「ぼくのかんがえたさいきょうのドラゴン」「1Good」
トリック:1票
評価が厳しくなる中、カメオが作り上げた完璧な竜は、誰が見ても正当に点をつけざるを得なかった。
しかし、そのせいで無名だったカメオは広く知れ渡り、人々に笑われてしまったという。
一体なぜ?
しかし、そのせいで無名だったカメオは広く知れ渡り、人々に笑われてしまったという。
一体なぜ?
20年01月19日 23:25
【ウミガメのスープ】 [めしるか]
【ウミガメのスープ】 [めしるか]
こうげきりょく1000000
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カメオは、書道の課題で『滝』という字を書くことになった。
字は上手いが、天然なカメオは
さんずい(氵)を書き忘れ、半紙に大きく『竜』と書いてしまった。
課題と違う字では評価してもらえない。
気づいたカメオは、左側に『氵』をつけ加えたが
今度は名前を書くスペースがなくなってしまった。
一から書き直すのはさすがに面倒なので、そのまま提出したカメオ。
その後、クラス全員分貼りだされた作品の中に、ものすごく綺麗な『竜』と、明らかに後から足された『氵』。
そして、ひとりだけ書かれていない名前。
それを見た人々は「ああ、失敗したんだなぁ」と笑うのだった。
字は上手いが、天然なカメオは
さんずい(氵)を書き忘れ、半紙に大きく『竜』と書いてしまった。
課題と違う字では評価してもらえない。
気づいたカメオは、左側に『氵』をつけ加えたが
今度は名前を書くスペースがなくなってしまった。
一から書き直すのはさすがに面倒なので、そのまま提出したカメオ。
その後、クラス全員分貼りだされた作品の中に、ものすごく綺麗な『竜』と、明らかに後から足された『氵』。
そして、ひとりだけ書かれていない名前。
それを見た人々は「ああ、失敗したんだなぁ」と笑うのだった。
「損をした…!」「1Good」
納得感:1票
カメオは万が一を恐れて備えていたのだが、万が一の事態が起きなかったので損をした気分になった。
なぜだろうか。
なぜだろうか。
20年01月17日 12:03
【ウミガメのスープ】 [てらさき]
【ウミガメのスープ】 [てらさき]
若干の知識が必要かもしれません。初出題なのでお手柔らかにお願いします。
解説を見る
カメオは万が一病気になった時に備えて医療保険に加入していたが全く保険を使わないまま年齢満了を迎えた。
加入していた保険が掛け捨て型で、受け取るお金が全くなかったため損をした気分になったのであった。
加入していた保険が掛け捨て型で、受け取るお金が全くなかったため損をした気分になったのであった。
「初恋の失恋」「1Good」
物語:1票
私は銀子!
私には憧れの人がいるの。いっつも見上げてばかりで遠い存在だけど、私は彼が大好きなの!
もう抑えきれない! ついさっき、好きなことを伝えていたの!
けど、しばらく返事はもらえなかった。でもでも、今日ね「好きだよ」って返事をもらえたの!
私、嬉しくってみんなに言ったら「よかったな」「ずっと好きだったもんね」「おめでとう」って祝ってもらったの!
私は彼と毎日のようにデートをした!
彼は優しいから他の女の子にも優しくしてるけど、そんなの関係ない! だって、私は彼のそういうところが大好きだから。
でも、この最高の時間はずっとは続かなかった……。
私と彼は、離れ離れになってしまった。
持ち出したのは彼の方からだった。
ずっと、一緒にいたかった。
もっと、好きって伝えたかった。
私のこと、好きって言ったのに……。
ねぇ? どうして、離れ離れになっちゃったのかな?
私には憧れの人がいるの。いっつも見上げてばかりで遠い存在だけど、私は彼が大好きなの!
もう抑えきれない! ついさっき、好きなことを伝えていたの!
けど、しばらく返事はもらえなかった。でもでも、今日ね「好きだよ」って返事をもらえたの!
