みんなのGood

女の遅れた叫び「3Good」
納得感:3票
女が歩いていると、後ろの人は顔を下へ向け片手で口を覆った。
暫くして女は声をかけられてある事に気がつくと、途端に甲高い叫び声を上げた。
ある事とは一体何?
20年07月29日 18:27
【ウミガメのスープ】 [不由仔]



解説を見る
女は教師であり、保健体育の筆記テストの試験監視を担当していた。

女はここへ来る前にトイレを済ませて来たのだが、慌てていたのかスカートの裾をパンツの中巻き込んでしまい、後ろから見ると女教師のパンツが丸見えの状態になっていた。

気付いていない女教師は、そんな恥ずかしい格好になっていることも知らずに、生徒を監視しながら歩いて回る。

ふと、女教師より後ろにいた男子生徒が顔を上げると、女教師の履いていたパンツが目に入った。
慌てて顔を伏せて笑いを堪える男子生徒。
隣の異変に気付いた生徒が顔を上げて見渡すと、同じく目に入る女教師のパンツ。
そんな雰囲気が伝染して、テスト中その教室で異変に気付いていないのは、皮肉にも女教師だけとなった。

女教師が振り返ると、生徒が何故か息を殺すように震えて、手で顔を覆って俯いている。

「もう…保健体育のテストだからって、恥ずかしがっちゃって……」

女教師には生徒の様子がそう見えた。
テスト中は私語禁止のため、生徒も女教師の醜態を伝えようにも伝えられず、結局女は試験中ずっとパンツを晒したまま、テスト終了のチャイムが鳴った。

その後、1人の親切な生徒が教えてくれた。

「あの…先生……後ろ……スカートが…」
「え?……キャアァー!?」



【おばちゃん先生のパンツなんか見たって、嬉しくとも何とも無いよ。】
トリック:1票物語:1票納得感:1票
エアコンのリモコンを必ず持って出かける男。

一体何故?
20年08月01日 22:28
【ウミガメのスープ】 [特攻トマト]



解説を見る
エアコンのリモコンが故障していたせいで寝たきりの妻を熱中症で亡くしてしまった高齢の男。
精神的ショックでボケてしまい、もうとっくに直ってるリモコンを今日も修理屋に持っていくのだ。
Crossroads Blues「3Good」
物語:2票納得感:1票
ニノとヨツバはいつも一緒に書道教室に通っていた。
ニノは字が上手く、すらすらとキレイな字を書いていたが、ヨツバはお世辞にもキレイな字が書けてるとは言えなかった。

ある日の授業は「願い事を絵馬に書いて神社に奉納する」というものだった。
皆が色々な願い事を書く中、ヨツバも願い事を書いた。

「字がキレイになりますように。悪魔に魂を売っても構いません。ヨツバ」

ガタガタの字なので辛うじて読める程度。絵馬は特に手直しされることもなく奉納された。

1か月後、ヨツバは一人で書道教室に訪れた。
いつものように書道の授業が始まると…なんと!書道の先生よりも素晴らしい字を書きあげたではないか!

いったいどういうこと?
20年08月03日 22:37
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

俺と悪魔のブルーズ




解説を見る
ヨツバおばあちゃんは、若い頃は書道の天才とまで言われたほどの腕前だった。
しかし、目を白内障で患ってからは、物がかすんで見えるようになり、キレイに書けなくなっていた。

出歩くことも少なくなったヨツバおばあちゃんを見た孫のニノ。
少しでも外出して欲しくて、一緒に書道教室に通っていた。

「字がキレイになりますように。悪魔に魂を売っても構いません。ヨツバ」
と、絵馬に書いた翌日、ヨツバは『白内障の手術』を受けた。

手術後一か月経過し、しっかりと目が見えるようになったヨツバ。
足元が危ないと思うこともなく、ニノの手を借りずに一人で書道教室に訪れた。

目がしっかり見えれば、体には何に問題もない。見えればキレイな字は書けるのだ。

ヨツバは天才的な書道の腕前を発揮し、素晴らしい字を書いたのだった。

要約
目の手術をしたので、きちんと見て書けるようになった
I can fly「3Good」
トリック:1票物語:1票納得感:1票
あるニワトリが空を飛ぶ練習をしていました。

最初は1mしか飛べませんでしたが、2m、3mとどんどん飛べる距離を伸ばしていきました。

羽を羽ばたかせ自由に空を舞うことができるようになったニワトリ。

その結果ニワトリの鳴き声が変わってしまったのですが、一体何故でしょうか?


