みんなのGood

トリック:2票納得感:1票
カップルがすごい喧嘩をしてたからって、カメオが慌てて私を頼ってきたの。

ほんとに都合のいい時しか頼ってくれないんだから・・・ところで私の正体って?
20年01月31日 21:09
【20の扉】 [とろたく(記憶喪失)]

風に向かって俺の名前を呼んでみな




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ハロー、私、【図書館】にある【手話の本】。

この前図書館でカップルが大喧嘩してたんだけど、あまりに激しい手話だったからいろんな人がその光景を見てたんだって。
その場にいたカメオも騒がしくはしてないから止めるに止めれなかったんだけど、結局私に頼って喧嘩を止めるために手話をちょっと勉強して止めることにしたってわけ。

ま、誰かに興味を持ってもらったことは普通に嬉しいけどね。


それじゃ、私は閉架に戻ろうかな。手話で{困ったことがあったら}いつでも読んで(呼んで)ねっ。 バーイ♪
物語:3票
2020年5月某日、奈緒は司法試験を受験した。その4ヵ月後である9月某日の合格発表の日、奈緒は司法試験合格者が掲示されている会場へとやって来た。
「受験番号は03460…。やっぱり不安だけど、でもあれだけ頑張って勉強してきたんだから、きっと大丈夫…。」と、自分に言い聞かせて掲示を眺め始めた奈緒だったが、残念ながら03460の受験番号はどこにも無かった。
奈緒は泣いてしまいそうになったがなんとか堪え、いつも励ましてくれていた親友の加蓮にも、ちゃんと結果を報告しようと考えた。奈緒はその場で加蓮に電話を掛け、応対した加蓮に「{受かってたよ!}」と嘘の報告をした。
一体なぜ?
20年02月02日 22:00
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]

ついに100問目の初出題です。正解者が出たらBSを始めます。




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奈緒と加蓮は共に司法試験合格を目指す 親友同士であった。いつも一緒に勉強して、分からないところは互いに教え合い、夢に向かって二人で懸命に頑張っていた。

ところが司法試験の1週間ほど前、加蓮が突然意識を失って倒れ、救急車で病院に運ばれた。加蓮は意識を取り戻したものの、そこで医者から、加蓮が非常に重い難病に罹患していること、既に手の施しようがなく余命はどれだけ長くてもあと半年であること、延命治療のため直ちに入院すべきであることを告げられた。
しかし加蓮は、「自分は今まで弁護士になるという夢のため、司法試験の合格に向けて頑張ってきました。どうせもう助からないのなら、私の人生の集大成として、入院する前に司法試験だけは受験させて頂けないでしょうか。」と強く懇願した。根負けした医者はこれを許し、加蓮は奈緒と共に司法試験を受け、試験終了後すぐに入院した。

司法試験は合格発表までに4ヵ月も掛かる。その間、加蓮は必死に治療を続けていたものの、次第に衰弱していき、9月頃には体を動かすのもやっとの状態になっており、合格発表の会場まで出向くことも困難となっていた。
そこで加蓮は、奈緒に自分の受験番号を教え、自分の代わりに合格発表の掲示を見に行ってもらうように依頼したのだ。

奈緒「ううう、緊張してきた…。もう吐きそう…。」
加蓮「…ちょっと、何言ってんのよ笑。大丈夫、奈緒なら受かってるよ。自信持って。」
奈緒「…そうだな。やれるだけのことはやったもんな。きっと加蓮も受かってるはずだ。…それじゃあ、そろそろ見に行って来るよ。電話で連絡するから、準備していてくれ。」
加蓮「うん、わかった。気を付けてね。」

そして奈緒は合格発表の会場にやって来た。
奈緒「私の受験番号は01765、加蓮の受験番号は03460…。やっぱり不安だけど、でもあれだけ頑張って勉強してきたんだから、きっと大丈夫…。ちゃんと二人とも受かってるはずだ…。」
そう言い聞かせて掲示を眺め始めた奈緒。すぐに自分の番号である01765を見付けることが出来た。
奈緒「や、やった…!次は加蓮の番号だ…!03460…03460…!」
奈緒「…あれ?…おい、嘘、だろ…?加蓮の番号が、どこにもない……。」
奈緒は03460の受験番号を見付けることが出来なかった。

加蓮は、不合格だった。

奈緒は病に冒されながらも必死で試験を受けた加蓮のことを思い、泣きそうになったもののなんとか堪え、約束通り加蓮にも電話で結果を報告することにした。
加蓮「もしもし?奈緒、どうだった?」
しかし奈緒は、今までの加蓮のことを考えると、どうしても本当のことを伝えることが出来なかった。
奈緒「……加蓮の番号、ちゃんとあった!{受かってたよ!}本当におめでとう!」
加蓮「…え?う、うそ、ホントに…?」
奈緒「ホントだって!ついでに、私も受かってたよ。二人で合格したんだ!」
加蓮「そっか、奈緒も…!良かった…おめでとう…!本当に、良かった…!」
電話を切った後で、奈緒は泣き続けた。

それからほんの数日後、加蓮は息を引き取った。奈緒は最後まで加蓮に真実を伝えることが出来なかった。それが正しい選択だったのか、考えたところで答えが出ることは一生ないだろう。ただ一つ、奈緒は「これからは加蓮の分まで頑張らなきゃいけないな」ということだけは理解していた。
12月から司法修習が始まる。奈緒は親友の想いを背負って、これからも夢に向かって歩き続けるのだろう。