私、嬉しくってみんなに言ったら「よかったな」「ずっと好きだったもんね」「おめでとう」って祝ってもらったの!
私は彼と毎日のようにデートをした!
彼は優しいから他の女の子にも優しくしてるけど、そんなの関係ない! だって、私は彼のそういうところが大好きだから。
でも、この最高の時間はずっとは続かなかった……。
私と彼は、離れ離れになってしまった。
持ち出したのは彼の方からだった。
ずっと、一緒にいたかった。
もっと、好きって伝えたかった。
私のこと、好きって言ったのに……。
ねぇ? どうして、離れ離れになっちゃったのかな?
20年01月20日 23:07
【ウミガメのスープ】 [238]
【ウミガメのスープ】 [238]
よろしくお願いしマァァす!
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私は{犬}だ。
当然、上を見上げないと彼を見ることはできないし、私たちの言葉が彼に通じることはない。だから、私を好きって言ってくれたのも、彼の気まぐれだ。
私が好きと言っても、この気持ちが届くことはない。それでも、それでも私は彼のことが好きだった。愛していた。
だから、好きと言われた時、私はとっても嬉しかった。
捨てられた私を助けてくれた、たった一人の大切な人。
でも、知ってたんだ。彼は優しいから、たくさんの捨て犬、捨て猫を拾ってくることを。
そして、私たちの命を背負えるだけのお金がないことを、私は知っていた。
彼は、自分の生活を切り詰めて私たちを世話してくれた。衰弱していくのが、目に見えていた。
そん時、私は、私を買いたいと言った飼い主に引き取られた。
彼は笑顔で、そして、泣きながら私を見送ってくれた。
苦渋の決断だったんだろう……だから、私は彼の意思に従うしかない。
彼がこれ以上、私たちのために苦しむ姿を、私はもう見ていられないから。
もう会えないだろう。きっと、私のこれからの生活を考えて、彼はもう会ってくれないし、会いにもこない。
だから――さよなら、私の大好きな人……。
ずっと……ずっと
愛してる。
当然、上を見上げないと彼を見ることはできないし、私たちの言葉が彼に通じることはない。だから、私を好きって言ってくれたのも、彼の気まぐれだ。
私が好きと言っても、この気持ちが届くことはない。それでも、それでも私は彼のことが好きだった。愛していた。
だから、好きと言われた時、私はとっても嬉しかった。
捨てられた私を助けてくれた、たった一人の大切な人。
でも、知ってたんだ。彼は優しいから、たくさんの捨て犬、捨て猫を拾ってくることを。
そして、私たちの命を背負えるだけのお金がないことを、私は知っていた。
彼は、自分の生活を切り詰めて私たちを世話してくれた。衰弱していくのが、目に見えていた。
そん時、私は、私を買いたいと言った飼い主に引き取られた。
彼は笑顔で、そして、泣きながら私を見送ってくれた。
苦渋の決断だったんだろう……だから、私は彼の意思に従うしかない。
彼がこれ以上、私たちのために苦しむ姿を、私はもう見ていられないから。
もう会えないだろう。きっと、私のこれからの生活を考えて、彼はもう会ってくれないし、会いにもこない。
だから――さよなら、私の大好きな人……。
ずっと……ずっと
愛してる。
「豹変する教授」「1Good」
物語:1票
A大学で必修の講義を担当するカメオ教授は、老齢で無愛想な性格であり、簡素な資料のみを配布して分かりにくい説明をぼそぼそと話し続けるような教授であった。講義を受ける学生の中には、遅刻したり、居眠りをしていたり、ひどい場合には私語を話したりする者もいたが、それにもカメオ教授は全くお構い無し。
ところがある日、カメオ教授は講義中に学生が騒いでいるのを見て「静かにしなさい!」と迫力のある声で一喝し、さらに講義室から退出するよう指示までした。
そしてこの一件をきっかけに、カメオ教授の学生からの人気が少し上がったのだという。
一体なぜ?
