みんなのGood

コーヒー擬き「3Good」
物語:2票納得感:1票
梅神高校の番長のソラ。
腕っぷしもさることながら、その寡黙さと硬派な人柄から彼を慕う人間は少なくない。

そんな硬派な彼は甘いものが苦手なのだが、クラスメイトのアカリからは{コーラが大好物}だと勘違いされている。

一体何故?
24年02月04日 22:24
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



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【簡易解説】
アカリと少しでも長く二人きりでいたいソラが、パシりが早く帰って来ないよう、いつも炭酸飲料(コーラ)を買いに行かせるため。



【ながいやつ】


「兄貴!無糖のコーヒーっす!」

「…おう、いつも悪いな。ダイチ。」


ソラには、彼をよく慕う後輩のダイチがいる。

きっかけは1年前。
隣町の不良に絡まれていたダイチを、たまたま通り掛かったソラが助けた。
これに強く恩義を感じたダイチは、その後もソラに付きまとい、ことあるごとに勝手に気を利かせるようなった。ソラも再三拒否の意を示したのだが、あまりにもダイチが聞かないので、最終的にはソラが根負けする形で舎弟になることを許した。
最近ではソラも慣れたのか、休憩時間にはダイチによくお使いをさせている。いわゆるパシりだが、ダイチとしてはソラに頼みごとをされるのが嬉しいのか、{いつも大急ぎで買ってくる。}


そんなある日。


「ソラ君!…とダイチ君!今日も仲良しだね」

「アカリ先輩!お疲れ様っす!」

「…おう。」


昼の休憩中、いつものようにダイチにコーヒーを買わせに行こうとしたソラに、{クラスメイトのアカリ}が話しかけてきた。

ソラは男子から慕われてはいるものの、寡黙な性格と人相から女子には怖がられることが多く、かつてはアカリもそんな生徒の一人であった。しかし雨の日に傘を忘れて帰れなくなっていた際に、ソラに傘を貸して貰って以降わだかまりが解けたのか、今ではたまにソラ達と交流をしている。


「2人ともお昼はまだ?良かったら一緒にお弁当食べない?弟のと間違えて多めに詰めて来ちゃったんだよね」

「いいんすか!?いや~最近コンビニ飯ばっかなんで超嬉しいっす!」

「好きにしろ」


ソラは素っ気なく返したが、アカリは気にする様子はない。ソラ自身寡黙で不器用な気質の上、異性との交流は慣れている方ではない。アカリもそれは解っていた。


「あ、兄貴飲み物買ってきますね!アカリ先輩もなんか飲みます?」

「私は水筒のお茶あるから大丈夫だよ」

「了解っす!{兄貴は…今日もコーヒーじゃなくてコーラっすか?}」

「…ああ、頼んだ」


ごく僅かな逡巡の後、同意したソラはダイチにお金を渡した。

ソラは、{アカリといる時だけはいつものブラックコーヒーではなく、コーラを頼む。}

{…ソラは、アカリのことが好きである。}
具体的に何時からというわけではないが、分け隔てなく自分に接してくれるアカリに、何時しか好意を抱くようになった。
なんとなくそれを自覚して以来、ダイチにはコーヒーではなく、コーヒーを買って来させている。

◆◆◆◆◆


「兄貴!今日もコーヒーでいいっすか?」

「…いや、今日はコーラが飲みたい」

「へ??コーラっすか???でも兄貴甘いの苦手って…」

「コーラでいい、たまにはそういう気分の日もあるだろ。{あんまり急ぐなよ、振ると開けたとき中身が吹き出すからな}」

「???り、了解っす!(そんな日、あるかなぁ?)」


◆◆◆◆◆

何か口実をつけて遠くのコンビニに行かせたりしてもいいが、誤魔化している手前、ダイチに要らぬ足労は掛けたくないのが人情である。

別に二人きりになったら告白をするだとか、そういう思惑があるわけではない。それでもただ長く、二人だけの時間が欲しかったのだった。
そして他愛の無い話をして、帰ってきたダイチから受け取ったコーラを、苦い顔をして飲み干すのだ。


「ふふっ、今日もコーラなんだ」

「悪いか?」

「そんなこと無いけど、ちょっと意外だったかも」

「……そうか」


会話は決して弾まない。
アカリが話を振り、ソラが素っ気なく返す。
それの繰り返し。


「猫が好きなのか?」

「えっ?」

「…ストラップも、箸も猫だ」

「よく気づいたね~猫大好き!ウチでも猫を飼ってるんだよ」

「…そうか…名前は、なんだ」

「名前はね~」


最近は、そうとも、限らないかもしれないが。

アカリへの想いをダイチに話せば、好きでもないコーラを飲む必要はなくなる。
ダイチのことだから、うまく気を遣ってくれるだろう。だが、{硬派で寡黙で不器用な彼が、それを打ち明けられる筈もない。}
これからもしばらくコーラを飲むし、アカリはソラがコーラ好きだと勘違いし続けるだろう。

