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みんなのGood

トリック:1票物語:3票
とある高級バー。
そこは高級な銘柄である「ウミガメのウイスキー」が評判の店だった。
閉店後、弟子は機会を見て棚へ手を伸ばし、同じ銘柄のボトルの中から一番古いものを選ぶ。
誰もいないのを確かめると栓を抜き、中身を別の容器に移し、手早くしまい込む。代わりに別の瓶から静かに注ぎ入れ、何事もなかったように元の場所へ戻した。

ある夜、マスターはそれを目撃した。
そして数日後、そのボトルを弟子に差し出し、短く言った。
「これはもう、お前にやる」
マスターはそのボトルを、乱暴にではなく、丁寧に差し出した。

なぜマスターは弟子を責めることもなく、そのボトルを差し出したのか?
26年01月26日 17:33
【ウミガメのスープ】 [ウセグイ]

締切日未定




解説を見る
そのバーには高級銘柄「ウミガメのウイスキー」のボトルが複数本あった。空になれば買い足すため、棚に並ぶボトルはどれも新しく見える。だが一本だけ、少しラベルの擦り切れた古いボトルが混じっていた。

マスターはその一本を“目印”として残し、中身だけを安いウイスキーにすり替えていた。客がまだ味を気にするうちは別のボトルから注ぎ、酔いが回った頃合いでその古い一本を使う。自分でも取り違えないようにするには、外見で分かる差が必要だったのだ。

弟子はその仕組みに気づき、閉店後、古いボトルの中身を抜いて空にし、自分の金で手に入れた同じ銘柄を注いで戻していた。

ある夜、その現場を見たマスターは数日後、古いボトルを弟子に差し出す。

「……これはもう、お前にやる」
「俺に、ですか。そんなもの、もらう理由がありません」
「分かってたんだろ。俺が何をしていたのか」
「……はい。黙って見過ごすのも違うと思って、言えない代わりに手を出しました」
「情けない話だ。看板の酒で客をだまして、平気な顔をしている」
「マスター……」
「お前は、止めてたんだな。俺が汚した一本を、黙って戻してた。……もうやめる」
「でも、俺も勝手なことをしました」
「いい。お前が立て替えた分も、帳面は俺が持つ。もう自分の金を削るな」
「……」
「口だけじゃ足りない。形にする。これは店の道具じゃない、俺の過ちだ。だから持っていけ。俺は、もう使わない」

弟子は黙って受け取った。

それからというもの、マスターは以前にも増して店に心を配るようになった。出す一杯はどれも丁寧で、客は「ここに来ると落ち着く」「また来たくなる店だ」と口をそろえた。評判の「ウミガメのウイスキー」も、その夜ごとに変わらぬ顔で静かに杯を満たしている。

その夜も笑い声が満ちる店を、口元に小さなほくろをつけたウミガメが、棚の上からただ黙って見下ろしていた。


簡易解説
マスターは、同じ銘柄が並ぶ棚で自分が取り違えないよう「一本だけ古いボトル」を目印にし、その中身だけを安いウイスキーにすり替えていた。
弟子はそれを見抜き、古いボトルを空にして自腹で本物の同じ銘柄を注ぎ直していたため、マスターは責められず、その“目印”のボトルも店に置けなくなって差し出した。
良質:3票
カメオはカメコに電話をかけてから彼女と遊びに行った。
遊びから帰ってきたカメオは何かを見てドキドキしている。

以下の2点をセットで答えよ。

1.カメコへの電話の内容
2.ドキドキしている理由
22年06月13日 22:22
【ウミガメのスープ】 [ごらんしん]



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1.上司のカメコへの病欠する旨の電話
2.遊びに行った場所の映像がニュースで流れ自分が映っていたから
良質:3票
怖い話を聞いたために、本来歩かなくていい道を歩いて帰宅している男。

何があった?
22年06月13日 21:47
【ウミガメのスープ】 [ron]



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怖い話を聞くのが好きな男は、タクシー運転手から怖い話を聞き出していたのだが、自宅に着いたタイミングで話が終わらなかった。
もう少しで終わるということなので、話が終わるところまで乗ることにして、そこからは歩いて帰った。
崖っぷちの二人「3Good」
トリック:2票納得感:1票
探偵・金星光は、能登(※注)の崖っぷちで犯人と対峙していた。
「馬鹿な真似はやめるんだ!」
「うるさいわね!そこをどきなさいよっ!あたしが今から身を投げるんだから!」
「いや、だめだ!たった一度の過ちで、命を粗末にしてはいけない!」
「何言ってんの?三度よ三度!あたしゃ三度も間違いを犯したのよ!」
「あ、そうだった」
「もう誰もあたしのことなんか… あたしはこの先、どの面下げて生きて行きゃいいっての?ねえ!言ってごらんなさいよ!どの面?え?どの面?!」
「あ、いや、どの面下げるかは答えかねますが、しかし、身を投げることはないんじゃないかなあ… 北の海は寒そうだし…」
「煮えきらない男だね、まったく!いいからそこをどきなっ!」…


