みんなのGood

トリック:1票納得感:1票
カメオの昇進に合わせて新築の一軒家を建てた海野一家。
一生に一度の買い物という事で、妻のカメコは使いやすさを追求して色々と要望を出した。

出来上がった家のキッチンを見たカメコが、これこそ理想のキッチンだと思いつつも{やる気が急激に無くなったのはいったい何故?}
25年10月01日 00:03
【ウミガメのスープ】 [琴水]



解説を見る
普段から真面目に家事をこなしていたカメコ。
もちろん料理も毎日カメコが作っていた。
しかし、カメコにとって、たまの休日にカメオが作ってくれる料理は特別だったのだ。

「あなたの料理、もし毎日食べられたなら幸せね」

主婦業は休みなんて無いんだから、休みは半分こしようと言ってくれるカメオの優しさが嬉しかった。
なりよりも本気で美味しかった。毎日食べたい。






「昇進して現場に行く事もなくなって時間ができたし、これからは僕が料理を作るよ。前に君も僕の料理を毎日食べたいって言ってくれてたでしょ」

新しいキッチンを前にしてカメオがそう言った。

カメコにとっては高くて使いにくいカウンター。
右利きのカメコにとって使いにくいレイアウトの各種調理器具。
設計の段階で伝えていた要望とは全く違うけれど…そこで毎日料理を作ってくれるカメオを想像すると…
{これはまさにカメコにとって理想のキッチンだった。}

そして{料理はカメコのやるべき事ではなくなった}ので、今まで料理に使っていたやる気を他の家事に回そうと決めたカメコであった。
物語:1票納得感:1票
『右足と離れたくない左足 行き場を探し迷う左手』

文学部1年の藤堂は部室で詠んだこの一首を「冷え性である自分が布団の中で手足を暖めている様子を詠った」と説明している。

さて、この短歌に出てくる右足がいま膝小僧だけ湯船の中から出ているのは一体なぜ?
25年10月05日 22:01
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



解説を見る
5月、運動会。

部活対抗二人三脚リレーという種目で密かに想いを寄せる久坂先輩とペアになることになった。

本番直前、久坂が桜子の左足と自分の右足をハチマキでしっかりと結びつける。

・・・

「この二人三脚の時間だけでなく、ずっと先輩の右足と私の左足がくっついたままだったらいいな。そして私の左手は先輩のどこに添えたらいいのかな、と…」
「さくらめっちゃ恋してんじゃん!いいなー!」

放課後の部室で桜子が友人に自分が詠んだ短歌を見せながら説明をしているところに、当人である久坂が現れた。

慌てて短歌を隠す桜子。

友人はそんな桜子をにやにや見ながら、久坂に話しかけた。

「先輩!さくらがめっちゃ素敵な短歌を詠んだんですよ」
「ちょっ!さ、さえこ!」
「へぇー、なにも隠さなくてもいいじゃん、ちょっと見せてよ」

桜子は堪忍して久坂に短歌を見せた。

「えー…『右足と離れたくない左足 行き場を探し迷う左手』かあ」
「ちょっと音読しないでください!」
「うーん… どういう意味?」
「うーーー… あのー、そのー、わ、私、冷え性なんで布団の中で手足を暖めている様子を詠んだんです!」
「…なんで逆ギレしてるの!?」


その夜。

「最近、藤堂と二人三脚で一緒になるし、今日もなんとなく仲良く話せたし…」
「なんか…怖いくらいツイてるな俺…」

風呂に入るために衣服を脱ぎながらそんな独り言を呟く久坂。

二人三脚を(最下位で)ゴールした時のことを思い出す。

・・・

「ご、ごめんなさい先輩!」
「全然大丈夫。藤堂は怪我はないか?」
「私はぜんぜ… あっ!血…」
「大した傷じゃないからほっとけば治るよ」
「だだだ、ダメです!ちょっと待っててください!」

