みんなのGood

良質:3票トリック:2票納得感:7票
夏のある日、待望の実写化がされた映画「ラテ・ラーテ」を見た山田親子。

息子の感想は概ね面白かったというものであったのに、
父はその映画を酷評しているレビューを見せた。

父も映画を楽しんだのに、いったいなぜ?
24年06月23日 20:15
【ウミガメのスープ】 [ひゅー]



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【父「映画を見て読書感想文書いたらダメじゃないか。」】
かけっこしたい!「12Good」
トリック:12票
タカシ「かけっこしようよ!」
タロウ「いいぜ、あの像まで競争な!」

タカシとタロウは校庭でかけっこをした。
ゴールである二宮金次郎の像まで走ると、
二人は足を止め、今度はスタート地点に向かって走っていった。

走る速さが同程度であるとき、スタート地点に遅く着いたのは?
24年07月02日 20:19
【20の扉】 [ひゅー]

締切:7/5(金) 22時頃 質問数制限はありません




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かけっこの途中で、二宮金次郎の像{まで}走った。

タカシ・タロウ「像が走った!?」

ピタッ

クルッ

タカシ・タロウ「逃げろおおおおおおおおお!!」


スタート地点 1・2着(同着) タカシ・タロウ
         3着     二宮金次郎の像
良質:6票トリック:2票物語:2票納得感:2票
最近スランプ気味の文芸部員のカメオ。
ある日、魔が差して部活仲間のウミオのアイデア帳を盗み見てしまった。

{(このアイデア、めちゃくちゃ面白いじゃないか…!なんでウミオはこれを小説にしていないんだ?)}

そう思ったカメオは、そのアイデアをもとにした小説を書き上げると、自信満々に部活仲間に発表した。
みんなの反応は上々だったが、特にウミオがその小説を大絶賛したのはなぜ?
24年07月27日 23:38
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]



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《簡易解説》
ウミオのアイデア帳に書かれていたのは{カメオがかつてウミオに話したもの}で、ウミオも気に入ったため、カメオのアイデアとしてメモを残していた。
カメオは{忘れていた自分のアイデア}を思い出して自信作として書き上げ、ウミオは前々からこのアイデアが{小説になることを待ち望んでいた}ため、大絶賛をした。

《解説》
(はあ、何にも小説のアイデアが浮かばない…)
部室に来たはいいものの、スランプで苦しんでいたカメオは、一冊のノートを見つけた。
(ん? あれはウミオのアイデア帳か? アイツ最近調子いいしな… ちょっとだけ見てもバレないだろう)

そうして魔が差して、ウミオのアイデア帳をめくり始めると、そこには様々なことが書かれていた。
小説の設定やあらすじ、小説や広告の気になったフレーズ、中には小説や漫画への感想文のようなものまであった。
(やっぱりすごい奴は普段からすごいんだな… それに比べて俺は…)
落ち込みながらめくった次のページに書かれていたのは、ウミオにしてはめずらしいSFもののあらすじのようだった。
どこかウミオらしくないそれは、しかしカメオの心を捕らえて離さない。
(このアイデア、めちゃくちゃ面白いじゃないか…!なんでウミオはこれを小説にしていないんだ?)
浮かんだ疑問も束の間、答えはすぐに分かった。

───○月×日 カメオが話してくれたあらすじ。
カメオらしくて、めちゃくちゃ面白いと思うから早く形にすればいいのにいつまでも出さないから忘れないように書いておく。
俺もいつかこんな話を書いてみたい。


衝撃だった。
まず、これが自分のアイデアだということもそうだし、ウミオが覚えるほど気に入ってくれていたこともそうだし、何よりそれを今の今まで忘れていたことも。
念のため、自分のメモを漁ると確かにその日付より前に同じアイデアを書いていた。
そりゃ自分のアイデアなんだから面白く思って当然だ。
だが、スランプに悩んでいた自分にはチャンスだ。なんせウミオと何も覚えてなかったカメオが「面白い」と思ったのだ。
これを形にしない手はない。

そう決意したカメオは、久々にペンを執った。


数日後。
出来上がった小説を部内の発表会に出すと、みんなからの評判は上々だった。
中でもウミオは「お前やっとこれ書いたんだな! まさか忘れてたか?」なんて言いながら笑っていた。


カメオがウミオのアイデア帳を見てしまったことを謝ったところ、ウミオが他にも忘れているアイデアがないか問い詰めたのは別の話。



──当作は盗作ではなく倒錯の末に生まれました。
(『トウサク』あとがきより)
月まで384,400km「12Good」
トリック:3票物語:8票納得感:1票
小太郎は、じゃんけんする代わりに「綺麗な月だな」と月を指差した。
この状況を、「月」というワードを使って5文字で表してほしい。
24年09月30日 22:55
【20の扉】 [霜ばしら]



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【〖答え〗 月より団子】
小太郎は、月を見るように誘導して友人の目を逸らした隙に、最後の一個の月見団子を食べた。










脈絡もなく、小太郎が「綺麗な月だな」と言った。

二人っきりでいても、甘酸っぱい雰囲気になったことなどない。
今だって、小太郎の表情も声もいつもと違う所は見つけられなかった。

そんなわけないのに、一瞬、告白のように聞こえてしまったのはなぜだろう。
動揺で鈍った頭のまま、小太郎の指先を追ってぼんやりと月を見上げる。

含み笑いが聞こえて振り向くと、小太郎が得意気な顔で団子を咥えていた。
縁側に置いた月見団子の皿が、いつの間にか空っぽになっている。

「ラスワンいただきー」

「えーずるい!」

反射的にそう返したけど、本当は団子なんてどうでもよくなっていた。
そんなに喜ぶなら、これからずっと譲ってあげてもいいとさえ思った。

今までの私なら、こんな風に遅れを取らなかったはず。
全力で、最後の一個を奪い合っていたはずなのに。

黙り込んでいたら不機嫌に見えたのか、小太郎が肩をつついてくる。

「何だよ、そんなに悔しかったのか?」

「別に…」

何と言ったらいいのかわからなくて、そのまま怒ったふりをして顔を背けた。
そのまま、涼しい夜の空を眺める。

もう一度見た月はきらきら輝いていて、それが無性に寂しかった。
すてきな朝食「12Good」
良質:3票トリック:1票物語:2票納得感:6票
いつもより少し早く起きたカメコは、朝食にスクランブルエッグを作ろうと台所に立った。
しかし、目覚まし時計が鳴っていないことに気が付くと、カメコは目玉焼きを作り始めた。
なぜ、心変わりしたのだろう?
24年11月30日 19:34
【ウミガメのスープ】 [あめ@12]

卵入りあっさりスープ




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夫婦であるカメコとカメオ。
卵が残り一個だったため、朝食にスクランブルエッグを作って分けようと思ったのだ。

同じ寝室で寝ているカメコはいつもカメオの目覚ましで、一緒に起床し、カメオが仕事に行く準備をしている間に朝食を用意する。
今日はいつもの時間に目覚まし時計が鳴らないことで、カメオの仕事は今日は休みだと気が付いたカメコ。
カメオは休みの日は朝食を取らず昼過ぎまで寝ている。

その為、朝食の用意が一人分あればいいと思ったカメコはスクランブルエッグではなく、目玉焼きを作ることにしたのだ。