みんなのGood

「愛してる」「3Good」
トリック:1票物語:1票納得感:1票
男には、旧友がいた。今は疎遠となったが、その旧友は結婚もしたと聞いている。きっと幸せに暮らしているのだろう。

男は、そんな旧友と20年ぶりに出会った。名を名乗られたので、昔と変わってはいても旧友だとわかった。
それからしばらく黙っていた旧友は、こう告げた。

{「愛してる」}

それを聞き、男は涙してうつむいた。

男の涙の理由とは?
19年07月17日 21:53
【ウミガメのスープ】 [小麦]

初出題です、よろしくお願いします




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男は、死刑に当たる罪を裁く刑事事件の裁判員として選ばれた。
被告席には、懐かしい旧友の姿が。旧友は、難病の妻を殺害した罪に問われていた。
裁判の冒頭に、旧友は被告人として名前と本籍、職業などの人定質問に答える。
淡々と続く陳述の間、旧友はじっと黙っていた。

そして最終陳述で、涙ながらに語り始めた。

「愛してる、カメ子」
「苦しさのあまり、もう死にたいとあいつは何度も私に願いました。日に日に壊れて、衰弱して行くあいつを見ている事が出来なかった。だからそっと、………。私の事は死刑にして下さい。そうすれば、あの世でまたあいつと会えるかもしれないから。」
「愛してるよ、カメ子……」

男は、旧友の愛と葛藤を聞いて涙を流した。
周知の秘密「3Good」
良質:3票
ある日、カメオがウミコにプロポーズをした。

ウミコは翌日に「秘密が秘密ではなかったと分かったので死にます」という遺書を残し自殺してしまった。

なぜ、ウミコは自殺してしまったのだろうか。
19年07月20日 13:47
【ウミガメのスープ】 [メジロ]

初投稿のため、至らぬ点があります。ご容赦ください。




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ウミコは性同一性障害であり、男装をして男として生きてきた。
ウミコは完璧に男になれていると思っていた。
ウミコはカメオとも男同士の友達だと思っていた。
しかし、ウミコはカメオから衆人環視のもとでプロポーズを受けた。
ウミコは男が男に告白されているのに周囲の人が生暖かい目で見ているのに疑問を抱き、自分は回りから女として見られていると気付いた。
ウミコは自分が女という秘密が周囲にばれているという絶望で自殺してしまった。
【夏の夜の夢】「3Good」
トリック:2票納得感:1票
ある蒸し暑い夏の日に、大きな木に引っかかっているいる夢を見たヤマダは夢占いの店へと向かった。
しかし、ヤマダは占いの類を信じてはいないという。
一体何故だろうか?
19年04月11日 20:30
【ウミガメのスープ】 [OUTIS]



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台風が通過した翌日、蒸し暑い空気の中ヤマダは台風に飛ばされて大きな木に引っかかった「夢占い屋の看板に書かれている”夢”の文字」を見つけた。
彼はこのままでは危ないと判断し、書かれていた夢占いの店に看板の事を知らせに向かった。
都市化計画遅延中「3Good」
良質:3票
あるショッピングセンターの一角でウミコは服を脱がされている女を見かけた。
人目に付く場所ということもありそれを怪訝に見る人々は当然いるのだが、ウミコも他の客もある事情に気が付くと注意することもなく去っていく。
女にはどんな事情があったのでしょうか?
19年07月21日 00:08
【ウミガメのスープ】 [仔馬の尻尾]



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女は赤ん坊で、一緒にいる父親に人目につく共用ベンチでオムツ交換をされていた。
ウミコのいたショッピングセンターには男性が子どものオムツ交換を出来るような設備が整っていなかった為、赤ん坊を寝かせられる場所が他に無かったのである。
周囲に母親がいる様子もなく、父親だけではオムツ交換をできる場所が無いため仕方なく女はベンチを使っているのだと気付いた人々は注意などをせずに立ち去るのであった。



~以下、物語の顛末~
まだ赤ん坊である女の服を脱がせていたのは父親であろう男性だった。

どうやらオムツ交換をしているようだが、そんなのはトイレでやるべきだろう。
食事をする人だっている休憩用ベンチで大泣きしながら服を脱がされる女の子はどうしても注目を集めてしまっている。

(周りへの配慮も当然だけど、赤ちゃんとは言えこんな場所で裸にされる娘さんが可哀想じゃないのかしら……)

ウミコは男性に場所を変えるよう提案くらいはすべきだろうかと考えたが、あることに気が付いた。

ここはバリアフリーに力を入れている現代的な都会のショッピングセンターと違い、古い田舎町のショッピングセンターだ。
そう、未だにこのショッピングセンターでは女性用トイレには当たり前に設置されているおむつ替えシートが男性用トイレに存在しないのである。
当然授乳室に男性が入ることはできず、車椅子用トイレはあるものの多目的トイレと違い赤ちゃんを寝かせることのできる場所は無い。
別行動をしているのか片親なのか、母親ならば困らなかっただろうが父親では娘のオムツ交換を人目に付く休憩用ベンチでするしかなく、不快感からか泣いている彼女は仕方なくこんな場所で服を脱がされているのだろう。

初めは怪訝な顔をしていた他の客たちも小声で「え?男子トイレに交換台って無いの?」「お母さんじゃないと使える場所が無いのか、可哀想に」「お父さんも大変ねえ」などと話しながら父親と娘の事情に気付くなり素通りしていく。
同じく事情に気付いたウミコは男性に声を掛けることなくその場を去り、要望をアンケートボックスに入れることにした。


【お客様の声】
ここを利用するお父さん達とその家族の為に男性用トイレにもおむつ替えシートを増設するかベビーベッドを置いてあげてください。
多目的トイレができると更に良いと思います。
トリック:1票納得感:2票
人懐こく、ドライブとおしゃべりが大好きなカメオ。
そんなカメオを知る人たちは、よくタクシーのようにカメオを呼びだしました。
そしてカメオは、友人とのドライブを楽しむのです。

普段カメオは仕事で使い慣れた古い車に乗りますが、
ある人を乗せるときだけ兄の赤いスポーツカーを借りるようにしています。

なんで?
19年07月18日 08:44
【ウミガメのスープ】 [@8]

闇解除しました




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カメオの住む街は、高さ制限のあるトンネルが多い土地でした。
配達業を営むカメオは、自前の中型トラックでは通れないトンネルを迂回しながらゆったりと友人とおしゃべりをするのが大好きです。

しかし、そんなカメオにも苦手な人がいました。
会う度に人の悪口を振り撒くような人です。
それでもその人だけを断ることの出来ないカメオは、仕方がないのでその時に限り兄の車を借りトンネルを通り、最短ルートでアッシーくんの役目を果たすのでした。