「家族」「3Good」
物語:3票
リビングで姉と一緒にテレビを見ていた海子。
しかし、そこにやって来た父によって、チャンネルが野球に変えられてしまう。
海子は姉と一緒に子供部屋に戻り、少しの会話の後、共に就寝する。
それからしばらくして、{海子の周りからすべての家族が消えてしまった。}
いったい何があったのだろう?
しかし、そこにやって来た父によって、チャンネルが野球に変えられてしまう。
海子は姉と一緒に子供部屋に戻り、少しの会話の後、共に就寝する。
それからしばらくして、{海子の周りからすべての家族が消えてしまった。}
いったい何があったのだろう?
19年08月29日 01:10
【ウミガメのスープ】 [粘膜王女三世]
【ウミガメのスープ】 [粘膜王女三世]

時間制限まではパソコンの前に張り付きます。よろしくお願いします。
解説を見る
海子が姉と見ていたテレビ番組は、子供の行方不明事件の詳細を公表し、事件の情報を視聴者から募るという内容だった。
「今回扱う事件は十二年前の女子児童誘拐事件。ご両親が目を離した隙に一才の亀子さんが連れ去られました。亀子さんのお腹には、特徴的な模様の痣があったとのことです。心当たりのある人は……」
海子の姉は、腹に刻まれた痣を海子に見せ、訴える。
{「自分は浚われて来た子供かもしれない」}
姉は海子ともよく相談し、このことを警察に伝えることを決める。
姉妹抱き合って一緒に寝たのは本当に久しぶりのことで、そしてそれが最後となった。
数日後、誘拐事件の被害者として両親が逮捕される。姉は本来の両親のところへと返された。
一人ぼっちになった海子は、児童養護施設で家族とは何かを考え続けている。
「今回扱う事件は十二年前の女子児童誘拐事件。ご両親が目を離した隙に一才の亀子さんが連れ去られました。亀子さんのお腹には、特徴的な模様の痣があったとのことです。心当たりのある人は……」
海子の姉は、腹に刻まれた痣を海子に見せ、訴える。
{「自分は浚われて来た子供かもしれない」}
姉は海子ともよく相談し、このことを警察に伝えることを決める。
姉妹抱き合って一緒に寝たのは本当に久しぶりのことで、そしてそれが最後となった。
数日後、誘拐事件の被害者として両親が逮捕される。姉は本来の両親のところへと返された。
一人ぼっちになった海子は、児童養護施設で家族とは何かを考え続けている。
「綺麗な曲線」「3Good」
納得感:3票
カメコは綺麗な曲線を描くために、直線定規を使った。
一体何故?
一体何故?
19年08月31日 20:00
【ウミガメのスープ】 [ENE]
【ウミガメのスープ】 [ENE]

出題してしまいました...
解説を見る
席に座ったカメコは、机が揺れていることに気付いた。
このままでは、これから描く曲線がブレてしまう。
そこで、グラグラと揺れる机を安定させるために、カメコは机の脚に直線定規を差し込んだ。
このままでは、これから描く曲線がブレてしまう。
そこで、グラグラと揺れる机を安定させるために、カメコは机の脚に直線定規を差し込んだ。
「王様の耳は犬の耳」「3Good」
物語:2票納得感:1票
みんながスマホを持ちながらカメオの後ろをついてくるので「なあ俺、王様みたいでしょ??」と友達に自慢したところ、「いいや、お前は犬だよ。」と言われてしまった。
一体なぜ?
(要微知識ありです。)
一体なぜ?
(要微知識ありです。)
19年09月01日 09:33
【ウミガメのスープ】 [弥七]
【ウミガメのスープ】 [弥七]