※シンディで出題済み問題。知っている人は親知らずを抜いていてください。
20年08月04日 22:50
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



解説を見る
自由に空を飛べるようになったニワトリはアメリカ大陸に渡りました。

そこではニワトリの鳴き声は「コケコッコー」ではなく「クックドゥールドゥー」

鳴き声、変わっちゃいました。
物語:3票
滅多に会えないが、兄が大好きな少女、しおり。
しおりの兄は大の本好きで、暇さえあればいつまでもベッドの上で本を読んでいた。
そんな兄の影響を受け、しおりもベッドの上で絵本を読むことが大好きだった。

そんなある日、最近は忙しくて会えなかった、兄が家に帰ってくることになった。
それを知ったしおりは大喜び。兄が帰ってくる日を心待ちにしていた。

だが、それを知った日から、しおりはベッドの上で二度と絵本を読まなくなったという。
それから何年経とうとも、しおりは決してベッドの上で絵本を開かなかった。

しおりは相変わらず、絵本も兄も大好きなのだが、一体なぜ?
20年08月08日 21:01
【ウミガメのスープ】 [輝夜]



解説を見る
【簡易解説】
{病気で幼い頃から入院していた}しおりの兄。
ある日ついに病気が治り、{退院}が決まったため、兄は家に帰ってくることになった。
結果、兄としおりは2人部屋になり、{二段ベッド}が設置されたため、二段ベッドの{上の段が影}になって手元がよく見えなくなってしまった。そのため、しおりはベッドの上で絵本を読まなくなった。

【解説】

「ままー!はやくはやくっ!」
私は苦笑しながら、走っていく娘、しおりを追いかける。兄に会えるのが嬉しくて堪らないのだろう。胸に絵本を抱き抱えながら、{病院}への道を走っていく。
しおりの兄は{幼い頃からここに入院している}。数えきれないほど会いにきているしおりにとって、病院はもう第二の家のようなものだろう。
最近は{私の仕事}が忙しく、ここに来るのは久しぶりだ。けれど、もう{ここにくるのは最後}と思うと感慨深い。
病院に入った瞬間、大人しくなるしおり。でも、その足取りは軽い。
「おにーちゃん!ごほんよんで!」
病室の扉を開けた瞬間、しおりが叫んだ。窓のそばの{ベッドの上で本を開いていた}息子が音を立てて本を閉じる。
「しおり、今日は何を持ってきたの?」
「みてー!さきさんとゆいさんのごほん!それでね、きいて!!まえね、さきさんとゆいさんにあったの!!すっごくやさしそうなひとでねっ……」
顔を真っ赤にして叫ぶしおりを微笑ましく見守りながら、話が終わるのを待つ。息を切らせて口を閉じたしおりのそばに屈み、視線を合わせる。
「ちょっとまってね、しおり。大事なお話があるの。お兄ちゃん、{おうちに帰って来れる}ことになったんだよ」
「え?おうちにいるの?おにーちゃんに、まいにちごほんよんでもらえるの?」
やったー!、と歓声をあげながら病室を跳ね回るしおりを、今回ばかりは注意する気にならなかった。

———————————————

その日から、家の大改造が始まった。兄と一緒に寝たいと駄々をこねるしおり。
せっかくだからと、二人を同じ部屋にすることにした。運び込むのは、{2段ベッド}。幼いしおりが{下の段}だ。

そしてその晚。
いつものように絵本を握りしめ、しおりがベッドに向かう。毛布にごそごそと潜り込み、絵本を開いたところで、しおりは気がついたらしい。
{2段ベッドの下の段は暗く、絵本が読めないことに}。
少し困った、泣き出しそうな顔を浮かべたあと、ぱっとその顔が輝いた。

兄が家に帰ってきた日。
いつものように絵本を握りしめたしおりは、上の段に向かって叫ぶ。
「おにーちゃーん!!ごほんよんでーー!」