ゴール直前で藤堂がバランスを崩して、それを久坂が庇うかたちで2人とも転倒したのだ。
その時にできた久坂の右膝の傷に、藤堂はやさしく絆創膏を貼った。

「…ちょっと俺には可愛すぎない?」
桜柄のピンクの絆創膏。
「これしか持ってないんです!嫌だったらお家で新しいものに替えてくださいね」

・・・

「うーん… 剥がしたくない…」

可愛すぎない?と言ったものの、久坂は藤堂に貼ってもらった絆創膏を剥がせずにいた。

ゆっくりと絆創膏を濡らさないように右膝を浮かせて湯船に浸かる。

そして上機嫌の様子で一首そらんじた。

「一枚の藤の桜を濡らさじと小僧が丸く水面に浮かぶ」





https://late-late.jp/mondai/show/19783に続く…
早さの代償「2Good」
納得感:2票
誰よりも早く泳ぎたかったカメ子はゆっくり歩いた

何故?

【参加テーマ・泳げますか?】
25年10月05日 13:59
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



解説を見る
カメ子は早く泳ぎたかった

『速く』ではなく『早く』だ

着替える時間も惜しんで水に飛び込みたかったのだ

その為、予め下着の代わりに水着を着込んで行った

帰り道

お約束のように帰りに履く下着を忘れていたカメ子はノーパンノーブラで帰る事になりスカートが捲れないようにゆっくりと歩くのだった
手抜き料理に絶望「2Good」
納得感:2票
いつもと違い今日の料理は手抜きだったので絶望した

何故?

【参加テーマ・美味い手抜き料理と言えば?】
25年10月03日 12:22
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



解説を見る
自称料理上手のカメ子のプライドは恋人のカメオの振る舞う料理を見る度に砕けていった

いや、まだ、まだよ。彼の料理はあくまで【男の趣味】。高価な素材を時間をかけて調理すれば誰だって・・・

今日のデートは外食の予定だったがレストランが取れておらずカメオの家に来た

カメオ『ごめーん。大した材料無いし時間も無いから手抜き料理になるよ』

出てきた料理はペペロンチーノ。先にこれだけでも食べててと言われカメ子は一口食べた

<美味い>

このパスタ。塩加減、茹で時間、盛り付け・・・完璧だ。高級イタリアンで出てきてもおかしくないし私が作るどんなパスタより美味しい・・・

カメコの粉々のプライドは更に粉砕されたのだった
納得感:2票
【{少年・ウミオは、途中まで最悪の状況に置かれていた。}】
何をやっても裏目に出てしまい、彼の意図とは異なる結果ばかりが相手からもたらされた。

しかし、終盤に差し掛かるころに{転機}が訪れると、
【ウミオはそれまでと同じ行動を見せていたにもかかわらず、{なぜか今度はすべてが相手に対して彼の思い通りに進み、最終的には良い結果を得ることができた}】
のだった

この{転機}とは何だったのだろう?ウミオを主軸にした説明をしてほしい。
25年10月11日 21:25
【ウミガメのスープ】 [mintadel]

一般出題形式です。




解説を見る
少年野球での一幕。

ウミオの投球には致命的な癖があった。6回表までその存在はウミオにはわからず、相手チームには看破されていた。
何を投げても球種を読まれていいようにあしらわれたのだった。
しかし、6回表終了時にチームのマネージャーから監督に報告があり、その癖のことが判明して、大きな転機が訪れる。
【監督はウミオにこういった。
{「その癖、直すんじゃなくて、逆にしてみろ」}
と。】
監督はウミオに続投を指示した。チームは全員が同意した。カメオは奮起した。

7回表では投球の癖を逆にしてみた。相手は看破できてると思っていたので見事に騙された。
8回表ではその癖をわざともとに戻した。相手はさらに騙された。
9回表ではもう相手全員が疑心暗鬼になり、何をやっても思い通りに行った。
そして、思考統率が乱れ動揺した相手チームから9回裏にサヨナラ打を勝ち取り、{チームは見事に逆転勝利した}のである。

<真のタイトル「相手チームさん、ミスリードには十分注意を」>