誤解が解ける日が来るとすれば、その時はきっと…



「…兄貴、なんでアカリ先輩がいるときだけコーラ飲むだろうな。にしてもあの二人、付き合ったりしないかな~なんて!ま、兄貴が恋愛とかするわけないか!!」
雪が暴く嘘「3Good」
トリック:1票物語:1票納得感:1票
夜6時を5分ほど過ぎ、繁華街がネオンに輝き出す頃。
N氏は、所在なげに街角に立っている男に、声をかけてとある質問をした。N氏の突然の質問に対し、咄嗟に嘘をつく男であったが、洞察力に優れるN氏は、男の様子からそれが嘘であることを見抜いた。

さて、N氏が男の嘘を見抜くことができたのは、その日、東京としては珍しく大雪が降っていたからだというのだが、一体どういうことだろう?
24年02月09日 00:09
【ウミガメのスープ】 [うるち米]



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6時に彼氏の雅哉とデートの待ち合わせをしている、N氏こと長野凌子。
雪による電車の遅れで5分ほど遅刻をしてしまい、息を切らして待ち合わせ場所に向かうと、雅哉が寒そうにしながらじっと待っていた。

凌子「ごめん、待った?」
雅哉「いや、俺もちょっと遅れちゃって、今来たとこだよ!」

雅哉が着ているコートは、肩もフードも雪で真っ白になっており、10分以上はここで待っていただろうことが勘の良い凌子にはわかったが、そんな優しい嘘に雅哉への恋心はむしろ深まったのであった。

要約:
N氏と男はデートの待ち合わせをしているカップル。
N氏の質問は「待った?」
男の嘘は「待ってないよ!」
N氏がその嘘を見抜けたのは、男のコートに雪が積もっていて、しばらくそこで待っていたことが分かったから。
「3Good」
物語:1票納得感:2票
初めまして、私はここで物語の管理をしている管理人です。今から皆様には、記憶が抜け落ちてしまった話の真相を暴いてほしいのです。ええ、何しろ以前の管理はかなり杜撰でしたから……。
それでは早速、この物語の真相を突き止めていただけますか?

***
【自宅の前に傘が立てかけてあるのを見た男は恐怖した。一体どういうことだろう?】
24年02月07日 18:56
【ウミガメのスープ】 [アンノウン]



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自宅から傘を持ってきていた男だったが、隣で困っている女性の新入社員に貸してあげることにした。{普段は会話はほとんどしない、名前も知らない相手だったが}、人助けをして損はないと思ったのだ。

「ありがとうございます、傘は後日お返ししますから……」

翌日。晴れたにも関わらず、女性は傘を男に返す素振りは見せなかった。不思議に思いながら帰宅すると、

【{自宅に昨日貸したはずの男の傘が立てかけてあった。 }】

あの社員とは会話はしない、当然、住所も知らない。{相手がストーカーだ}と思い、男は恐怖したのだった。


***
素晴らしい!流石は名探偵の皆様。物語の真相を明らかにしてくださり、ありがとうございます。これからも似たように記憶を失った物語が出てくると思いますので、その時もお力をお貸しいただけるよう、よろしくお願い申し上げます。
トリック:1票納得感:2票
1、海亀
2、海豚
3、海豹
4、海象
5、海獺
6、海驢
7、海馬(タツノオトシゴではない)


自称漢字博士のカメオは1の海亀と7の海馬以外の漢字を全て読み間違えた

何故?

【参加テーマ・2〜7の漢字を読めますか?】
24年02月05日 20:02
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]

『海』から始まるの間違いです




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漢字クイズに挑んむカメオチーム

7人で7つの漢字を全て読めばクリアだ

1人1つの漢字を読む。普通なら漢字に詳しいカメオは最後に構えて誰も読めなかった漢字を読むだろう

しかしカメオは考えた。他のメンバーは残った漢字を読めるだろうか?

流石に【海亀】位は読めるだろうが【海豚】は読めるか?もし誰も読めなければチームは負けだ

そうだ!カメオは最初に答える役となり2〜6の漢字を全てわざと間違えた

しかも2の漢字に3の答、3の漢字に4の漢字を答えたのだ

最後、6の漢字に2の漢字を誤答したのだ

最後に7の漢字をキチンと答え他のメンバーに託したのだ



当然、他のメンバーはカメオの誤答で答を知っていたので簡単に答えたのだった


アザゼル『え、えーと。(残された)1番・・・読めない!うみ・・・何て読むの!?』
物語:1票納得感:2票
注射が怖かったカメオは椅子に座った。
結果的にカメオは死亡した。

一体どういう事だろう?
24年02月10日 01:06
【ウミガメのスープ】 [Windows 天。]

初出題ですので不手際があれば申し訳ございません! (_ _)




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カメオはアメリカの死刑囚である。

薬殺刑と電気椅子、処刑方法の希望を聞かれたカメオは
薬が効かず苦しみながら死んでいくことを恐れたので
電気椅子での死刑を希望したのである。