が子を守る行動が躍動感を伴って一枚の写真に納められていたからだ。

しかし一部疑念の声も上がった。
「どうやってこの写真を撮ったのか」
田中はその問いに対し偶然その場に居合わせたと弁明している。



「実際はどうなんだ?」
西島早苗の夫である西島翔太はナイフを手に持ち、目の前で怯える田中をさらに問い詰める。
愛する妻を失った彼は田中の住むアパートに乗り込んだ。
そして世間で上がっている疑念を直接本人に聞いた。
ただし彼は冷静さを欠いており、それはほとんど恫喝であった。

違う、私はやっていない。
何度弁明しても聞き入れず、ナイフをちらつかせながら暴力を振るう彼に田中はついに屈した。

「こ、こんなことになるなんてお、思ってい、いなかったんだ、本当だ、私はマンションが焼ける様子を写真に撮れればそれで、よ、よかったんだ」

田中は弁明の仕方を間違えたことに気づかなかった。
彼はナイフの柄で田中の後頭部を殴り気絶させ、そしてその周りに灯油を撒く。

「あの世で早苗に謝るんだ」
そして彼は灯油で濡れそぼった畳の上にライターを放った。

翌日。
アパートから田中の焼死体が発見された。
一部焼けた原稿用紙とともに。