「分かつ血は無く、なればこそ。」「3Good」
トリック:1票物語:2票
「あんたはね、私達の実の子供じゃないんだよ…」
…と、両親から打ち明けられた娘。
彼女は両親の言葉を聞くや否や、{台所に包丁を取りに向かった。}
この時、両親の言葉を聞いた彼女が抱いたとある希望とは、どのようなものだろう?
…と、両親から打ち明けられた娘。
彼女は両親の言葉を聞くや否や、{台所に包丁を取りに向かった。}
この時、両親の言葉を聞いた彼女が抱いたとある希望とは、どのようなものだろう?
24年08月31日 21:57
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]

皆様は包丁、上手に扱えるでしょうか?私は「手を切りそう」「怖い」等言われつつ林檎の皮剥きが出来ます。
解説を見る
【答え】
{両親を飢えから救えるかもしれない}
{(自分の血肉は桃かもしれない)}
【とてもなが〜い解説】
時は昔。
ある村に、仲の良い老夫婦がおりました。
そして2人には、玉のように可愛い一人娘がいました。
その子は、あまりにも可愛いので鬼にさらわれてしまわないよう、「桃太郎」と呼ばれておりました。
元気な桃太郎と、優しい老夫婦。
仲良く暮らしていた3人でしたが、度重なる鬼から村への掠奪行為により、ひもじい生活を余儀なくされておりました。
食べ物を多く貰えるのは、働き盛りの男のいる家と、未来を担う子供のいる家ばかり。
3人に分けられる食料は少なく、その少ない食料すら、老夫婦は桃太郎に回してばかり。
そのせいで、ついに2人は倒れてしまいました。
必死に老夫婦を看病する桃太郎に、お母さんが言いました。
「あんたはね、私達の実の子供じゃないんだよ…だから、血の繋がらない私達なんて捨てておしまい。」
突然のお母さんの言葉に戸惑う桃太郎をお構いなしに、お母さんは続けます。
「5年前のことさ…私が洗濯をしていたら、大きな桃が川から流れてきたんだ。そして、その桃を切ってみたら、あんたが入っていたんだよ。」
「あんたは5年で成人までに大きくなった。それに、傷の治りも常人とは思えないほど早い。」
「桃太郎はきっと、仏様が遣わした特別な子なんだろう。そう思いながらも、私達の我儘でこの村に閉じ込め続けてしまった。…だからもう、自由になっていいんだよ。」
「あんたから、桃の匂いが香るたび、いつか言わなきゃと思っていたんだ。こんなに遅くなって、すまないねぇ…」
そう言って、お母さんは涙を溢しました。
お父さんもまた、優しい顔で桃太郎を見つめます。
そんな2人を見た桃太郎は、何かを決心したように、台所に向かいました。
そして桃太郎は…自身の手のひらに、包丁を突き立てました。
自分が桃から産まれたなら、自分から桃の匂いがするのなら…自分の血肉もまた、桃であるかもしれないと思ったからです。
戻ってきた桃太郎の手には、包帯が巻かれていました。
そして桃太郎の手には、皿と4切れの桃が乗っていました。
「お父さん、お母さん。これを食べて。」
「たとえ血が繋がっていなくとも…血が繋がっていないからこそ、私を見つけて、大切に育ててくれた2人のことを、私も大切に思っているんだよ。」
老夫婦は、すぐにその桃の正体に気が付きましたが…
2人はすぐに、目を見合わせて頷いて。
桃を2切れずつ食べました。
途端に、2人は見る見るうちに若返り…そこには、強靱な肉体を持った2人の男女がおりました。
おかげで、すっかり元気になった元老夫婦と桃太郎は、後に困窮する村の為に鬼退治へと向かうことになるのですが…
それはまた、別のお話。
{両親を飢えから救えるかもしれない}
{(自分の血肉は桃かもしれない)}
【とてもなが〜い解説】
時は昔。
ある村に、仲の良い老夫婦がおりました。
そして2人には、玉のように可愛い一人娘がいました。
その子は、あまりにも可愛いので鬼にさらわれてしまわないよう、「桃太郎」と呼ばれておりました。
元気な桃太郎と、優しい老夫婦。
仲良く暮らしていた3人でしたが、度重なる鬼から村への掠奪行為により、ひもじい生活を余儀なくされておりました。
食べ物を多く貰えるのは、働き盛りの男のいる家と、未来を担う子供のいる家ばかり。
3人に分けられる食料は少なく、その少ない食料すら、老夫婦は桃太郎に回してばかり。
そのせいで、ついに2人は倒れてしまいました。
必死に老夫婦を看病する桃太郎に、お母さんが言いました。
「あんたはね、私達の実の子供じゃないんだよ…だから、血の繋がらない私達なんて捨てておしまい。」
突然のお母さんの言葉に戸惑う桃太郎をお構いなしに、お母さんは続けます。
「5年前のことさ…私が洗濯をしていたら、大きな桃が川から流れてきたんだ。そして、その桃を切ってみたら、あんたが入っていたんだよ。」
「あんたは5年で成人までに大きくなった。それに、傷の治りも常人とは思えないほど早い。」
「桃太郎はきっと、仏様が遣わした特別な子なんだろう。そう思いながらも、私達の我儘でこの村に閉じ込め続けてしまった。…だからもう、自由になっていいんだよ。」
「あんたから、桃の匂いが香るたび、いつか言わなきゃと思っていたんだ。こんなに遅くなって、すまないねぇ…」
そう言って、お母さんは涙を溢しました。
お父さんもまた、優しい顔で桃太郎を見つめます。
そんな2人を見た桃太郎は、何かを決心したように、台所に向かいました。
そして桃太郎は…自身の手のひらに、包丁を突き立てました。
自分が桃から産まれたなら、自分から桃の匂いがするのなら…自分の血肉もまた、桃であるかもしれないと思ったからです。
戻ってきた桃太郎の手には、包帯が巻かれていました。
そして桃太郎の手には、皿と4切れの桃が乗っていました。
「お父さん、お母さん。これを食べて。」
「たとえ血が繋がっていなくとも…血が繋がっていないからこそ、私を見つけて、大切に育ててくれた2人のことを、私も大切に思っているんだよ。」
老夫婦は、すぐにその桃の正体に気が付きましたが…
2人はすぐに、目を見合わせて頷いて。
桃を2切れずつ食べました。
途端に、2人は見る見るうちに若返り…そこには、強靱な肉体を持った2人の男女がおりました。
おかげで、すっかり元気になった元老夫婦と桃太郎は、後に困窮する村の為に鬼退治へと向かうことになるのですが…
それはまた、別のお話。
「一時間が一分なら良いのに。」「3Good」
納得感:3票
一分間にちょうど一分時刻が進む時計。
そんな時計を見ながら男は苛立っている。
一体何故?
そんな時計を見ながら男は苛立っている。
一体何故?
24年09月08日 11:38
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
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渋滞に巻き込まれ、車一切進まないのにカーナビの到着予想を示す時計の時刻はどんどん進んでいくから。
「罪0%」「3Good」
トリック:2票納得感:1票
警察官が自宅まで来るのも時間の問題だと悟った男は、警察に連絡し自分のしたことを自白した。
その後悔い改めた男は、ケータイを必ず充電することを心に誓ったのだという。
一体どういう状況なのだろうか?
その後悔い改めた男は、ケータイを必ず充電することを心に誓ったのだという。
一体どういう状況なのだろうか?
24年09月09日 00:56
【ウミガメのスープ】 [rotary]
【ウミガメのスープ】 [rotary]
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警察官である男は、いつも鳴るはずの携帯のアラームが{充電切れ}により鳴らなかったため、{寝坊}してしまった。
そこで、上司が自宅に迎えに来る前に、自身の所属部署に電話をして寝坊したことを自白したのであった。
その後男は寝る前にケータイの充電を必ずすることを心に誓ったのだという。
そこで、上司が自宅に迎えに来る前に、自身の所属部署に電話をして寝坊したことを自白したのであった。
その後男は寝る前にケータイの充電を必ずすることを心に誓ったのだという。
「挨拶は騎士のように」「3Good」
納得感:3票
外国人に話しかける時、ひざまづいて深々と頭を下げる日本人がいる。
彼はなぜそんなことをするのか?
彼はなぜそんなことをするのか?
24年09月15日 21:53
【ウミガメのスープ】 [わかめ]
【ウミガメのスープ】 [わかめ]

