みんなのブックマーク

涙喰らい「6ブックマーク」
夜、浮気性のジョンが寝室で枕を濡らしていたのは、{あること}への恐怖からである。

状況を補完した上で、{あること}の詳細を答えて欲しい。

※{あること}とは「妻に浮気がバレること」や「離婚を言い渡されること」ではありません。
24年02月27日 22:36
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



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【A、窒息死すること】








ジョンの様子がおかしいのは、なんとなく気付いていたの。
帰りが遅い日が続いたり、突然の出張が増えたり。

当然、彼を疑いたくはなかった。
でも、夕食の際にトイレに行った隙に、つい彼の携帯を見てしまった。

知らない女とのツーショット。知らない女とのやり取り。知らない女に向けた、愛の言葉まで。
しかも一人じゃない。複数人と似たようなやり取りをしてた。
ずっと前からよ。ここ一年や二年に限った話じゃなかった。
後頭部を殴られたような衝撃だったわ。

勝手に見たのは悪いと思ったけど、平静を保つなんて出来なかった。
戻ってきた彼に写真を突きつけて、問い詰めたの。

そしたら彼、開き直った様子で、「君にも原因がある」って言ったのよ。
いつも家事で忙しそうにしていて、家にいても安らげないし、ちっとも気を使ってくれなかったって。

私が悪いんだって。

許せなかった。浮気をしておいて、問い詰められても開き直って、厚かましくも他人のせいにする態度が。

もうこの人とは、やっていけないと思った。
好きなところは沢山あった。でももう無理だった。
たった一回の裏切りだけど、どうしようもない侮辱でしかなかった。

だから言った、離婚しようって。

でも彼、全然まともに受け取ってくれなかった。
本気だって言っても、「エマ、君は冷静じゃないね。だから勝手に人の携帯を見たりするんだ。明日になれば落ち着いて話もできるだろう。」って。

そう言って、一人で寝室に行ってしまったの。


その後は、よく覚えてない。

暫く一人で色々なことを逡巡して、気付けば1時間くらい経ってたと思う。

自分でも何を考えてるか解らなかったけど、そのままふらふらと彼の寝てる寝室に向かったの。

起こさないようにそっと扉を開けて中に入ると、ぐっすりと眠ってる彼がいたわ。
今日のことなんて、何もショックを受けてないみたいだった。

その時、強烈に彼のことが憎くなった。
絶対に許せなかった。絶対に。

{隣にあった私の枕を手にとって、仰向けで寝ている彼の顔に押し付けたの。}
当然彼は暴れたわ。でも、全体重をかけて必死に押さえ込んだ。凄く長い間そうしていたと思う。実際は、もっとずっと短い時間だったんだろうけど。

いっとう身体が跳ねたと思ったら、そのうち彼は動かなくなった。

{恐る恐る枕をどかすと、彼の顔と枕は涙で濡れていた。}

泣いていたのよ。彼。
息ができない苦しさと、死ぬことへの恐怖で。

でもそれを見て、「咄嗟に枕にしてよかった」って思ったの。
殺すときに泣いている彼の顔を見たら、正気に戻ってしまいそうだったから。

私はそのまま、気絶するようにソファで眠った。それで朝になって、冷静になってここに来たの。

別に後悔は無いわ。
でも…そうね。ジョンの言う通りだった。

一晩経てば、落ち着いて話せてしまえるものね、刑事さん。
司会「さあやってまいりました、学生クイズ王決定戦!
   最後は早押し4択クイズです!
   ボタンを押すと4択が表示されますので、正解の選択肢をお選びください。
   思わぬ選択肢に戸惑うかも?
   では問題です!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

司会「さて、9問を終えて5対4でクイズ王リード!
   あと2問で全てが決まります!

   問題。
   地球のマントルと外核の間にある不連続面のことを、アメ」

ピンポーン

司会「挑戦者が早かった!4択はこちら!」

A モホロビチッチ不連続面
B レーマン不連続面
C グーテンベルク不連続面
D コンラッド不連続面

私「C!」

司会「正解です!ついにクイズ王に追いついた!
   手に汗握る攻防!一進一退の諤迫り合い!
   泣いても笑っても最後の1問、勝つのは果たしてどちらか!

