みんなのGood

良質:3票
アキコは病気で両親を亡くし、弟のサブロウを何より大事にしていた。

大雨の日、黒い字が書かれた赤い紙を手にしたアキコ。
泣きそうになりながら何度も紙を濡らしたが、その字が消えることはなく、アキコはとても辛そうだった。

1か月後、サブロウは多くの人に笑顔で囲まれバンザイと叫ばれて、アキコも涙を見せながらも笑顔を見せていた。

アキコの笑顔は心からの喜びである。
そうすると1か月前に辛そうだったのは、いったいなぜだったのだろうか?
20年08月15日 21:30
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

こうやってウミガメ楽しめるのも平和だからですよ




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サブロウは小さな市ではあるが市長を務め、多くの人に支持をされている、アキコにとって自慢の弟だ。
1か月後には選挙を控えているが、今回はライバルが強力で勝てないかもしれない…と弱音を漏らしていた。

アキコは急な低気圧による大雨の日、治療した歯の跡がうずいたので歯医者に訪れた。
どうやら虫歯が進んでしまったようで、歯を削らないといけないようだ。

黒い字が印刷された赤い紙コップ。
治療の合間に何度も口をゆすぐ。そのたび水が継ぎ足されて紙コップは濡れる。やはりどうやっても痛いものは痛い。
アキコは治療の間、ずっと辛そうだった。

1か月も経つと歯の治療も終わり、アキコはすっかり歯の痛みから解放されていた。
一方のサブロウは選挙戦を終え、あとは開票を待つだけとなっていた。

結果は…サブロウが僅差で勝利を収めた。
支持者に囲まれ「バンザイ」と叫ばれるサブロウ。
アキコはその様子を見ながら心から喜び、思わず涙するのだった。

要約
虫歯の治療が痛くて辛かったから

納得感:3票
ラーメン屋「海亀軒」は普段、プラス100円で麺類を大盛りにできる。
たまたま大盛り無料サービスをしていたので、ショウタは200円余計にお金を払った。
どういうことだろう。
18年08月17日 19:45
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]

海亀軒シリーズ第5弾。シリーズ物ですが各問題に関連はないのでどこからでもお召し上がりいただけます。




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※要約解説は下にあります。

海亀軒には駐車場がないので、ショウタは近くのコインパーキングに車を止めて海亀軒に来店した。
コインパーキングは30分無料。海亀軒は空いていたので、いつも通りゆっくり食べても余裕で間に合う。

「中華そばお願いします」
「中華そばおひとつですね。麺は大盛りになさいますか?」
「いや、普通でいいです」
「ただいま大盛り無料サービス中ですが…よろしいでしょうか?」
店員が明るい笑顔で店内のポスターを指さす。そこには「大盛り無料サービス中」の文字。
大盛りにするつもりはなかったが、無料ならせっかくだから…という考えがショウタの頭によぎった。
「んーじゃあ大盛りにしてみようかな」
「かしこまりました!中華そば大1丁ー!」


「おまたせいたしました!中華そば大盛りです!」
ほどなく提供された中華そばを見て、ショウタは自分の決断を後悔する。
大盛りが半端じゃなく多いのだ。並盛りの軽く2倍はあるだろうか。
え、大盛りってこんな多いの!?無料でこれはサービスが過ぎるだろう…
と、思ったがせっかくサービスしてくれた手前、食べきらないと申し訳ないという気持ちもある。
ショウタは苦笑いを浮かべながら孤独なフードファイトに挑むことになった。

・・・

「・・・ごちそうさまでした」
「ありがとうございましたー!」
なんとか大盛りラーメンを平らげたショウタだったが、食べる時間がいつもの2倍以上かかってしまった。
この時すでにコインパーキングに車を止めてから40分が経過。
「駐車料金ハ、200円、デス。」
安易に無料に惹かれて大盛りにしなきゃよかったな・・・
と思いながら1時間分の駐車料金を精算機に投入するショウタであった。

【要約】
コインパーキングに車を止めて海亀軒に来店したショウタ。
ラーメンを大盛りにするつもりはなかったが、無料サービス中と聞き、せっかくだからと大盛りにした。
しかしその大盛りが多すぎて、予想以上に食べる時間がかかってしまう。
そのためコインパーキングの無料時間30分を超えてしまい、1時間分の駐車料金200円を払うことになる。
大盛り無料でなければ大盛りにすることもなく、駐車無料時間内にラーメンを食べきれたはずだろう。
トリック:2票納得感:1票
会議室で開かれる報告会の為、椅子の準備をしている田中。

ずらっと並んだ椅子の中で、ひとつだけ背もたれの付いた椅子があったので、田中はその椅子を指で突っついた。

一体なぜ?