〜らてらて探偵団への挑戦状〜
彼女の犯した「間違い」とはどんなものか?
さあ、推理してみたまえ。

(※注)重要ではありません。
22年06月22日 13:04
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]



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「犯人はあなたです!」の犯人当てに三度失敗したのだ。


(続き)
「やめるんだ!」
「どけっ!」
「わあっ!」
「あ。あれ?」
「どひゃあ〜~~~~~~~」

息せき切って駆けつけた蟹張警部が叫ぶ。
「や、奴は?奴はどこへ?!」
「下。飛び降りちゃった。止めたんだけどねぇ。自責の念よねぇ」
「な、なんですと?」
ヘナヘナと崩れ落ちる警部。
「金星さん、あなたいったい何をしとるんですか。三人もの無実の人たちを次々と犯人呼ばわりしたあげく、真犯人をみすみす死なせてしまうとは…トホホ…」
「クヨクヨしないの。次よ次。次頑張ればいいのよ。あはははは。…あれ?あ、あいつ手振ってる。なんだ生きてんじゃん。うわあ、寒そう。ほら、警部、助けに行ってらっしゃいな。さあ、ど~〜ん!」
「え、ちょ、あ、どひゃあ〜~~~~~!!!」
「よし。事件解決!」
物語:2票納得感:1票
「お腹が痛い」と、いつものようにカメオに訴えるカメコ。

カメオはいつものように『レストランらてらて』をスマートフォンの画面に表示させると、カメコに向けた。

それを見て、カメコはあからさまにたじろいだ。


カメオの行動は何を意図していたのだろうか?
22年06月26日 21:00
【ウミガメのスープ】 [藤井]

オールタイムぽんぽんぺいん




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解答
娘のカメコに、バイトの欠勤連絡を自分でするように促した。


解説
カメオの娘のカメコは、高校生になってから近所の『レストランらてらて』でアルバイトを始めた。
もとより体調を崩しやすいカメコは、中学生の頃からよく部活を休んだり塾を休んだりした。そのたびに父であるカメオが欠席の連絡を入れていたものだ。きっとカメコの打たれ弱い性格も関係しているのだろう。

アルバイトを始めると聞いて、カメオは心配ながらも良い社会経験になるとカメコの背中を押した。毎回疲れきった顔で帰宅しては「やっぱり辞めたい」と繰り返すカメコを何とか励まし続けた。それでもバイトの数回に一度は「お腹が痛い、休みたい」とカメオに訴えてくるので、最初はカメオが欠勤の連絡を入れていた。
……このままでは、いけないな。
高校生になった娘を見てカメオは思う。
お金をもらって仕事をする以上、アルバイトだろうと社会人だろうとそこには責任が発生する。カメコがこれから大人になっていくために、自分で責任を取ることを教えていかねばならない。

「お父さん…」

カメオが振り返ると、お腹をおさえていつものように「休みたい」と訴えてくるカメコ。
カメオはいつものように、スマートフォンにバイト先のレストランの電話番号を表示させた。いつもならこのまま発信ボタンを押すところだ。しかし、それはせずにカメオは画面をカメコに向けた。

「自分でお休みの連絡をしなさい」

「えっ……」

カメコは分かりやすくたじろいだ。嫌なのだろう。今まで避けて通ってきたことだから。
カメオはカメコに話をした。今のままではいけないこと。バイトを休むということは、そんなに簡単なものではないということ。誰かがその穴を埋めてくれていて、その手配をしてくれる人がいて、もしかしたら一人足りない状態で営業をしているかもしれなくて、カメコの知らないところでたくさんたくさん周りに迷惑をかけているのだということ。それを自覚したうえで、きちんと自分で連絡をしなさい、と。

カメコは苦い表情をしたまま、バイトの準備をして家を出て行った。


その後、カメコの欠勤は少しずつ減っていったようだ。
そんな娘を労いつつ、いつか大人になったカメコが、同じように後輩や自分の子どもに、自分の経験をもとにして話をしてやれる人に育ってくれれば…とカメオは思った。