   問題。
   勢力に差がなく、緊迫した状況で勝負を争うことを、かた」

ピンポーン

司会「おーっと!またもや挑戦者だ!4択はこちら!」

A ○○○○○
B △△△△△
C □□□□□
D ×××××

私「………B!」

司会「…あーっと残念!ここで間違えてしまった!」


上記は、私が挑戦者として臨んだ学生クイズ王決定戦である。
最後の問題を間違えたことは、これからも忘れないだろう。

さて、私が間違えた選択肢Bには何と書かれていたと思う?
24年03月09日 17:40
【ウミガメのスープ】 [ひゅー]

正しいジャンルは20の扉でした、失礼いたしました。




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勢力に差がなく、緊迫した状況で勝負を争うことを、刀の部分の名前を使って何という?

A 鰐迫り合い
{B 諤迫り合い}
C 鍔迫り合い(正解)
D 愕迫り合い

こんなのを間違えるなんてありえないって?
問題文の違和感に気付いた君には朝飯前だったか。
貧すれば鈍する「二物衝撃No.⑯」「6ブックマーク」
お金のないカメオが、ウミオの家に電話をかけようと思って扇風機のボタンを押したのはなぜ?
24年03月17日 23:06
【ウミガメのスープ】 [のまるす]



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身代金目的でウミオを誘拐したカメオ。
身代金を要求する電話をかけたいのだが、声を変える機械を持っていないので、扇風機で代用してみた。
自分と電話機の間に扇風機を挟めば、きっと声を変えられるはず…。
そう考えたカメオは、扇風機とペンと紙を用意して電話を始めるのだった。
どうしても飲まねばならぬ人肉の「6ブックマーク」
海上で遭難した船。

魚も捕れず、飢えた極限状態の船員たちは、
とうとう人肉を食すことで、飢えを凌ぐ決断をした。

標的となったのは、一緒に乗っていた奴隷のラテラテ族の少年である。

実は、ラテラテ族の肉は他の民族よりも美味で、
とくに少年とあれば極上の味となるのだ。

そういった理由があったおかげで、人肉のスープは超極上の出来になったのだが、
調理を担当した料理長のカメオは、それを一度も口にしなかった。

一体なぜ?
24年03月18日 21:41
【ウミガメのスープ】 [るょ]



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禁忌とされている人肉のスープを初めて食べた船員達は感激した。

「人肉って、こんなに美味しかったのか…。」
「いやいや、空腹のせいだろう。人肉は美味であって良いわけがない。」
「カメオさんの調理が完璧だったんだろう。」

深く考えずに、とにかくがっつく船員達。

調理を行ったカメオのみが、
この人肉スープが美味である理由を知っていた。

{(そもそも、ラテラテ族の少年の肉は大変美味なのだ。
 他の人肉とは比べ物にならないほどにな…。)}

しかし、{それを口にする訳にはいかない。}
他の人間を食っていなければ、そんなこと、知っているはずがないからだ。

「いやはや、なぜこんなに美味いのでしょうな…。」


これではまた食べたくなってしまうじゃないか。

そんな言葉を、スープと共に飲み込んだ。


答え:
ラテラテ族の少年で作った人肉スープが美味い理由を言わなかったのは、
比較ができるくらい人肉を食べているのがバレてしまうから。
(シェフが料理の説明をするみたいに、本当は説明したかった。)
怪奇!音漏れビンタおじさん「6ブックマーク」
<(ズンダダン!!ズダダン!!!ズダダダンダン!!
 ウォウウォウ!イェイイェイ!ウオオ!!)>


イヤホンで激しめのロックを聴いていた私はおっさんにビンタされた。


一体なぜ?
24年03月18日 22:10
【ウミガメのスープ】 [るょ]



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雪山で遭難した私とおっさん。
山小屋に立てこもり、ブリザードが止むのを待っていた。

疲れ果てていたが、氷点下で眠ることは自殺行為だ。
かといって、無駄な体力を使うわけにもいかない。

私は、自前の音楽プレーヤーで曲を聴くことにした。
激しめの曲で眠気を飛ばす作戦だ。

・・・
来た、サビのピーク直前だ。
最高潮の盛り上がり。

蘇る、昔行ったライブの記憶。
私は最前列でヘッドバンギングをしていた…。

そう、頭を髪を激しく振り乱してサビに備えるのだ。

来るぞ、来るぞ、来るぞ…!


{『寝るなバカモノ!!寝たら死ぬぞ!!!』}
 
 😡🤚<ベチイィィン!!!>


・・・
頭を振る私を迎えたのは、サビではなくおっさんのビンタだった。


皆さんも、雪山で目をつぶって頭をカクカクする際はお気をつけて。
おっさんにビンタされたくなければ、ね…。