簡易解説
奈緒と加蓮は共に司法試験合格を目指しており、03460は加蓮の受験番号であった。受験後に難病で入院し、合格発表までの間に病状が重くなり外に出られなくなった加蓮のため、奈緒が代わりに結果を確認して報告することになっていた。奈緒は加蓮が不合格であったことを確認したが、それを加蓮に伝えることが出来ず、「(加蓮が)受かってたよ!」と嘘の報告をした。
トリック:1票納得感:2票
漢字1文字を当ててください。



ノ一ヒントです。
20年02月08日 13:06
【20の扉】 [のりっこ。]




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問題文中で挙げた通り、

【ノ】 【一】 ←ヒントです。

タイトルより、ヒントには【く】だけ無いので、

正解は【くノ一】が書き順となる

【女】

です。
良質:3票
私はお昼休みにお気に入りのお弁当箱を
持っていこうとしたら友達に怒られてしまった。
なぜだろう?
20年02月08日 16:00
【ウミガメのスープ】 [ヴァルガリス]

最近お昼までお腹が持たない・・・




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ここは小学校。
小6の私はお昼休みに友達と一緒に、
お気に入りのお弁当箱でお弁当を食べていた。

友達「ねぇ、無人島に1つだけ持っていくとしたら、
   何持っていく?」
私 「えーっとね、私はこのお弁当箱を持っていく!」
友達「何で!?ライターとか、もっと役に立つものを
   持って行った方がいいって、お父さんが言ってたよ!」
私 「イヤ!このお弁当箱を持っていく!!」
Remember me…「3Good」
良質:3票
その日は地元の夏祭り。

屋台で売られているお面を買って来れば良かった、なんて男は的外れなことを思った。


どういう事だろう?
18年08月12日 00:26
【ウミガメのスープ】 [藤井]



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※残酷な描写があります










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僕は妻のカメコと暮らしていた。
3年前、僕たちの間に新たな命が宿ったのだが、悲しいことにその命はこの世に産み落とされる前に息を止めてしまった。
死産だった。
カメコはひどく塞ぎ込み、僕も辛い日々を送った。

このままでは駄目だと感じた僕は、犬を飼うことを提案した。
その翌年の春、愛くるしい目をした大きなラブラドール・レトリバーが我が家にやってきた。
僕らは、子どもにつけるはずだった「アイコ」という名をその犬に託した。
アイコが来たことによって、僕たちの日々は温かく賑やかなものになった。好奇心旺盛で懐っこいアイコは、カメコに飛びついて甘えたがった。カメコはそれを喜んだ。
アイコの存在により僕らはようやく、愛娘の死産という現実を数年越しに受け入れることができたのだ。


心穏やかに暮らせるようになったちょうどその頃、僕は数ヶ月の長期出張で単身赴任することになった。
カメコは「アイコがいるから大丈夫よ」と快諾してくれた。その晴れやかな笑顔に僕は安心していたのだ。



僕が単身赴任を始めて1ヶ月が過ぎようかという頃、カメコに異変が起きる。電話の頻度が格段に上がり、「寂しい、早く帰ってきて」と書かれたメールが重なっていった。
電話で話を聞くと、アイコが心の支えになってはいるものの、僕という存在が急に日常から消えてしまったことにより、解消されたと思っていた不安が一気にぶり返してきたのだという。
大切な存在を失う恐怖。
毎日泣き続けるカメコのそばを、アイコは一時たりとも離れなかった。


2ヶ月が経った頃。
その日、僕の携帯は死んだように息を潜めていた。カメコからの電話もメールも、一件たりとも入っていない。昼休みにこちらから電話をかけても無反応で、メールの返信も来ない。
嫌な予感がした僕は、無理を言って午後休を取り、急遽自宅へ帰った。

この日地元は夏祭りで、最寄り駅の改札を抜けると浴衣を着た人や家族連れで通りは賑わっていた。
そんな中を掻き分けるように僕は無心でひた走る。

祈る思いで自宅の扉を開けると、何ともいえない異臭が鼻をついた。鼓動が急激に速くなる。
「カメコ!!アイコ!!」 
リビングに駆けていった僕の目に飛び込んできたものは、酷くおぞましい光景だった。
辺りに散らばる大量の薬の空袋。横たわる死体、引き剥がされた顔面部、傍に佇む口元を真っ赤に染めたアイコ。
テーブルには丁寧な筆跡で書かれた遺書があった。

「失う恐怖に耐えられません。ごめんね、先に行きます。アイコをよろしくね。 カメコ」


アイコは最期までカメコの傍を離れなかった。
僕は自分の意思と無関係にガタガタ震えだす体を他人事のように眺めながら、お祭りで売っているであろうファンシーなお面でもカメコに被せて、その見るに耐えない無残な彼女の顔を覆い隠してしまいたいと思った。


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【要約】
夫の単身赴任中に、情緒不安により妻は自殺。
その亡骸の顔面部を飼い犬が食べていたため、夫はお面で隠してしまいたい衝動に駆られた。

【補足】
犬が死んだ飼い主を食べるというのは、そこまで珍しくもないそうです…。また、その7割は腹部や胸部でなく顔なんだそうです。(グーグル先生より)