ところがある日、カメオ教授は講義中に学生が騒いでいるのを見て「静かにしなさい!」と迫力のある声で一喝し、さらに講義室から退出するよう指示までした。
そしてこの一件をきっかけに、カメオ教授の学生からの人気が少し上がったのだという。
一体なぜ?
20年01月21日 15:46
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
本日21:00で締めます。ヒント出しました。
解説を見る
ある日のカメオ教授の講義中、非常に大きい地震が発生した。学生たちが驚いて騒ぎ立てる中、カメオ教授は「{静かにしなさい!}まずは落ち着いて、揺れが収まるまで頭を抱えて机の下に潜っていなさい!」と一喝した。そうして揺れが収まった後、「余震の虞がありますので、講義を中止して外に避難しましょう。後ろの席の学生から順番に、{講義室から退出してください}。くれぐれも慌てないように。」と的確に指示をした。
普段の様子とは異なり、突然の地震にも慌てることなく学生の安全を考えて冷静に誘導するカメオ教授の姿が見直され、これをきっかけに学生からの人気が上がったのだ。
普段の様子とは異なり、突然の地震にも慌てることなく学生の安全を考えて冷静に誘導するカメオ教授の姿が見直され、これをきっかけに学生からの人気が上がったのだ。
「ラブ・アンド・ピース・アロマロイヤル」「1Good」
物語:1票
ある日、親戚の集まりに出席した女は、
ヘビースモーカーの夫を気遣って、夫の傍らにある煙草を手に取り箱から取り出すと、近くのスタッフに火をつけるよう指示をした。
しかし、結局その煙草は夫の代わりに女が吸い、その日から女は普段も煙草を吸うようになったいう。
どういうことだろう?
「お心残りはございませんでしょうか。」
手紙、衣服、人形、好きだったお菓子…
故人の思い出の品々がひとしきり棺桶に加えられたことを見届けると、{葬儀場のスタッフ}はそう声をかけた。
すると、親戚の一人が思い出したように{夫の眠る棺桶}に歩み寄る。
「これ忘れてたよ、お前これ好きだったもんな。向こうでは健康も気にせずに、心置きなく吸ってくれよ。」
そう言うと親戚は手に持った{煙草を棺桶に入れた}。
正直、それをみた私はいい気分ではなかった。
確かに、煙草は夫の病には直接関係ないかもしれない。出会ってから60年、私たちはもう十分すぎるほど生きることはできた。
でも、もしあなたが煙草を吸っていなかったら、もっと長く生きて、今日もこれからもあなたと過ごせたのかしら。
向こうでも健康を気にせず?ふざけないで!今度は『向こう』で健康に過ごして欲しい!
そう思うと、突然に沸々と怒りが湧いてきて、私は夫の{棺桶から煙草を取り上げて}こう言った。
「煙草はいらないわ、{このまま火葬}してちょうだい。」
煙草を入れた親戚も、生涯を共にした妻の言うことに食い下がることもできなかったろうに。
かくして夫の棺桶は煙草抜きで火葬されたのだった。
慌ただしい葬儀が終わり、独り帰路に着いた私は、ポケットにさっき取り上げた煙草があったことに気づいた。
思えば、夫が急に倒れて感情を整理する間もないままの出来事だった。
これまで夫の煙草は認めていたのに。今更取り上げて、向こうでひとりの夫に意地悪して何になるっていうのかしら。
冷静なってあの時の振る舞いを{後悔した私は、次にこの煙草をどうやって天国の夫に届けるか}考えていた。
お供えでも良かったのだろうけど、墓前に雨晒しの煙草なんて嫌だよね。
そうだ。{私が死ぬ時、棺桶に入れて届けてあげよう}。
私ももういい歳なんだから、きっとそんなに時間はかからないよ。
だからそれまでは我慢して、向こうでは健康にして待っててね。
遺言にしてもいいけど、{今からでも私が煙草を吸ってた方がいいかな。
そしたらまた誰かが入れてくれるよね。}
そうして手元の煙草に火をつけると、いつもの香りがした。
短い解説
夫の{葬儀}に出席した老年の女は、親戚が煙草を棺桶に入れたのを見て、夫に天国では煙草をやめてほしいという思いから、それを{棺桶から取り出し}、葬儀場のスタッフには{そのまま火葬を進める}よう指示をした。
葬儀が終わって冷静になった女は、煙草を棺桶に入れてあげられなかったことを後悔し、
いずれ自分が死んだ時、{誰かが煙草を棺桶にいれて天国で待つ夫に届けられる}よう、その日から煙草を吸い始めることに決め、
手始めに先程棺桶から取り上げた煙草に火をつけた。
ヘビースモーカーの夫を気遣って、夫の傍らにある煙草を手に取り箱から取り出すと、近くのスタッフに火をつけるよう指示をした。
しかし、結局その煙草は夫の代わりに女が吸い、その日から女は普段も煙草を吸うようになったいう。
どういうことだろう?