ちょっと遅めの朝食にスープをどうぞ。
解説を見る
<解説>
簡易解答:高身長のカメオは人混みの中でも非常によく目立つので、駅前で立っているとよく目印(待ち合わせ場所)にされる。その姿は王様というよりはまるで{渋谷のハチ公}だ、と友達は言ったのである。
みんながスマホを持っているのは、カメオを目印にして待ち人と連絡を取っているためである。
(関西の方は馴染みが少なくてゴメンナサイ。)
簡易解答:高身長のカメオは人混みの中でも非常によく目立つので、駅前で立っているとよく目印(待ち合わせ場所)にされる。その姿は王様というよりはまるで{渋谷のハチ公}だ、と友達は言ったのである。
みんながスマホを持っているのは、カメオを目印にして待ち人と連絡を取っているためである。
(関西の方は馴染みが少なくてゴメンナサイ。)
「百物語をしていたんです。」「3Good」
物語:3票
ある夏の日の、深夜のことである。
「夏と言えば怖い話だよね~」ということで、加蓮、周子、文香、美波、小梅の5人が、小梅の部屋に集まって百物語をしていた。
5人は順々に怖い話をしては、1本、また1本とろうそくの火を消していく。そしてついに100本目、最後に1本残ったろうそくの火が消された時、5人は怖くなって部屋から全員逃げ出してしまうのだが、
{逃げる時に5人全員が、元々百物語に使っていた火の消えたろうそくを持っていたのはなぜだろう?}
「夏と言えば怖い話だよね~」ということで、加蓮、周子、文香、美波、小梅の5人が、小梅の部屋に集まって百物語をしていた。
5人は順々に怖い話をしては、1本、また1本とろうそくの火を消していく。そしてついに100本目、最後に1本残ったろうそくの火が消された時、5人は怖くなって部屋から全員逃げ出してしまうのだが、
{逃げる時に5人全員が、元々百物語に使っていた火の消えたろうそくを持っていたのはなぜだろう?}
19年09月01日 18:13
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]

まだギリギリ怖い話のシーズンだと信じて、ホラーなスープを初出題です。
解説を見る
100本目のろうそくが消されたその瞬間、家がグォンと大きな音を立てて揺れ始めた。
…地震だ!それも、おそらくかなり大きい。スマートフォンも緊急地震速報のアラームを鳴らしている。…地震が起こる前に鳴れや。
突然の地震に命の危険を感じた5人は怖くなって家から避難しようとしたのだが、その時誰かが叫んだ。
「みんな!出来たらろうそくも持っていこう!{もしこの地震で停電することになったら、今後ろうそくが役に立つから!}」
これに納得した5人はとりあえず手近なろうそくを持って、そのまま全速力で家から逃げ出した。
外に出て揺れが収まるのを待つ5人は、少しずつ冷静さを取り戻すのと同時に、この地震が、弱くはないものの思っていたより大きなものでもないことに気付く。百物語の直後に起こった地震だったため、強く驚いた5人は実際より余計に揺れと恐怖を感じてしまったのだろう。じきに揺れは完全に収まり、結局停電も起こらなかった。
加蓮「…結局停電にはならなかったけどさ、百物語のろうそくを持っていけって、良いアイデアだよね!もしもっと強い地震が来てたら、部屋に取りに戻ることも出来なかっただろうしね。あれ、誰が言ったの?」
周子「あたしもあれ聞いてなるほどって思ったよー。あの状況であんなこと思い付けるの、文香さんくらいじゃないの?」
文香「…いえ、私では、ありません…。実を言うと…あの時私は、地震に驚いて…口も利けない状態になっていました…。むしろ私も、あの言葉で我に返って…逃げることが、出来たんです…。」
美波「…え?わ、私もてっきり文香さんが言ってくれたのかと…。それじゃあ、小梅ちゃんが…?」
小梅「ううん…。私も…違うよ…?」
加蓮「え?それじゃあ、一体誰があんなことを…?」
5人「…………」
終
制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ
簡易解説
百物語の最後のろうそくを消したその瞬間、大きめの地震が起こった。命の危険を感じた5人は怖くなって逃げようとするが、地震で停電することになった場合にはろうそくが使えることに思い至り、百物語に使っていた中から手近なろうそくを持って全速力で家から逃げ出した。
※実際に大地震に遭遇した場合には、何か物を持って行くこと等は考えずにとにかく建物内から逃げることだけ考えましょう。
…地震だ!それも、おそらくかなり大きい。スマートフォンも緊急地震速報のアラームを鳴らしている。…地震が起こる前に鳴れや。
突然の地震に命の危険を感じた5人は怖くなって家から避難しようとしたのだが、その時誰かが叫んだ。
「みんな!出来たらろうそくも持っていこう!{もしこの地震で停電することになったら、今後ろうそくが役に立つから!}」
これに納得した5人はとりあえず手近なろうそくを持って、そのまま全速力で家から逃げ出した。
外に出て揺れが収まるのを待つ5人は、少しずつ冷静さを取り戻すのと同時に、この地震が、弱くはないものの思っていたより大きなものでもないことに気付く。百物語の直後に起こった地震だったため、強く驚いた5人は実際より余計に揺れと恐怖を感じてしまったのだろう。じきに揺れは完全に収まり、結局停電も起こらなかった。
加蓮「…結局停電にはならなかったけどさ、百物語のろうそくを持っていけって、良いアイデアだよね!もしもっと強い地震が来てたら、部屋に取りに戻ることも出来なかっただろうしね。あれ、誰が言ったの?」
周子「あたしもあれ聞いてなるほどって思ったよー。あの状況であんなこと思い付けるの、文香さんくらいじゃないの?」
文香「…いえ、私では、ありません…。実を言うと…あの時私は、地震に驚いて…口も利けない状態になっていました…。むしろ私も、あの言葉で我に返って…逃げることが、出来たんです…。」
美波「…え?わ、私もてっきり文香さんが言ってくれたのかと…。それじゃあ、小梅ちゃんが…?」
小梅「ううん…。私も…違うよ…?」
加蓮「え?それじゃあ、一体誰があんなことを…?」
5人「…………」
終
制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ
簡易解説
百物語の最後のろうそくを消したその瞬間、大きめの地震が起こった。命の危険を感じた5人は怖くなって逃げようとするが、地震で停電することになった場合にはろうそくが使えることに思い至り、百物語に使っていた中から手近なろうそくを持って全速力で家から逃げ出した。
※実際に大地震に遭遇した場合には、何か物を持って行くこと等は考えずにとにかく建物内から逃げることだけ考えましょう。
「悲しみのない自由な空へ」「3Good」
物語:3票
弱さゆえに、私は過ちを犯した。
たとえ真実を告白したとて、何かが変わることはない。
私は大空を見上げ、彼とは二度と会えないだろう、と涙した。
一体何があったのだろう?
たとえ真実を告白したとて、何かが変わることはない。
私は大空を見上げ、彼とは二度と会えないだろう、と涙した。
一体何があったのだろう?
19年09月02日 16:11
【ウミガメのスープ】 [みづ]
【ウミガメのスープ】 [みづ]