※シンディで出題した問題を改変して再出題。知っている方は口の中に拳が入る自慢しててください
20年08月19日 00:39
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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新社屋の会議室にて。

まだ出来たばかりの会議室には椅子も机もない。

来週この会議室で開かれる報告会の為、庶務課の田中は椅子をネット注文しようとしている。

iPadのネットショッピングで「椅子」で検索。

画面上にずらっと椅子が並んだ。

「背もたれ付きの椅子がいいんだけど… 全然ないな。これひとつだけか」

田中は気になった背もたれ付きの椅子の詳細を知る為にその椅子の画像を人差し指でタップした。

「100人乗っても大丈夫? どんな椅子だよ!」
溜め息レストラン「3Good」
トリック:1票物語:2票
「溜め息が出るほど」と噂の夜景が見える高級レストラン。

予約しても半年待ちで有名なこの店に、タカシとケイコの親子が来店した。
ロマンチックな雰囲気の店に来店した親子を見て、周囲のカップル客たちは不思議がっていた。
あまり歓迎的ではない視線に晒され、なんとなく居心地が悪そうにしている二人を見たウェイターはすかさず、

「素敵な親孝行ですね。 我々も心を込めたおもてなしをさせていただきます」

と、大声を上げるでもなく、されど周囲の客たちに確かに聞こえる声量で告げた。
それを聞いた他の客たちは自分たちを少し恥じ、親子に軽く会釈をした。
息子を褒められたケイコは照れ臭そうにはにかみ、礼を返す。


タカシは心の中で{(母さん、ゴメン・・・)}と謝った。 何故?
20年08月20日 01:04
【ウミガメのスープ】 [異邦人]



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「素敵な親孝行ですね」

その言葉がタカシには深く刺さった。
それもその筈。半年前の段階では、

{「早く孫の顔が見たいわー」}

なんて、付き合って3年経つ恋人とのことを母のケイコに囃し立てられていたのだから。

タカシだって身を固める覚悟を決め、{恋人にプロポーズするために半年予約待ちの高級レストランを押さえたのだった。}

{しかし、予約日の1ヶ月前にタカシは恋人にフラれてしまう。} 何だかんだ理由を付けられたが、恐らく他に男ができていたのだろう。

落ち込んで落ち込んで、とことん落ち込んだ後にタカシが思ったのは、

{「予約したレストラン、どうしよう」}

ということだった。

プロポーズ計画は頓挫したわけだが、この人気レストランや噂の夜景そのものに興味が無いワケでも無い。 1ヶ月を切ってしまった今、キャンセル料とて発生する。
悩んだ末にタカシは、母親のケイコをディナーに招待することにして今に至るのだった。


(母さん、ゴメン・・・。あんなに孫を楽しみにしてくれていたのに今頃フラれるなんて、{俺はとんだ親不孝だよ・・・})と、溜め息が出るほどと噂の夜景を見ながら、タカシはそっと溜め息を吐くのだった。
飲んでミ口「3Good」
トリック:3票
飲むと健康な体になるというキャッチコピーで人気の麦芽飲料「ミ口」。
コップ一杯の牛乳に、スプーン三杯の「ミ口」を入れるのが正しい飲み方だ。

ウスイは小さい頃から、親の方針で甘いものは極力控えるように育てられていた。
「ミ口」を飲むときも、コップ一杯に対してスプーン一杯を入れたものばかりだった。

しかし、その事がウスイをとても強くした。
「ミ口」正しく飲んだ方が健康にいいというデータはあるのだが‥

いったいなぜ?


※この飲み物は「ミクチ」という飲み物です。ネスレのミロとは一切関係は‥‥ないです!
20年08月20日 13:34
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

アイスにする時は少量のお湯で溶いてから冷たいミルクを




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ウスイはこれといった特徴のない小学生。いわゆる印象が薄い存在だった。

ある日、ウスイの家に友人達が来たときのこと。
ウスイの母は「薄いミ口」を友達に出したのだった。

友人達(こ‥これって薄くないか?)

その事は「ウスイといえばミ口」と、皆に強く印象を残した。


20年後の同窓会‥
友達「ウスイの家ってミ口が薄かったよなー!」
とネタにされるほどに「薄いミ口」は強い印象だったのである。

そんな友人達は久し振りに話したウスイの髪を見て、その薄さが強く印象に残ったのだった。

要約
飲んでいたミ口が薄いことで、周りからの印象が強くなった