20年01月21日 12:52
【ウミガメのスープ】 [おしゃけさん]
【ウミガメのスープ】 [おしゃけさん]
解説を見る
「お心残りはございませんでしょうか。」
手紙、衣服、人形、好きだったお菓子…
故人の思い出の品々がひとしきり棺桶に加えられたことを見届けると、{葬儀場のスタッフ}はそう声をかけた。
すると、親戚の一人が思い出したように{夫の眠る棺桶}に歩み寄る。
「これ忘れてたよ、お前これ好きだったもんな。向こうでは健康も気にせずに、心置きなく吸ってくれよ。」
そう言うと親戚は手に持った{煙草を棺桶に入れた}。
正直、それをみた私はいい気分ではなかった。
確かに、煙草は夫の病には直接関係ないかもしれない。出会ってから60年、私たちはもう十分すぎるほど生きることはできた。
でも、もしあなたが煙草を吸っていなかったら、もっと長く生きて、今日もこれからもあなたと過ごせたのかしら。
向こうでも健康を気にせず?ふざけないで!今度は『向こう』で健康に過ごして欲しい!
そう思うと、突然に沸々と怒りが湧いてきて、私は夫の{棺桶から煙草を取り上げて}こう言った。
「煙草はいらないわ、{このまま火葬}してちょうだい。」
煙草を入れた親戚も、生涯を共にした妻の言うことに食い下がることもできなかったろうに。
かくして夫の棺桶は煙草抜きで火葬されたのだった。
慌ただしい葬儀が終わり、独り帰路に着いた私は、ポケットにさっき取り上げた煙草があったことに気づいた。
思えば、夫が急に倒れて感情を整理する間もないままの出来事だった。
これまで夫の煙草は認めていたのに。今更取り上げて、向こうでひとりの夫に意地悪して何になるっていうのかしら。
冷静なってあの時の振る舞いを{後悔した私は、次にこの煙草をどうやって天国の夫に届けるか}考えていた。
お供えでも良かったのだろうけど、墓前に雨晒しの煙草なんて嫌だよね。
そうだ。{私が死ぬ時、棺桶に入れて届けてあげよう}。
私ももういい歳なんだから、きっとそんなに時間はかからないよ。
だからそれまでは我慢して、向こうでは健康にして待っててね。
遺言にしてもいいけど、{今からでも私が煙草を吸ってた方がいいかな。
そしたらまた誰かが入れてくれるよね。}
そうして手元の煙草に火をつけると、いつもの香りがした。
短い解説
夫の{葬儀}に出席した老年の女は、親戚が煙草を棺桶に入れたのを見て、夫に天国では煙草をやめてほしいという思いから、それを{棺桶から取り出し}、葬儀場のスタッフには{そのまま火葬を進める}よう指示をした。
葬儀が終わって冷静になった女は、煙草を棺桶に入れてあげられなかったことを後悔し、
いずれ自分が死んだ時、{誰かが煙草を棺桶にいれて天国で待つ夫に届けられる}よう、その日から煙草を吸い始めることに決め、
手始めに先程棺桶から取り上げた煙草に火をつけた。