元ネタのスピンオフ。ありがとうございました。
解説を見る
私には、時を同じくして産まれた兄弟たちがいました。
彼もそのうちの一羽です。
皆は彼のことを醜いといじめました。
彼だけが、薄汚れたような灰色の毛であったから…。
幼い私は、彼を助けなかった。
兄弟たちに同調しなければ、
私も孤立するのでは?
彼のようにいじめられるのでは?と恐怖したからです。
本当は一度だって、私は彼のことを醜いと思ったことなどないのに。
~何を今更。はいはい、綺麗事だね(誰かの声)~
良いのです。誰からも信じてもらえなくても。
己の保身のために、彼を罵り、傷つけた事実は絶対に消せないのですから。
私たちの元を去り、悲しみや孤独に耐えて一冬を越えた彼は…美しくその姿を変えました。
彼はアヒルではなく、白鳥だったのです。
美しい翼をはためかせ、まだ見ぬ大空へと飛び立った彼。
私は飛ぶことのできない、アヒル。
彼の姿は彼方に消えました。
大空を見上げたままの私は、いつの間にか泣いていました。
きっともう二度と、彼に会うことはできないのでしょう。
※元ネタ「みにくいアヒルの子」
彼もそのうちの一羽です。
皆は彼のことを醜いといじめました。
彼だけが、薄汚れたような灰色の毛であったから…。
幼い私は、彼を助けなかった。
兄弟たちに同調しなければ、
私も孤立するのでは?
彼のようにいじめられるのでは?と恐怖したからです。
本当は一度だって、私は彼のことを醜いと思ったことなどないのに。
~何を今更。はいはい、綺麗事だね(誰かの声)~
良いのです。誰からも信じてもらえなくても。
己の保身のために、彼を罵り、傷つけた事実は絶対に消せないのですから。
私たちの元を去り、悲しみや孤独に耐えて一冬を越えた彼は…美しくその姿を変えました。
彼はアヒルではなく、白鳥だったのです。
美しい翼をはためかせ、まだ見ぬ大空へと飛び立った彼。
私は飛ぶことのできない、アヒル。
彼の姿は彼方に消えました。
大空を見上げたままの私は、いつの間にか泣いていました。
きっともう二度と、彼に会うことはできないのでしょう。
※元ネタ「みにくいアヒルの子」