要知識
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「ブラジルの人、聞こえますかー?」
「雨の日は傘を指す」「3Good」
納得感:3票
{(ゴロゴロゴロ…)}
雨の心配をしたカメオは、傘がないか探した。
そして予想していた所に傘があったことで、カメオはガッカリしたという。
どうしてだろう?
雨の心配をしたカメオは、傘がないか探した。
そして予想していた所に傘があったことで、カメオはガッカリしたという。
どうしてだろう?
24年09月18日 13:55
【ウミガメのスープ】 [猫判]
【ウミガメのスープ】 [猫判]

自作のリメイク問題です。知ってる方はそっと見守ってください。
解説を見る
(ゴロゴロゴロ…)
旅行に行くカメオは{キャリーバック}を引きずっている。
旅行先の天気が心配になったカメオはスマホで天気を調べてみた。
天気予報の地図で旅行先の場所に☔️{雨の傘マーク}がついているのを見つけたカメオは、せっかくの旅行が雨になってしまうと思ってガッカリしたのだった。
旅行に行くカメオは{キャリーバック}を引きずっている。
旅行先の天気が心配になったカメオはスマホで天気を調べてみた。
天気予報の地図で旅行先の場所に☔️{雨の傘マーク}がついているのを見つけたカメオは、せっかくの旅行が雨になってしまうと思ってガッカリしたのだった。